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電撃6ハロン戦...タイム遅そう(爆)

早いものでもう秋のG1シリーズの時期になった。競馬ネタとしてはやっぱりディープインパクトの凱旋門賞挑戦がもっとも熱い話題とは思うが、今度の日曜日のスプリンターズ・ステークスにも注目したいね。

このレース、私が競馬を本格的にやり始めたときは年末有馬記念の前週に配置されていた。力関係が比較的読みやすく「外す方が難しい」と思うくらい草刈場みたいなドル箱レースで随分オイシイ思いをさせてもらったものだ。

今の時期に開催されるようになったのが2000年から。この年を境にハッキリしているのが3歳馬苦戦の現実。年末施行時はニシノフラワー・ヒシアケボノ・タイキシャトル・マイネルラヴと4頭が勝利したのに対し、2000年以降は出走頭数そのものが減少し未勝利どころか馬券対象にさえなっていない。やはりまだこの時期だと2kg程度の差では3歳馬は古馬に対抗できないと見るのが正解だと思う。ステキシンスケクンがどの程度の人気になるかわからないが今回に関しては見送りでいいと思う。むしろここで大敗してもらってマイルCSあたりで大穴なんてパターンが嬉しいですな。

私の予想スタイルは過去のデータに則って行う。勿論今回のスプリンターズSに関しても過去データは分析しているが、面子を見る限りほぼ狙い筋が決まってしまうので備忘録であげておこう。

◎サイレントウィットネス
○テイクオーバーターゲット
▲オレハマッテルゼ

サイレントウィットネスとオレハマッテルゼに関しては休み明けというのが不安要素、特に前者は昨年スプリンターズS以来勝ち星もなくそろそろ能力の衰えがある頃とも思えなくはないが昨年よりメンバーの力量は落ちるからじゅうぶん馬券対象になり得ると見ている。

サマースプリント王シーイズトウショウは当日の馬体重次第。桜花賞2着があるがここ数年は1200m専門になっておりちょっと厳しいだろう。

まるで見たことがないので判断に苦しむのが英国2騎だ。パワータイプなら無条件に消しと思っているが、何せ60kgを超えるような斤量を背負って走ってきている連中なので定量57kgなんてカラ馬みたいなものかもしれない。アテにならない新聞情報でしか判断できないところが辛いが人気がないようなら穴で一考ですな。
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[ 2006/09/30 13:21 ] 競馬日誌 | TB(0) | CM(0)

たまには違う弦でも

ヴァイオリン弾きなら当たり前の知識だと思うが素材という側面から見ると弦は①ガットナイロンスチールに大別される。その内私がこれまで使ったことがあるのは②ナイロンのみである。E線については裸弦スチールのゴールドブロカットを使うことが多い。
①ガットはよさそうなんだけど値段が高いし調弦が安定するのに時間がかかるというのが面倒そうで今のところ試すつもりはない。時間が限られている中年フィドラーにチンタラ過ごす時間はないのである(笑)。
③スチールについては、ヘリコアを張っている兄弟弟子の楽器がペグでは異様にチューニングし辛かった印象が強くてこれまで試していなかった。アジャスタは付け足したくないしね。音色は結構よかったので興味はあったのだが...。

因みに私がこれまで使ってきた弦はDominantAverna(紫)Tonica。Tonica が我がパントルとよくマッチしているように感じたし、値段もDominant より安価なのでここ1年くらいはこれに落ち着いていたというのが現状だ。

今年に入り弦メーカーの値上げがあり、3000円を切るか切らないかくらいで仕入れることができたTonica も煽りを受けたし、オークションでよく仕入れていたところがE線ボールエンド仕様をなぜか扱わなくなったりしたので、たまには違う弦を試してみようという気分になった。

そこでハタと試してみたくなったのがスチール弦である。
ネット検索中たまたまヒットしたのがこれだった。

Pirastro Flexocor Permanent
メーカーはTonica と同じPirastro社。チェロやコントラバスではよく使われる弦みたいだが、ロビー・ラカトシュが使っているという話があるものの、ヴァイオリンではあまり聞かない。HN替え投稿で宣伝していると散々叩かれている掲示板をいくつか見かけた点が大きなマイナスポイントだが、「スチール弦でもペグ調弦対応できるタイプ」との風評もあったので試しに導入してみることにした。


触った感覚はフニャフニャに柔らかい。早速張替え作業に入る。確かにナイロンよりは音程が急に上がるような感覚があるがペグでじゅうぶん扱えそうなレベルでアジャスタは多分必要ないという感触を得ることができた。

gagesize.jpg張替え途中での写真がこれ(G線・D線=Flexocor、A線=Tonica)。
ピンボケでちょっと見づらいかもしれないが、D線がエラく細い。Tonica がもともと太めの弦であることを考慮してもかなり細いね。これに慣れてしまうとナイロン弦に戻したときに違和感が大きいかも...。


