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フィドラーの、フィドラーによる、フィドラーのための「あれ」な忘年会

大層なお題が付いているが、ま、気になさらず・・・。
唐突だが本日の一枚から。実にハジけた集団だね。これが所謂「あれ」なメンバー達、「その顔にピンときたら・・・」ですな(爆)
入社以来、会社の納会をブッチすること数え切れずな私はご他聞に漏れず、一日早い年末年始休暇を本日28日より開始だ。一路関西へと向かう。ちらっと先日、当ブログでも告知したが、年末の「あれ」企画、「あれ」なフィドラーの、「あれ」なフィドラーによる、「あれ」なフィドラーのための実に「あれ」な大忘年会の開催である。
第一弾は「あれ」な、お店、魔窟集会。hiro さん、じぇしかさんとともに足許が悪い中、坂道を駆け上りお店へ。大きな市場動向こそなかったものの、延べ5~6台のフィドルに、4~5本の弓の試奏大会となった。多分その成果は年が明けたらどこぞにアップされるのでは、という展開だった。この件については継続フォローということで・・・。


ここからが本日のメイン・イベントである。「あれ」なフィドラーが集うオキャ会で御馴染み、兵庫県立芸術文化センターでの年末大売出し的忘年練習会だ。
BounenRensyu_1.jpg例によって三々五々に揃う出席者達。当初告知した段階では4~5名程度の小規模練習会かと思っていたのだが、日を追うごとに増殖する「あれ」な人達、というわけで結局「hiro さん、じぇしかさん、和さん、なっとうさん、ともよさん、194さん、しゃおさん、Yoshi さん、せばすちゃんさん」に私と、結局10名が揃う盛況振り。私自身は、なっとうさんとはお初。和さんも多分今年最初の鴨練セッション以来かな。実に素晴らしいメンバーが揃った。

SebaGumi.jpgこちらは某所でも御馴染みの「せば組」メンバー。
いつもヘタレ気味な発言が目立つYoshi さんだが、現実は急成長を遂げておられてビックリ。クラシック系の練習会で休憩中にアイリッシュを激弾きしているという噂は本当だった。「何か曲出せ!」という先輩フィドラーからの叱咤には即座に「Farewell To Erin」で応酬されるし、これはいつの間に・・・、という世界だった。う~む、やはり夏の陣で叩き潰しておくべきだったかな・・・(笑)

そして以下、例によってチビ弓試練の会である(笑)。
TibiYumi_Nattou.jpg今回お初のなっとうさん。フィドルに加えてヴィオラ歴もお持ちのこの方、耳も腕も確かな方で、さりげなく裏メロを入れたりピチカートもガツガツ鳴らしたり、と実に多彩な芸の持ち主。噂に違わぬ素晴らしいフィドル捌きでした。チビ弓の扱いもお見事!

TibiYumi_Kazu.jpgそしてご無沙汰だった和さん。194さんと重点課題曲指定した「Promenade」はE mode の箇所は即座に対応。ちょいと出した「Laird Of Drumblair」も凄く好きな曲らしい。因みにこの方、来年2月のMartin Hayes & Dennis Cahillを観にわざわざ上京されるという、やはり「あれ」な方である(笑)
最近はコンサーティーナ専門になられているらしいが、元々初めてお会いした頃はバリバリのフィドラーだった。聞くと完全にフィドルは止めておられたらしいのだが、チビ弓を見た瞬間に弾きたくなったそうで、今回のこの写真となったわけだ。私のみならず、周囲からも「折角あれだけフィドルがカッコよく弾けていたのに勿体無い」と突っ込まれて、少しフィドルの方にも気分が向かれた感じがしましたねぇ。是非是非、復活の日をお待ちしています。勿論、コンサーティーナの腕前は見事でした。

TibiYumi_Yoshi.jpgそして、先述のYoshi さん。
弾く姿も結構ゆとりがあって、よい意味でフィドラーらしくなられたなぁ、とビックリ。
結構譜面集め、譜面作りにマメな方でこの業界では珍しい「曲名と曲が一致するフィドラー」として大成されそうな予感。
是非一度、東京へもお出でなさいませ。たっぷりと可愛がって差し上げまする(爆)


と、そんなこんなで盛り上がり始めたとき、部屋の片隅で変なことを始める「あれ」なフィドラー達が・・・。
チビ弓を意識してか、しゃおさんとなっとうさんが弓の手元近辺だけで曲を弾き始めたまではよかったのだが、気付くとこんなことをしている人が現れ始めた。
HennaFiddler.jpgん・・・。弓が逆さまになってますけど・・・。
面白いものを見たら即実行、これはフィドラーの鉄則だし、まして「あれ」なフィドラーは絶対にやらなければ「あれ」とは認定されない(爆)。
というわけで、逆さま弓持ち芸に挑む「あれ」なフィドラー各位。弓を持つ位置さえちゃんと決まれば案外アタックの効いた独特のトーンが出る面白さはあるね。因みにチビ弓は逆さま持ちだとかなりえぇ感じである。

18時から開始の練習会、時間とともに熱さは増し、セットであろうが単発であろうが段々出てくる間隔も詰まってくるのがこのメンバーの特色。
最近取り組み始めた「Bonnie Kate」。『Learning The Irish Fiddle』/Kevin Burke をしゃおさんに見せたところ抜群の「あれ」な反応を示された。この譜面、Kevin Burke は件の曲を3回繰り返すのだが、Kevin Burke のその時々のフェイクが満載の実に勉強になるものだと思っているのだが、しゃおさんもなっとうさんもその気になられたようで、3人であぁでもないこうでもないと弾き倒す。これは大収穫。実に練習会らしい素晴らしい濃厚な時間だった。これは来年に向けて関東と関西を結ぶ課題となりそうですな。

記憶に残っている曲達
(Polkas)
Croppie's March、Salmon Taling Up The River、The Last Chance、Ballydesmond #2、Ballydesmond #1、Scartaglen、Finnish、Jessica's、Britches Full Of Stitches、Egan's、Bill Sullivan's 他
(Double Jigs)
Humours Of Ennistymon、Kesh、Arthur Darley's Swedish Jig、Strayaway Child、Saddle The Pony、Monaghan's、Eavesdropper、Blarney Pilgrim、Donnybrook Fair、Eddie Kelly's 他
(Slip Jig / Mazurka)
Promenade、Sonny's Mazurka
(Hornpipes、Strathspey)
Rights Of Man、Pride Of Petravore、Harvest Home、King Of Fairies、Liverpool 他
(Reels)
Hunter's Purse、Shetland Fiddler、Paddy's Trip To Scotland、Dinky's、Farewell To Erin、Cooley's、Mountain Road、Drowsy Maggie、Banshee、Bonnie Kate 他
(O'Carolan、Air 他)
Carolan's Cup、Carolan's Concerto、Loftus Jones、Planxty Irwin、Fanny Power、Inisheer 他

3部構成のあれな忘年会、最後は近隣のパブ『カプリシカ』でのライブ観戦。冒頭の写真はそこでの様子だ。

capalluisceLive_20071228_1.jpg出演者は吉田文夫、赤澤淳、Peter Damashek の3名。実の心地よいアンサンブルでいやが上にも盛り上がる「あれ」な我々。
休憩時間にはPeter が「Kevin Burke に習ってる方は?」と我々の輪の中に。先ほどの教則本をテーブルに置いていたのを見ていたのだ。彼はいろいろと海外でのワークショップ事情などを面白おかしく教えてくれる。こうなると盛り上がりが盛り上がりを生む相乗効果で、ライブ鑑賞に会話にとどんどん楽しさが増してくる。

DancersDelight.jpg盛り上がり、と来ればやはりダンスだろう。ちょうど4名のダンサーもいらっしゃるし、ということでリール・セットを踊り倒す「あれ」な方々。
吉田さんもPeter さんもノリノリなら、ダンスも異様な盛り上がりを見せた。ブラボ~!!

