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ゆっくりセッション@新橋 -ゴ~~ジャス・ナイト編-

前回から少し時間が経った久し振りのゆっくりセッションが27日に新橋はIrish Times であった。Kevin 師匠やはるさんなどとは久し振りという感じがしないのは、まぁ当たり前の成り行きではあるが(笑)、1月の新年会がずいぶん前のことだったような気がして妙に新鮮な気分で新橋へと向かった。

久し振りということだけでなく、わくわく気分になったのには訳があった。この方のお出ましがあることを知っていたからである。
dedemusisukisan.jpg何度もこのブログに登場されている@さんだ。
先日渋ダブにライブ観戦に行った際に「ゆっくりセッションにもまた顔を出しますね」とは聞いていたのだが、数日前に某所でのやり取りで今回お越しになることを知った次第だ。まさに「ピヨラーども、恐れ多い控えおろう~」という感じがしないではないが、あんな素晴らしいフィドラーとセッションをさせていただけるなんて光栄の極み、涙がちょちょぎ出るというものである。
(因みに@さんは、Kevin 師匠が神保町でゆっくりセッションをやっておられた頃にすでに参加されていたそうなので、初ゆっくりセッションではない)

しかも数日前だったかには数ヶ月このゆっくりセッションに参加されていなかった熊五郎さんもお越しになるとの情報を得ていて、これまた光栄な次第ではあるが世間曰くの「どこが”ゆっくり”セッションやねん?」的デンジャラスな香りもプンプンする複雑な心境でもあったのは内緒の話だ。

定刻の19:30より10分程度前に到着するとKevin 師匠がはるさんにフィドルのニス補修をレクチャーされていた。人数の少ない内に楽器を出してしまわないと一度も弾かれないまま持ち帰られてしまう楽器も出てきてしまうので、そそくさと楽器をケースから取り出す。

今回は比較的皆さんの出足が鈍かったので暫くはIrish Times の美味しい食事をいただきつつまったりと過ごす。あまり普段のセッションではないことだが、食事の合間にセッションするような感覚だ。はるさん & O'Bridge さんのツイン・フィドルによる「Cooley's Reel」にKevin師匠と私で伴奏をつけさせていただいたり、O'Bridge さんと私のツイン・マンドリンによる「Blackberry Blossom」にKevin 師匠がギターで伴奏をつけてくださったり...。そして本日はnoriさんのホイッスラー・デビューでもあった!!フィドルによる「Sally Gardens(Air)」は勿論のこと、ホイッスルでも見事に吹いておられた。本日初めてとは思えない見事なセンスだね。

そうこうする内、@さんも登場。予言通りマンドリン(!)を持参での参戦だ。以降、本日お誕生日のオサムさん、はるさんのお友達で先日マイ・ハープが届いたというreiさん、い~ぐるさん、熊五郎さん、はるなさんと続々メンバーが揃い、ゆっくりとそしてたまに超高速で、それでも雰囲気は和やかにセッションが進む。

fiddler_solo_20070227.jpgセッションが進む内、あちらこちらで楽器が飛び交っていたが、@さんももう我慢ならずと熊五郎さんのフィドルでジグ・セットやリール・セットを弾き始める。
写真は全員で@さんのフィドル演奏を堪能するの図である。本日私は右隣がnoriさん、左隣がはるさんという抜群の場所に位置していた訳であるが、両隣から感嘆の声が何度も聞こえる。そりゃぁ、そうだよねぇ。
はるさんのお隣は熊五郎さんだったからフィドル演奏のお手本を見るには抜群の場所でしたな。

通常メンバーは例によっていつもの曲しか弾けないのだが(爆)、@さんと熊五郎さんが合間合間によい演奏を聴かせてくれるのでセッションを楽しみつつライブを観に来たような感覚で実に美味しいゆっくりセッションだったなぁ。Kevin 師匠・熊五郎さん・O'Bridge さんとブルーグラッサーが揃ったこともあって普段よりブルーグラス色が強かったのも新鮮だったし。

two_mandolin_and_three_peoples.jpg最後はKevin 師匠にお願いして記念撮影。無事にマンドリン・デビューされた@さんにnoriさんと一緒に。


みなさん、本日もいろいろとありがとうございました。毎度場所を提供してくださるIrish Times さんにも感謝いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

因みに緊急告知
3月3日、雛祭りにジェダイの見習いと称するフィドラーがはるばる京都より殴り込みをかけてくるらしいので、Kevin 師匠以下数名にIrish Times@新橋で「華々しく迎撃せよ」と指令が...。尋常レベルを遥かに超えるフォースを秘めたフィドルを体感されたい方は新橋へ集結せよ!!
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[ 2007/02/28 01:53 ] Fiddle | TB(0) | CM(17)

気分はTone Poems

先月初参加したSutton'sでの『素人音楽発表会』(過去記事はこちら)、予告通り2月24日に行われるとのことでお邪魔してきた。今回はSutton's Group のバンマスであるKさんがご友人を多数お連れになるとのことで果たしてどうなることやら、と思いつつお店に向かう。

出演者はほぼ前回と同じだが組み合わせや選曲に少しずつ変化があり、初お目見えの組み合わせもある。
今回のトップバッターはS夫人のソロ・ピアノ。ブラームスを2曲だ。少々練習不足ということだったがあろうことか譜面の場所を探すシーンもあったりして、ちょっとお気の毒な感じがあった。ただ、箇所箇所の歌わせ方はやはりさすがでピアノもよく鳴っていた。次回リベンジを期待ですな。

MRSS_ERI_20070224.jpgS夫人は引き続きピアノで、関東手酌の会会長がフルートで入る構成に。手酌の会会長、非常に緊張されていてバッハのシチリアーノ(Siciliano)は仕切り直しが入るちょっとした手違いはあったがなかなかの出来栄えだった。キャリアわずか1年でよくぞここまで吹けるようになったなぁ、と感心することしきりである。

Fsan_20070224.jpgお次はガラっと雰囲気が変わってFさんの弾き語り。優しい声だが通りもよくてギターとのバランスもなかなかいい。今回は3曲ご披露。和やかな雰囲気を作り出しておられた。

Irwin_20070224.jpgそしてお耳汚しの私。ステージに立ってみて改めてお客さんとの距離の近さに愕然とする。しかも目の前のお客さんたちにはチャーハンが出されている。mmm、ヘタな演奏をすると正しく噴飯されそうだ。
一応今回は前回やらなかった曲にしようと思っていたのだが、前のFさんがしみじみほのぼのの世界だったのでここはひとつ気分転換でホーンパイプのセットからスタートすることにした。
1)Boys Of Bluehill ~ Cronin'(Hornpipes)
2)Planxty Irwin(O'Carolan)

