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ライブを巡って...、煩悩の日々

ライブまで一週間を切ってしまった。果たしてどうなることやらという実に他人事の感じであるが、まだ気分的には開き直れない日々だ。

kaijoumap.jpg因みに中野区のホームページに地図とともにさくら祭りの告知が出ていた。
ぬぬ...、分かりやすそうな地図やけど、「チェリー・ブロサム」?...。小さい「ツ」さえ抜きか。さすがエコ祭りも兼ねているなぁ...(爆)。複数形の「S」は敢えてT田さんが外したらしいんだが、テキトー感たっぷりのHPアップに少々笑ってしまった次第だ。


で、練習であるが...。

21日~25日の間でT田さんとの合わせ練習を3度行った。ゆっくりセッションでは何度もご一緒したことがあるとはいえ、二人きりでの演奏となると何かと慣れないことも多く絶対量としては全然足りないというのが実際のところだ。

21日の練習で大体の演目やセット組合せを決めたが、24日の練習までにメールのやり取りで微調整。24日はセットの並べ方などを大まかに決めつつ合わせ練習とした。
普段何気に弾いているセットを少し変えてみようとするだけでも存外難しいものだ、というのを今回は実感した。まぁ、私のレパートリーが少な過ぎること、腕が未熟過ぎることに起因するところ大なんだが...。

24日の練習ではメールでやり取りした結果に基づいて各曲の通し練習をメインとした。お互いセットの中で楽器を持ち替えたりするわけだが、持ち替えのタイミングが被ってしまう問題などもあり、急遽セットリストに使用楽器を書き込んで調整することにもなった。
各々のセットの完成度なんてまだまだのレベルだが、それでも演目予定は13セット30曲程度に落ち着いたので、25分ハーフで間の休憩10分程度という大まかなステージ構成を決定し、セット順も大まか決まったところで練習を終えた。

帰宅してからセットリストに使用楽器なども追加してリスト化していると前後半のバランスに難があると思われるところがあったし、楽器持ち替え等に不安な箇所等もあったので自宅練習しつつ代替案なども少し考えて25日の練習へ。

曲順に関してはT田さんも納得で少々入れ替えなぞもして、鬼門となりそうな箇所をさらう形式となった。3度目ともなるとT田さんも私の演奏柔軟性のなさを理解していただいたようでいろいろと助言もいただき、さらにセットリストの改造にもなり、少々曲の入れ替え実施。最後の練習にしてセットリストはほぼ完成した。一応乱入者の参加を募ったわけであるが、取り立てて申し出られる方もおられなかったのでセットリストは未公表のまま、っつうことで悪しからず。ゆっくりセッションによく出てくる曲が中心ではあるが、セットの組み方は結構いじってみたので未熟な演奏ながらお楽しみに...。



WarriorCeltGuest.jpg練習ばかりでは煮詰まるので前から参加してみたかった上野はWarrior's Celt のセッションにお邪魔した。月例で平日水曜日に開催されているセッションなんだが、今回は祝日だったので一度顔を出してみようか、と。
店に入るといきなりオサムさんに出くわしたので随分気分的には楽になったんであるが、出てくる曲がことごとく知らない曲だ...(汗)。じっくりと演奏を聴かせていただきながら、隙間ができたら弾ける曲を少し弾かせていただく形で参加した。みなさん、来るもの拒まずの雰囲気で楽しませていただいたが、自分自身の曲の知らなさ加減を改めて露呈したセッションでもあった。まだまだ先は長いですな...。



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[ 2007/03/27 00:37 ] Fiddle | TB(0) | CM(10)

穴馬の仔は穴馬

長らく競馬ネタを書いていなかった。可能な限り中継はテレビで観ていたし、先月のフェブラリーSはちゃんと馬券を買って外していたわけだが、今ひとつ書きたいと思うネタもなかったのでズルズルとここまで来てしまった。

やはりディープインパクトの引退が大きな要因だ。彼が活躍した約2年間、予想する側としては相当楽をさせてもらっていた。何せ彼が1着というのは動かせないわけで、自然2着と3着だけ読めれば当たるという安易な予想ですんでいたわけだ。当然ながら今年からそうはいかないし、リセットの期間が欲しかったのも事実だね。

そんなこんなで今回も今ひとつ気合が入らなかった高松宮記念だったが、お付き合いで買うことにした。

本線を考えている間は上位人気を下記の理由で蹴飛ばすことにしていた。

1番人気スズカフェニックス:距離不足気味、重馬場、内枠ってどうよ...