TwoConcertinas.jpg最後はコンサーティーナを2台。
蛇腹2台揃うことは珍しいし、絵としてもなかなか素敵だからね。
是非是非、横浜はグリーン・シープでのセッションに遠征してきてほしいですね(笑)

本日ご一緒くださった皆様、どうもありがとうございました。30日のフィドル打ち上げ会に行かれる方々も多いことと思いますが、私はひと足お先に年内イベントを完了いたします。
またお会いする機会があれば、お手柔らかに遊んでやってくださいませ。
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[ 2007/12/29 09:31 ] Session & Event | TB(0) | CM(14)

「暮れの檀家回り」~~~エピローグ~~~

TicketToRide.jpg長旅も楽しい思い出もいつかは終わりが来るもの。「檀家回り」作戦も終わりは来る。
鴨練の宴を終えた私は静かに本拠地関東へ戻らねばならない。写真は今回の壮絶な出征記録となるであろう、JRの乗車券である。あちらこちらで途中下車し入場している様がハンコウとなって現れてますな・・・。
実に充実感のある旅でした。あまりに急速かつ無謀であったが・・・。

鴨練の会場をあとにした私は即座に新大阪へと向かう。品川止まりのものだと少々タイミングが悪いので降車駅は新横浜に修正。新幹線に乗り込んで暫しブログのネタなどを練りつつうつらうつらしていたのだが、悪魔の囁きがそこで起きた。確か今日はあの方のライブ&セッションが町田であるはず・・・。わざわざネタ作りに関西や九州まで行くヤツが寝言をほざくなと言われるかもしれないが、我が住まいから町田というのは非常に不便で一度も行ったことがない。これは事実だ。だが、新横浜からなら横浜線一本で到達できる。ならば、今年お世話になったあの方には「檀家回り」ついでにご挨拶せねば・・・。

というわけで、ほうほうの体ながら寄ってまいりました、町田はCovent Garden。既にライブは終わっとったけど・・・^^;
到着時、店内はほぼ満席でとりあえず扉にダラっと寄り添いつつセッションの模様を暫く拝聴。肝心の本人の姿が見当たらないが、NすけさんとかY田さんとか名手達が素晴らしい音楽を奏でていた。実は灯台下暗しですぐそばの席に目的の方はいらっしゃったのだが・・・苦笑。
相変わらず素晴らしいフィドル捌きの@嬢だ。先月タペストリで久し振りに観た時も思ったが一段と研ぎ澄まされた感じ。今年はほんと、お世話になりっ放しだった。特に春先の屋外イベントでは随分お世話になったし、個人的にすごく勉強にもなった。文言の適・不適は別として「檀家回り」の〆にもちょうどよいだろう。写真はムリをいって新ネタのArcus Bow を使っていただいた図だ。遠めで聴く感じ、若干アタックが弱い感じだろうか。でも音色は伸びやかでさすが名手だなぁ、というのが第一印象だった。

VocaldeSession.jpg店員さんの対応はどこ向いてるのかよく分からない感じがあってまだ不慣れなのかなぁと思ったりしたが店の雰囲気自体はかなりいい。セッションもえぇ感じで進んでいる。収穫だったのは、歌モノの飛び入りがあったこと。見た目ゴツそうな感じの男性が「Danny Boy」を見事に唱してくれる。なかなかの美声で素晴らしかったなぁ。

Nanjakoreha.jpgさらにこの妖しげな楽器(すんません、楽器名が思い出せませんねん・・・)。これが入るだけでバウロンも南系の打楽器に聞こえてしまうくらい個性的なシロモノだね。随所に存在感が出ていて椅子から転げ落ちそうになりました(笑)

MiniBowWithBlueFiddle.jpgサービス精神旺盛でワガママな「チビ弓体験」もちゃんと披露してくれました。難なく使いこなしてましたね。
やっぱ、道具より腕かなぁ。あのチビ弓でも@嬢の音なんだよな。当たり前っちゃぁ、当たり前だが改めてその凄さを実感致しました。


という訳で、とりあえず「檀家回り」の無謀で阿呆な作戦も終わり。本日24日は近所の檀家回りで終えました。いつまでこんな阿呆なことをできるか、神のみぞ知る世界ですが、本年はあとひとつのイベントを残してほぼ満了。お世話になったアイリッシュな方々、そしてアレな方々、ありがとうございました。あとは惰性で年末まで当ブログは続きます・・・。
[ 2007/12/25 00:53 ] Session & Event | TB(0) | CM(6)

「暮れの檀家回り」 ~~~「アレを極めた人」認定篇~~~

魔窟店主さん曰く「神出鬼没もえぇとこやな~。次はどこを襲いますのん?」という今回の一連の作戦は次の場へ移動せねばならない。魔窟でくつろぎ過ぎたのでちょいと行程に遅れが出たものの、一路守口へと移動開始。鴨練&アイ京の合同開催によるアイリッシュ・セッション&ケーリーである。これは事前に参加表明していたし、既に関西入りを一度果たしているのでサプライズなネタではない。

14時から開催の予定に対して到着が14時40分頃。会場に入ると「あ、アレな人を極めた人や」と歓声が上がる。ん・・・、私は極めてしまったのか(爆)。
どうもそのネタ元はここらしい。hiroさんも朝方に当ブログを覗いて絶句されたらしい。ま、普通に考えて至極当たり前な反応かもしれん・・・(苦笑)。

今回の鴨練は「モリウ食堂」で開催された。9月の守口でのライブの打ち上げにも使ったところ(過去記事はこちら)である。

Kamoren_20071223_1.jpg会そのものはオープン企画であるが、場所は貸切状態なのでいつにも増してまったりモードな本日の鴨練。来年も9月にコンサートを企画されているから新ネタの仕込みにも余念がないところはさすがである。
写真は「Harvest Home」(Hornpipe)のダンス・セット。ともよさんのフィドルにあわせて入念にステップをチェックされていた。

MiniBow_20071223.jpg既にブログに登場すること数多なチビ弓を本日は194さんにもご賞味いただく。「写真で見る限りだともっと長いのかと思っていた」と改めてそのチビ振りに驚いておられた。面白かったのがこれだけのチビ弓なのに弓の先だけ使おうとされていたところ。習慣というのは恐ろしいものあるね・・・(笑)

久し振りのよしさんは師匠ハタオさんから譲り受けた名器フルートを携えての参戦。まだキー操作等に違和感があるらしいが、ゆったりモードでポルカをたっぷりと吹いてくださった。なかなかよい音色だったなぁ。次回お会いするのがまた楽しみになりました。

だいぶん記憶が薄れてしまったけど、出ていた曲達。
(Polkas)
Egan's、Ballydesmond #2、Ballydesmond #1、Ballydesmond #3、Scartaglen、Tolka、他多数
(Double Jigs)
Humours Of Ennistymon、Monaghan's、Arthur Darley's、Strayaway Child、Atholl Highlanders 他多数
(Reels)
Cooley's、Wise Maid、Farewell To Erin、Earl's Chair、Rakish Paddy、Morning Star、Hunter's Purse 他多数
(Hornpipes)
Harvest Home、Rights Of Man、Pride Of Petravore、Cronin 他多数
(O'Carolan 他)
Planxty Irwin 、Loftus Jones、Carolan’s Concerto、Josefin's Waltz、Foggy Dew 他

