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MacArthur Road ・・・

先日の当ブログでも少し触れたが、夏休みの間にゴソゴソと譜面をConcertina.Netでコンバートしてあぁでもない、こうでもないと少し考えていた。

X: 1
T: MacArthur Road
M: 4/4
L: 1/8
R: reel
K: Emaj
|:BG (3GGG Bcef|gfeg fece|f3g fece|acgc fece|
BG (3GGG Bcef|gfeg fece|f3g fecB|1 cefg e2z2:|2 cefg efga||
be(3eee bec'e|bege fece|f3g fece|aege fece|
be(3eee bec'e|bege fece|f3g fecB|cefg efga|
be(3eee bec'e|bege fece|f3g fece|aege fece|
BG(3GGG Bcef|gfeg fece|f3g fecB|cefg e2z2|

昨日(23日)にフィドルのレッスンがあり、師匠にも相談したのだが、ラッキーなことに師匠のお気に入りの曲でもあってどう練習すべきかなどの方法論は大体の目処がたった。

曲は「MacArthur Road」。最初はどこで聴いたかイマイチ記憶が薄れているが、印象に残っていたのは@嬢のライブでの演奏だ。軽々と弾きこなす姿には毎度惚れ惚れするフィドラーだが、この曲の演奏は特にその軽やかさが印象的だった。(やったことねぇよ、と言われたらまたハエの脳味噌振りを露呈することになるが・・・苦笑、多分大丈夫)

キーはE Maj で、師匠曰く、Sean Smyth のは半音高い。実はフィドルでE Maj の曲を弾くのはこれが多分初めて。#が4つつくキーだね。
作曲者はThe Session のコメントによるとBoys Of The Lough のDave Richardson。さらにそのコメントに「Calliope HouseもRichardson の作品。Calliope House は通常D Maj で演奏されるが、彼はE Maj で作曲した」とある。その証拠というわけではないが、Alasdair Fraser と Natalie Haas の『Fire And Grace』の1曲目、「Calliope Meets Frank」でのCalliope House → MacArthur Raod の流れはいずれもE Maj で演奏されている。

因みに我がiTunes には少なくとも下記の音源がある。

1)Farewell And Remember Me / Boys Of The Lough
2)Fire And Grace / Alasdair Fraser & Natalie Haas
3)In My Hands / Natalie MacMaster
4)Live-Disc 1 / Natalie MacMaster
5)Blue Fiddle / Sean Smyth

それと、オールナイト・セッションやら今月のオキャ会でご一緒したcead さんがBrenda Stubbert'sの項で紹介されているYou Tube の動画でも〆でこの曲が演奏されている。

MacArthurRoad.jpg何といってもこの曲の難所はBメロ。勘のよいフィドラー諸氏なら即お分かりになるだろう。1st ポジションしか使えない人間にとって、五線の上に2本以上の線が足された音符が出てきたら、対処が困難である。ポジション・チェンジしないと対応できないからね。(サムネイルにしておいたので、画像をクリックすれば大体ちゃんと見れると思います)

Bメロのところに指番号を記してみた。昨日師匠と相談で大体決めた後、今日練習していてチョコチョコとやりやすいようにいじってみた案だ。
譜面通りに弾こうとするとAメロ2回目の最後は音符がつまっているのでどうしてもポジション移動が間に合わず、最初のB音は1st ポジションの小指でとることにしている。これの効能は他にもあってB音のポジションを眼で確認できるのでポジション移動に備えやすい。
逆に四段目の方は、前の音がE音であり開放弦で処理できるからポジション移動して処理できるというわけだ。
その他、例えばAメロからつなぐ場合でも、Aメロの最後「E-F#-G#-A」のところを「E(四分音符)-G#-A」とするなら、G#のところでポジション移動して人差し指で処理し、そのまま2nd ポジションで処理する手もありそうだね。