Giga_20070224.jpgフィドルで2曲を弾いた後はついでにマンドリンも披露させていただくことにした。フィドルの2曲目をO'Carolan にしたのはそのためでもある。たまにはチャレンジャーな選曲もよかろうということで、Bach の無伴奏ヴァイオリンから「Giga」だ。最初はAパートの途中で大崩壊してしまったので仕切り直しをお願いしてとりあえず弾き終えたが、やっぱり甘くないですな。バッハが聞けばを投げ捨てて頭を掻き毟ったに違いないヘロヘロの演奏になってしまった。これはリベンジかなぁ...。

Suttons_20070224_1.jpgトリはサットンズのマスターも参加するスペシャル・グループ。今回はエレキ・ベースも参加でサットンズのステージ上はごらんの通り一杯一杯になった。エレキベースが入ったことでバンドの音にしっかりと芯が通った感じで見事にグレードアップしたと思う。バンマスのKさんのオリジナル曲中心の構成、うまくローカル色も出ていて聴き応えじゅうぶんだね。

Suttons_20070224_2.jpg途中リード・ヴォーカルで登場のマスター。地声自体が非常に通りのよい方だが歌声もなかなかいいんですな、これが。


というわけで本編発表会は盛り上りの内に無事終了した。後は恒例のウダウダ音出し会だね。
手酌の会会長と「Britches ~ Egan's」を合わせたり、即席でKさんと「Grandfather's Clock」をやってみたり...。次回発表会に備えてKさんのオリジナル曲は録音させていただいた。サットンズ・スペシャル・バンドに次回は特別参加できるかな?

後、久しぶりにマスターともちょっとデュオを。
♪ 気分はTone Poems ♪
実は君津に住んでいた頃にたまに合わせていた「Please」という曲だ。勿論そのきっかけは David Grisman とMartin Taylorの『Tone Poems Ⅱ』(過去記事はこちら)である。朗々と歌いきるBing Crosby のテイクもなかなかいい!
お互い長らく弾いていなかったのでかなり間違いも多いが周囲からは「これはやるべきですよ」と社交辞令込みのリクエストをいただいた。マスターもその気になったような感じだったし、これはちょっとマンドリンの強化対象曲にしておこうかな。

因みに次回の素人音楽発表会@Sutton's は3月31日(土)の予定だそうです。
[ 2007/02/25 15:50 ] Mandolin | TB(0) | CM(4)

夜討ち急襲

雨がしとしとと降ったり止んだりの鬱陶しい午後、とあるメールが飛び込んだ。

急襲警報急襲警報。本日夜、四国より夜討ちの気配あり。攻撃対象は、西は川崎・東は浅草橋の範囲と想定される。よろしく迎撃体制を整え首尾よく撃滅せよ!」

まるでわが上司が出張で留守していることを見越しているかの如き絶妙な攻撃タイミングだ(爆)。一縷の望みを胸にKevin O'Hagi奇兵隊長に連絡を取る。返ってきたメールには

「なぬ?!。ワシは仕事に飽いて昼寝しつつ過ごしておったぞよ(かなり脚色入ってマス)。そんなことなら店を早じまいして迎撃してやろうではないか。相手はいきり立っておるであろう。適当に旨い中華料理でも食わせてから、軽~く料理してやろうではないか」

とあった。

ということで全く予期せぬ唐突なセッション開催とあいなった。

20時30分に浅草橋に集結した3人はKevin 師匠馴染みの中華料理屋さんで美味しい食事で下地を作りそそくさとセッション会場へ向かう。時間に限りがあるだけに楽器準備も手際よく、だ。セッティングが終わった頃にはKen さんもご登場。
幕開けはKon さんの「Kesh Jig」から。以下、大森譜面に則り、Jig Setの嵐だ。

Blarney Pilgrim ~ Connaughtman's Ramble ~ Willie Coleman's
Cliffs Of Moher
Rose In The Heather
Out On The Ocean
Banish Misfortune
Morrison's

Jig Set の塊が過ぎるとポルカ・セット。こちらはいきなり「Britches ~ Egan's ~ Last Chance ~ Ballydesmond #2 ~ Ballydesmond #1」のビッグ・セットになったので「Dennis Murphy's ~ John Ryan's」で〆。

Reel Set はKon さんも私も「Flogging はシンドイから止めよう(爆)」と意見が一致したので「Mountain Road ~ Drowsie Maggie」で打ち止めて後は「Cup Of Tea」「Jackie Coleman's」「Cooley's」などを。この辺りからフィドルやブズーキの弾き方等、クリニック的要素も出てきて浅草橋に集結した楽器達が入り乱れて登場する展開になった。

fiddle_bouzouki_0221_2.jpgKon さんのフィドルに伴奏させてもらえるなんて光栄ですなぁ。徹夜明けで仮眠2時間とは思えない切れ味鋭いフィドルを披露される。むぅ、彼のブログで確認してはいたが、やはりパワー・アップしているなぁ。これじゃいつまでたっても追いつけんぞ...。


banjo_bouzouki_0221.jpgKevin 師匠とはちょっと異例な組み合わせをユニゾンで。ブズーキとテナー・バンジョーで「John Ryan's」を弾くなどという図柄は案外見かけることがない面白い組み合わせだね。テナー・バンジョーはさすがに重過ぎてゆっくりセッションに持参は困難だろうが、これにフィドルやマンドリンが乗っかると案外面白そうだ。


guitar_mandolin_0221.jpg番外編はこれ。ブルーグラスでは超有名スタンダード「Blackberry Blossom」を弾く、の図だ。写真には写っていないがKon さんも興味を持ったとみえ、Fiddle でテーマをなぞるというシーンもあった。セッションなどで少し場の雰囲気を変えるのに役立ちそうだし、少し雰囲気が変わったところに「St.Anne's Reel」をくっ付けて再びアイリッシュな雰囲気に戻していくなどという展開も面白いね。

最後はKon さんに無理やりマンドリンを持たせて、Kevin 師匠のギターに私のブズーキで「Harvest Home」でセッションの〆。
急な集まりでしたが楽しめましたね。やっぱり気の合う仲間との音出しは楽しい。あっという間の充実した時間でした。

Kevin 師匠「至福の時ですな、やっぱり

それに尽きまする。皆さん、ありがとうございました。また遊びましょう!
[ 2007/02/21 02:19 ] Fiddle | TB(0) | CM(4)

初めてのスライド・セット

弦交換の備忘録。ちょいと久し振りだなと思ってブログを調べてみたら前回の交換が昨年12月2日だから3ヶ月超使ったことになる。まぁ、年末年始を挟んでなんだかんだとイベントが多かったし、出張も多かったからなぁ。さすがに張り替えると音も伸びやかだし気分がいいねぇ。相変わらずのTonica です。ついでにマンドリンも弦交換。こちらも久々の交換で輝かしい音が出るので気持ちよい。



