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存在感・・・

セッションに参加していると色んな面白い出来事に出会うし、とんでもない存在感を持つ人材にお会いすることも稀なことではない。現実に楽器扱いやら曲の歌わせ方やらという側面で強烈な存在感を感じたことは数知れずだ。例えば、同じフィドラーでも、例えば私レベルのフィドラーが揃っている中に@嬢やらpadawan氏やら熊さんなんかが混じれば、フィドルが何台あろうがその人物はとてつもない存在感を放つことになる。

一方、持参される楽器そのもので既に強烈な存在感をアピールするものもある。例えばイーリアン・パイプスなんてセッションの場に存在するだけで周囲の目を釘付けにするだろうし、そこから出てくる旋律が間違いなくそのセッションの花形となることだろう。

padawan氏のご成婚報告会を終えた私はその足でそのまま横浜に向かった。毎月第○土曜日みたいな日程設定ではないけれど、ほぼ毎月開催されているGreen Sheep Session へ参加である。
定刻より遅れること30分ほど、お店の前に着いた瞬間に驚いた。店の入り口に最も近い席に存在感を強烈に放つ楽器があったのだ。

それは・・・

GreenSheep_20080726_all.jpg


ハープである。

イーリアン・パイプスもそうだが、ハープもセッションではなかなかお目にかかる機会がない。私の場合、古くはIrish Times のSession でちえこさんが持参された(過去記事はこちら)のが私にとっては最初だったか・・・。新しいところでは、昨年初めてお目にかかりC国遠征を見事に迎撃してくださったmayuさんの演奏は印象深かったし、最近ではWarrior Celt のセッションでも何度かお目にかかるハープ奏者がいらっしゃる。たまに練習会にお越しになるreiさんもハープを練習されている。

本日お会いした嬢はこれまでお会いしたハープ奏者達と違った側面を持つ素晴らしい演奏をいくつも聴かせてくれた。旋律楽器としての演奏もさることながら、バッキングも滅茶苦茶うまいし他の奏者の演奏への反応が早い。聞けばクラシックのハープを習いつつ、アイリッシュ・ハープの魅力にとりつかれ、気付いたら本国アイルランドまで習いに行っていたとか。演奏は勿論、話もしっかりしていて面白いし、音楽に向かう真摯な姿勢には酔っ払いながらも感嘆した次第。(現地についてはじめて、英語が喋れないという問題に気付かれたらしい・・・。正しく「あれ」だ・・・笑)

因みにこの日のGreen Sheep Session、たぶん開催以来最も参加者が多かったセッションだった。グーパパさんが所要で欠席だったにも関わらず、蛇腹が3名、フィドルが延べ4名に、笛が3名?(一人はコンサーティナと掛け持ち)にマンドリンが1名。しかもセッション参加者のお子さんも4人。みんな仲良く遊んでいてセッションしながらその光景を眺めるのが凄く楽しかったなぁ。
久し振りにオキャロランも結構弾いたし、カトリオーナ・マッケイばりのバッキングにのって心地よいダンス・チューンも随分弾かせていただいた。これは横浜名物になるかも、と喜んだセッション常連メンバーであった。
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[ 2008/07/30 01:01 ] Session & Event | TB(0) | CM(8)

Happy Wedding , Padawan!!

HappyWedding_Shannons.jpg実に楽しかったセッション翌日、猛暑日のどっ昼間に私はこんな場所にいた。
大崎にあるアイリッシュ・パブ、シャノンズである。
何が悲しゅうてこのクソ暑い真昼間にこんなオープンテラスな場所にいるのか・・・。規則正しいふしだらな生活を送っているフィドラーには無縁な場所であることは間違いがない・・・。

しかし漢にはやらねばならないことがあるのだ、こんな酷暑でしかも甚だミスマッチな場であってもな・・・。


HappyWedding_3.jpg実は前夜の歓迎セッションというのはいくら盛り上がろうと彼らにとってはプレイベントに過ぎない。
本日26日はブログで言うところのコアラなご夫妻のご成婚報告会だったのである。
こちらへお越しになるまでジェダイの奥さんのことは詳しく聞いていなかったが、実は我がブログにも登場されているんだな、これが(過去記事こちら)。
あの当時のことを思い返すとpadawanさんもさることながら奥さんも実にアグレッシブで話も親密でありつつ「否や」は言わせぬ良い意味で迫力のある方であった。