張り終えてからまずは大雑把に調弦。一旦納まるべきところに納まったら安定するのは早い。この辺はさすがスチール弦だね。いざ構えて調弦をやってみたが、これならじゅうぶんペグでできる。兄弟弟子のヘリコアを試したのはもう1年近く前だったから、今やれば何とかなるのかもしれませんな(苦笑)。
時間が遅かったのでかなり弱めの音で試奏してみたが、「柔軟性とレスポンスの良さを追求した」との触れ込み通りかなりレスポンスはよさそうだ。トリプレットはかなり引っ掛けやすそうな感じがする。弦を捉える指の感触も悪くない。ゲージの細さは弾いてみた感じではあまり気にならないし、これは週末が楽しみだ。音色など実際の弾き心地や聴き心地はまた別途紹介することとしよう。
[ 2006/09/28 23:41 ] Fiddle | TB(0) | CM(4)

超絶技巧と妖しい音楽的魅力に酔いしれるための映像

『Paganini 24 Caprices』~パガニーニ 24の奇想曲 / Alexander Markov
ヴァイオリン・ウェブの掲示板を見ていて欲しくなったDVD がこれ。元々1989年の作品らしいが、最近になってDVD化されたようだ。アレクサンデル・マルコフによるパガニーニの奇想曲コンサートを『Art Of Violin』も手掛けているブリュノ・モンサンジョンが映像化した作品だ。


paganini.jpgニコロ・パガニーニについては詳しい解説は必要あるまい。現代ヴァイオリン奏法の源ともいえる名ヴァイオリニストにして作曲家。シューベルトが家財道具を売り払ってまで彼のコンサートのチケットを入手し大いに感激したという逸話もある。Wikipedeaにも解説があるのでよくご存じない方は参照されたらいいと思う。


Alexander Markovって、誰それ?実はクラシック門外漢である私はこれであったが、この写真を見たら「あぁ、この人ね」という向きも多いのでは?
artofvln.jpg冒頭で少し触れたが『Art Of Violin』という様々なヴァイオリニストを追いかけ現代ヴァイオリンに至る歴史を綴った映像作品の中でパガニーニの悪魔的奏法を実演というシーンに登場した人物だ。弓と左指による猛烈なピチカート嵐のシーンだけが出ていたわけだが、そもそも出典は今回購入した映像となっている。何となく風貌もパガニーニを意識した雰囲気がするがどうだろうか。


パガニーニの奇想曲については五嶋みどりのCDをよく聴いていたので曲は知っていた。正直聴いているだけではどうやって弾いているのかまるっきりわからない部分があったりしたものだが、今回弾き手が違うとはいえ映像で観ることができて実に嬉しいとともに、「こいつ、アホ」と思うくらいとんでもないことを平気でやっていることに驚かされたねぇ。

finger.jpgまぁ、呆れるくらい大きく長くて綺麗な指だ。このバケモノみたいな手がバケモノみたいに縦横無尽に動き回る様を余すところなく映像で捉えている。

Markov_2.jpgこれは確か一弓連続スタッカートのシーンだったと記憶している。この方は小指はこうやって弓から離れていることが多いみたいだ。ちょっと分かりづらいかもしれないがほぼ中指と親指だけで弓を支えているように見える。

righthand.jpg決定的瞬間をキャプチャできなかったのだが、スピッカートのときの親指は完全に弓反りになっていた。他の方はどうなのかわからないが、「親指は軽く曲げた状態で弓を保持する」とされる弓の持ち方からはまるっきり逆行するシーンに目が釘付けになったりしたものだ。


若干映像を懲りすぎていて見ていて疲れる箇所もあったりするのだが、全体的にはよく撮れている映像作品だと思う。私レベルの人間の参考になるようなレベルの演奏ではないが、観ておいて損はないと思います。
[ 2006/09/25 00:17 ] Others | TB(0) | CM(4)

のんびりとお稽古

昨日はフィドルのレッスン。相変わらず平日は練習できずのパターンだが中2週あったし3連休もあったので多少はマシかな。
普段よりは遅めのレッスン開始時間だったから付け焼刃の練習にも時間を使えるのでまた新ネタをとも考えたがたまにはじっくり仕上げようと「The Star Of Munster」「Ward's Favorite」「Kanon Variation」を弾きこんでから出かけた。




師匠「座って弾きますか?」
「たまにはそれもいいですね、って普段練習中も大体座って弾いていることが多いんですけどね」
師匠「そうそう、それでいいんですよ。慣れておいた方がいいですからね」

ということでレッスン開始。座ってレッスンだと何となくくつろいだ感じで楽だ(笑)

まずは先週の3連休に弾きこんだ「The Star Of Munster」から。多分もう100回くらい弾いたからさすがに音列は指に馴染んでいるが生意気にフェイクを入れようとするものだからよく間違える。それでも何とか最後までは辿り着けるのでマシな方かな。2回目くらいから師匠と合わせて弾く。フェイクなのか元々の覚え方が違うからか結構お互い思い思いのメロディを弾いている感じだがエンディングはビッタリだったりする。