ケイリー・トレイルのライブを楽しんだ後はフィドルのレッスンだった。例によって私の前にレッスンを受けておられたのはIさん。小指で低音側のドローンを鳴らしつつ高音側でメロディを弾く高等テクニックをやっておられた。
因みに私は今回もフィドル・マンドリン・ブズーキの3台体制。さすがに4度目(レッスンで3度、教室セッションで1度)ともなると見慣れた光景となったね。最初にブズーキをケースから取り出すと師匠が弾き始めるのも最近の定番だ。フィドルの準備をしつつ聴いていると、何気に師匠、うまくなっている?!。ならばと師匠のブズーキ&私のフィドルで「Kesh Jig」「The Stars Of Munster」。ゆっくり弾けばじゅうぶんセッションできる。これはいいなぁ。持ち場を替えてボシィ風ブズーキ・バッキングを始めたら今度は師匠がフィドルで「Kesh Jig」。なかなか熱い演奏になり、Iさんからお褒めの言葉をいただいた。

フィドルのレッスンは「The Priest / Mary Willie's / This Is My Love, Do You Like Her?」から。Bothy Band の『Out Of The Wind Into The Sun』、『After Hours』に入っているスライド(slide)のセットだ。
師匠に音源プレゼントをしたら譜面に起こしてくださったので取り組んでみたネタなのだが、実はレッスンでスライドをやるのは初めてだ。
(普段よく弾くジグは「ダブル・ジグ」が正式名称で6/8拍子なのに対し、スライドは「シングル・ジグ」とも呼ばれ12/8拍子。拍子の標記だけを見ると変拍子みたいだが、3音1セットの塊の数でカウントすればダブル・ジグは「6÷3=2」、つまり2拍子、シングル・ジグは「12÷3=4」で4拍子となる。因みに私自身にはまだレパートリーがほとんどないのだが、「スリップ・ジグ」というのもある。これは9/8拍子で「9÷3=3」、つまり3拍子のジグだ。

レッスン翌日に弾いてみたのがこれ。
♪ The Priest / Mary Willie's / This Is My Love, Do You Like Her? ♪
初めて取り組んだスライドであるが、これがなかなか弾いていると楽しい。もう少し速度アップできるとサマになりそうだね。
(因みにこの音源はMRS-8 の四分音符=115にセットした。真ん中のMary Willie's だけ音数が少ないのでどうしても突っ込んでしまうのが難点ではある...。)

一段落したら今度は「The Stars Of Munster」(Reel)。こちらはレッスンに臨む前からコード付けをテーマに据えたいと思っていたのでブズーキにチェンジ。師匠にフィドルを弾いていただき、私は大森ヒデノリさんの譜面にある和音付けを参考にブズーキを弾いてみた。ちょっとコード進行が小刻みすぎて速度対応できないのが難点だが美味しいところだけいただくというやり方がよいかもしれない。

これも一段落すると「Jackie Coleman's」(Reel)。これは高速化対応も含めたレッスンで何度か師匠と合わせてフィドルを弾く。実は先週くらいからトリプレットの引っ掛かりに改善が見られるなぁ、と思っていたのだが、師匠も気付かれたようで「かなり綺麗にトリプレットが引っ掛かるようになってきましたね」と合格印♪。

最後は高速化に的を絞って「Mountain Road ~ Drowsie Maggie」(Reels)。弾き始めからそれなりの速度で弾き始めたのだが、師匠が横から煽る煽る!。それでも大きな破綻もなく弾ききれた。終わった後師匠から「おぉ、凄い凄い。」と合格印♪。

大体こんなところでレッスン時間終了となったが後ろにゆとりがあったのだろう、楽器を片付けつつ師匠とマンドリン談義。ピックの持ち方や弦への当て方などを少しご指導させていだたいて(笑)、最後は師匠のマンドリン&私のブズーキで「Harvest Home」(Hornpipe)を競演!師匠を複弦の世界へまた一歩追い込んでレッスン終了と相成った。もうあと一押しかな(爆)
[ 2007/02/18 23:21 ] Fiddle | TB(0) | CM(2)

心と身体に響く音楽

唐突な話だが、東京駅で無料ライブを観戦できるということを皆様はご存知だろうか?
私自身存在は知っていたが、東京駅と上野駅には「Break」というコーナーがあり、Station Live と称して毎週金曜日、第2・第4土曜日にライブを催している。過去何度か告知があったがなかなかタイミングが合わなかったのだが、今回うまく都合があったので行ってきた。

breakTokyo_0217_1.jpgお目当てはケイリー・トレイル。自他共に認める日本で初のケープ・ブレトンの音楽に焦点を当てた本格的なグループだ。昨年末に初めて生演奏を堪能させていただき(過去記事はこちら)、大のお気に入りになったグループだ。

breakTokyo_0217_3.jpgリーダーはこの方、磯村実穂さん(fiddle)。演奏合間のMCで「寒い中とはいえ、この場所は結構暖かい上に曲も熱く演奏するので半袖の服を用意しています」と仰る通りの熱いフィドルを聴かせてもらえる。前回観たときにも思ったが、外に向かっている熱さもさることながら内面にもっと熱いものを内包している印象だ。

breakTokyo_0217_4.jpgケープ・ブレトンの音楽はフィドル&ピアノが王道という話を聞いているが、このグループにはマンドリンが入るのも面白い。前回ビストロ・サンジャックさんで拝見したときはアンコール以外は座った状態での演奏だったが今回は立ち居での演奏で「踊るマンドリニスト」をキッチリと拝見できたままつつさん。相変わらずキレのよいマンドリンのフレーズが心地よい。

breakTokyo_0217_5.jpgそしてそのツートップをきっちりサポートするキーボード、kanaさん。因みにこの方はKevin 師匠が主催する(予定?)の老アイクラ会員No.1 でもあられる。花粉症でヒドい目にあっておられたようだが、そんなことを感じさせない素晴らしい演奏でした。

breakTokyo_0217_2.jpg勿論ケープ・ブレトンの音楽そのものに非常に関心があるのだが、フィドル&マンドリンのツートップというのが私のツボに嵌るのだろうな。拙いながらどちらの楽器にも接している身としてこんな贅沢なツートップはない。本日も随所に素晴らしいユニゾンを聴くことができて至福だね。


個人的事情から最初の10分くらいを聴き逃してしまったのが残念だったが、昨年末同様存分に楽しませていただいた。また次回以降も楽しみにしてます。

因みにケイリー・トレイルとしてではないが、磯村実穂さん(fiddle)&深江健一さん(guitar)のデュオで2月25日に恵比寿はイニシュモアで18:00からライブが予定されているそうだ。興味ある方は是非。

追記...。
@さん、季節モノのプレゼント、ありがとうございました。美味しくいただきましたです。
[ 2007/02/18 01:24 ] Concert | TB(0) | CM(7)

ブズーキスト・デビュー?