方法論はほぼ決まったとして、問題は音程の確保だね。1時間ほどやってみたが、わかっていてもなかなか正確な場所を瞬時に押さえられないし、1st ポジションに戻ったときも大いに不安定になる。ここからはスケール練習なども含め地道に弾きこんでいくしかないね。
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[ 2008/08/24 19:50 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(7)

踊る阿呆を観る阿呆・・・

盆を過ぎたとはいえ、暑い暑い日本の夏・・・

Warrior_20080820.jpg


充実のメンツで凄い音圧でした。皆様、お疲れ様~。
また何処で。
[ 2008/08/21 01:06 ] Session & Event | TB(0) | CM(0)

平穏な夏休み

四国→関西の大移動を伴う遠征となった昨夏と打って変わって、今年は平穏なものである。タイミングよく9日に関西でオキャ会に参戦できたという幸運もあったので、今年の盆休みはかねてからの考え通りにイベントレスで過ごした。

折角5日ある盆休み、本来ならどこぞのリゾート地でゆったり過ごすのが最も好ましい休みの過ごし方なのだが、親父を亡くした2003年以降、ゴールデンウィーク(命日の墓参り)、夏休み(盆の墓参り)、年末年始(何にせよ墓参り)といった具合で公明正大に取得できる休暇はすべて実家に滞在することを最優先というスケジュールにせざるを得ない。因みに信心深さからきている理由ではなく、ただ単に私個人の主義として、そうしたいからやっているだけのことであり、数年経てばまた心境が変わるかもしれない。

今年の盆の墓参りは兄の日程の都合で14日だったから、たとえば15日の盆練(鴨練のメンバー主催)に顔を出そうと思えばできないわけでもなかったし、どこかのタイミングで魔窟へ顔を出すこともできたワケだが、今回に限ってはそうする気になれなかった。いくら寝ながら移動できるとはいえ、頻繁にある尼と関東の往復、月初数日間に集中する仕事、肉体的に疲れが溜まっているのは勿論のこと、遅々として進まぬ抜本的な改善などから精神的な疲れもピークを迎えた感がある。こういう疲れはジワジワとくるものらしく、しかもどこかでそのストレス発散をしようとしているらしく、最近セッションなどに参加していても自らの演奏が普段にまして荒っぽくギスギスしていることには数ヶ月前から気づいていた。ことに今月参加したCock O' や渋ダブのセッションにオキャ会での演奏はあまりにもヒドくて笑いそうになった。

というわけで今回の休みは睡眠も多過ぎるくらいゆったりとって、フィドルも激練ではなく極力丁寧に曲を浚おうと決めたのである。
お陰で帰省の数日前からなかなか治らなかった寝違えみたいな痛みは初日で取れたし、パソコンも気が向いたときだけチョロチョロ触る程度だったので目の疲れも結構とれた。

フィドルの方は帰る前からやりたいことをある程度決めていた。

(1)Twenty Irish Fiddle Tunes / Kevin Burke のスロー・テンポに合わせて丁寧に弾く
(2)ゆったりめのジグを音源にあわせて丁寧に弾く
(3)今まで弾いた曲を浚う
(4)ウロ覚えの曲をもう一度ちゃんと浚う
(5)何か気が向いた新ネタがあれば・・・

(1)に関しては過去にも似たようなことをやっている。その後も合間を見てはやっているが、課題曲が増えると手が回らずついついサボってしまう。今回はその当時からの積み残しである「Earl's Chair」に加えて「Tom Billy's」(double jig)、「Sean Ryan's」(double jig)、「Down The Broom」(reel)、「Gatehouse Maid」(reel)、「The Wind That Shakes The Barley」(reel)を。

(2)は少しずつ取り組んでいたネタだが、『Lonesome Touch』/Martin Hayes & Dennis Cahill から「Tell Her I Am / Gallagher's Frolics」(double jigs)を。「腹がたつほどスローで、耐えがたいほど美しい」と評されるこのアルバムの中でもひと際スローに聞こえるこのジグ、あわせて弾いてみると結構いいテンポだ。ボウイングが細かくなっていくとさすがについていけないけれどよい練習になる。