師匠「何故に最後だけビッタリ同じことをしてんだか(爆笑)」
Frankie Gavin パターンでしたからね(笑)」
師匠「あぁ、あのパターンでしたっけ。いろいろフェイクも入っていたから結構よかったと思いますよ」
「Bメロはみんな色んなパターンで弾いているから適当に拾ってみたんですが、カットやロールはちょっと入れ辛いですね」

などと会話しつつ何度も合わせて弾く。

お次は例のアレである。ちょっと弾きこみが足りない癖にフェイクしようとするから最初はドタバタだったが...。

師匠「ひょっとしてKanon?」とクラシックバージョンを弾かれる。
「そうそう、それです。アイリッシュの曲は一般的には知名度が低いからこういうのもたまにはいいかと思って」
師匠「ははは、これはなかなか面白いし楽しいかも♪」

一応The Session の譜面は印刷しておいたから師匠もいろいろアイリッシュっぽくするネタを考えながら試し弾きされる。ロールの入れ場所やトリプレット、アルペジオなど色んなものを織り交ぜ弓順も考慮しながら効果的なメロディ崩しをいろいろ見せていただく。

アップボウからトリプレットを入れられると楽なんでしょうけど...」
師匠「あ゛~アップからだと綺麗に入らないですねぇ。どうしても不明瞭な発音になってしまう
私「8分音符+トリプレットのところはロールでもいいですかねぇ?」
師匠「悪くないけどトリプレットの方がかっこいい!アルペジオにトリプレットを入れたらもっとカッコいいけど(笑)」

と二人であぁでもない、こうでもないと曲をいじり倒してレッスンは進む。

続いては次回以降へのネタで「Paddy Fahy's Jig」。これ、フラット・キーのほの暗~いジグでThe Session の譜面を出すと師匠が見事にMartin Hayes の雰囲気で弾かれる(笑)。

師匠「あぁ、暗~い(爆笑)。落ち込んでいるときにピッタリとハマる曲ですねぇ」
「♭系って苦手なんですよね...。慣れてしまうと#キーのときになかなか音程が取れなくなってしまうし」

実はこのブログを始める前に「American Fiddle Method 2」で何曲か♭系の曲を弾いたことがあるのだがメタメタになってしまった経験があるのだ。そのときに師匠に矯正方法を習ったが今回もそのおさらい。

師匠「はい、まずはA線でA → B♭ → C と3連符フィールで。次はC → B♭ → A。さらにB♭ → C → DD → C → B♭

・・・・・・・・・・とにかく弾く!慣れてきたら速度アップしてさらに弾く!

師匠「じゃぁ、今度はA → B → Cを何回も弾いて。これでもとに戻りますから」

はい、その通りで。地道にやりませう。大好きなMartin Hayes は♭系のキーの曲をよくやっているから克服せねばならぬ課題だ。

以後はどちらかというと弾き倒しモード。

Ward's Favourite」(jig)
Bill Sullivan's PolkaBrithcesEgan'sJohn Ryan's Polka」(polkas)
Mountain RoadDrawsy MaggieFlogging Reel」(reels)
Boys Of BluehillCronin's Hornpipe」(hornpipes)

最後はやはり次回以降のネタ候補で「Toss The Feathers」の確認。師匠に何度か弾いていただいてレッスン終了。後ろに生徒さんがいなかったので少し長めに時間もとってもらえてゆったりとできた充実のレッスンだった。




日は明けて本日はノンビリ・モード。最近の平日は非常に睡眠不足でさすがにヘバり気味だから朝寝坊しウダウダしながら競馬をテレビ観戦。夕方から少しフィドルの練習だ。
新ネタを試そうと思っていたのだが、最近どうも音の立ち上がりに不満があったので昨日も散々弾いた「The Star Of Munster」や最近学習中の「Rights Of Man」を使ってキリっとしたボウイングの研究。脱力した上でボウイングの初動時にいかにしっかりと弓の毛を弦に噛ませるかがポイントだろう。
最初の内はなかなか思うに任せずだったが、少し人差し指で圧を加えてみたりわざとガリっと音を出すように弾いてみたりしている内に少しコツが掴めて来た。速く弾こうとすると甘くなってしまうが、ゆったり目のスピードだと段々自然に毛が弦に噛む感覚が音を通しても弓を通しても伝わってくる。そうそう、多分こんな感じのハズ。忘れないようにせねば...。
[ 2006/09/24 19:14 ] Fiddle | TB(0) | CM(0)

名フィドラー with ブルー・フィドル

一応私は勤め人の端くれなのだが、仕事の性格は多分に季節労働者的な部分があってこの時期のアフター5は大体まともに予定を組むことができない。しかも私の職種は忙しいときほど大体会社にとってロクなことがないというのも定番である。

もう昨日になってしまったが、是非とも観ておきたい(聴いておきたい)と思ったライブが、いつもゆっくりセッションでお世話になっているIrish Times さんであった。多分仕事でムリであろうと思っていたがどうにか21時前に退社できたので1セットくらいは観ていけると思い新橋へ急ぐ。

到着したらちょうど幕間だったが、とにかく、そしてである。ライブ目当ての人、ひたすら騒いでいる人、それぞれであるが、とにかく座って観るような贅沢は許されないような状況だった。

曲名記憶障害だけでなく人面記憶障害の気もある私だが、さすがに熊五郎師匠には気付いた。軽く会釈を交わし入り口間近の立ち飲み席は確保できたので夕飯代わりの[本日のパスタ]とジェムソン・ロックを発注しボケっとしていた。(因みにIrish Times さんのフードはなかなかいけます。興味がある方は是非!)