3泊4日の出張明けの三連休、楽器を弾きたくても弾けない環境だとフラストレーションが溜まるせいか、ひたすら楽器と戯れた三日間だった。その総仕上げが本日12日の教室メンバーによるセッション(練習会)だった。

師匠からのメール案内によると教室のブルーグラッサーにも声をかけているとのことだったので気合を入れて臨んだが、メンバーは前回から一名欠けて師匠・はるさん・私の3名。まぁ、狭い教室だし気遣いのいらないメンバーなのでゆったりとできそうだ。

練習会冒頭に話題になったのが肩当。
師匠は楽器にせよ、弦にせよ、とにかく目敏い方で、新しいものには即気付かれる。まさか肩当如きバレはしまいと思っていたが、見るなり「あら~、何ですか、その肩当?」と話題がそちらにいったのだった。因みに今回初めて持っていたのはこれ。
Bonmusica.jpgBonmusica というドイツ製の肩当だ。見るからにガッチリと身体に固定できそうな雰囲気のちょっとサイバーなデザインでしょ?身体に接する部分の板は曲げやすい素材になっていて、身体のラインに合わせてアジャストできるようになっている。まだ完全にフィットする形を得られていないが楽器保持の安定度はかなり増した。

Wolf_Forte-Primo.jpg因みにこのタイプが私が最初から使っていたタイプ。Wolf のForte Primo というヤツだ。体格の割りにちょっと首が長いせいか、高さがあまり得られないタイプは使いづらいのでこれに落ち着いていた。

はるさんも目を爛々と輝かせて肩当を見ていたので師匠と三人であぁでもない、こうでもないと調整したり試してみたり。しっくりとくる肩当というのは案外ないもので、はるさんも悩みがあるようだ。そもそも師匠自体もしっくりくるものがなくて自作を考えておられるくらいだ。
楽器保持の考え方は佐々木ヴァイオリン製作工房佐々木ヴァイオリン製作工房にある「マイスターのQ&A」のコーナーの話が参考になると思う(楽器を構える姿勢で、演奏中にどうしても楽器が下がってしまいます。 ~ 楽器の論理的な持ち方をご参照ください)が、演奏性に関わる大事な部分だけにいろいろと試してみたいね。

そうそう、ついでに我が名弓デルフラーもはるさんに試していただいた。弾いた瞬間から「うわ!凄く弾きやすい」と上々の評価だった。横で師匠が「うぅ、私の使っている弓より上等だったりするんですが...」と苦笑いされていたのは内緒の話だ(爆)

いきなり思わぬ方向へ脱線したが、気を取り直してセッション開始。
馴染みのメンバーなので少々雑音を鳴らしても大丈夫だろうと判断しブズーキを手にして「Jackie Coleman's」(Reel)のコード進行を弾き始めたら師匠が即座に反応され、ご自分のフィドルを出すヒマも勿体無いとばかりに私のフィドルを引っつかんで弾き始める(笑)。2回目辺りからはるさんも参加でセッションの幕開け。弾き終えると

師匠「何だ~、もう大体できちゃってますねぇ。凄い凄い!」

はるさん「凄くいい雰囲気です。弾いていて楽しい!」

社交辞令込みとは思うが、なかなか好評だ。まぁ日頃レッスンでも発表会でもフィドルばかりで合奏しているので違う音域で伴奏をつける楽器があると拡がりが出て楽しいことは間違いない。
とはいえ、私もここにはフィドルを習いに来ているわけだから(爆)、やっぱりフィドルも弾きたいとばかり「Jackie Coleman's」を始めたら師匠が今度はマンドリンを引っつかんでコードを弾いてくださったりする(笑)。

こうなると主導権を握ったもの勝ちの世界(爆)で、ブズーキで「Cooley's」(Reel)の伴奏を弾き始めたら師匠が再び反応して弾き始める。はるさんも昨日の当ブログのコメントでは「しっくりこない」と仰っていたのに何気に弾いている。「なんだ、じゅうぶん弾けてんじゃん」と思いつつ伴奏を続ける。そういや、伴奏をつけるまでは「弾くだけで精一杯だろうな」と予想していたのだが、思ったよりメロディ奏者の音に耳がついていっている感じでなかなか気持ちがいい。

師匠この曲、何でしたっけ?それにしても、はるさん、いつの間にこんな曲を覚えてたんですか?」

はるさん「昨日、モハーさんのブログで(大爆笑)。前から好きな曲だったんですが、昨日ブログを見てやってみようと思ったんですよね」

師匠「これ、オレンジの本(筆者注:『The Irish Fiddle Book』のこと)に入ってたんでしたっけ?」

「いやいや、これはMel Bay の方(筆者注:『Mel Bay's Complete Irish Fiddle Player』のこと)ですね。」

てな会話をしつつ暫くは「Cooley's」。

はるさんの好きな「The Humor of Ennistymon」をネタにボウイング講座もあり、定番の「Connaughtman's Ramble ~ Kesh」(Jig)、「Mountain Road ~ Drowsy Maggie」等を挟んで最後は「Rose In The Heather」(Jig)、「The Stars Of Munster」(Reel)で〆。予定時間を軽くオーバーしての終了とあいなった。

私自身は少しマンドリンを弾いたが、概ねフィドルとブズーキを半々といった感じだったかな。

師匠&はるさん「やっぱりブズーキが入ると雰囲気がガラっと変わって楽しいですねぇ(笑)」
(半ば私をブズーキストにしようという思惑だな、これは...爆)

私もブズーキをバックにフィドルを弾きたいんですけど(苦笑)」

師匠「分かりますけど、楽器がないしねぇ(爆笑)」

「小坂さんにショート・スケールのブズーキをオーダーしときましょか?(爆)」
(ふふ、せばすちゃんさんをして「カタパルト級」と言わしめた悪魔の囁きをなめてはいけない...爆)

師匠「mmm、う~ん、欲しいんだけど...ブツブツ...」

はるさん「あれ、師匠、買っちゃいそうですよ(大爆笑)」

などというやり取りがあったとか、なかったとか。
今回も楽しく音楽をできました。ありがとうございました。また楽しくやりたいものですね。

あ、はるさん、季節モノのプレゼント、ありがとうございました。

[ 2007/02/12 22:29 ] Fiddle | TB(0) | CM(16)

Trad. Songs Vol.12 ~ Cooley's (Reel)~

伝統曲を採り上げるこのシリーズ、年末年始のイベント続きで随分間があいてしまったが、久々にやってみよう。これまではどちらかというとメロディー記憶主体の取組だったが、折角ブズーキも手許に来たことだし、可能な限りコード進行やバッキングのパターン等にも触れていきたいと考えている。

で、今回は「Cooley's Reel」だ。
セッションでもよく耳にする曲でいずれ覚えなければ、と考えていた曲だが先日John McGann の『A Guide To Octave Mandolin & Bouzouki』(過去記事はこちら)というオクターブ・マンドリンやブズーキ用の教則本での模範演奏を聴いて俄然やる気になった曲だ。

1.標記の種類
1)Cooley's( Cooleys )
2)Cooney's
3)Joe Cooley( Joe Cooley's, Joe Cooley's Fancy)
4)Luttrell's Pass
5)Put The Cake In The Dresser( Put The Cake On The Dresser)
6)The Tulla