こう書いていると実に平穏にご成婚報告会が進んでいるようであるが、当の参加者である私は実はそれどころではない。前日の楽しい宴でヘベレケに呑み倒した挙句、重大な任務を負っていたのである。それを聞かされたのは前日25日、セッション開始前というあまりにも過激な奇襲攻撃だった。

~~~~(話は前日18時) ~~~~

P「Mさん、すみません、やむを得ずムチャなお願いがあるんですけど・・・(ケタケタ笑)」

M「mmm、何ね?」

P「明日ですねぇ、我々の入場時に音楽がないあるよ。で、今日の打ち合わせで決まったあるね。Mさんにフィドル・ソロで入場音楽やってもらおうと・・・(ゲラゲラ笑)」

M「な、な、な、何ぃ~・・・(絶句)。」

~~~~(劇終) ~~~~


あのぉ、チミィ、言っておくが、今回のこのパーティは奥さんのために開かれた、所謂チミでさえ知らない方ばかりの場あるよ。そんな場にチミの友人代表で現れたところでチミよりもっと孤軍奮闘あることは当然あるでしょ。フツー、そんな客人に演奏を頼むかぁ・・・、ボソボソ・・・。







そりゃ、どうせ逃げ道ないから弾きますけどぉ・・・。
というわけでシャノンズに到着したら本日の会の幹事をやっておられる才媛たちから歓迎を受けた上、結局グタグタな入場曲をフィドルで弾いてましたけど・・・。あぁ、あの緊張感は厳しいあるね。過去、Q州へ様々な奇襲攻撃をかけたけれどその報いがこんな形で返ってくるとは思わなかったあるね・・・。ダメダメなシスある、ホンマ・・・。


因みに本日の大崎ゲートシティ、挙式の方もおられた。ヤケでpadawan氏とフィドルを抱えて乱入してやろうかとも思ったがそこは大人の自制で・・・。末永くお幸せに。
HappyWedding_Dammy.jpg


ご成婚報告会は終始和やかに進んだ。途中、ジェダイならではの過去映像に茶目っ気をいれた経歴紹介があり・・・、BGMを用意する時間がなかったとかでBGMはpadawan氏自らフィドルで演奏。お二人の様々な過程を表現するにはあまりに短い時間なれど映像もpadawan氏のフィドルもドラマ感たっぷりで、しかも周囲の穏やかな談笑を誘いつつ進む。こりゃ、やっぱり才能だねぇ。

途中ヒマにしている私をもてなす意味もあったのだろうけど、padawan氏とBGMがてらに臨時セッション。「Dennis Murphy's / John Ryan's」ではゲストのお子さんが愛らしいタップダンスを存分に披露してくれたし、「Paddy's Trip To Scotland / Dinky's / Shetland Fiddlers / Gravel Walks」は私がグタグタながらも結構な喝采をいただいた。

HappyWedding_1.jpgそして今回の主催者である奥さんの感動的なスピーチの後、最も盛り上がったケーキ・カット。padawan氏は普通であれば青白い稲妻が出る筈のフォースライトニングを見事にラブリーなピンク色でカットしてくれました(笑)
物凄いフラッシュでしたねぇ。


HappyWedding_2.jpg
写真はpadawanさんらしい洒落た装飾。フィドルでは師弟関係、年齢構成的には姉さん女房、そして数ヶ月のちにはLuke 誕生、末永くお幸せに過ごされることを祈念してるあるね。この祝宴を通して見ていてもpawadanさんの気遣いも奥さんの気遣いもさり気なくて、でもしっかりした道筋があって・・・。猛暑ですが体調管理万全で乗り切ってくださいね。本当におめでとうございます!!!
[ 2008/07/27 23:06 ] Session & Event | TB(0) | CM(2)