飲み始めたら熊五郎師匠が私のところまで来られた。「あんたら、この間マジでSL前でゲリラ・ライブやったの?」なんて話(過去記事はこちら)やらフィドラー巡礼の旅(過去記事はこちら)で再三話題になったアコハモのことなどを中心に少し話し込む。熊五郎さん所属のDawg Music カバーバンドであるI.O.N が11月25日に池袋ブルードラッグでライブをされる(対バン形式)情報もしっかり確認した。

いよいよライブ開始。ブログでは何度か拝見していたが今日の私のお目当てはフィドラー大渕愛子さんの演奏だった。何度となく噂は耳にしていたので一度観てみたかったのだ。

そして観た印象は...、これは観ておいてよかったと真剣に思った。自分のフィドル演奏の参考にするにはレベルが高過ぎるがとにかくよいものを見せていただいた。あのボウイングの切れの良さは何なんだ?。思わず「スマン、俺が悪かった」と意味もなく謝ってしまいそうな感覚だった。

弓の持ち方はフィドラーでよく見かける短めに持ってという感じで、ご本人がブルー・フィドルを持っておられることと相俟ってEileen Ivers を連想する。フィドル本体は肩に軽く載せて安定させている感じ。顎で挟み込むような持ち方ではないように見えた。
とにかくメリハリの利いた右手の使い方でボウイングを観ているだけで飽きないというか、呆れるくらいにノリを感じる。当たり前なんだろうけど凄いなぁ。やっぱりフィドルは右手やなぁ、と再認識した。ほんと、弓が生きているように見えるんだな、これが...。

相変わらずの曲名記憶障害で詳細な曲レポートはできないが、本来2nd Setの終了となるハズのジグ・セットが凄かった。6曲くらい繋いでいたと思うが「Out On The Ocean」「Kesh Jig」「Cliffs Of Moher」など泣く子も黙るジグの名曲を繋ぎ最後は「Connaughtman's Ramble」で締め。恐るべし!

その後は何となくアンコールのような2nd Setの続きのような、という感じで演奏が続き、告知されていた終了予定時間の22時を過ぎてもまだ続く。最後は熊五郎師匠も乱入で大盛り上がりの内に終了した。いや~、エエもんを観ましたわ
[ 2006/09/22 02:00 ] Concert | TB(0) | CM(2)

Trad. Songs No.8 ~ The Star Of Munster ~

今回は「The Star Of Munster」を採り上げてみた。

1.標記の種類
1)The Star Of Munster
2)The Bright Star Of Munster
3)Star Of Munster

いずれも「Star Of Munster」の表記が入っているので紛らわしさはないね。

2.曲のタイプ
Reel(リール)
キー:A Dorian
Aパート×2、Bパート×2の形式

3.所有している音源
1)『Encore』/Celtic Fiddle Festival
(Set)Ward's Favorite / The Morning Star / The Star Of Munster / Laington's
2)『If The Cap Fits』/Kevin Burke
(Set)The Star Of Munster/John Stenson's No. 1/John Stenson's No. 2
3)『Frankie Gavin And Alec Finn』/Frankie Gavin And Alec Finn
(Set)Drowsie Maggie / The Star Of Munster
4)『Martin Hayes』/Martin Hayes
(Set)The Star Of Munster
5)『Wild Blue』/Eileen Ivers
(Set)The Destitution / The Paddy Fahy's/ The Star Of Munster

かなり有名な曲で所有している音源も大物ばかりですな。フィドラーもKevin Burke、Martin Hayes、Frankie Gavin、Eileen Ivers と名手揃い。参考音源としては豪華なラインアップだ。豪華すぎて参考にできない、という可能性も秘めているわけで、Eileen Ivers のテイクとなるとアドリブまで満載でとてもじゃないが真似できない(苦笑)
尚、Eileen Ivers のテイクはCD の曲名などでは冒頭の曲名「The Destituition」のみが表記されていて中の解説を見ないとStar Of Munsterが入っているかどうか確認できない。Sharon Shannon なんかもよくこんな表記をするので要注意だ。

The Session の譜面はこんな感じ

BパートはほとんどE線上を動くので歯切れのよい音をきっちり出すのが結構厳しい。浮ついたボウイングだと耳障りなキンキンした音の羅列になってしまいそうだ。

StarOfMunster.jpg


大森ヒデノリさんの譜面をベースに、最近のお気に入りセットのひとつであるCeltic Fiddle Festival も参考にしながら練習してみた。まともに原曲を弾けないくせにトリプレットやら重音やらをフェイクで入れようとして見事にドタバタの音源だ(汗)