あまりにも似たような標記が多いので、同類と思われるものはまとめ表示とした。お得意の「人名's」曲名であり、所有音源探索に当っては精査が必要だ。

2.曲のタイプ
Reel(リール)
キー:E minor
Aパート×2、Bパート×2の形式

3.所有している音源
1)『Celebration Of 50 Years』/The Tulla Ceili Band
(Set)Cooley's / The Cup Of Tea / The Wise Maid
2)『Live In Concert』/The Bothy Band
(Set)Micheal Gorman's / The Road To Lisdoonvarna / Cooley's
3)『A Guide To Octave Mandolin & Bouzouki』/John McGann
(Set)Cooley's
4)『Best of Irish Fiddle』/Florie Brown
(Set)The Girl that Broke My Heart / Cooley's Reel
5)『Irish Traditional Music』/Various
(Set)Morrison's Jig/Cooley's Reel/Boy of the Lough(Cuchulainn Traditional Group)

これも定番曲で、The Sessionで調べると収録されている作品がズラズラ出てくる。ただ、案外所有している音源は少なくて上記の通りだ。個人的には 5)のCuchulainn Traditional Groupのテイクがよい。マンドリン・ブズーキの撥弦楽器が揃っているし、曲の流れもなかなか変化に富んでいて味わい深い。
因みにタラ・ケイリー・バンドがやっている(≒ケイリーの定番セット?)からなのかどうか、「Cooley's / The Cup Of Tea / The Wise Maid」のセットはよく演奏されるようだ。確かにスムーズにつながるね。

The Session の譜面はこんな感じ。
Cooleys_Session_SheetMusic.jpgメロディは『Mel Bay's Complete Irish Fiddle Player』/Peter Cooperを参考に練習してみた。ごく一般的なカット・ロール・スラーが入った弾きやすい譜面だ。
因みにBパートの1小節目・2小節目・5小節目・6小節目の8分音符Bと4分音符Bが続く箇所をPeter Cooper はロール、Florie Brown はトリプレットで処理している。我が師曰く「ロールとトリプレットは置き換えが頻繁にある」から、当たり前だが両方対処できるようにするのが大事なんだろうと思う。

コード進行はJohn McGann によると「Em -Em -D -D」或いは「Em -Em -D -Bm」が主体のあまり動きがない進行であるために、伴奏だけを弾いていると変化をつけないとどこを弾いているか段々分からなくなってくるから困り者だ。John McGann は2度目Bパート後半には代理コードを用いてうまく空間を広げている。
大まかには

Aパート
「Em |Em |D |D 」
「Em |Em |D |D Em」
Bパート-1
「Em |Em |D |Bm Em」
「Em |Em |D |A Bm」
Bパート-2
「A |A |D |D 」
「C |C |Bm |D Bm」

の感じだ。

ヴォイシングは大体こんな感じでじゃらんとコードをかき鳴らしたりアルペジオ風を適当に使い分けた。
Cooleys_Chord_A.jpgAパート及びBパートの1回目は大体このヴォイシングで押し通している。Dコードのところは実際にはE音が入っているからD9 が正解かな。Emキーということでドローン的にEが鳴り続ける進行と考えていいだろう。進行感を安定させている感じがするね。

Cooleys_Chord_B_2.jpgこれはBパートの2回目。原型がほとんどないかのようなコード進行だが、やはりE音は鳴らし続けるヴォイシングばかりだ。因みにここで出てくるCコードは実際にはA音が入っているからC6が正解かな。Dコードはベース音の動きを出したいのでAパートでは省略したG線のA音(3度)を鳴らすようにしている。


♪ Cooley's (Reel) ♪

ちょっといくら何でもすっ飛ばしすぎたか...(苦笑)。MRS-8 のテンポで二分音符=95のテンポなんだが、拙いバッキング以上にフィドルのフレーズは相当苦しそう、というかかなり苦しい...。師匠曰く「二分音符=100のところに大きな壁があるんですよね~」というのは本当だ。まぁ、スパルタを兼ねた練習ということでくれぐれも覚悟して聞いていただきたいですな。
[ 2007/02/11 16:03 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(9)

シャロン祭り

これを書いている現在、尼崎で過ごしている。もういい加減乗り飽きた感じの新幹線で6日に移動し金曜日に本拠地へ戻る日程だ。因みに2007年になってからまだ1ヶ月と少しというのに、尼崎滞在日数は既に10日を超えるわけで、どこが本拠地だかわからないうような状態だ...。まぁ、こんなときはツンドクになっている音源や映像の整理もよかろうと出張セットに忍ばせおいたのがこれ。そういや随分久し振りに音源・映像ネタを書く気がする。

Live at dolans』/Sharon Shannon and big band
sharon_dvd.jpg昨年発売されたシャロン・シャノンのライブDVDでCDでも同一内容で出ているのかな。ディスクユニオンの宣伝で存在は発売当初から知っていたのであるが、例の物臭癖で入手したのは最近だ。クレジットされている通りのビッグ・バンドにゲスト多数で156分に及ぶ大作だ。(実はこの長さにちょっと尻込みしていた部分もあったりするんだが...爆)

ShannonBigBnad_dolans_1.jpgまぁ、何せビッグ・バンドとの謳い文句通りでゲストを除いて10人の大所帯(参加メンバーは末尾に記しておいた)だから、ステージ上も所狭しといった感じだね。会場は映像で見る限り比較的コンパクトなところという印象を受けたが実際どうなのかな...。

SharonShannon_dolans_1.jpg当然、本作の主役はこの方、Sharon Shannonだ。初めて聴いたのはかれこれ10年くらい前だったろうか。片田舎のCD屋にも邦盤だったこともあって『Each Little Thing』は置いてあった。明るく明快なトーンで軽々と弾きまくる感じが凄く心地よくてすぐに虜になった。過去、『Gael Force』や『Bring It All Back Home』などでも映像を拝めたが、とにかく聴こえてくる音そのままのこの笑顔が魅力的だね。
因みにこの方、アコーディオンだけでも凄いのにホイッスルもフィドルもOKという、この業界ならではのマルチ・プレイヤーであり、このライブでも見事に披露している。

HoranAndOConnor_dolans_1.jpgまぁ、シャロン・シャノンほどのミュージシャンが集めたビッグ・バンドなのだから当然凄いメンツが揃っているのは言うまでもないが、何気にWinifred Horan(fiddle)が入っているのも嬉しい限りだ。こちらはSolas のライブDVD2種類を穴が開くほど眺めさせてもらったが、相変わらず健在だ。弓の毛をバシバシ切りながらノリノリのフィドルを聞かせてくれる。

MaryAndOConnor_dolans_1.jpg右手の女性はシャロン・シャノンの妹さんMary Shannon。過去にフィドルを弾いている姿は見たことがあるが、このライブではやはりマルチ・ミュージシャン振りを見せ付けるかのように、テナー・バンジョーにマンドリンまで出てくる。

OConnor_TimeToTimeSet_dolans.jpg因みに上記2枚の写真に写っているGerry O'Connor もマルチ・ミュージシャンで「Time To Time」では見事なテナー・バンジョーのソロを弾いている。トリプレットをふんだんに入れた見事な弾きっぷりだ。貴様ら、一体どういう身体の構造になっているんだ??