3番人気エムオーウィナー:小牧のG1はなぁ。良馬場希望みたいやし...

4番人気マイネルスケルティ:大先生やからなぁ。1200mで好位を取れるか疑問やし...。

5番人気シーイズトウショウ:休み明けは走らないんだよね、この馬。気合入り過ぎた池添は危ないしね...。

で選んだのが、

◎プリサイスマシーン
○オレハマッテルゼ
▲アンバージャック
△サチノスイーティー

だった。1番人気の単勝が5倍台をウロウロするオッズに重馬場、スターホースが居ないスプリント業界とくればどう考えても荒れるでしょ?という見解だったわけだ。どうせ当てモノみたいなレースだから(爆)、上記4頭でワイドと3連単をボックスでチョボチョボ買った。

H6Oukasyo.gif予定金額にはまだユトリがあるから、ということでお世話になった馬の仔の馬券を遊びで買うことにした。写真は思い出深い平成6年の桜花賞、オグリローマンツインクルブライドで決まったレースだ。写真でほとんど確認できないのが残念だが、3頭の最内に入った2着のツインクルブライドが思い出のお馬さん。抽選を潜り抜けて出走にこぎ付けたラッキーに加え、大井のナイター競馬ツインクルレースがこの時期からスタートという語呂のよさも気に入って穴馬に指名し見事私に初の万馬券をプレゼントしてくれた馬だ。よく考えればこの年結婚した武豊が輝ける花嫁(ツインクルブライド)を引き連れてくるという出来過ぎのレースだった。


本日の高松宮記念にはその仔、ペールギュントが出走していたのだった。やはり血を引いているのか、2歳時にはデビュー3戦目のデイリー杯で9番人気ながら1着に飛び込み馬連万馬券、3連複10万馬券、3連単100万馬券を演出する前歴を持つ馬だ。

初の6ハロン戦がどうか、というところがあるにせよ、13番人気はひでぇなぁ、と思いつつ、馬連・ワイドはペールギュントから全通りの流し、さすがに3連複は1頭流しの全通りではたまらないので悩んだ末にペールギュント&プリサイスマシーンの2頭軸流しで本線の残り3頭と上位5頭人気に流すことで儀式を終えることにした。さすがに来るとは思ってもいないので(猛爆)、3連単は論外だね...。

予想通りディバインシルバーの逃げでレースはスタート。6ハロン戦にしては馬群は結構固まり気味だ。我がペールギュント君、「思ったよりよい位置からレースしてるなぁ、折り合っているし」と思いつつ4角を回ると...、ぬぬ、ひょっとして結構脚が残ってる?武さんの馬は強いねぇ、あらあらやっぱりエムオーが来ちゃうか、オレハマッテルゼかな、と見る内に、何とヤツが来ている。え、2着ありそうやね、あらあら2着に来ちゃったよ、オイオイ、でレースは終わった。
新聞によると馬連で400倍を超えるらしい。その確認だけでじゅうぶん堪能したのだが、スローを見ると3着は◎のプリサイスマシーン?。あらら、3連複まで当たっちゃったよ。えぇっと、馬連にワイドが2通りに3連複か...、何々直前のオッズを足すと10万超えそう。

というわけで、本日の収支...。

馬 連 8-17:40,250円×1枚
ワイド 8-17: 6,770円×1枚
ワイド11-17:11,860円×1枚
3連複8-11-17:69,690円×1枚

払い戻し合計:128,570円

ごっつあんでした(笑)
んだ~、こんなことになるなら5弦フィドルのオークション、参加しときゃよかったなぁ(爆)
[ 2007/03/25 18:19 ] 競馬日誌 | TB(0) | CM(4)

恥ずかしながら...