(3)は思いつくままに。(2)と兼ねて『Play On』/Celtic Fiddle Festival から「Stan Chapman's / Arthur Darley's」(double jig)も結構弾いたなぁ。

(4)は「Over The Moor To Maggie」(reel)、「Sligo Maid」、「Martin Wynn's」(reel)、「Fig For A KIss / Kid On The Mountain」(slip jigs)、「Leaving Brittany / Promenade(D Dorian) / Sonny's Mazurka」(waltz/slip jig/mazurka)あたり。

(5)は大人買いした内の1枚『Last Orders』/Liz Doherty から「Daisy Bell」(reel)、それと某所に「E線C#がぁ・・・」と出ていた「MacArthur Road」(笑)。あとはいつまでたっても全然覚えられない(爆)「Bucks Of Oranmore」・・・。これらは全て私にとっては高い壁あるね・・・。

ま、久し振りに静養できた夏休みでした。ミュートをかけているとはいえ怪音を聞かされ続けた家人たちよ、誠に申し訳ない・・・、面目ない・・・あるね(謝)
[ 2008/08/18 14:30 ] Fiddle | TB(0) | CM(4)

ライブ観戦に・・・セッションに・・・大人買い・・・

いやはや、今年の夏は暑うございますな~。身体、溶けそうある・・・。

すっかり手抜きが定着しつつある当ブログ、まるで何事もなかったかのような雰囲気であるが、まぁいつも通り参加できるイベントには普段着で参加しております。

ModernIrishProject_20080803.jpg8月3日(日)はGreen Sheep@横浜へ。
毎度セッションでお世話になっているこのお店だが、ここ最近は@嬢率いるModern Irish Project も定例的にライブをやっておられる。
バンドとしての音も落ち着いてきたというか志向がハッキリ見えてきたように感じたなぁ。なかなか美味しいバンドになってきたと思いました。
CockO_20080806.jpg8月6日(水)は恒例のCock O' The Walkの 1週目Sessionへ。
いつもながらに和気藹々と楽しく。久し振りにKevin さんも帰京され参加。レポートはこちらとかこんなところにありますので見に行くべし。




で、六本木の翌日から2泊3日で関西へ(勿論、木・金は仕事ぢゃ・・・)。
金曜日は定時後に労組主催のビアパーティがあるとのことで、尼を揶揄した替え歌なんぞを作って遊んでおりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4月は売り上げサッパリで酒が飲めるぞ  酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
5月はQMSの偽造で酒が飲めるぞ  酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
6月も計画未達で酒が飲めるぞ  酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ

・・・・・・・・・・・・以下自粛・・・・・・・・・・・・。


折角カラオケ用に作詞してあげたけど、誰も歌ってくれませんでした(当たり前だ・・・)

冗談はさておき、外は暑いので基本は事務所の中で残務をこなしつつシングルモルトのハイランドパークを飲んでおりました。アコーディオンを買ったというのだいこ氏と音出しして遊ぼうという計画だったのですが、彼の裏切り行為で沙汰ヤミでございました。チョロっとポルカ・せっとだけ弾きましたが・・・(笑)

折角2泊(但し金曜日の宿泊費は自前)だし、というわけで9日(土)は久し振りにオキャ会(ネコ練)に出席。毎度ながらhiro さんにセットしていただき楽しんで参りました。事前にリクエストというか各々のマイブーム曲情報を多少やりとりしていたのですが、結局はいつもの乱闘でしたか・・・(笑)
デジカメを持参しなかったので写真はありませんが、hiroさんがこちらで軽く触れてくださってます。タッチの差でceadさんのハーディングフェーレと対面できなかったのは残念・・・。
記憶があやふやですが、私が頭出ししたのはこの辺かな。