で、私から194さんには「Promenade Set」を提案しておいた。『Play On』/The Celtic Fiddle FestivalでKevin Burke がソロで演奏しているセットで、「Promenade」(in D Mode)→「Sonny's Mazurka」→「Promenade」(in E Mode)と続く。Promenade はスリップ・ジグだが、譜割を見てもマズルカとの違和感が少ないのでなかなか面白いセットだ。私自身もまだ未完成なので触りだけ弾いて提示しておいた。早ければ28日に初合わせかな(笑)

以下、Arcus Bow と戯れる愉快な仲間達。「うわ~、軽っ!!」と思わず自分の弓に慌てて持ち替える方、ボソっと「軽っ!」と呟きながら軽々と見事に操る方、しげしげと眺めながら色々とお試しになる方等、様々な反応を示しておられました。これも暫くは話題になりそうですねぇ。
Kamoren_20071223_2.jpg

Kamoren_20071223_3.jpg

Kamoren_20071223_4.jpg


当初の予定通りケーリーはパスして移動。本日ご一緒いただいた方々、ありがとうございました。28日に参加されない方、よいお年を~。28日に参加される方、またよろしくお願いいたしますね。
[ 2007/12/24 10:08 ] Session & Event | TB(0) | CM(4)

「暮れの檀家回り」 ~~~物欲充足篇~~~

前夜のハチャメチャな大騒ぎ、さすがに予定より遅い目覚めとなってしまったが、まずは行動開始である。鴨練へ出席のため、またしても関西へ戻らねばならない。比較的スムーズにつながり9時30分頃には新幹線に乗っていた。

鴨練のパーティは大阪・守口なのだが、新神戸で下車。済ませておきたい用事があったのだ。訪問先は魔窟の名をほしいままにしている王子公園のアコースティック・ハーモニー。競馬で大きな配当があると聞くや、豊富なネタに抜群の価格提示で買う気にさせてしまう魔のお店だ。
案の定今月初め、当ブログに「えぇもんおまっせ」の必殺コメントがあり(実はこれが最近話題のチビ弓だった)、出張のときに立ち寄ってきたのだが、そのときに「さすがにもうお薦めするものを見つけるのが難しいなぁ」といいつつ出てきたネタのひとつがこれだった。

SonataBow.jpg写真はArcus社のカーボン弓、Sonata。
(Arcus のHPはこちら→http://www.arcus-bow.de/japanese_06/welcome_j.htm
実はペールギュントを入手して以来、都内某所に預けて平日開催のセッションに定刻通り出向くこともできるようになったのだが、弓が悩みの種だった。人前で弾く以上、使い慣れたデルフラーで参加するのだが、預けている間は自宅で使えない。最初の弓は悪くはないものの、デルフラーとは比較にならないから練習が楽しくないワケで、「できれば手頃な価格で入手できる弓があれば」と考えていたから、今回は見事に狙いが店主さんと一致したのである。

さて、件の弓だが、カーボン弓といってもちょいと仕様がかわっている。何と棹は中空で、長さは標準的な73cmだが重量は50g弱という超軽量弓だ。中空ということもあるのだろうが、棹の径は太めで見た目はゴツそうな感じだけに、持ったときの軽さとのギャップがより大きな驚きとなる。アコハモ・マスターさんも全然知らなかった弓だそうだが、最近大森ヒデノリ氏が見せびらかして回っているということで仕入れてみたとのこと。

今月初めの出張のときに少し弾かせていただいたのだが、弓の吸い付き加減は軽量にも関わらず素直でトリプレットも引っ掛けやすいし、何しろ楽だ。弓圧のかけ方などは試行錯誤が必要だろうけど、戦力になりそうな感触はじゅうぶん得ていた。時間がなかったのでそのときは即買いを見送ったけれど、現在抱えている右肩から右肘にかけての肉体的トラブルにもよさそうだなぁ、とほぼ買うつもりで最終チェックに訪れたわけである。

PeitreWithArcus.jpgまずは、アイスコーヒーなぞを注文して世間話から。G社・F社の販売戦略とか今の楽器店業界の動きとか、中国パッチモノ伝説だとか、面白い話が続々と出てくる。そんな和やかな流れから弓の試奏へ。今回の遠征はその目的もあってパントルを持参(冬場の移動は寒暖差が激しいので本当はペールギュントの方が安心なのだ)。発音の加減とか出てくる音色を愛弓デルフラーと比較してみる。魔窟店主さんにも弾いていただいて少し離れたところから音色等を確認。「OKだね」というわけで商談成立。大体私の買い物はこんな感じでアッサリ決まるから、財布はいつも寒い状態になってしまうんだけどね・・・苦笑。

メーカーの言い分によると暫くはこの弓だけを使って慣らし運転した方がよいとのこと。軽量弓の感覚を把握できたら他の弓と併用でもいけるらしい。扱い商社の方は「常識ハズレな重量だけにクラシック系の方は抵抗があるみたいだし、是非フィドラーに宣伝してください」と魔窟店主さんに言い残していかれたそうな(笑)

実際この後鴨練でも使ったのだが、軽いからといってムリに圧を加える必要はなく、むしろもっと脱力して弾いた方がよさそうだ。さらにその後デルフラーも使ってみたけど、その脱力加減が身体に残っていて素直な弓使いができたような気がする。暫く使い込んでみてまた機会があれば紹介します。

因みに我が愛器パントル、今年に入ってさらに好調だなぁとつくづく感じているのだが、魔窟店主も私が試奏しているのを聴いて「一段と鳴るようになったねぇ。ハコごと響いてる感じやね」と絶賛。「こういう大当たりな楽器を探してくるのがなかなか難しいんやけどね」とこれは本音トークかな(笑)

いやはや、今年一年お世話になりました。また面白いネタがあったら教えてくださいませ。

そうそう、一応ここで年末イベントの告知もしておこう。

魔窟ツアー+年末練習会のご案内
1.開催日:12月28日(金)
2.時間・場所等
(1)魔窟ツアー:15時に王子公園の三宮寄り改札口付近で待ち合わせ

(2)練習会:18時~22時
練習会は、西宮北口にある芸術文化センターのスタジオ2で。21時30分頃に切り上げてカプリシカへ移動しライブ観戦する予定。
[ 2007/12/24 00:57 ] Fiddle | TB(0) | CM(2)

「暮れの檀家回り」 ~~~闇討ち死闘篇~~~

オキャ会急襲作戦を終え、次の襲撃先へ急ぐ私。企画として先に考えていたのは実はこれから取る作戦行動だった。襲う方はこの方。
PadawanFiddler.jpg前回の急襲作戦(過去記事はこちら)は前もって私から戦書を投げ入れ、せばすちゃん氏が完全な黒子の連合艦隊による奇襲で、padawan氏曰く「いそろくもビックリ」という大成功を収めた作戦だったが、今回は単独潜入して度肝を抜こうというバカバカしさ度100%・イタズラ度200%な作戦だったのだ。
(先月ケメ子嬢が九州出張でpadawanさんと再会された際、「ここでモハーさんが出てきたりしないっすよね?!」とかなり警戒されていたらしい。7月の連合艦隊攻撃が相当なトラウマになってるみたいだね、と笑ったのはナイショの話・・・笑)

新天地 The Celtsで練習会にセッションにと半年足らずの間にアイリッシュ布教の礎を築き上げ、勢力を急拡大しているこの人物と再び合い見えん、というワケだ。オキャ会に続き宣戦布告なしの奇襲攻撃で、彼はフィドル・ケースに寄りかからねば立っていられない状態となった。まずは上々の首尾だね(笑)