GinzaStreetOfHigasiNakano.jpg本日、3月21日お出かけしてきたのがここ。ちょっと見辛いかもしれないが、東中野だ。どこにでもある「ギンザ通り」がここにもある。私の住まいの近所にも○○銀座商店街なる寂びた商店街があるし、思い起こせば大学時代のキャンパスの中にさえ銀座通りがあった。

なぜ唐突にこんな場所が出てくるのか。

Life_of_HigashiNakano.jpg話は3月17日、St.Patrick's Day の20時半頃に戻る。
reiさんとアイリッシュタイムス@新橋でライブを観戦しているときにKevin 師匠からメールが飛び込んできた。「どこでセンパトを楽しんでいるか」くらいの話かと思ったのだが、内容は

「T田さんから4月1日に桜祭りが東中野であり、セッション開催予定とメールがありました。拙者はムリですが貴君のご都合はいかがですか?」

というものだった。

4月1日なら年度決算業務開始前やし、ちょうどえぇわと思い即OKの返事をするとともにT田さんに私のメアドを伝えていただくようお願いした。

しかるにアイリッシュ・タイムスを後にして帰路に着いた頃、T田さんよりメールが来た。おぉ、当日のお話やなと開いてみると...

「急な出演を快諾いただきありがとうございます。」

ん...、出演?

「演奏時間は午後6時以前の日中ならいつでも構わない。場所は東中野駅近くの商店街真ん中にあるスーパーの駐輪場で...」

なるほど、野外セッションですな。

看板を作ったり中野区のホームページに載せるので...」

んんん...?妙に大袈裟な気が...。

バンド名キャッチフレーズを考えてくれと主催者から言われました」

何~い...!こりゃいかん、セッションならみんなの音に紛れてブツブツ...、と思っていたのだが、これはれっきとしたライブではないか!。どうも最初のKevin 師匠からの話とは微妙に180度ニュアンスが違うような気がしないではないが、受けてしまったものは仕方がない。T田さんとはゆっくりセッションでいつも楽しませてもらっているし、何しろマルチプレイヤーにして曲も多数知っている彼だし足を引っ張らないよう頑張らないとね...。

主催者からの情報は

1.当日の出演者は我々だけ...orz
2.PAは自前で用意すること
3.演奏時間はどれくらいでも構わないが、希望としては1時間くらい
4.雨天の場合は4月2日に順延なので自動的に出演は取り消し

だった。
4はよいとして(平日にライブをやっている場合ではないからね)、残り3つの条件はなかなかヘビーだ。動き出した以上おめおめと引き下がるわけにもいかないので、まずはT田さんと練習日程を調整して本番まで3日間の練習日を設定した。その初日が今日だったというわけだ。
朝9時にまずは中野ゼロ・ホールの地下2階にある音楽練習場で2時間の練習。1時間ということになると結構レパートリーが必要になるのでT田さんの持ってきたCD音源なども聴きながら、とりあえずお互いのレパートリーを弾いていく。幸いにしてお互い楽器のバリエーションは豊富だから、手を変え品を変え遊びつつ詰めていける。
3日しかない練習日程だが、初日で候補セットが10ほど出てきたのは上出来の部類だろう。あとは少ない日数の中でどこまで弾き込めるか、だね...。

というわけで、ちょっと小恥ずかしい限りではあるが、本ブログ初めての告知(告恥?)だ。
kanban_0321.jpg
えいぷりるふ~る・らいぶ東中野さくら祭り
開催日:4月1日(日)14時~
場 所:東中野ギンザ通り内、Lifeの駐輪場
ノー・チャージ(当たり前だ)、楽器持参・乱入可
雨天の場合翌日に順延されるため、ライブは中止となります。


あまり早くからネタばれしてしまうのもつまらないのでセット・リストはまだ出さないが(爆)、何しろ出演者は我々だけという独占状態だし、ミニ・セッションの形式にしてもよいと考えているので興味ある方は是非お越しくださいませ。当日乱入を希望される方はこの記事にコメントをいただけると助かります
尚、本日現地で少しだけ音を出してみた結果PAは使用せず生音で行くことにしております。

告恥ついでに...。
東中野の桜祭りの前日、3月31日(土)に千葉は君津のSutton's に於いて「素人芸能発表会」があります。私も出演予定。過去二回については当ブログでも紹介した(1月分はこちら2月分はこちら)が、素人特有のまったりした楽しい会なのでお時間がある方はお越しくださいませ。弾き語りあり、クラシック・ピアノあり、フォーク・グループありのごった煮発表会です。飲食費実費、ノー・チャージです。
[ 2007/03/21 15:59 ] Fiddle | TB(0) | CM(26)

St.Patrick's Day の出来事、そして...