アイビーム、ライトセーバー、フォース・ライトニング

コトは1ヶ月ほど前のこと。怪しげな電波が到来した・・・。



だーすけいたーです。
コルサント東京行きでご連絡いたしたしだいです。
・・・じぇだいの道からそれてるきがするある



ぬぬ、遂にきたか。
時折当ブログに登場するフィドルの名士Padawan さんである。
京都の王国から九州へ移動されて早1年超、ジェダイ・アカデミーを早々に立ち上げ最近ではジェダイ評議会的セッション練習会に進化を遂げている。正しく彼のフォースが為せる見事な早業であるが、その優れた才能故、ジェダイの掟を破ることになってしまったのだった。そう、ご結婚めされたのである。しかもさすがジェダイである、既にルークが奥さんのお腹の中にいらっしゃるという・・・。

せっかく東京へ来られるなら、辺境の名士ユタ・ミラルダ率いるCock O' の愉快な仲間達で取り囲み硬軟織り交ぜた攻撃で翻弄してダークサイドに堕として差し上げようということになったのだった。


この作戦遂行にあたり、実は私には難問があった。奸智に長けたセッション開催は本日25日なのであるが、24日は午後から、そして25日は朝から尼崎で会議だったのである。これでもマシになった方で25日の会議は当初午後の予定だったところをシスのフォースでどうにか午前中に切り替えたのである。
しかし想定外のことは世の中続くもので・・・、当初予定になかった会議がゴルゴ御大主導で設定された24日、遂に尼崎の地に恐怖の瞬きひとつしないアイビームが一方的に浴びせ倒される事態となった挙句、翌日25日は私にとり憑いたシスのフォースにより工場長が泣いてしまうという予期せぬオマケまでついた大荒れの出張であった・・・。

どおりで東海道の道中、富士山界隈だけが異様な曇り方で妖気プンプンだったわけである・・・。


会議を終えた私はいくつか事務処理やら考え方などの整理を尼に託して13時過ぎに関東方面へ移動を開始、難なく自宅に帰着し18時に大崎でジェダイと再会。近況報告等をしつつCock O' The Walk へ到着した。
当初予定されていた参加者の内数名はご登場されなかったが、フィドル×5 + 笛×3 +見学者×1の小ぢんまりとした集団は思い思いに曲を提案しては盛り上がる。曲間の会話も一際楽しくあっという間に過ぎていく時間。

CockOSession_20080725_2.jpg


「Dennis Murphy's / £42 Cheque / John Ryan's」のポルカ・セットで始まったセッションは基本的にはpadawan さん VS Cock O' メンバーによるネタ交歓会で進行する。中盤あたりからは各々の得意チューンを披露していったり、セットの終わりに別曲を被せていくなど様々なバリエーションで自由に進行していく。

CockOSession_20080725_3.jpg


padawan さんの出すクヌギ・チューンズに感嘆し、なかじさんが出すケープ・ブレトン・チューンズに興奮し、コメグさんのコアなネタに驚嘆し、そして何よりもどんなネタでも見事に対応されるYuta さんの膨大なレパートリーに唖然とする、とにかく多士済々なメンバーである。時間の経過が全く感じられず本当に気付いたら終電の時間だった。

今回は既に水曜日にCock O' で定例セッションがあったこと、週末であることを考慮して人数限定のセッションとしたが、私自身はこれくらいの規模のセッションがやっぱりいいなぁ。主催者であることを忘れてチョイと暴走気味だったかもしれませんが、悪しからず。
急な発案にも関わらず参加してくださった皆様、そしていつもお店と橋渡ししてくださるYutaさん、ありがとうございました。いつも楽しいセッションの場を提供してくださるCock O' The Walk さん、本当にありがとうございました。
[ 2008/07/26 10:21 ] Session & Event | TB(0) | CM(5)

妖気漂う東海道

20080725152205どうも変だ。
暑くて溶けそうな関西の気候を満喫してたあるが・・・、長いトンネルを過ぎるとそこは妖気漂う空模様。
何かただならぬことがありそうだ・・・。
[ 2008/07/25 15:30 ] Session & Event | TB(0) | CM(0)