TheCeltsSession_1222.jpg本日22日はThe Celts@博多でクリスマス・セッションがあるのだった。開始前までは前回の急襲作戦でお会いした方々と再会を祝しながら飲み倒していたわけだが、物凄い混み方である。最早カウンター席にいるとミュージシャンの姿は全く見えず、写真を撮るには椅子を利用して立ち上がるしかない状況である。スゴイ!!
序盤はPadawan さん&Tommy さん、The Celts Session Band のお二人中心でセッション以上ライブ未満の演奏。各々のソロを織り交ぜつつ数曲で火付け役となる。

TheCeltsMoreMoreSession.jpgヒートアップし始めると止まらないのはセッションでは全国共通だね。Padawanさんのフィドル教室に加え、最近はTommy さんのホイッスル教室も開催されているThe Celts。その生徒さんたちをターゲットにした選曲でさらに盛り上がる。
前回襲撃時は「Brithces Full Of Stitches」だったが、今回「Kesh Jig」 をプラットホームにしたジグ回しは延々と15分くらい続いただろうか。

TheCeltsDancingTeam.jpg今晩はさらにダンス・チームも参戦。4人のダンサー達がパーティにさらなる彩を加える。「Mountain Road / The Banshee」のリール・セット、「Dennis Murphy's / ? / John Ryan's」(やったかな?)のポルカ・セットで見事に踊っていただきました。ブラボー!

MiniBowWithPadawan.jpgそしてお決まりのチビ弓体験。超高速リールを繰り出すPadawanさんに足枷ならぬ弓枷をかけようという作戦だね(笑)
目を白黒させつつ弾き倒すPadawan さんにさらに熱い拍手が送られたことは言うもまでもない。

MiniBowWithRyokonbu.jpgさらに今回、久し振りに兄弟弟子と再会。りょうこんぶさんだ。
実家の熊本へ戻られて数ヶ月。相変わらずお元気そうで何よりでした。再会を祝し、一旦セッションがハネた後も彼女のお友達、Padawan さん、Tommyさん達と色々お話したり、ネタを少し出したりでいつまでも続くパーティ。
「Strayaway Child」「Arthur Darley's Swedish Jig」など194さんから指令が出ている曲は勿論「Tolka Polka」「Finnish Polka」など個人的に広めたい曲の布教もできたし、オキャ会でしゃおさんが気に入ってくれた「Hunter's Purse」はTommy さんが見事にあわせてくださった。


自分で出したセットも、参加できた曲もそんなに多かったわけではないけれど、存分に楽しめた博多でのセッション。名残惜しくも午前0時頃に終了。皆さん、遅くまでお疲れ様でした。
今後のご活躍を祈念しております。機会あらばまた新たなサプライズを携えて伺いたいと思います。
そして、The Celts のオーナーさん、本当にありがとうございました。頑張ってさらに盛り上げる場にしてくださいませ。
[ 2007/12/23 08:45 ] Session & Event | TB(0) | CM(11)

「暮れの檀家回り」~~~朝駆け急襲篇~~~

先月、鴨練等で毎度お世話になっている194さんから「12月23日に鴨練・アイ京合同のクリスマスパーティがあるから参加せよ」と指令を受けた私は、どうせ遠征するなら可能な限り予定を詰め込んで決して安くはない旅費のコスト・パフォーマンスを上げようという目論見で計画立案に取り掛かった。
そんな折、某SNSの日記にとある会の開催が告知された。「オキャロランの会」である。先月は「秋の8耐」と称して朝の9時から17時まで弾き倒すという一部でハヤリの「アレ」な人が集まる会で、昨今は会のお題目から著しく逸脱し、高速リールにポルカ回し・ジグ回しが飛び交う相当物騒な会になっているらしい。ただ参加者には顔馴染の方も多いし、以前から興味があったこの会なのだが、まるで私を拒絶するかの如くタイミングがあわない日程ばかりで実は一度も顔を出したことがない。今回も開催時間がスタジオの都合で「9時~12時」という典型的な拒絶パターンだったのだが、「何よりもネタ最優先」の関西人として逆にこれは好機とほくそえむ私。「いくら何でも朝イチの新幹線で突撃してくる酔狂なヤツはおらんやろう」と油断しているに違いないからだ。
自宅最寄駅からの電車が始発なら、新幹線も品川からの始発便、よくぞ寝過ごさずに乗れたものである。生憎の雨天ながら行程はスムーズで、定刻通り新大阪に到着し難なく兵庫県立文化センターのある西宮北口へ定刻前に到着。ふふふ、我ながら完璧だ。実はこれを狙っていた。9時から始めるとはなっているものの、過去の開催報告を見る限り定刻通りに全員が揃うことはないようだし、何より最初に到着した人がカギを開けるという実に大らかな会らしいのである。どうせサプライズ狙いならついでにそのカギ開け役も担って待ち伏せするのがオツというものだ。

受付でスタジオの鍵を受け取り淡々と準備を開始する私。今週はWarrior Celt のセッションで弾いただけで、全然練習していないので適当に思いつく曲を弾きつつ待ち受ける。果たして最初に現れたのはオキャ会会長のhiro さんだった。まだ寝起きでボーっとしておられるらしく、ビックリするというよりは「一体何が起きたのだろう」と目の前の事態把握に時間が掛かっているように見えた。間をおいて「先に一人お見えになってますよ、と受付で言われたけど、ともよさんだろうと思っていたので・・・。まさかモハーさんがいるとは・・・(笑)」とひと言。まずは奇襲作戦成功であるが、ちょいと刺激が強過ぎたか・・・(苦笑)。
ひとまずウォーミングアップも兼ねて二人で適当に音合わせを始める。暫く弾いていると防音扉がガチャガチャいっている。気配を察知した私は扉が開いたら即見える場所で待ち構える。現れたのはともよさんだった。姿を見るやいなや「ウッソやぁ、ビックリしたわ~」とこちらは期待通りの反応、よしよし・・・ (笑)

相手が動揺している間に二次攻撃を仕掛けることも怠ってはいけない。今、私とご一緒したフィドラーには、チビ弓の洗礼を浴びていただくことになっている(爆)
見せた瞬間に大受けしていたhiro さんとともよさんだったが、弾いてみた感触は結構気に入られたみたいで何より。

お次に現れたのはお馴染みせばすちゃんさん。彼とは新橋の忘年会のときに「ひょっとしたら顔を出すかも」と伝えていたので、まぁ冷静な反応。ただ、始発で突撃してくるとは思っていなかったらしく、「絶対、頭おかしいですよ」と突っ込まれた・・・。

お決まりでやはりチビ弓を試していただく。ロングトーンは弾きづらいかわりに、アタックをきかせたリズミカルな演奏はしやすいこの弓の特性を巧みに活かしての「Blarney Pilgrim」はお見事でした。

今日はこれくらいかなぁ、と思っていたところに遂に現れたレディ・ジェダイ、しゃおさん。「よぉ」のひと言とともに入ってきて全く驚く素振りも見せず、さっさと準備を始める。それを見ていたhiroさんの方がビックリしていたかもしれない(笑)
残念ながら写真を撮り逃したが、しゃおさんにもチビ弓を試していただいた。出てきた音にはビックリしたなぁ。我々がギコギコやってるのとは発音・音色とも全然違う。やっぱりレベルが全然違う感じがしましたねぇ・・・、いや、お見事でした。それと「この弓は弓元を使う練習には結構効果的だと思いますよ」とご推奨のお言葉もいただきました。