昨日土曜日はSt.Patrick's Day
ご存知の方が多いと思うが、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日が3月17日であり、それに因んで日本のあちらこちらでも今月はいろいろとアイルランド関係の催しが多い、という訳だね。

お祭りは私も好きだが、そんなことはお構いなしに本日はフィドルのレッスンだった。前日金曜日は尼崎から本拠地に戻ったのが日付変更線を超え、日頃の練習不足も疲労も山積み状態でどうなることか、と思いつつレッスン場へ向かう。

私の前は恒例のIさんのレッスン。外にわずかに漏れ聞こえる音はBachの「Violin Concerto in A minor -Allegro-」だった。数年前にマンドリンの運指練習で使っていたこともある懐かしい曲だ。美しい旋律なのでまた練習しておこうかな。

私のレッスンは付け焼刃の自宅練習でさらっておいた曲をメインにしようと「Fig For A Kiss」から始めることに。一応大まかながらTablEdit の譜面を印刷して弓順や装飾音をメモっておいたので師匠と一緒に弾く。弓順などは大体これでいいのではないか、との結論。引き続き「Kid On The Mountain」へとメドレーにして弾いたり...。
そこから暫し速度アップの話。「Mountain Road ~Drowsie Maggie」や「Cooley's Reel」を可能な限りの速さで弾いてみる。何か師匠の煽りがすごいんですけど、と思っていたが、師匠に言わせると「今日は快調に飛ばしてますねぇ」でどうやら私のテンポが一定でないだけのようだ(爆)。事のついでに「Jackie Coleman's」や「Star Of Munster」も可能な限りの速度アップで。

暫し曲名記憶障害の二人で(爆)「この曲は何でしたっけ?」とか「○○って曲はどんなのでしたっけ」と探索しつつ...。

The Priest / Mary Willie's / This Is My Love, Do You Like Her? 」のスライド・セットは大体指に馴染み始めたので師匠からは「よく覚えましたねぇ」と暗譜に関しては○。

積み残しになっていた「Lafferty's Reel」はKevin Burke の譜面の弓順は無視して弾くことで意見が一致した後(爆)、「Pigeon On The Gate」へ。Kevin Burke のメロディ・フェイクを披露して大体これは○かな。

後は惰性で「O'Carolan's Concerto」や「Banshee」など。やや予定時間を超過した充実のレッスン・タイムだった。



IrishTimes_20070317.jpgセンパト当日ということで都内だけでもかなりのイベントが開催されていたが、久し振りにアイリッシュ・ハープを聴きたくなってIrish Times@新橋へ。お目当ては坂上さん(harp)と杉田さん(fiddle)のデュオ。坂上さんの演奏はいつぞやにDuffy's@銀座で拝見して以来だ。お店は土曜日にも関わらず相当な混み様で、2セット中盤まではセンパト、或いは音楽目的でないお客さんの方が多かった印象。ハープはPAを通していたものの音量的に若干気の毒な環境だったかなぁ。

IrishHarp_20070317.jpg坂上さんのアイリッシュ・ハープ。実に丁寧な指捌きから時に優しく時に力強い音が紡ぎだされる。もう少し静かな環境だったらこのハープ1台で場の雰囲気を支配できるであろう存在感で改めてこの楽器の魅力を感じたなぁ。

IrishFiddle_20070317.jpg杉田さんのフィドルは今回初めて拝見した。タッチが凄く柔らかくて坂上さんのハープとの相性もかなりよさそうだった。こちらは生音でやっておられたので時に聞こえづらい箇所もあったけど実に丁寧な弾き方で大変勉強になった。

私は1st Set 終了後に到着したのだが、reiさんによると1st Set は30分くらいで終わったらしい。逆に2nd Set はかなり長編でアンコールを含めて1時間強くらい演奏されて堪能できた。相変わらずの曲名記憶障害でちゃんと覚えているわけではないが、
(Hornpipe)
・Boys Of Bluehill
・Rights Of Man
(Reel)
・Pigeon On The Gate
(Slip Jig)
・? ~ Fig For A Kiss ~ Butterfly
(Jig)
・St.Patrick's Day ~ ?(Reel)
(O'Carolan's)
・Planxty Irwin
・Si Bheag, Si Mhor ~ O'Carolan's Concerto(セットにしてたかどうか怪しい...爆)