怒涛スケジュールの幕開け

実は先週あたりから、セッション詰めというか予定がてんこ盛りになっている。

16日(水):Warrior Celt Session
19日(土):フィドル・レッスン、McCann's Session
20日(日):仙台遠征

今週に入って23日(水)は定例のCock O' 4週目セッション。実はここから公私混同の怒涛スケジュールに突入する・・・。

19時前にCock O' に到着してまずは食事である。Miwa さんから「おなか空いているならチキンカレーがあるよ」と伺ったので迷わず注文。インド系のカレーでめっちゃ美味しい。Andy さん曰くの「スペシャル・レシピ」も頷ける本格的なものだった。う~む、このお店もやっぱりあなどれないなぁ。
食事を済ませたころにヤスコさんがご到着。いつになく色んな話に展開してセッション前からエラく盛り上がる。その内にYuta さん、O'Bridge さん、Mike さんなど続々と集まり、ケルティックに限らずDjango ネタだのその他のジャズ・スタンダードだのビートルズだのと話の範囲がどんどん広がっていく。多分ご存知だろうなと思って振った「エノケンのダイナ」には抜群の反応を示され、そこから日本人歌手の話に・・・。ちょっと手強い宿題もいただいてしまいました(笑)

CockOSession_20080723.jpg


セッションはいつも通りの心地よい進行。私にしては珍しく比較的知っている曲も出て結構混ざれたし、いくつかはピチカートで音を拾えたりもした。弾けない曲でも知らず知らずの内に身体に馴染んできているのかもしれないね。
ヤスコさんに「ポルカ、ポルカ」とせっつかれて出した「Bill Sullivan's / Britches Full Of Stitches / Egan's / The Last Chance」は自分で出すのは随分久し振りなセットだったけど、なかなか新鮮だった、我ながら。自分から出したのはこれに加えて「Strayaway Child」「Micky Finn's Air」程度だったが結構弾いた感はあった。「Farewell To Erin」のバッキングも結構受けてたし(苦笑)
そうそう、本日「宴会スライド・セット」(Japanese Slide / Dingle Regatta)の初演でした。まだ練る余地はたくさんあるけれど反応は結構よかったのでまた次回に・・・。

皆さん、ありがとうございました。楽しく過ごして、ただ今移動中でございます・・・。
[ 2008/07/24 11:32 ] Session & Event | TB(0) | CM(2)

杜の都にて

Tokyo_20080720.jpg7月20日10時過ぎ、東京駅。すっかり放浪癖が影を潜めたかのような数ヶ月であるが、忘れた頃に久々に遠征である。思えば昨年の今頃、台風のど真ん中へ突っ込むあまりにも無謀な遠征をしたのだった(過去記事はここここここ)。

Tokyo_20080720_1.jpg移動のお供は、Max やまびこ。1994年に登場したオール2階建て“Max”のニューバージョン(E4系は1997年12月より営業運転開始)で、当然ながら2階席を予約。大昔に東海道新幹線の食堂車(2階)に入ったことはあるが、座席そのものが二階というのは初めて。写真は二階座席からホームを写してみたもの。「けっ、下界のモノドモめ!」というほどではないが、まぁ気分はいいものだね(笑)
因みに東北新幹線、防音壁がかなり高くこの二階建て車両の一階席だと景観を楽しむことはほぼ不可能であることも付け加えておく。

Yamabiko_2.jpgE4系は、先頭部分の鼻先をぐんと突き出したロングノーズで、運転室は航空機のようなキャノピー形、空力特性を追求して得られたデザインである。8両編成が基本であるが2本連結した16両編成でも運転できその場合の定員は1634人、高速車両としては世界最大の定員数を誇っている・・・以下省略・・・。
言っておくが、私は鉄ちゃんではない。

Sendai_20080720.jpg新幹線に揺られて移動すること2時間強、今回の目的地仙台に到着だ。
仙台市は宮城県中南部に位置する県庁所在地で、人口100万人超の政令指定都市、「杜の都」としても知られる。天正時代(安土桃山)までは千代、1600年(慶長6年)伊達政宗が青葉山に仙臺城(仙台城)を築き、城下町を開いて当地の名前を「仙臺(仙台)」と改称したことから現在の仙台となった。
(県名と県庁所在地が一致しない県は結構あるが、これは明治政府に味方したかしていないかの違いによる。例外は多少あるが、例えば官軍の主力だった長州は山口県山口市だし、薩摩は鹿児島県鹿児島市で、朝敵に回った御三家の内の水戸は茨城県水戸市、尾張は愛知県名古屋市という具合である。従って仙台も幕軍側だったということになる)