The Star Of Munster

装飾音を外してただ単に譜面通り弾くだけならCeltic Fiddle Festival の8掛けくらいの速度でも弾けるのだが、相変わらずアクセントがはっきりしないもっさりしたリールになってしまった。ボウイングを真剣に見直さないと...。
[ 2006/09/18 19:08 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(4)

Trad. Songs データ追加・修正記録

Trad. Song 特集を開始して暫く時間を経たが、当然ながら私自身が所有している音源も追加されていくし、過去に買ったものを聴き返したら実はこんなものに収録されていたとか、こんな曲名で収録されていたなどということもある。
その都度新たな記事で紹介してもよいのだが、過去記事も活かしたいので追加・修正記録はこの記事にぶら下げる形で運用します。

2.<2006年9月18日追加>Doctor Gilbert

所有している音源に

Otherworld』/Lunasa

を追加。

1.<2006年9月6日追加>Maudabawn Chapel 標記の種類及び音源追加

(1)標記の種類に「Reavy's」を追加
これも要注意な人名's の曲名。実は「Reavey's」「Ed Reavey's」という別の曲もちゃんと存在する。因みに私が所有している「Reavey's」表記で「Maudabawn Chapel」だったものはAndy McGann のものだけだったから例外的な表記であると考えたほうがよいかもしれないことも付記しておく。

(2)所有している音源に
①『It's A Hard Road To Travel』/Andy McGann & Paul Brady を追加
②『Legacy』/The Dunne Familyを追加
[ 2006/09/18 00:22 ] 追加修正履歴 | TB(0) | CM(0)

バッハな休日

暫くマンドリンの話題から離れていたが、別に怠けていたわけではない。かといって精を出して練習しているというほど練習しているわけでもないが、やってみたいネタの準備が大体整い始めたので3連休を利用してやってみた。

チャレンジを決心したのはやはりバッハだが「二つのヴァイオリンのための協奏曲」である。まぁ皆さんよくご存知の曲だろうと思うので解説は必要ないだろう。

実はこの曲は随分前からトライしてみたかった曲のひとつなのだが、ただでさえ物覚えの悪い私にヴァイオリン×2パートの暗譜なんて不可能だとあきらめていたのである。しかし先日プリンタをようやく我が家に導入したことにより完全に暗譜せずとも練習できる環境になったので俄かに課題曲に昇格したのだ。
(因みに私が最初にパソコンを買ってから約10年経つがプリンタはこれまで所有したことがない。①大概のものは会社で印刷すればすむ②バカでかいプリンタを置けば狭い部屋はさらに狭くなる③整理の悪い私がプリンタなど所有しようものなら部屋中紙だらけになることが目に見えていた などの理由からである)

90小節弱からなるこの曲の第一楽章が今回の研究テーマである。1st Violin のパートをバッチリ練習してから2nd Violin を練習するという手もあるが、せっかくMTR もあるわけだし適当なところで切って1st も2ndも練習し一人合奏するのが楽しかろうと練習し始めた。20小節目近辺までやってみたが、練習すべき音列は倍あるから40小節分練習せねばならない。当たり前のことであるがこれは時間がかかりそうだ(爆)

二つのヴァイオリン(マンドリン?)のための協奏曲
[ 2006/09/17 23:58 ] Mandolin | TB(0) | CM(0)

ネタ仕込みと悪ノリの休日

どうやらこのブログも10,000ヒットを超えたようである。ブログ開始から1年弱、くだらないことばかりエラそうに書いているし、公序良俗に反する不快な音源も置いている変なブログだが、来訪していただいた方に感謝いたします

さて今月は土曜日が5回ある月なので隔週を基本としているレッスンも2週間あく。しかも16~18日は3連休ときているからネタ仕込みにはちょうどえぇね。

先月帰省した際はフィドラー巡礼の旅(過去記事はこちら)となったが、阪神フィドラーズ・ネストの皆さんとはメーリング・リストだのmixiだのメールだのを通じて不定期的にやり取りが続いている。思えば昨年末の合同練習会(過去記事はこちら)は大きな転機だった。普段個人レッスンだから多人数での練習の楽しさを初めて知っただけでなく変に度胸までついて今年のゴールデンウィークには京都ウッドノートで初セッション参加過去記事はこちら)、さらに度胸だけはついて今では月一度Kevin さん主催のゆっくりセッションにも参加させていただいている。

さすがに頻繁に関西に帰る旅費を使えるほど優雅な生活ではないだけに今の段階から阪神フィドラーズネストの194さんとはネタのすり合せをしていつあるともわからない練習会に備えたりもしている。

この土日はそんなネタの練習に時間を割いてみた。最初に取り組んでみたのは『Celtic Fiddle Festival Encore』に入っている「Up In The Air ~ Across The Black River ~ All In Good Time」のジグ・セット。ジグはそれなりに弾いてきたのでボウイング・パターンは比較的決めやすく「Up In The Air」はとりあえず音取りも終了したが、「Across The Black River」はThe Session の譜面とキーが異なることが発覚し中断。デキは相変わらずだがとりあえず練習の様子はこんな感じだ。