などは凄く印象に残っている。比較的知っている曲が多かったし、ライブ終盤に来られたオサムさん曰く「こういうまったり速度のリールって気持ちいいですねぇ」の通りで、楽曲そのものの美しさを再認識できたライブだった。

終演後、東京タワーでゲリラ・ケーリーなんて話を掴んでいたのではあるが、かなり寒かったのでパス。余韻に浸りつつ家路に着いたのであるが...、その間に予期せぬ話が進行していたのである...。
[ 2007/03/18 11:52 ] Fiddle | TB(0) | CM(2)

懐かしのジャズ・ロック

久々のアイリッシュ・ケルト系以外の作品紹介になるかな。
まぁ、こういう手のものをブログに書いているときというのは、大体楽器を弾きたくても弾けない状態でウズウズしているときと相場は決まっている...(苦笑)。

大阪は梅田の塔レコに寄ったらこんなものがあったので自爆した。
ROCKGOESTOCOLLEGE.jpgRock Goeas To College』/Bruford
1)Sample and Hold
2)Beelzebub
3)The Sahara of Snow (Part One)
4)The Sahara of Snow (Part Two)
5)Forever Until Sunday
6)Back to the Beginning

Bill Bruford : Drums, Percussion
Allan Holdsworth : Guitar
Jeff Berlin : Bass
Dave Stewart : keyboards
(Special Guest)
Annette Peacock : Vocal


大学生の頃にブートレッグ映像で部分的に観たことがあるBruford のライブ映像で、つい懐かしくて買ってしまった。

ディープ・パープル大好き、リッチー・ブラックモアが世界で一番上手いギタリストと信じて疑わなかった少年時代を過ぎて、ギターのテクニカルな面をもっと垣間見たいと突き進んで行き着いた一人がこのBruford でギターを弾くAllan Holdsworth だった。本人名義の作品がその当時(20年くらい前のことだ...!)は極端に少ない上に客演での名演とされる『Bundles(収束)』(Soft Machine)なんてまず中古屋で見かけることはなく、見かけたとしても万の単位のおじぇじぇが必要だったりした。そんな当時でもBruford の諸作、Gong 、Tony Williams のNew Lifetimeあたりは比較的容易に入手できたので専らBruford をよく聴いていた。

BillBruford.jpg無論、このグループのリーダーはこの方、Bill Bruford(ds,perc)だ。Yes やKing Crimson の大御所プログレ・バンドを経験した後結成したのがこのBruford だ。ここに至る前にはカンタベリー系ジャズロック作品にも参加したようで、このBruford もその影響が頻繁に顔を覗かせているのも私のお気に入りの要因のひとつだ。
因みに随分昔の話だが、渡辺香津美さんのSpice Of Life で来日した折に2度生で拝んだ。千手観音みたいと思うのは私だけだろうか...(爆)

Berlin_Holdsworth.jpgそして、Jeff Berlin(b) とAllan Holdsworth(g)。Bruford もそうだが、このご両人もやっぱり若いなぁ。手数多くブリブリとベースを鳴らすJeff Berlin は改めてカッコよいなぁ、と思う。このお方もSpice Of Life で一度生を見た。Holdsworth は速弾きだけでなく、かなりメロディアスで非常に聴きやすい印象だ。ピッキングのタッチもこの後の作品よりハッキリしていてどちらかというと好みだ。ホーさんについては神戸のチキン・ジョージ、大阪のamホールといずれもかぶりつきで見させていただいたことがある。シンタックスの使用は正直いただけない気がしたが、通常のエレキで弾いている演奏は見事だった。

DaveStewart.jpg実はちゃんと動いている姿を初めて見たDave Stewart(keyb)。カンタベリー系ジャズ・ロックになくてはならないキーボード奏者といってよいのではないだろうか。私が知るだけでもNational HealthHatfield & The North のメンバーだし、Steve Hillage(g)とも仲がよくGong や彼のソロなどにも参加している。昔LP で復刻されたシリーズでNational Health は初めて聴いたがそのライナーノーツの裏にカンタベリー系系統図が書いてあったのを今でも覚えている。なかなか詳細かつ面白い系統図だった。