BurstSet_dolans.jpgさすがの長丁場のライブなので、こういう小さい編成での演奏も組まれている。個人的にはこういう小編成の方が各々の楽器の音がよく聴こえるので好みだが、まぁ文句は言えないやね。

FiddleQuartet_dolans.jpg因みに先述のシャロンのフィドル、待てど暮らせど出て来ないなぁ、と思っていたら25曲目(!)で登場。しかも豪勢なフィドル・カルテットだ。ぬぅ、ここまでこちらの心境を見透かされているというのはいささか気味が悪い感じもするが、まぁいいか。

Ending_dolans.jpg本編はお得意の「Mouth of the Tobique」。彼女の定番中の定番ともいえる名曲だ。勢いが最高潮に達したか、凄いノリだ。しかもWinifredo Horan は途中からフィドルを弾いたかと思えばステップ・ダンスも披露する大サービス。演奏は勿論すごいのだが、ミュージシャン達が心の底から楽しんで演奏している様を観るのがまたいいね。こっちまで心の底から楽しくなってしまう。

encore_dolans.jpgアンコールはビッグ・バンドに加えゲストもフル出演でこんな感じ。ステージ上も客席も立錐の余地もない感じだ。こんな場に居合わせたらメチャクチャ楽しいだろうな~。あぁ、一度経験してみたい...。



以下、演目及び出演者を記しておく。曲名の下に書いてあるのは初出と思われるアルバム・タイトルだ。気合を入れて書き始めたのだが段々面倒になってきて手抜きのままになってしまった。悪しからず...。

Part 1
1) Cavan Potholes
2) The Bungee Jumpers
(Out The Gap)
3) Rathlin Island
(Each Little Thing)
4) Trailin The True Star (Roesy)
5) One Of The Same (Roesy)
6) Sandy River Belle
(Live In Galway)
7) Big Rock Candy Mountain (Jon Kenny)
8) Hand Me Down Me Bible (The Brennan Sisters)
9) Ive No Alibi (Damien Dempsey)
10) Colony (Damien Dempsey)
11) The Burst Mattress
(Libertango , The Acoustic Tour)

Part 2
12) The Whitestrand Sling
(Libertango)
13) The Penguin
(Live In Galway)
14) Galileo (Declan O'Rourke)
15) No Brakes (Declan O'Rourke)
16) The Donegal Kid (Jon Kenny)
17) Time To Time (Gerry O'Connor)
18) Dont Give Up (Jack Maher)
19) The Mighty Sparrow
(Out The Gap)
20) Say You Love Me (Dessie O'Halloran)
21) Come Down From The Mountain Katie Daly (Dessie O'Halloran & The Brennan Sisters)
22) Blackbird
(Sharon Shannon)
23) Mexico (Mundy)
24) July (Mundy)
25) The Bag Of Cats
(Each Little Thing)
26) Mouth of the Tobique
(Each Little Thing)

Encore
27) Courtin in the Kitchen
28) The Galway Girl
29) Ring of Fire

The Big Band
Sharon Shannon(Accordions,Fiddle & Whistles)
Robbie Cosserly(Drums)
Paul Moore(Electric & Double Bass)
Jack Maher(Acoustic & Electric Guitars , Vocals)
Jim Murray(Nylon String Guitar , Vocal)
James Delaney(Piano & Hammond Organ)
Richie Buckley(Tenor Sax)
Gerry O'Connor(Banjo , Fiddle , Backing Vocals)
Winnie Horan(Fiddle)
Mary Shannon(Banjo , Mandolin , Fiddle)

Guests
Rosey(Vocals , Acoustic & Electric Guitars)
Jon Kenny(Vocals)
Damien Dempsy(Vocals , Acoustic Guitar)
The Brennans(Anne ,Monica , Mary , Barbara) Voclas
Declan O'Roukre(Vocals , Acoustic Guitar)
Dessie O'Halloran(Vocals , Fiddle)
Mundy(Vocals , Acoustic & Electric Guitar , Mandolin)

[ 2007/02/07 01:13 ] Irish & Celtic | TB(0) | CM(20)

Celt VS Viking in Japan

土曜日と打って変わって日曜日は思い切り朝寝坊。休みの日くらい気ままに行きたいので目覚ましもセットせず放っておいたらこの状態だった。生来ナマケモノだから「規則正しいふしだらな生活」でちょうどよいのだ、と取りあえず開き直っておこう。

とは言いつつ、昨日のレッスンの復習もあるしブズーキで試してみたいこともあったので2時間程度楽器と戯れて外出。

今日の出先は武蔵野市民文化会館、「ケルト、バイキングの末裔の伝統音楽」と称する、カトリオーナ&クリスとハウゴー&ホイロップのライブだ。ハウゴー&ホイロップは2002年のケルティック・クリスマスで観たがカトリオーナ&クリスは初めて。実に楽しみなライブだ。

川崎から三鷹まで移動するのは実は便利ではない。大阪もそうなんだが、少し中心地を外れると南北方向の移動は不便極まりないというのは東京も同じだね...。

事前に生音ライブと聴いていたのも興味深いところだった。比較的ガツンと弾くタイプの音楽だから、これまで見たクラシックと聴こえ方がどう違うかなども確認してみたいなぁ、と思いつつ現地入り。

@さんの情報によると土曜日はハウゴー&ホイロップ → カトリオーナ&クリスの順番だったようだが、日曜日は逆。まずはカトリオーナ&クリスだ。

(演目)
1)Da Day Dawn(trad.)
2)Smugglers(trad.) / Peerie hoose ahint da bom(trad.) / Da black hat(trad.) / Coil awa da hawser(trad.)
3)The Duke of Fife(trad.) / The Bamboo Dancers(O.Johansson)
4)Laebrack(C.McKay & C.Stout)
5)Hillswick(trad.)
6)Dynrost(C.Stout)
7)Harp Solo
8)Turns(G.Stephen)

別に記憶力がよくて曲名をクレジットしているわけではなく、プログラムの丸写しであることは言うまでもない(爆)