脱線ついでに「杜の都」の「杜」であるが、中国古来の意味では(この場合「ト」と読む)、「山野に自生する落葉果樹」であり国訓では(この場合「もり」と読む)神社の「鎮守の森」、「ご神木」を意味する。自然林と人工林の違いだね。
仙台の場合は、祖伊達政宗の積極的な植林奨励策によって仙台城下町に植えられた「人工林」「屋敷林」の多さと美しさから、あたかも杜の中に街が出来たかのように見えたため(つまり人工林)、この異名が定着したとされる。大正時代頃にこう呼ばれるようになったようである・・・以下省略・・・



MrAndMrsTrad.jpg本日、いろいろとお付き合いいただくのはこの方達。今年2月にあったMartin Hayes & Dennis Cahill のライブ観戦(過去記事はこちら)をきっかけにして知り合いとなったTRAD さんご夫妻。必ず返礼で東北の地にも顔を出しますよ、と約していたのだが遂にその機会がやってきた。3連休中日の20日に仙台でセッションを開催されるということなのでならば旅行がてら顔を出しましょうとなった次第。

仙台駅改札まではTRAD(♀)さんにお出迎えいただく。10kg のアコーディオンにバウロンをカートに積んでの重装備でのご登場だ。地下鉄で勾当台公園まで移動し三越前で無事にTRAD(♂)さん、そして今回お初のM田さんと落ち合ってまずは昼食。狙っていた牛タン屋は長蛇の列でアキラメたが、練習会兼セッション場であるカラオケボックスまで移動の途中で昼食にありつく。さすが牛タン名物なお土地柄、美味しく頂戴いたしました。
本日のメインイベントは夜のオープン・セッションであるが、それまでのひとときはTRAD さん達とネタ交歓会も含めた練習会兼セッションである。前回お江戸ではそこまでできる時間はなかったし、お互い楽しみにしていた。
カラオケボックスに落ち着くと今日のセッション予定曲やら、今よく練習している曲やら、とにかく弾き倒す吹き倒す4人。合間合間には曲の情報、ミュージシャンの情報、セッション事情とか会話も弾む。

Barms_20080720.jpgそしていよいよセッションへ。場所はBarm's Irish Pub。仙台駅から地下鉄で一駅の五橋にあるアイリッシュ・パブである。ビール会社で永年ビール造りに携わっておられたというマスターが経営されるこのお店は、マスターのお人柄を反映した暖かでゆったりと過ごせる素晴らしい空間だった。

BarmsSession_20080720.jpg

お店に続々と集結する「あれ」な、もといアイリッシュなミュージシャン達。「我が心のBarm's」と実所在地とがマッチせず、SOSを発信されてほうほうの体で到着された方、到着早々に一口も飲んでいないキルケニーを床に振舞ってしまった方、まぁ人それぞれなれど兎にも角にもやる気満々なメンツでセッション開始だ。
TRAD さんご夫妻の「Drowsy Maggie / Cooley's / Gravel Walks」で幕を開けたセッションはお店の宣伝にある「Session LIVE」の謳い文句通りで、TRAD さんご夫妻主導でセッション以上ライブ未満な感じで進行する。セッション参加者以外のお客さんへの配慮もあるのだろうが、途中休憩時間も設けて結局3セットのセッションとなった。

TheSession_20080720_1.jpgなぜ、ここに嬢がいる・・・(爆)。
実はこの日は9月13日に開催される定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバルの説明会があり、このフェスに出演予定のアイリッシュな方々が日本全国津々浦々から集結されるということだったのだ。
実にWILD GEESEから二名、すらいごめいとのお二人、TAKUMI AND TOSHI の内一名にModern Irish Projectから一人が関東からの参戦である。(因みに私がジャズフェスの出演者でないのは至極当たり前のことである・・・