AnnetePeacock_2.jpg個人的にこの映像でもっとも印象的だったのがこの方、Annette Peacock。Jazz 好きの方ならご存知の方も多いと思うが、Keith JarrettのStandards でベースを弾いていたGary Peacock のカミさんだった方でもある。
語り調の歌いっぷりで音高はあってるのか間違ってるのか微妙な感じの不思議なヴォーカルだ。タイプは違うがReturn To Forever のFlora Purimの存在を私は連想してしまう。パっと聴くと何ともいえない不思議な感じなのだが、慣れてくるとないと寂しい存在なんだね。因みにReturn To Forever に関してはECM のマフレート・アイヒャー(Manfred Eicher )がどうしてもフローラの歌というか声が邪魔だったらしくどうにかして録音音源から取り去ろうとしたがムリだったのでそのまま発表したという話を聞いたことがある(笑)。ないと絶対寂しいと思うのだが...。

Bruford は通算4枚の作品を出しているがもっとも好きなのはこれ。やっぱりAnnette Peacock が入っているというのはポイントが高いでしょ。曲も変化に富んでいるし、紹介したDVD にも入っているけど、ラストの「Adios A La Pasada (Goodbye To The Past) 」におけるアネットとホーさんの絡み合うような泣きのバラードは何回聴いても絶品ですわ。
Feels Good To Me』/Bill Bruford
FeelsGoodToMe.jpg

1)Beelzebub
2)Back To The Beginning
3)Seems Like A Lifetime Ago Ⅰ
4)Seems Like A Lifetime Ago Ⅱ
5)Sample And Hold
6)Feels Good To Me
7)Either End Of August
8)If You Can't Stand The Heat
9)Springtime In Siberia
10)Adios A La Pasada (Goodbye To The Past)

Bill Bruford : Drums, Percussion
Allan Holdsworth : Guitar
Jeff Berlin : Bass
Dave Stewart : keyboards
Annette Peacock : Vocal
Kenny Wheeler : Flugelhorn


[ 2007/03/15 23:52 ] Others | TB(0) | CM(10)

遠いE線、理想の音...

私は一介の勤め人である割に季節労働者的要素が強い職場にいてこの時期は何かと忙しい職種だ。しかもひょんなことから数ヶ月前まで全然別の会社にあった工場のお仕事に関わったりしているものだからさすがに忙しい。いや、忙しいのもあるが、どちらかといえば調整だのネマワシだの待ち時間だのと思うに任せぬ部分が結構あってストレスフルな状態にある。
そんな状態なのでさすがに今回はムリかと思っていたがどうにか1時間遅れで参加できた恒例のゆっくりセッションだった。数十分の遅刻は経験があったが、今回のように持ち時間の半分以上も遅れるということは参加以来初めてだ。もともと集団はあまり得意な方でないだけに流れに乗れない可能性大やなぁ、と思いつつ新橋へ急いだ。

3月はセンパト月間でもあり先週末あたりから都心部ではやたらとアイリッシュ関係のイベントが多い。某SNSでKNGさん及びHKSさんつながりの方々が集結される情報は聞いていたものの、やはりここ数回のゆっくりセッションからすると少人数ともいえる7名だったのもやむを得ないところかもしれないね。

肩当を換えて以来構えも少し変えて如何に弓の毛を効率よく弦に噛ませて音の立ち上がりをよくするか、というのが今の最大の関心事だったが思わぬところに落とし穴があったと感じた本日だった。Kevin 師匠のフィドルをお借りしたのだが、E線が思うように弾けない...。若干駒のE線側が鋭角に落としてあるカーブなのだが、E線がD線やA線から凄く遠い感じで見事なまでに弾けない。前に弾いたときにはそんなに苦戦しなかったハズなんだが...orz。
ゆっくりセッションは平日開催だから今後も楽器をお借りすることは多々あろうし、もう少し柔軟性のある構えの考え方が大事やなぁ、と思った次第。かなり雑音を鳴らして曲の進行を思い切り阻害してしまった場面もあって誠に申し訳なし...。



ゆっくりセッション後は大体お茶タイムと相場は決まっているのだが、本日は単身渋谷へと向かうことに。立ち上がりのよいフィドルの音色が最大の関心事ということもあるが、ここ最近はEileen Ivers にドップリとハマる時間が結構あったりする。勿論Kevin Burke やMartin Hayes も相変わらずよく聴いているのだが、どうもエッジが思い切り効いたフィドルを身体が欲しているらしい。となれば、@さんの生演奏を観るのがやっぱり自然な流れ、という訳だ。