基本は大森組なのでチューンもそっち系中心だが、季節モノのクリスマス・メドレーは見事だったな。しゃおさんのアドリブ的ハモリも見事なら、そのしゃおさんに喰らい付くともよさんもお見事。なかなか刺激的なアンサンブルでございました。

総勢5名の練習会なので各々弾きたい曲を自由に出せたのもよかったですな。私は最近のネタから中心で
(Double Jigs)
Strayaway Child、Arthur Darley’s Swedish Jig、Humours Of Ennistymon、Tar Road To Sligo、Coleman’s Cross 他
(Reels)
Paddy’s Trip To Scotland、Dinky’s、Gravel Walk、Rakish Paddy、Morning Star、Hunter’s Purse、Cooley's、Wise Maid 他

Polkas
Tolka、Finnish、Jessica’s 他

O’Carolan
Loftus Jones (in A)、Carolan’s Concerto

あたりを。他の方から出た中ではDouble Jig の「Monaghan’s」が印象的だった。これは多分課題曲 → 定番曲となっていくんだろうな。私が出した中からは「Hunter's Purse」が思ったより好評で、しゃおさんはエラく気に入ってくださったので譜面も進呈いたしました。普段なかなかお会いできない方達との練習会は、こういう曲の交換会もできるのが嬉しいところですね♪

練習不足気味で怪音も相当出しまくったけど、朝一番からの練習で身体も少しシャキっとしたし気持ちよい練習会でした。突然の訪問にも関わらず暖かく迎えていただきありがとうございました。聞くところによると来月は「新春8耐」らしいです。アレな方々ですね、やはり(笑)。では明日またお会いいたしましょう。
[ 2007/12/22 16:16 ] Session & Event | TB(0) | CM(13)

3連休の阿呆な作戦 ~~~プロローグ~~~

Sinagawa.jpg言っておくが、この様子は出張帰りの夜のものではない。冬至の今日、始発の時間帯はこんな状態である。真っ暗ですな・・・。

世間的にも3連休の方が多いであろうが、私も22日から3連休である。察しのよい方ならもうこの後の話の展開は読まなくてもわかると仰るかもしれんが・・・(爆)

以下、緻密かつ大雑把で場当たり的な計画に基づく作戦の一部始終をお伝えすることになるだろう、無事生還できれば・・・。何話完結となるかは本人でさえわからないが、年末の最もバカげた大出征記をばお届けすることとしよう。作戦コードは「暮れの檀家回り」である(爆)。
N700_99.jpg道中順調ならばこの文が表に出る頃には第一の作戦真っ只中か、と。乞うご期待。


[ 2007/12/22 09:14 ] Session & Event | TB(0) | CM(2)

人気者でいこう・・・

本日19日は上野はWarrior Celt でのセッション。私自身は多分都心部でのセッションはこれが本年最終だろう。「クルシミマス」のシーズンでもあり、店はごった返しの大賑わいで、セッション・メンバーも多数集まった実に賑やかな一夜だった。

店に定刻過ぎに到着すると既にセッション場にズラっと並ぶ演奏者達。ん・・・、どうもどこかで見たような光景、というか、ここはゆっくりセッションか、という並びである。いつの間にやら、都内あちらこちらで行われているセッションの常連同士でどんどん繋がったようで、盆と正月が一緒に来たかのような賑わいですな。セッション・マスター Yuta さんの地道な勧誘活動の賜物と思いまする。

Mike さんの「Behind The Haystack」で幕を開けたセッションはそれこそ何でもありのドンチャン騒ぎとなった。基本はケルト系だが、シーズンものということで「クルシミマス・メドレー」は長々と続くし、某爆音フィドラーは後半ひたすらブルグラ系ネタを超高速で弾き倒すし、でとどまるところを知らずひたすら続くセッション。またしても私はほぼ呑み専門と化したわけだが、ヤスコさんからは「Strayaway Child」、「Arthur Darley's Swedish Jig」のリクエストをいただいて気持ちよく弾かせていただきました。マンネリになってはいかんと思うけど、こうして自分がこれまで好きで出してきた曲を他の方から「あれを一緒にやりましょう」とリクエストしていただけるのは凄く嬉しい。この一年、いろいろやってきてよかったなぁ、と思った次第。

CoolDown.jpg熱い熱いセッションが続く中、こうしてクール・ダウンされる方も。演奏は勿論のこと、店内溢れんばかりの人でかなりな熱気。Warrior 初登場の教授もガンガン弾きながらこうしてクールダウンするの図だね。


以下、本日の人気者を人物とともに5連発。フィドラー率が高くてMike さんがビックリしていた一夜だったが、多分そのフィドラー達に一番可愛がられていたのはコイツだろう。
アコハモ・マスター、素敵なプレゼントをありがとうございました。いただいたブツはこんなに皆さんに可愛がられております(笑)

MiniBow_1.jpg

MiniBow_2.jpg

MiniBow_3.jpg

MiniBow_4.jpg

MiniBow_5.jpg


本日ご一緒くださった皆様、ありがとうございました。先述の通り私の都心部でのセッションへの参加は多分これが本年最後かと思います。お世話になりました。来年も何卒お手柔らかによろしくお願い申し上げます。
[ 2007/12/20 02:09 ] Session & Event | TB(0) | CM(12)

本年のレッスン最終回

早いもので今年も規定回数である24回のレッスンの最終日。因みにパントルが我が家へやってきたのが2004年12月20日で、レッスン開始は体験レッスンからカウントするとして2005年1月16日のことである。むむぅ、もう3年も経ってしまったのか・・・。

数ヶ月前、せばすちゃん氏とこんな会話をしたことを思い出す。



も「『まだ』と『もう』の境目って、何年くらいなんだろうね」

せ「む、確かにそれはありますよねぇ」

も「『まだ3年なんですか?』ってのと、『もう3年なんですか?』ってのはエラくニュアンスが変わるよね・・・苦笑。」

せ「『もう○年なのにその程度か』とか言われたら事実であったとしても凹みますよね・・・苦笑」



そんなことを思い浮かべつつレッスン場へ。本日はレッスンの最終時間帯で冷え込んだ本日はちょいと厳しい気候だ。

何度か触れたが、実はここ1ヶ月くらい不調である。ゴルフを引退して以来比較的落ち着いていたのだが、この数ヶ月古傷の状態がどうもよろしくないというのが、そもそものキッカケ。医者には行っていないけれど、過去に散々悩まされた上腕二頭筋長頭腱炎の痛みに相違ない。最近ダブルケースでセッションに伺わないのも実はこれが原因。庇うあまり弾き方もかなり乱れている可能性があって、何度もフォームをチェックしたり、極力負担が来ない弓の使い方を試行錯誤しているところ。

お陰さまで本日は比較的状態が良いのでお出かけ前にじっくりと4時間ほど弾きこんでレッスンに赴いた。
序盤は私が用意した小ネタでちょいと遊びつつ、普段通りのレッスンへ。

まずは初出の「Rakish Paddy」。

師匠「突然何でこれなんですか?」

「いや~、『Liege & Lief』/Fairport Convention のテイクがやってみたくなったので地道に・・・笑。Lark In The Morning が憶えられなくてまだまだなんですけど・・・」
(注)Lark In The Morning / Rakish Paddy / Foxhunter's Jig / Toss The Feathers のセット

で、そのまま今弾けるリール曲で考えたセットも披露。
「Rakish Paddy / Morning Star / Stars Of Munster / Laington's」或いは、「Rakish Paddy / Morning Star / Hunter's Purse」とすることが最近は多い。