ケルト音楽の世界では著名な「Fiddler's Bid」のリード・フィドラーであるクリス・スタウトとピアノ&ハープのカトリオーナ・マッケイのデュオだ。クリスはシェトランド出身、カトリオーナはスコットランドのダンディー出身だとか。
実は私はスコティッシュに関してはまだ全然詳しくないので音楽背景やら文化的なことについては何らエラそうなことは書けないのでご容赦を。
因みにFiddler's Bid については最新作品の『Naked & Bare』だけは聴いていた。内容は間違いなく素晴らしいのだがちょっと作り過ぎている印象があったので果たして今日はどうか、と思って期待半分、といった感じだった。
実際には確かにちょっと大人し目な印象はあるものの、スリリングな展開はあるし、何ともビックリしたのがカトリオーナのハープだった。スコティッシュ・ハープで大きさはカトリオーナさんの2/3くらいだろうか。どうしてもハープというと癒し系でゆったり弾く印象が強いのだが、何の何の、スラップベースみたく弦を軽く叩くような弾き方をしたりなかなかパーカッシヴだし、和音の作り方も実に凝っていてこれはなかなか面白い。
クリスのフィドル・スタイルは実に丁寧な印象だった。生音でやっていたこともあるのだろうが、アタックもやや薄めで綺麗に楽器を響かせているなぁ、というのが第一印象。弓使いも頻繁にロング・ボウを入れていて右手の形なんかは模範的に見えたね。端正な音とは裏腹にステップを踏む足音がカツンカツン聞こえてきてダンス・チューンなんかはノリノリだ。かなり速いテンポですっ飛ばす曲もあったのだが、長めの弓使いでよくあそこまで弾けるなぁ、と感心して眺めている間に終わってしまった。

幕間は15分でハウゴー&ホイロップ。
(演目)
1)フランスのメヌエット
2)いにしえのポルカ
3)ボルンホルムの酒 / イングリッドのワルツ
4)光の天使 / モーテンセンのリール
5)リュブリャーナの一夜
6)エルヴァスクード
7)ノルウェイの馴鹿 / ブリンク・ブロンク
8)フィースト / フュン島のリール / ロービィ・ホブサ

曲紹介がカタカナなのにはワケがある。デンマークの言葉は使い慣れないというか入力したことがない変な文字が多いから大変なだけだ...(爆)

こちらは既に生を一度体験しているので雰囲気は分かっていたが、やはり生音ということで興味津々だった。特に前半のクリス・スタウトのフィドルはアタックが弱く感じられたことが奏法によるものなのか、生音を多少離れた位置から聴いていることによるものなのか、という興味もあったしね。

いざ聴いてみるとハウゴーのフィドルからはハッキリとアタック音が聴こえていた。これがリズミカルでノリをより感じさせてくれる。生音とはいえ、さすがにギターのホイロップはピックアップから音を取っていたようだが、実に耳にやさしく響いてくる二人の音が心地よい。二人とも相変わらず陽気でエンターテイナーとしてもまた腕を上げたなぁ、と思った。
(ホイロップは曲紹介などで盛んに「デンマークで会いましょう、明日」と頻繁にジョークを飛ばしていた。「オマエ、明日も日本におるやんけ!」と心の中で突っ込みつつ笑っていたのは内緒の話だ...)

因みに前回観たのは2002年だから、フィドルなんて始める気もなかったころだっただけに今回のハウゴーのフィドル捌きは強烈に印象に残った。先述のクリス・スタウトにしても、ハラール・ハウゴーにしてもクラシック・ヴァイオリンの教育を受けているようだが、とにかく技が多彩だ。しかもクリスよりハウゴーの方が動的で色んな弓捌きを見せてくれるものだからイヤでもハウゴーの右手に視線がいってしまう。う~ん、あんな動きは普通できんぞ、という見事な芸だね。

ハウゴー&ホイロップの演目が終了し一旦舞台を降りた後、再び登場したときにはカトリオーナ&クリスも一緒に4人。ハウゴーは「4人で合わせるのは今が初めて」などとお寒い冗談を飛ばしていたが、まぁそれはご愛嬌として...。
4人の共演、最初はエアのメドレー。最初はカトリオーナ&クリスの持ちネタで2曲目はハウゴー&ホイロップの持ちネタという構成だろう。(自信はないが多分カトリオーナ&クリスの持ちネタは『Naked & Bare』の冒頭に入っている曲だと思う...)
2曲目は高速ダンス・チューン。フィドラー二人は立ち上がっての熱演だった。さすがに合わせる時間がそうはなかったのだろう、アンコールは「蛍の光」で終了。

演奏は勿論だが、会場の音響の良さには本当に感動した。まろやかに音を鳴らしてくれている感じで耳に実に優しい暖かい音だった。小ホールで制限はいろいろあるだろうと思うが、座席の勾配もそれなりにちゃんとついているし、非常に印象のよいホールだった。

ジャンルがどうとか、編成がどうとかは関係なく実に楽しめたコンサートだった。スコティッシュ、デンマーク、いずれの伝統曲もやはり日本人の心をくすぐる節回しが内在されているのだろう、実に心地よい曲ばかりで改めて魅力を再発見した次第だ。

最後に...。
仕事の都合で行けずに悔しい思いをされたKevin 師匠、チケットを譲っていただきありがとうございました。お陰さまで本当によいものを観ることができました。
[ 2007/02/05 01:17 ] Concert | TB(0) | CM(6)

果たしてここは何するところ?

今朝(土曜日)は休みであるにも関わらず朝7時ころには起き出していた。寝ボスケの私にとっては実に珍しいことであるが、別に何があるわけでもなく、ただ単に金曜夜は早く果ててしまっただけのことだ(爆)。

まぁ、折角早起きしたわけなので洗濯など身の回りのことをすませて、まずはマンドリンから練習。お決まりのBach のGiga に加えて、Goldberg 変奏曲も本日からメニュー追加。相変わらず覚えにくい悩ましい音列だが気長に行こう。
お次はブズーキ。こちらは例のJohn McGann の教則本からバッキングのおさらいと簡単なスケール練習。フィドルのレッスンや練習会で弾く「Jackie Coleman's」のコード譜を見つつ少しアイデア練り。
この辺りで昼前になったので少々早いが朝昼兼用の食事をし、くつろいでからやおらフィドルの出番である。ちょっとマンドリンとブズーキに時間をかけ過ぎたが、今日はフィドルのレッスンなので弾きそうな曲及び新ネタを中心に付け焼刃の練習だ。大方3時間ほど弾いてレッスンへと向かう。



入室すると前回同様Iさんのレッスン中。
前回に引き続き我が持参楽器はフィドル、マンドリン、ブズーキの3台。師匠もIさんも前回見たとはいえ、やはり異様な荷物の多さにビックリだ。

少しブズーキのバッキングを弾いてみせると師匠も「おぉ、既に結構いい感じになってきてますね」と仰りながらマンドリンと戯れている。師匠は撥弦楽器の経験がないのでピッキングには苦労されているが、左手の運指は一緒なので「Kesh」くらいだと難なく弾き通される。うろ覚えのコード付けでブズーキのバッキングをつけたり、メロディを合わせたり。そんな間にIさんは私のフィドルを見て「何か、凄く弦が傷んでますけど」と突っ込みを入れる。まぁ、ボチボチ替え時とは考えていたのだが...。

「まぁ私の場合、この辺り(ファースト・ポジション)しか使わないので傷みは早いかもしれませんねぇ」

Iさん「どれくらいの周期で交換されているんですか」

師匠「モハーさんはIさんと同じくらい頻度が高いですよ」

「大体2ヶ月くらいですね」

Iさん「私はそこまで早くないですよ。オリーヴなんて価格の問題もあったから1年くらい張っていたし...(笑)」

などと会話しつつ師匠も私のフィドルの弦をチェックされ...