この編成で観るのは初めて。どうにか3セット目は最初から観ることができてラッキーだった。@さんは「何か今日は全然ダメで・・・」なんて仰っていたが、少なくとも私が観た部分は好調なように思えた。まぁ、凡人にゃわからないレベルの話も多々あるんだろうが...(苦笑)

3セット目が始まる前に「今日は3セット目に濃い曲をたくさん用意してありますよ」という宣言通りで実に面白いセットが満載だった。曲のつながりも面白いし、フレーズも結構捻ってあったりで刺激的だ。
音量バランスはこれまでと比べてフィドルの音がかなり前に出ていたし実に心地よかった。某所でのやり取りの中で「セッションの延長」というライブではなく、バンドとしてライブをしたいという話を伺っていたが段々そんな形になってきているのではないか、と感じるよいライブだった。同じメンバーで木曜日は新宿ダブリナーズでライブされるそうなのでお時間がある方は是非。
[ 2007/03/14 01:44 ] Fiddle | TB(0) | CM(10)

Trad. Songs Vol.13 ~ Fig For A Kiss~

今回は「Fig For A Kiss」を採り上げてみた。

1.標記の種類
1)Fig For A Kiss
2)The Splashing Of The Churn

2.曲のタイプ
Slip Jig(スリップ・ジグ)
キー:E Dorian
Aパート×2、Bパート×2の形式

3.所有している音源
1)『Come West Along The Road』/Various
(Set)Fig For A Kiss / Kid On The Mountain

実は持っているのはこれだけ。1年ほど前にこのブログで採り上げたRTE の美味しい映像集『Come West Along The Road』(過去記事はこちら)の3曲目に入っているスリップ・ジグのセットだ。Paddy Glackin のフィドル1本をバックにCeline Hession & Donncha O Muimhneachain のコンビがステップダンスを華麗に踊っている映像だ。

PaddyGlackin.jpgPaddy Glackin がダンスの前奏としてAパートを弾き始めるところから映像はスタートする。前奏の間はこのアングルで写してくれているのでAパートのボウイング・パターンは拾いやすい。音の立ち上がりがハッキリしたいかにもダンス伴奏向きの演奏だ。

FigForAKiss_2.jpg所狭しと飛んで跳ねて回ってと踊りまくるお二人。知人のダンサーによるとスリップ・ジグは女性が踊ることがほとんどだそうで、この映像のように男女で踊っているものはなかなか珍しいのだとか。そういやRiverdance でもスリップ・ジグの曲は女性が踊っているなぁ。

まぁ、こういう素晴らしい映像を何度も見ていると弾いてみたくなるのが人情というものだろう。ボチボチ「Kid On The Mountain」を採り上げてみようと考えていたのだが、こちらはまた研究すべき新ネタが出てきたのでその整理がついた頃にしようと考え、まずは「Fig For A Kiss」に照準を絞ったというわけだ。

The Sessionの譜面はこんな感じ。



ボウイング指示付の譜面は見つからなかったので映像を見つつ音を聴きつつ自分でボウイングパターンを練ってみた。
まだ正直迷っているのが事実なんだが、演奏してみたのがこれ。

♪ Fig For A Kiss ♪

かなり弾き疲れた後の録音ってこともあるが、これじゃダンサーがコケちゃいますな...。やってみようと思い立って音を拾い始めてから数時間で音源をアップしようと思うこと自体に大きな問題があるのも事実だが...(爆)
The Session の譜面を参考にはしているが結構音列が違う場所もあるのでTablEdit ファイルをついでにアップロードしておいた(TablEdit については、当ブログでもこちらで軽く触れている)。
TEF View というソフトは無料でダウンロードできるハズだし、TablEdit 自体も制限付でなら無料で使えるから興味ある方は下記からダウンロードしてみてください。

♪ Fig For A Kiss のTablEdit ファイル♪
[ 2007/03/11 22:14 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(4)