続いて流れで「Hunter's Purse
譜面によって結構音違いがあるのでその辺りを師匠に色々と尋ねてみる。このあたりからお決まりの脱線系に入る。

「この間Hunter's Purse ばかり弾いていたらSligo Maid が弾けなくなってしまって・・・苦笑」

師匠「どんなのでしたっけ?」

ということで「Sligo Maid」に行って、たまたまその場の思いつきで後ろに「Hunter's Purse」 をくっ付けたら普通に綺麗におさまるセットに。

師匠「これと混ざりますね」

と弾き始めたのは「Congress」。む、確かにこれはヤバい。「Congress」はまだちゃんと弾けないけれど確かにこれは絶対混ざるぞ・・・苦笑。因みに「Hunter's Purse」のBメロは「Stars Of Munster」ともかなり混ざりやすい私。二人でゲラゲラ笑いながらセット案を考えてみる。腹案は「Sligo Maid / Hunter's Purse / Congress」の「混ざりやすいセット」。Congress はちゃんと練習しよう。

リールばかりというのも何なので、お次は「Humours Of Ennistymon」。右耳で師匠のロールのタイミングをじっくり確認しつつあわせてみた。少しはマシになったかしらん。ここでも「Kilfenora」をずっと弾いていると「Humours Of Ennistymon」が弾けなくなるという申告に師匠は大受けしてた・・・。

引き続き「Tar Road To Sligo / Coleman's Cross / Arthur Darley's Swedish Jig」へ。う~む、師匠のフェイクはやっぱりカッコえぇなぁ。毎度ながら感心しつつ2度ほど弾いて再び初出ネタへ。

Boys Of Malin

師匠「この曲、私は全然憶えられないんですよ。どの本にも出てる曲だけど『これ』っていう決定的名演を聴いていないからなんだろうなぁ、多分・・・ガハハ」

というお言葉を軽く聞き流しつつとりあえず弾く・・・。引き続き

Gravel Walk

まずはゆったりと弾いて弓順を少々確認してから徐々に高速化。あえなく自爆。再チャレンジという手順でレッスン時間の満了に。

あっという間の一時間でございました。師匠、本年もありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。そういや来年はひょっとしてはる教授のレッスン乱入があるかもと仰ってましたね・・・。精進せねばなりませんな・・・笑。
[ 2007/12/17 00:12 ] Fiddle | TB(0) | CM(6)

ハマの忘年会

昨日12月15日はGreen Sheep@横浜での定例セッション。主催のK泉 さん(巨泉ではない・・・爆)によると今年の4月から始めたセッションでまだ日が浅いセッションであるが、毎度参加の度に当ブログにとりあげているように、蛇腹の充実度が素晴らしい場だ。
何より横浜は私の住まいからのアクセスも非常に便利だし、グーパパさんやCOCOさんにK泉さんの膨大なる知識をいろいろと伺える美味しいセッションである。


今回はギターのF本さんが初参戦。グーパパさんとは既知の仲であられるようで、いつになく会話も弾むセッションとなった。
構図的にはA Drop Of Goodbeer 系ネタ vs アイリッシュ連合軍かな。今回pipe☆rine さんが予期せぬ事態発生によりご欠席だった(子供さん、大丈夫だったでしょうか・・・)ものの、相変わらず素晴らしいアンサンブルを聴かせてくれるA Drop Of Goodbeer 。アイリッシュ連合軍はT田さんにF本さんが名手振りを発揮。私は時々混ざったりという展開だった。F本さんの提案により今回はセットにする曲の頭数小節を先に提示してセット開始となった。
セットの合間に音が途絶える時間が少し続くと従業員さんたちがすぐにBGMをかけはじめるので後半は如何に間を空けないか、という少々バトル気味の展開に(笑)

Concertina.jpg写真はCOCOさんご持参のConcertina。
音色はもちろんのこと、装飾も実に美しい楽器だ。蛇腹の箇所の紋様も見事ですな。
じっくり指の動きも拝見したが、これは私には絶対ムリな楽器に思えました(苦笑)


年始のセッション日はまだ未定とのことですが、土曜日開催の方向で考えておられるようです。皆様、よいお年を~。
[ 2007/12/16 10:51 ] Session & Event | TB(0) | CM(6)

予期せぬ二次会

世の中うまく行かないもので、思わぬところに思わぬタイミングで美味しいイベントが落ちていたりする。意図しているわけでもないのに、わざわざそんな日によりによって一番くだらないと思っている類の飲み会がセットされたりしているものだ。

それを思い知らされたのが実は本日、13日。
起き抜けのニュースみたく知り合いのブログを覗いていたら即座に目に留まったこの記事・・・。(書き換えられているのでそのその前の記事にリンク

こんなことがあるんですな。いきなり店に来たアラスカからのお客が「あなたはアイリッシュ音楽を演奏するか?」と来て、その質問を問われた店番さんが「曲名は聞くなだけど、何でも知ってる笛吹き」なんてシチュエーションは普通あり得ないでしょう?
そんな二人がゲリラ・セッションを催すと仰る。ちょうど尼から仕事で戻った後だし、サッカー好きの上司・同僚達は早く帰りたくして仕方がないこの情勢、絶対そのセッションに顔を出せという神の思し召しみたいな状況なのに、なぜに忘年会が・・・、とほほ。

ところが、主催者Yuta さんが昼過ぎに「六本木で場所を当たっているのでよろしければ是非」と声を掛けてくださるので、「手ぶらでよろしければ忘年会後に」と返事をしてしまう、私。ほどなくKevin 師匠からも「行きますか」のお尋ねメールが。そりゃ、行くでしょ、というわけでおべんちゃらな忘年会を終えて即座に六本木へ向かう。こんな形で年内にCock O' The Walk へお邪魔するとは思わなかったな・・・笑

店に到着すると既に件のクリスさんとYuta さんに加えてKevin 師匠も。そして飲み物を頼みにカウンターへ行ったら、「仕事が超々忙しくて・・・、でも顔を出します」とYuta さんのブログにコメントされていたKomeg さんもいらっしゃる。「あれ、今日忙しかったんじゃ・・・」と愚問を発する私に「今日は早仕舞いしちゃいました。明日、早めに出勤する、っつうことで、へへへ」と至極当然な返答でございました。

そんなこんなで始まるセッション。基本はクリスさん優先ながら、Yuta さんもKomeg さんも、そして遅れ参加のK さんも合間をみてセットを繰り出される。少人数の集まりということもあるけれど、ガツガツした感じではなく一緒にいる時間をゆっくり共有しようという感じのまったり感がすごく気持ちよい。クリスさんは中盤まで主にギター。曲出しを促されると私にはJohn Renbourn の香りがする味なギターでこれが凄く気持ちがいい。Kevin 師匠のリクエストに応えていただいてのイリアン・パイプも見事な存在感。行く前は楽器を持たずにこんな小規模なセッションってどうよ、とか思っていたけど、本日は持っていかなくて正解かも。この手の音楽が持っている力を改めて感じた次第で有意義な時間だった。

そして・・・、1セットだけKomeg さんのフィドルを借りて弾かせていただいたのだが、新たな課題というか、研究ネタができたかも。お借りしたフィドルは実によく鳴る楽器なのだが、私が弾くと弓が滑るのだ。結局コントロールできないままセットは終わってしまったわけだが(すみませぬ...、超雑音でした)、Komeg さんは当然ながら綺麗な発音で様々な曲を弾かれるのだ。途中からじっくり拝見してひとつヒントを得た気がした。さすがに本日は試している時間がないけれど、私の推測が正しいなら今のスランプを抜け出すヒントのひとつかも、と思った。
ま、その辺は結果が出たら報告するかもしれないとして、何にしても今日のセッションは自分が理想とする形のひとつかなぁ、と凄く嬉しかったわけで・・・。皆様、ありがとうございました。
[ 2007/12/14 01:11 ] Session & Event | TB(0) | CM(2)