これまで経験した遠征は訪問地在住の方々の中に土足で上がりこむスタイルであり今回のように訪問地以外の方々が三々五々集結するスタイルは初めてである。これが実に新鮮だ。TRADさんご夫妻の気配りも見事で演奏だけでなく会話も弾む素晴らしい場となった。流れ的には2セット目が終了した時点でセッション閉幕みたいな流れだったのだが、マスターから「もう1セットくらいやったらどう?」ということで3rd Set に突入したことも、本日のセッションの一体感が為せる業だったのではないか、と思う。

何だかんだでセッション終了後も歓談は続き・・・、お店を後にしたのは23時30分頃でしたか。18時から5時間半、皆様お疲れ様でした。またお会いできることを楽しみにしつつ。

セッション主催のTRADさんご夫妻、細かい心配りをしていただき本当にありがとうございました。そしてBarm's のオーナーさん、本当に素晴らしい場所でした。お世話になりました。




ふふふ、これで東北も制覇したあるね。次は・・・、みなまで言うまい・・・(爆)。
[ 2008/07/21 17:47 ] Session & Event | TB(0) | CM(6)

変な曲マニア・・・?

自覚症状はハッキリあった。いや、というか、何度か当ブログでも表立って書いた気もする。確信犯と突っ込まれたら、正直なところ反論できない。

私のレパートリーはハッキリ言って変である(爆)

例えば・・・
関西のアイリッシュ連合では最もメジャーと思われる大森ヒデノリさんの曲達、ダブル・ジグは今のところHP で28曲が紹介されているが、まともに弾けるのは11曲に過ぎない。しかも彼がセットにしている通りに弾いたことがほとんどない。リールは30曲あるが、まともに弾けるのは13曲。ポルカは15曲に対して8曲である。大森Tunes以外でも、例えばセッションでは定番的な「Sally Gardens」(Reel)だの「Concertina Reel」などは未だに相当怪しい。

先日六本木のセッションでヤスコさんから「あなたは変な曲しか弾けないから・・・爆笑」とまともに突っ込まれた。私の私たる所以で面目躍如といったところだが(爆)、そうも言っていられない。やはり決定的にレパートリーが不足しているし、呑んだくれずに演奏時間を長くするには何となくでもよいから付いていける曲も増やさねば。
と、なかなか憶えられない「Over The Moor To Maggie」(Reel)だとか、「Tom Billy's」(double jig)だとか「Bank Of Turf」(double jig)だとか、チョコチョコ手を出しているんだが、集中力が続かない。で、あちらこちらよそ見しているとまたしても「変な曲」に気が行ってしまう。

ScottishFiddleCollection.jpg写真はBonnie Rideout の『A Scottish Fiddle Collection』。数ヶ月前に仕入れたCDだが、出張で移動中に聴いていてなかなか優雅でトリッキーなジグのセットがあったのがずっと頭から離れなかった。
Craigellachie Lassies
Miss Gordon Of Park
The Honourable Miss Drummond of Perth's Delight
の3曲セットだ。やたら長いタイトルだの、読み方さえわからないような単語も混じっているだので、メロディどころか曲名をまず憶えられないじゃないか、というセットだね(爆)


ScottishFiddleEncyclopedia.jpgさて、件のBonnie さんだが、作品もそれなりに出ていると同時に譜面の出版も結構積極的な方の様子。写真は「Banks」の記事でも登場したScottish Fiddle Encyclopediaである。音源とセットになっていないのが玉にキズだが、譜面は見やすいというか丁寧だ。『A Scottish Fiddle Collection』にはこの譜面に収録されている曲の実演も結構入っていて、上述のジグ・セットも全てこの譜面集に収録してある。

Craigellachie LassiesはBメロが難関。似たようなちょっと変化つきフレーズが続くあたり、ハエの脳味噌にはチョイと厳しいが、練習すれば何とかなりそうかなぁ。
Miss Gordon Of Park 、コイツは何といってもF Major (♭ひとつ)というキーが曲者だろうな。
そして最大の難関は、The Honourable Miss Drummond of Perth's Delightだろう。The Session などめぼしいサイトには譜面情報がなかったが、偶然サーチエンジンで引っ掛かったところからABCデータを拝借してきた。