春の嵐 ~ Jedi の来襲 ~

既にこのブログでも緊急告知した話であるが、3月3日雛祭り、首都東京は少し早い春の嵐に見舞われた。その主はこの方だ。
Session_20070303_2.jpg本人は謙遜もこめてpadawanを名乗っておられるが、ライトセーバーの替わりにフィドルを携えた現代のジェダイの騎士、特に関西圏(最近は名古屋辺りまで勢力範囲を伸ばしているという噂もある)ではそのフォースの軍門に降った人数多と噂される方だ。因みにpadawanどころかヨーダだと呼ばれているのは内緒の話だ。


華のお江戸のアイリッシュ・パブを襲撃したい意向を数ヶ月前から伺っていたわけであるが、ひょんなことから突如実現した来襲だった。

padawanさんには年明け早々阿留酎さんで随分お世話になったし(過去記事はこちら)、ちゃんとお返しせねばと思っていたところ、Kevin 師匠の発案で急遽新橋はアイリッシュ・タイムスでセッションすることとなったわけだ。問題はそれまでの時間をどうおもてなしするかだったのだが、都合よく私のフィドル・レッスンがあったのでこの際一緒にレッスン場に入り込んでいただく企画も追加した。

例によって私のレッスンの前にはIさんのレッスン。どうやら師匠からジェダイ来襲の話を聞いておられたようで見物役として私のレッスン時間も最後まで残られた。

padawanさんはさすがに私のレッスン時間ということで遠慮されていたが、師匠・Iさん・私の3名で入室早々にフィドルを引っ張り出させて弾いていただいた。銀座で軽く起爆剤を服用させておいたのでしょっぱなからエンジン全開のpadawanさん(笑)。Cooley's Reel で幕開けとなった変則レッスンは恐るべき高速ジグ・リールの応酬となった。次から次へとネタを繰り出すpadawanさんに、バカ受けして弾き倒す師匠。とてもフィドルでは太刀打ちできない速度だったりするのでこちらはブズーキやマンドリンで参戦すること数多。時間が経つにつれ益々高速化するセッションにこちらは汗まみれだ。それでも雑音鳴らしつつも「Mountain Road」や「Drowsie Maggie」などは過去最速で弾けたかも。恐るべきスパルタ・レッスンだが効果はありそうやね。
プレ・セッションの心算でセットしていたのだが、ホンワリなみの濃さで素晴らしいセッション、もとい、レッスンだった。

レッスン終了後は師匠・padawanさんと3人連れ立って新橋へ移動。

Session_20070303_1.jpg既にKevin 師匠(guitar、mandolin、Step Dance)・オサムさん(bodhran、spoons、whistle)・M川さん(octave mandolin、bodhran)がスタンバイされておりまずはお食事&アルコールのお時間だ。前回のゆっくりセッションで初めてお会いしたはるなさん(fiddle)も少し遅れてご到着。総勢7名による臨時セッションの開始だ。
ちょうど手頃な人数ということもあり、まったり過ごしつつ出てくるネタは高速だったりするんだが、スロー・エアなども交えてセッションは進む。レッスン時にもpadawanさんにお願いして実現した「Farewell To Erin」が個人的には最高に楽しかったなぁ。当然私はフィドルで弾くことなど不可能なのでブズーキで伴奏をつけさせてもらったのだが(Am とG を弾いているだけ...爆)、メチャクチャ気持ちいい。


最後の方にはやはりリクエストで「ナウシカ・セット」もやってもらったし、酔うほどに強くなってくるフィドルのフォースに、真正面から受けて立つわが師のフィドル捌きを存分に堪能できた一夜となった。

Session_20070303_3.jpgKevin 師匠にお願いして撮っていただいた本日の一枚。師弟でアイリッシュの図だ。お世辞込みとはいえ、師匠からは「何か、ブズーキの腕前が凄く上がっているような」とお褒めの言葉を頂戴した。フィドルの腕前?、知らんな、そんなことは...(爆)


その後、「レパートリーを弾き切るまでは帰らない覚悟です」と豪語されるヨーダを囲む会、Kevin 師匠・オサムさんと4人でカラオケボックスでさらに熱い夜を過ごしたことは言うまでもない。

みなさん、お疲れ様じゃした&ありがとうございました。
急な話にも関わらず場所を提供いただいたアイリッシュ・タイムスさんにも深く感謝申し上げます。
[ 2007/03/04 03:04 ] Fiddle | TB(0) | CM(23)








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