アイリッシュな忘年会

本日8日はかねてから企画されていたアイリッシュタイムス@新橋での忘年会兼セッションがあった。これもまたかねてから予定されていたことであるが、西方の地より一名無謀なる漢がやってきた。

このブログでは久々の登場かな。フィドルをやっているブロガーではほぼ無敵な知名度を誇る有名人せばすちゃんさんだ。
毎度叩きのめしているハズなのだが(嘘)、それでも仕事のついでと称して三度現れるとは相当打たれるのが好きな、○な人なのかもしれん(爆)。彼は仕事柄この季節は相当仕事が忙しいと聞いているのだが、研究会だか学会だかと称して昨年に引き続きお越しになられた。

正直なところ参加予定者18名?(実数は18+当日飛び込みの方数名-当日欠席発覚者が2名)なんて聞いてねぇよ(笑)。あのスペースに入れるわけないじゃん・・・(爆)
というわけで、昨年さながらの大所帯で、私はほとんど離れの丸テーブルで酒を飲んでおりました。本日は主賓せばすちゃんさんが楽しんでもらえたらそれで取り敢えず大成功だしね。

数曲私から出したものの、他のお客さんの通行路を空けておけるように指示したり、遅れ参加だったケメ子さんや Ken10さんの座席確保だの(結局ケメ子さんとお友達の席は確保できず・・・)、料理でテーブルが一杯にならないように食を勧めたりだので終わってしまいました・・・苦笑。従って本日はセットリストもなしということでご勘弁を。皆様、お疲れ様でした。場を設定いただいたKevin 師匠、会計役から、食が進まないテーブルの食事の取り分けから、さらには誕生日プレゼントまでいただいちゃったはる教授、ありがとうございました。そうそう、予告通りO'Bridge さんからもインド系の教則モノをいただきました。ありがとうございます。

私の不勉強から、折角「Banshee / Sailor's Bonnet」の流れを出してくださったのに後者を一人旅にさせてしまったりで、吹き足りない方一名。ずっと酒を飲んでいて弾き足りないピヨラー一名はハネた後、またかのような「足りませんね・・・」のセリフとともにどこぞでさらにという目論見書を作成する。ありがたいことに主賓せばすちゃんさんは新橋泊ときているから朝までOKらしい(爆)ので拉致って二次会でもやろうか、と。

Shinbasi_20071208_02.jpgというわけで近隣のカラオケボックスに集結した残党7名。
せばすちゃんさんは今年に入ってさらに勢力拡大されていて、いまや某関西の集団の名誉顧問となられているのだが、肉体を壊すのではないかというくらい弾きまくる人を「あれ」な人と呼んでいるらしい。ならば、本日噂に聞く「あれ」振りをじっくり拝見させていただこうという算段でもある。
部屋に入って即座に短い時間を有効利用とばかり楽器を取り出し演奏を始める「あれ」な集団。ポルカだけで予定時間を過ぎそうな勢いだったが、どうにか大人な制御を利かせて、ジグもリールも弾き倒す七人。ちょうどよいガス抜きになりましたかね。


ま、なんだかんだで遅くまで楽しませていただきました。皆さん御機嫌よう。機会あらばまたよろしくお願いいたします。
[ 2007/12/09 02:37 ] Session & Event | TB(0) | CM(17)

忘年会事始め

世の中、いつの間に師走である。
真冬に一度もコートを着ないまま過ごしたような季節感のなさ、正月といえども所詮一年365日の内の一日だというドッチラケ度100% な私ではあるが、賞与が出る日ともなれば多少季節感くらいは戻ってくるものである。
(これを書く時点で既に翌日だが、書きづらいので以下、12月5日をデフォルトで書くことにする)

CockOSesion_20071205.jpg本日は多分ここでは今年最後かなというセッション。いつの間にやら頻繁に顔を出すことになってしまった六本木はCock O' The Walk でのセッションだ。思えば今年3月にたまたま上野のWarrior Celt に行ったところから付き合いが始まったのであるが、上野に初めてお邪魔したときにはこんなことになるとは正直思っていなかった。(その辺は当ブログの過去記事のどこかに証拠があるか、と・・・)

上野と六本木は姉妹店で、セッションのメンツもかなりの確率で被ると思っているのだが、初めての上野があまりにも刺激が強かった。曲を知らない私が悪いのだが、正直なところ「知らない曲ばかりでどないしたらええねん」というのが第一印象だったセッションであった。

変化のキッカケはセッション・マスターの片割れというか、ツートップの内のお一人であるYuta さんだった。どういう事情でそうなったかは知らないけれど(確認せえよという不粋な突っ込みは却下ね)、「どこへ行ってもYuta さんがいる」というセッション事情が一時期あって、私の場合は馴染みの新橋セッションでいろいろとお話させていただくことになった。曲名を尋ねるのは本人曰く禁句だけれど(爆)、ひねくれた趣味の私が出す曲に「あ、これ、いい曲ですよねぇ」と即座に対応していただいていつの間にか親交が深まった次第。

MikeAndJim.jpgフラッシュが入ると冒頭の写真のようにあまりにも雰囲気がないので以下の写真は見辛いけれど・・・。
最初は10人程度で始まったセッションだが、写真左のJim さんが登場されたあたりから、セッション・メンバーが増長気味に(笑)
間近でJim さんのフィドル捌きを観るのは初めてかも。ゆとりのあるボウイングが凄くきれいで、当然ながらそれに比例するかのような素晴らしい音色だった。


NiceShetland.jpg相変わらず見辛い写真が続いて申し訳ないけれど、このフィドラーも要チェック。
先日Ken10 さんがレッスンで披露してくれた「豚」ネタを華麗に弾きこなすこの方。本当に楽しく演奏できる方で、凄くゆったりテンポだったけれど「Morning Star」なども物凄く雰囲気のある演奏をされる。毎回このセッションでお会いするKomeg さんも上手く合いの手を入れておられたりで、凄くよいセットがいくつもあった。

JimAndBear.jpgそして写真左の爆音フィドラー、熊五郎さん。
本日もいつも通りの爆音を轟かせておられました。でも凄く歌心があってチョイと音量が耳に堪えることもあるけれど、相変わらずの素晴らしいフィドル捌きでした。
思えば初の新橋セッションでお会いしてからもう約2年くらいですか。いきなり刺激が強いものを目の当たりにしていまだに四谷アレルギーがある私だけれど、来年は四谷参戦も考えないとなぁ・・・。


いつも通り、いや、いつにもまして暖かいセッション、存分に堪能してきました。途中、Jim さんやMike さんともゆっくり話ができたし、よい時間を過ごせたなぁ、という充実感タップリのセッションでした。相変わらずスランプから脱せない状態だけれど、「曲出せ」リクエストには一応こたえられたし、チョンボだらけだったけれどセッションで初めて弾く「Humours Of Ennistymon」なども弾く内に少し馴染めた気がして収穫タップリでした。

仕事次第ですが上野も顔を出せたら行きたいと思ってますが・・・、とりあえずよいお年を。来年もよろしゅうお願い申し上げます。
[ 2007/12/06 01:30 ] Session & Event | TB(0) | CM(4)

本物の味わい

私の誕生日だった先月13日、某SNSのコミュにひっそりと告知されたライブを予約していた。場所は秋葉原のdress Cafe。これまでRivendell とオオフジツボのジョイント・ライブなど、気付けば何気にちょくちょく顔を出しているお店だ。