(Version 1)
X:1
T:The Honourable Miss Drummond of Perth's Delight
S:Playing of David Greenberg on Puirt a Baroque CD "Bach Meets Cape Breton"
L:1/8
M:6/8
Q:260
Z:Transcribed by Erica Mackenzie
K:A
E|\
AAA A2c/2d/2|e-e/2f/2e ecA|FBB B2B/2c/2|d-d/2e/2d/2c/2 BGE|
AAA A2c/2d/2|e-e/2f/2e ecA|Fdc BAG|AAA A2:|
c/2d/2|efg a2g|fed cBA|dfe/2d/2 ced/2c/2|dFc/2B/2 A/2G/2FE|
efg a-a/2b/2a/2g/2|fed cBA|Fdc BGE|AAA A2:|

(Version 2)
X:1
T:Honorable Mrs. Drummond of Perth’s Delight, The
M:6/8
L:1/8
R:Jig
N:”Slow”
S:MacDonald – 3rd Collection of Strathspey Reels (c. 1792)
Z:AK/Fiddler’s Companion
K:A
E | A,AA A2 c/d/ | e>fe ecA | FBB B2c|d>ed/c/ BGE |A,AA A2c/d/ |
e>fe ecA |Fdc BGE | AAA A2 :| c/d/|efg a2g |fed cBA|
dfe/d/ ced/c/ | dFB/A/ {A}GFE |efg a>ba/g/|fed cBA|Fdc BGE|AAA A2 f/g/ |
ab/a/g/f/ e>fe/d/|cea {f}(ed/c/”tr”B/A/)|(d/e/f/)(d/”tr”c/B/) (c/d/e/)(c/”tr”B/A/)|(B/F/d/)(c/”tr”B/A/) {A}(GF)E/D/|
cEA Ace |(d/c/d/)e/f/g/ a2 g/f/ | ecA Ff(e/d/) | cAA A2 ||

ABCデータのコンバートはこちらでどうぞ。Midi で演奏も聴けます。

HonorableMrsDrummondOfPerthsDelight.jpg因みにBonnie Rideout が弾いているのはVersion 2 の方。いくらゆっくりテンポでガツガツ弾かなくてよいと言ったって、これはなんじゃ・・・。
こんなのを優雅に、しかもダンスチューンらしく弾けたら、という妄想中である・・・。
(妄想はまず実現しない・・・爆)

[ 2008/07/13 18:54 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(2)

いつも通り「あれ」な・・・

どうもいかん、最近ブログの更新も滞りがちだ。書きたいネタは結構あるのだが、如何せん忙しい。本業の方はありがたくない四半期決算の正式スタートに加え、二つの事業部門の見直し予算編成に中期計画策定モロモロの作業、尼のシステム改善などが立て込んでいる。プライベートにおいても、例えばフィドル関係だと前回記事に記した通りで弾きたい曲だけはどんどん増えていき一向にまともに弾ける曲が増えないという悪循環だし、競馬はここ数年稀に見る不調だった上半期なのでこの夏は原点に立ち戻り崩れた流れを取り戻さなければならない。

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そんな中、5日(土)はフィドルのレッスン。先週のムチャが祟ってやや身体のバランスが悪い・・・(翌日身体の整備をしに行ったが、案の定かなり身体が歪んでいたようで・・・苦笑)。パントルはレッスン前に自宅で数時間弾いたが、弾き始めて1時間くらいで覚醒してバカ鳴りしてた・・・笑。

私の前は例によってIさん。引き続き「Czardas」に挑んでおられる。ハーモニクス以外にも運指の面で難所が多い様子で、師匠とあぁでもない、こうでもないと一生懸命のご様子。折角熱くレッスンされているし、私も聴きたいので多少時間オーバーになりそうでも後半部分をもう一回さらっていただく。その間に気になる箇所のポジション取りとか指使いもチェックするあるね、ふふふ(笑)

実はIさんに触発されてちょろっとコソ練していたのである。音源等を聴いていて1stポジションで行けそうな箇所もあったので、普段あまり使わない小指の訓練にもよいと思ったし。