Up In The Air

次はやはり『Celtic Fiddle Festival Encore』冒頭に入っている「Ward's Favorite」。オープニングにふさわしいジグでこれもお気に入り。こちらは多少ゆとりがあったのでKevin Burke のロールや重音もところどころ入れて練習してみた。やはり出来栄えは相変わらずだが現状ではこんな感じである。

Ward's Favorite

曲を覚えるのに時間がかかる私にしては土日で2曲も暗譜できれば上等である。新ネタに挑戦しつつ過去ネタは速く弾けるように練習したりして時間は過ぎる。ちょっと疲れてきたのでパソコンで適当に音源を鳴らしていたら悪ふざけネタをやってみたくなった。せばすちゃんさんが魂を鷲掴みにされたというアノ曲である。Martin Hayes のテイクだとあまりに原曲の姿が希薄なので一応Eileen Ivers のテイクを聴きこんでThe Session の譜面を参考にやってみたのがこれ。

なんじゃ、これは??

先日レッスンでトリプレットもいろいろ試したので可能な限りやってみたが「ブリ」っとした音はまだ出せていない。アイリッシュっぽくするにはもっと音のアタックやメリハリをつけた方がよさそうですな。
[ 2006/09/10 19:58 ] Fiddle | TB(0) | CM(14)

ゆっくりセッションと懲りない面々

昨日はKevin さん主催のゆっくりセッションに参加。「ヴィンテージの集い」でも報告したとおりKevin さんと私は下地を作ってから新橋へと向かった。
最先着はT田さん。暫くは3人で飲食しつつゆったり過ごす。

ほどなくKen さんもご登場。T田さんがホイッスルを吹き始めたところでボチボチ、セッションの開始だ。今回マイ楽器持参では初参加となったのでT田さんやKen さんに楽器のお披露目。ギブソン君をご賞味いただいた。

T田さん「やっぱり鳴りますねぇ。すごく気持ちがいい」
Kenさん「いい楽器ですね~。普段使っている柔らかめのピックより硬めのピックがあいますね」

と上々の評価である。

そのまま流れで暫くはマンドリンでセッション参加。ポルカを中心にセッションをしているとい~ぐるさんにmasakiさんもご登場。締めは前回初めてお会いしたM川さんがバウロンを携えてご登場。

今回急成長されていたのがい~ぐるさんだ。ブログで確認してはいたが、専門ではないはずのアイリッシュ曲をきっちりレパートリーにしているだけでなく速度もなかなかである。う~む、本腰を入れてこられるとこっちもうかうかしていられないな~。「Carolan's Draught」は煽られてしまった(苦笑)。

T田さんは相変わらずのネタの多さを武器に間が空いたタイミングをホイッスルで埋めてくれる。ほんと、たくさん曲を知っている。

masakiさんは今回初めてお会いしたフィドラーでなかなかの好青年。フィドルの構えも堂に入っていて綺麗な音色だった。アイリッシュ歴はまだ浅いそうだが、バイオリン歴は私より遥かに長いだけあって指使いが綺麗なのが印象的だった。

今回はM川さんがバウロンで参加されたこともあってリズムが非常に取り易かったなぁ。オクターブ・マンドリンを入手されたそうなので次回も楽しみにしております。

楽しい時間が過ぎるのは速く、あっという間にセッション終了時間。もうちょっとやりたいな~、というところで終わりになるのがちょうどよいのかもしれないと思いつつ...。

..........。

Irish Times を後にした面々のうちM川さんを除く5名は、やはり物足りずアイリッシュ・パブを梯子しあわよくば俄かセッションと目論んでいたが満杯で入れず欲求不満がたまっていた。駅前のSL前に到着したころに誰からともなく「路上ライブでもやるか!」と言い始めたら止まらない。斜め前には交番があるのに!、である。結局Ballydesmond Polka #2を弾き終え#1 へ向かうところでお巡りさんに注意され短い路上ライブで終わってしまったが、妙な刺激感で面白かったな。「SLの影に隠れてやればよかったかな」などと未だ懲りないことを言っている人が若干名いたことは内緒の話だ(爆)

みなさん、今回もありがとうございました。また遊びましょう。
[ 2006/09/06 07:44 ] Fiddle | TB(0) | CM(6)

ヴィンテージな集い




唐突に写真出現であるが、これらは齢100年強弱のフィドル達だ。右から我がパントル源吉フィドル政吉フィドル×2の配列である。いずれも味わい深いヴィンテージ楽器達で、4台揃うと壮観ですな。

実は5日はKevin さん主催の「ゆっくりセッション」日であったが、その前にKevinさんのご実家でちょっとした飲み会兼練習会をやった際に撮った画像である。

「お主、仕事はどうした?」という無粋な突っ込みは却下する。

mandolin.jpgヴィンテージ集合ということで我がギブソン君にも登場してもらった。右からKevinさん愛用のミニサイズ・ギター、鈴木のマンドラ、我がGibsonクンである。マンドラは初めて弾かせてもらったがなかなか味わいのある音色でなかなかいい。アイリッシュの伴奏に使うとなかなか雰囲気が出そうだ。手の小さい人間には扱い辛いサイズというのがちょっと厳しいけど...。