DaleRuss_1203_1.jpg本日の出演者はDale Russ さん。
主に関西の知人から評判は聞いていて、実際いくつかの作品と教則DVDを入手して気に入っていたフィドラーではある。あのしゃおさんがマスターと仰ぐ方、今回ようやく生を体験できる運びとなったのは喜ばしい限りだ。そして、入場の整理番号は1番をゲット。こいつは幸先がよいというものだ。

開場前に所在無げに待っていると、Yuta さんとなかじさんの葛西臨海公園メンバーがご到着。「いや~、今日店に電話してまだ予約取れますか、って確認したら当日なのでって断られちゃいました」などという笑い話もありつつ、開場とともに店内へ。1番のご利益でDale Russ さんの真ん前のテーブル、所謂「砂被り席」に陣取る3人。
開演までは教則ネタとか音源ネタで盛り上がっていたが、いざライブが始まると3人とも凍り付いてしまった。

すげぇ、凄すぎる・・・

私以外のお二人は生Dale さんの既経験者であられるのだが、改めてその演奏の凄さに驚かれたようだ。

ライブの構成は、1st ステージがDale さんのソロ、2nd ステージがDale さんに共演者Jay Greg さん(g,fiddle)、長浜さん(bodhran)が加わってのトリオの二部構成。

最初のジグ・セットからドップリとDale さんの世界に惹きこまれる。フレージング、アーティキュレーション等何もかもを自由自在に、そして何といっても美しく。普段自分で演奏しない曲は勿論なんだが、よく知っている曲を演奏されると、その表現の素晴らしさに感じ入らずにおれない。特に1st Set でやってくれたポルカ・セットは圧巻。3曲の内、後半2曲は「Ballydesmond #2 / Ballydesmond #1」という、セッションでは定番中の定番ともいえるポルカだが、その表現の見事なこと!当たり前とはいえ、同じフィドルで同じ曲を弾いて何故にこうも違うのか、という別世界だった。

DaleRuss_1203_2.jpg共演のJay Greg さんも素晴らしいフィドル捌きだった。Dale さんの崩れようがないフィドルの弾き方とは対照的にものすごく個性的な弾き方をされるのだが、出てくる音は芯のあるきれいなものだ。何より、即座にきれいな裏メロでハモる技などは仰天である。
後半のトリオでの演奏も実にデリケートな音作りで自然に音空間に惹きこまれる心地よさ。たまらんね♪


因みに今回は、最初からアンコールまでセット・リストを全て決めてのライブだったらしい。普段そういうことをされないこともあるからだろうけど、Dale さんはその曲決めに1時間も苦闘されたという裏話を長浜さんが紹介してくださった。

開演前、終演後、Dale さんと他のお客さん達の会話も色々と聞いていたのだが、気さくな人柄でこれまた素晴らしい。せめて月に一度、生で体験できたら絶対何かが変わるような気がしたなぁ・・・。

帰り際にYuta さんが長浜さんに「ちょっと大人し目だったけど、ニマニマしながら楽しめていたみたいでしたね」と声を掛けたら、長浜さんが「一音、一音を大事に、ね」と。身に沁みるひと言であり、それが全てかもしれないと思う素晴らしいライブでした。

ありがとう、Dale さん、そして共演されたお二方。
[ 2007/12/04 00:32 ] Concert | TB(0) | CM(14)

曲が混ざる・・・

曲を憶えるためにどれくらい練習してるんだろうか、と時々考えることがある。そして、何を以って憶えたとするのか、と毎度疑問に思っている。どれくらい弾けたらとりあえずOKを出すのか、毎回基準が違う。

さる方のワークショップのレポートには

・セッションで弾く、新しい曲を覚える、というのも重要な練習方だが、やはり一人で自宅で練習することも必要。この場合、CDなどから一曲すきな曲を選んで、まずは繰り返し、繰り返し聴く。装飾を含めて全曲が頭に入ったら、繰り返し練習。
・スムーズに弾けるようになったら、今度は装飾を考えながら付けてみる。
・更にこの装飾がスムーズになるように練習。完璧に弾けるようになったら、今度は、装飾の場所と種類を変えてみる。更に練習。
・最後は、キーを変えて同じ曲を弾いてみる。

なんていう気が遠くなるようなことを仰る方もいらっしゃる。本来すべての曲にこうした態度で臨むべきだと頭ではわかっているが、現実的にはそこまでの時間を確保することはなかなか難しい。

(因みに私のレッスンはどちらかというとどんどん曲を憶える方向で進む。勿論、初期の頃は1曲に3~4回くらいはかけて、その間に次の課題曲を予習していくスタイルだったのだが、ここ半年くらいは、同じ曲ばかりだと師匠が飽きてしまうので(笑)、ひたすら新ネタを仕込んではご披露するというスタイルだ。曲の選定は私の自由、たまに師匠が「この曲なら、これもセットでどうでしょう」という提案をくださることもある。ま、これは習う側の需要がベースなので人それぞれ違うことと思います。)

で、曲の選定は基本的に誰かしらの演奏を聴いて「いいなぁ」と感じた曲である。譜面や音源等を確認しながら、課題曲の中で目標とする技術を整理してテーマを決めてゴーとしている。(怠け者で基礎訓練は苦手なので・・・苦笑)

お陰様で数日弾けばスンナリ身体が受け入れてくれる曲もチョロチョロと出始めたが、こういう曲は実は危ない。楽に憶えたものは簡単に忘れてしまう・・・。かといって、憶えるのに一苦労する曲は根気が続かずいつまでたっても弾けない・・・。

折角憶えたけど弾かないことが多くて忘却の彼方にある曲も多いし、つまみ食い程度に練習して放ったらかし状態の曲も数多。多少マジメに練習するようになって復活したものもあるけど、この辺の積み残しは一応PC のテキストファイルに極力記録するようにはしている・・・。

メイド・セットなどという馬鹿げた企画あたりからどうも覚えようとしているレパートリーが極端にリールに偏っている気がしたので気分転換も含めて、先日Y楽器で仕入れた『Irish Fiddle Solos』/Pete Cooper から数曲選んでみた。

・Humours Of Ennistymon
・Tar Road To Sligo
・Coleman's Cross

昨日のレッスンではこの3曲を初出し、リールの方はメイドさん達に加えて今回再び
・Hunter's Purse
・Green Fields Of Ros Beigh(Queen Of The May)

を中心に。

本日日曜日はこの辺の曲に加えて、「Boys Of Malin」や「The Gravel Walks」あたりを新たに加えてみたわけだが・・・。
「Hunter's Purse」を高速化練習でひたすら弾いていたら・・・、「The Sligo Maid」が弾けなくなってる・・・。いや、正確に言うとBメロが「Hunter's Purse」になってしまう。マズイ、Yutaさんとか我が師匠とか、しょっちゅう曲が混ざる」症候群になられるのを嘲笑していたハズなのに(爆)、あろうことかレパートリーがまだまだ貧弱な私まで感染してしまった。

ということがあって冒頭にある出来の悪い禅問答みたいな話から、普段にも増してビールの泡的なダラダラ文章になってしまったのだ(苦笑)

多分私の場合は、まだまだ曲をちゃんと憶えて切れていないんだろうと思う。曲を弾くイメージが自然に出てくるところまで、自分のものにできてないんだろうなぁ・・・。最近頻繁に出て苦しむ「ネタ出ない」症候群も、「回し恐怖症」もこの辺がポイントか、と。自然にメロディが浮かんでそれをフィドルで弾く、そんな姿をイメージしつつ苦闘は続く・・・。
[ 2007/12/02 22:46 ] Fiddle | TB(0) | CM(10)








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