Czardas_1.jpgスケール練習代わりに使っていたのはこの譜面の赤い○で囲んだフレーズ。
この1節だけでも「Czardas」とハッキリ分かるフレーズだしね。
のっけからこのフレーズを弾いたら室内で爆笑される方二人・・・苦笑。Cape Breton 系の曲も最近また練習し始めていてちょっと飛ばし気味の弓使いにしたら、師匠は例によってゲラゲラ笑いながら「結構いけてますねぇ。次のフレーズも1st ポジションで大丈夫ですよ」と弟子を唆す。



Czardas_2.jpgそれがこの譜面の赤い○で囲んだ箇所だ。
とりあえずその場で暫し弾いてみたが、これは上述のフレーズができれば多分問題ないはず。
クラシックをやってこられた方はこのフレーズの冒頭にある装飾音に結構ハマるらしい。


私がクラシックの素材をお披露目することなど滅多にないこともあるし、Iさんなどはわざわざ私の前に回ってきてご覧になったのにはさすがに照れた(笑)
実は先述の身体ガタガタの一因は絶対にこれである。小指の運動性を上げようと左腕を身体の中に入れ過ぎていたに相違ない・・・

おイタはそれくらいにしておいて、暫し「Banks / Madam Venoni」で跳ね弓論議になった後、とりあえず「Jig Of Slurs / Irish Washerwoman / Athol Highlanders」へ。このセットはこちらでも定番チューンとして紹介されたジグ・セットだ。「洗濯女セット」の由来とか師匠に話すと受ける受ける・・・笑
Fiddle Sticks ネタから久し振りに「Boys Of Malin / Gravel Walks」に行ってみたりJerry Holland のCape Breton Set に行ったりと相変わらずウロチョロしてた。
で、最後の方に恐る恐る出したのはこれだった・・・。

The Guns Of The Magnificent Seven

MandZine にTablEdit のファイルがあったこともあり、マンドリンで多少音は拾っていたものの、フィドルでちゃんと弾くというか練習するのはレッスン当日が初めてだった。3パートからなる楽曲だが、最初の2パートは通常のリールで何度か弾けば問題はないが、3パート目が曲者。The Tolka (polka)に似たリズムの割り切りがハンパな、でもカッコいいリールだ。
iPod + 携帯スピーカーで師匠にも聴いていただき・・・

師匠「mmm、(拍子を)どう数えるか、ですねぇ。例えばインド音楽だと・・・ブツブツ」

と仰りながら何度もネタ元音源のAltan の演奏をお聴きになる。で、出たのは「や、この譜面はあってますね。変なリズムの外し方はないから、この通り弾ければ大丈夫でしょう」とアッサリした反応だった(笑)
個人的にはいつでも何とかなりそうな最初の2パートは適当で、難所の3パート目だけ念入りに練習していったのであるが、師匠からあっさり「うん、そんな感じであってるでしょう。悪くないですよ」とOKが出た。
散々二人で弾き倒した後で師匠曰く・・・「で、こんな(リズムが)変な曲をセッションでやる方がいらっしゃるんですか・・・笑」、と。

えぇ、えぇ、いらっしゃるんですよ、ホントに・・・。例えばこんなところとか・・・笑。「インディアン、ウソつかない」じゃないけど、これホントあるね。だって、数日前に六本木で聴いたもん、ホントに。何なら証拠音源もあるあるね・・・笑。
そうそう、そのセッションはなかなか熱いよいセッションだった。私も何だかんだでいくつか提案したり、他の方の提案曲に混ざったけど、何というかなぁ、一体化するのが瞬時であっという間に奏者達がノリノリになっていく素晴らしいセッションでした。

というわけで(?)、先週二日間15時間をかけて練習したネタで使ったのはごく2~3曲といういつも通りのレッスンでございました(爆)。無事に新たなるお弟子さんであるかおりさんにバトンタッチして私のレッスンは無事終わりました、とさ。

で、翌日、レッスンで習ったことは勿論だが、セッションで聴いて「ボチボチこれは憶えようぜ」という曲もさらう。依然課題山積のまま、今は尼滞在だ・・・。先は長い。
[ 2008/07/07 23:44 ] Fiddle | TB(0) | CM(8)








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