KevinさんとVintage 楽器の記念撮影会やら弾き比べなどをしつつ、曲も合わせたり10年ものブッシュミルズ を飲んだりしてゆったりと夕方を過ごした。

Kevin さんのブログをご覧いただければわかると思うが、リペアの達人で埋もれてしまいそうな政吉・源吉フィドルの再生者。我がパントルやギブソン君もいろいろとチェックしていただいた。パントルに対しては「杢もきれいだし、さすがですね。魂柱の位置が後ろ目だけどこれはこれでいいかも」と高評価。ギブソン君も「よく鳴る楽器ですねぇ」とこれも高い評価を得た。

興味は尽きずも並べてみた
bows.jpg

単体で見るとなかなか違いが分からないものだが、こうして並べてみると弓先だけ見比べても結構違いがあるのが分かるだろうか。これはKevin さんも新鮮な驚きだったようだ。さて、デルフラーはどれでしょう?(正解しても何も景品はないけど...)
[ 2006/09/06 00:18 ] Fiddle | TB(0) | CM(7)

トリプレットのお稽古

私が習いに行っている教室は実に目立たない佇まいで注意をしていないと通り過ぎてしまうような場所である。車やバイクなどが通らなければ少し音が漏れ聞こえてくるくらいの防音対策なので前にレッスンを受けている人の音を聞きながらレッスン開始時間まで外で待つようにしている。
ヴォーカル・ピアノ・ギター・サックス等教える楽器が多岐に渡っている割にレッスン場所は2箇所しかないので土・日・祝日はどうしても過密スケジュールとなり狙った日にレッスンを予約できないことも時々ある。
そんな状態を緩和するためだろうが、普段使っている教室の奥の部屋もレッスン場所として使えるようにしたらしい。いつも通り開始時間まで外で待っているとピアノが聞こえてくる。しばらく聞いているとピアノが途絶えたときにヴァイオリンが聞こえてくる。楽器の音量そのものの差なのか、防音度合いの違いなのかわからないが、明らかにピアノの音の方が外へ漏れている。

時間になったので入室し師匠と雑談。

「ピアノの音の方が外に出ていますね。ピアノが鳴っていないとヴァイオリンの音が聞こえる感じです」

師匠「やっぱり?あっちの部屋はヴァイオリンには使わせてもらえないんですよ。そんなに大きな音じゃないと頑張ったんですけどね。」

「音の大小ではなくヘタだと耳につくから嫌われるんですかね?」

師匠「確かに...。気になり始めたらどんなに小さい音でも癪に障りますからね~」

・・・・・・・・・スンマソン、そんな音を目の前で毎度鳴らし続けておりますが...(爆)。

ウォーミングアップも兼ねて「Bill Sullivan's Polka ~ Britches Full Of Stiches」から弾き始める。

師匠「むむ、Britches はいつの間にかヴァージョンアップしてますね

ふふふ、Kevin Burke効果が出たようである。というほど大袈裟なものではなく、ただ単にAパートの1・3・5・7小節目頭のA音にD線Eを被せて重音にして残りの箇所はひたすらカットを入れまくっただけのことだ。

Maudabawn Chapel ~ Wild Irishman ~ Moher Reel

サマにならない、というか覚え辛いセットである。「Maudabawn Chapel」の方は見事にKevin Burke とEileen Ivers がゴチャ混ぜになってしまい、典型的なハマりのパターンに陥っている。「Wild Irishman」と「Moher Reel」はまだ暗譜できていない状態なのでゆっくりとおさらい。

「ここの装飾がよくわからんです」

師匠「Kevin Burke はロールやカットを小指で入れたがる傾向があるから元々難しいし、カット・ダブルカット・ロールも使い分けているからどうやって弾いているのか分かりにくいところが多いですね。ボウイングも逆が多いし」

という話の展開になると時折登場する脱線パターンになる。

今回の脱線ネタで大いに参考になったのがトリプレットだった。厳密に言うとトリプレットとは違い、例えばリール8分音符表記で「ファ ソ ラ ソ」というフレーズを弾くときに最初のファの音を細かく2度弾く装飾音の練習。この場合、ファの音は「ブリッ」という感じの擦過音で弾いてソの音になだれこむ感じにすると格好がつきやすい。師匠の実演を見聞きすると音の出方がやっぱり違う。綺麗にしっかりと「ブリブリ」した擦過音が鳴りリズムのアクセントになっている。
師匠からは「リールだけでなくジグでも練習してみたらよい」とのことでIrish Fiddle Player から「Paddy Clancy's」を勧められた。ジグで入れる場合は例えば「ファ ラ ファ」というフレ-ズも「ファ ファ ラ」とフェイクして最初二つのファの音は擦過音で処理するイメージだ。これはTommy Peoples のお得意技で、件の「Paddy Clancy's」はBothy Band の1枚目のテイクが研究ネタに適している。この人の弓による装飾音は一聴して即わかるくらいハッキリしていて個性的だ。入れる原則は「拍の頭がダウンボウになるところ全部に入れる感じですかねぇ」と実演される。おぉ、メチャかっこいいが、メチャ難しそうである...。