師匠え゛~この傷み方は...(絶句)。爪で引っ掻いているような感じで(弾き方的に?)ヤバそう...」

「爪で引っ掻いてはいないけど...。指先のタコかなぁ、原因は...」

~~~~~~お互いの指先を3人で観察中~~~~~~

Finger_Tako.jpg因みに私の左手の指先はこんな感じ。話題の箇所は黒の楕円で囲んでおいた。ちょっと見辛いかもしれないが、タコというか角質化した部分が1.5mm ~2mm弱程度の厚みになっている。

師匠・Iさんげぇぇ何ですか、この指先...(絶句)」

「ヴァイオリンだけでは絶対こうはならないんでしょうねぇ(苦笑)」

師匠障害者申請でもしたらどうですか(爆笑)。まぁ、この指先ならこの弦の傷み方は理解できますねぇ。」


という長い前振りを終えて(笑)、フィドルのレッスン開始。

まずは初出の「Cooley's」(Reel)から。実はJohn McGann の教則本でブズーキの練習をしていた曲だ。ブズーキによるバッキングとフィドルによるメロディを同時並行練習するという、新たなプロジェクトの第一弾である。

まずフィドルで師匠と何度か合わせて弾いた後、ブズーキの出番である。少しバッキングを弾いてみせたら師匠はニンマリを笑いつつメロディを弾き始めた。うん、なかなかえぇ感じだ。師匠も「なるほど、そういうパターンがちゃんとあるんですね。なかなか面白いですねぇ」とご満悦だ。

お次は「Jackie Coleman's」(Reel)。既に何度もやってきた曲であるが、一応今のレッスン関係者の強化曲なので今回もしつこく(笑)。何度かフィドルで一緒に弾いた後コード譜付きの譜面を引っ張り出して再びブズーキの登場。こちらはまだパターン化していないので最初に師匠とどんな感じが合いそうか少し相談し、師匠にゆっくりとメロディを弾いていただく。途中メロディとコードが今ひとつ調和しないところは師匠がピアノで少し和音をつけてみてチェック。大体ヴォイシングは決まったので後はこちらの練習次第ですな。家で弾いているときから思っていたことなのだが、調性の性格をはっきりさせる3度の音は意識的に外した方が響きがストレートで合いそうだ。師匠も「3度抜きの方がスッキリしますね」と仰っていた。

最後は「The Star Of Munster」(Reel)。
これはもうレッスンで散々弾いてきた曲なのでほとんどフィドルの方に関しては指示されることもなくひたすら合わせて弾くのみである。これは譜面を持ってくるのを忘れたのでブズーキはほとんど使えず...。ちょっと研究しておかねば、ね。

人数が揃えば、教室メンバーで12日辺りに練習会があるようだ。話の流れから当然ブズーキ持参で参加になりそうだが...。

「何か、こういう便利な楽器を使っているとフィドルを弾かずにブズーキばかりになりそうな気が...(苦笑)」

師匠「そうなんですよねぇ。大体伴奏楽器やベースなんて他にやる人がいないから、できそうな人が引き受けてそのまま固定化しちゃうんですよねぇ(爆笑)」

.........。

う~む、それはそれで本筋から外れてしまうんだが...(苦笑)。
ブズーキは楽しいけど、フィドルも弾きてぇ(爆)
[ 2007/02/04 00:30 ] Fiddle | TB(0) | CM(6)

A Warm → Cold Winter Night @Terrace

日中は暖かい感じだったここ数日、遅れ馳せながら約束のお年玉を手に渋谷まで出かけてきた。夜7時でも冬らしくない感じだが今日遊びに行くライブはテラスで行われるとのことで下半身には普段は絶対履くことがないパッチ、普段滅多にしないマフラーもつけての重装備で出かけることとした。(因みに普段スーツ姿でご出勤だが、コートはまず着ていくことがないし、パッチは昨年今頃北海道へ出張があったためやむを得ず買ったもの、マフラーに至っては2年振りくらいの装着だ...)

場所はダブリナーズ@渋谷。セッションも定期開催されているアイリッシュ音楽業界では名の通った店だが実は私は初めて。渋谷は初めて上京した折に初めて行った時、あまりの人の多さに「間違いなくこれは祭りがあるハズだ」と勘違いした街だ。坂や袋小路のような細道が多くいまだに土地勘が働きにくい...。案の定お店発見に多少手間取ったが開演前にどうにか辿り着く。

テラスでのライブとのことだったが、一応ビニールハウス状態にはなっていて寒風をまともに浴びることはない。これならアルコールを適度に入れれば何とかなるね。

お目当てはこのお二方、再三このブログで登場した大渕さん(fiddle)にたけ~ださん(bouzouki , vocal)だ。最近ブズーキを入手したこともありこういう小編成の生は是非間近で見たいと思っていたから、まさに渡りに船だね。
道玄坂のテラスでやるだけにクルマのエンジン音などもかなり気になる環境ではあるが、そんなことを吹き飛ばしてくれる心地よい3ステージだった。ご本人曰くの「変態セット」はなかなか強力だ。見事に曲名が浮かばない...(苦笑)。リバーダンス関係ネタにEileen Ivers ネタは即分かるんだが、曲名が...(苦笑)。結構セットの組み方が面白くて「あぁ、そんなんありやねんなぁ」みたいな新たな発見があったり。
そういや、ごのご両人の演奏ってアイリッシュ・タイムスでしか観たことがなかったなぁ。しかも全部ブレンダンさん絡みだった。演奏時の表情などを見ていると緊張感の中にもちょっとしたゆとりや遊びがあって伸び伸びと弾けている感じがした。1st Set こそ若干音量バランスが悪い感じがしたものの、2nd Set 以降はそれなりのバランスで抜けがよくなった。
本日は例によってフィドルのボウイング研修をメインとしつつ、ブズーキの扱い方も研修対象だったのだが、どうも私の脳味噌のキャパは超えてしまうようだ。序盤は目線がフィドルにブズーキにと移り過ぎてボヤーっとしてしまったので、思い切って歌モノのときはブズーキ、インストもののときはフィドルと割り切りつつ観戦させていただいた。
個人的に嬉しかったのは「Plains Of Kildare」かな~。随分前に採り上げたけど(過去記事はこちら)Andy Irvine & Paul Brady に入っている曲で、Patrick Street もライブでやっている。アイリッシュ系の歌モノでは1、2を争う大好きな曲で、たけ~ださんのヴォーカルもなかなかえぇ感じだ。歌はとてもできないけど、撥弦楽器&擦弦楽器アンサンブルは練習ネタにしてみたいなぁ



また次も楽しみにしておりまするよ、お二人さん。あ、大渕さん、一度是非ゆっくりセッションにもお越しくださいませ♪
[ 2007/02/01 01:25 ] Concert | TB(0) | CM(8)








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