さすがに装飾音を文章で説明するのはムリがあるかな。私の拙い文章だけではわかりづらいと思うので以下のページも参考にしていただいたら、と思う。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1292/entrance.htm
[ 2006/09/04 23:57 ] Fiddle | TB(0) | CM(0)

Classic Dawg

過去記事で正式発売してほしいことを書いたことがあるが(こちらを参照ください)、全盛期といってもよい時期のDavid Grisman の映像がようやく正式発売された。その名も『Classic Dawg』/David Grisman Quartetだ。1983年のMontreal Jazz Festival でのライブ映像である。
メンバーは...。

泣く子も黙るDavid Grisman。如何にもジューイッシュ系と言わんばかりの髭の生やし方ですな(笑)。今の姿と比べると随分スマートだ。独特のギロギロとした目使いが危なさも感じさせます(爆)

Darol.jpgこのライブで特に活躍が目立つDarol Anger。Grisman のバンドではこの方のFiddle が一番マッチすると思うだが如何だろうか。

Mike.jpgそしてMike Marshall。Mark O'Connor がギターで頑張っているQuintet では専らマンドリンだが、この映像はQuartetなのでメインはギター。2曲でマンドセロを弾いているマルチプレイヤーだ。

Rob.jpgグループの屋台骨、Rob Wasserman。野太い音でしっかりとバンドのベースを押さえている。


演目は以下の通りとなっている。
1)Ceder Hill(Mondo Mando)
2)Dawg Funk(Mondo Mando)
3)Minor Swing(Hot Dawg , David Grisman Quintet)
4)Janice(Hot Dawg)
5)Opus 38(Rounder Album)
6)Solo Base
7)Gator's Dream(Gator Strut / Mike Marshall)
8)Dawg Grass(Dawg Jazz Dawg Grass)
9)Blue Midnight(Hot Dawg , David Grisman Quintet)
10)Dawgology(Hot Dawg)
11)Gypsy Medley(Live / Stephane Grappeli & David Grisman Quintet)
12)Dawg Jazz(Dawg Grass Dawg Jazz)

()内は各々の曲が聴ける作品の名称である。過去にこのブログで『Mondo Mando』を採り上げたときに(過去記事はこちら)書いたことだが、現在簡単にCDで入手できるのは『Rounder Album』、『Hot Dawg』、『David Grisman Quintet』、『Live』、『Gator Strut』で、DGQ の全盛期といってもよい『Mondo Mando』、『Dawg Jazz Dawg Grass』に関しては現在入手するにはレコード、というのが悲しい現実だ。(さらにこの2枚を上回るデキともいえる『Quintet '80』もCD化されていない)
ワーナーブラザーズという大きなレコード会社から出た不幸というほかないが、あまりにも情けないことである。是非ともCDで復刻をお願いしたところだね。

内容はもちろん言うことなし。確かな技術に裏付けされた心地よい弦楽器音楽が奏でられている。曲は名曲揃いだし客の盛り上がりもいうことがない。映像もかなりきっちりミュージシャンを捉えており観ていてストレスを感じることもない。誇張するわけでもなんでもなく、素直に「よいものを見せてくれてありがとう」というライブ映像だ。David Grisman は噂では音源マニアということなのだが、実は正式映像が実に少ない。私が知っている範囲で市販されているものは『Grateful Dawg』とDoc Watson とのライブ映像くらい。今回ようやく決定版的映像が発売されたことを素直に喜びたいね。

David Grisman のライブは1999年来日時に大阪2Days を観に行った。基本的にステージ・セッティングはこの映像と同じでマイクが立っているそばで各々のメンバーが弾いていた。音の強弱は弾き方とマイクとの遠近感だけで調節していたが、素晴らしいバランスだったことに驚いた。また、演奏する曲もいい加減と言うと失礼だがその場でGrisman がメンバーに小声で「次は○○ね」みたいに伝えていたように見えた。それであの難解な曲をいきなりやれてしまうことにもビックリだったなぁ。さすがにGrisman は髪の毛も真っ白になり随分太っていたが、ギロギロとした目付きと音の通りの良さは健在だった。

知人に聞くとサービス精神の塊らしく、来日中は夜な夜な公演後に近隣のブルーグラス系ライブハウスに乱入しセッションしていたそうだ。音にはやはり敏感らしく、セッション中に少しでも変な音を出すと出した人間の方を例の目付きでギロっと見るらしい(笑)。いや~、あの目で睨まれたら「オマエはもう死んでいる」の世界ですね。

冗談はさておき、また来日してくれないかな~...。
[ 2006/09/01 00:42 ] Dawg | TB(0) | CM(4)








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