・Jig Of Slurs / Irish Washerwoman / Atholl Highlandes
・Brenda Stubbert's / Mutt's Faorite
・Pigeon On The Gate / Lafferty's / Mad Peoples
・Paddy's Trip To Scotland / Dinky's
・Garret Barry's / Cliffs Of Moher
・All Japan Drinking Slide / Dingle Regatta
・Tar Road To Sligo / Pady Clancy's / Colemn's Cross
・Stan Chapman's / Arthur Darley's Swedish Jig
・Boys Of Malin / Gravel Walks



そして昨日は渋谷ダブリナーズのセッションへ。ここのセッションはテラスでやるのでこの季節は正直なところ避けたいのだが、某氏が素敵なお客様を連れてこられるとのことで行って参りました。
結局そのお方はお仕事が入ってお越しになりませんでしたが、汗だくになりつつも素晴らしい盛り上がりだったなぁ。Johnson's Motorcar のブライアンさんはセッションがあることは全く知らずたまたま立ち寄ったそうで、少し離れた席でミニ・スプーンで見事なリズムを刻んでいたのも印象的。
私はフィドルではほとんど活躍しませんでしたが、扇子は大活躍な夜でございました。



渋ダブに寄る前に時間があったので新宿ディスク・ユニオンへ。
数ヶ月振りだったこともあって、欲しいものがドッサリ出てきたのには参ったなぁ。時間帯が半端だったせいかお客さんは少なくて、レジで精算後は時折このブログにもコメントを残してくださるwakaba さんと情報交換。

渋ダブ・セッションの面子から「大人買い過ぎ!」と散々突っ込まれた本日の収穫物たち・・・。
昨日のセッション後にも話が出ましたが、回覧を希望されるものがあれば連絡くださいましね。
CDs_20080813.jpg
1)The Fire Aflame / Matt Molloy , Sean Keane , Liam O'Flynn
2)Last Orders / Liz Doherty
3)The Horse's Tail / Zoe Conway
4)Rainy Sundays... Windy Dreams / Andy Irvine
5)Cairde Cairdin / Diamuid O'Brien
6)60th Anniversary Celebration / Tulla Ceili Band
7)Jiggin' The Blues / Frankie Gavin , Rick Epping ,Tim Edey
8)Second Story / Open House
9)Just One Wish / Wnifred Horan
10)Live Plus On Location In Connemara / Frankie Gavin
[ 2008/08/14 14:21 ] Session & Event | TB(0) | CM(6)

ある種牡馬の死

ちょいと古いネタだが、1995年東京優駿を制したタヤスツヨシが7月29日に亡くなった。16歳であるからまだちょっと早いかなぁ、という感じがするが、まずはご冥福をお祈りする。通算成績13戦4勝。ダービー馬という称号があるとはいえ、その他の重賞勝ち鞍はラジオたんぱ杯3歳S(現、ラジオたんぱ杯2歳S)のみ、皐月賞(G1)こそ2着であるがダービー後は1勝もできずに引退したどちらかといえば目立たないダービー馬の一頭である。

競走馬に関わる方々にとって日本ダービーというのは特別なものだと言われる。実際私自身馬券を買って楽しんでいるだけのモノであるが、それでもやはりダービーは今でもワクワクする。馬にとっては一度しかないチャンス、そのレースへ向けての競馬関係者の熱の入りようはやはりこのレースならではである。
ウイニングチケットで念願のダービーを制覇した柴田政人騎手(現調教師)が「ダービーを勝てたら騎手をやめてもいい」と語ったことがあるという話はあまりに有名である。実はこの思い入れの強さが、「ダービー馬必ずしも最強馬ならず」の要因のひとつだと私は思っている。
(誤解を招くといけないので一応・・・。少なくともダービーを制した馬達はダービーの時点においてはその世代最強馬であり、この事実は動かない。競馬の格言で「最も速い馬が勝つ」皐月賞、「最も運が強い馬が勝つ」日本ダービー、「最も強い馬が勝つ」菊花賞、というのは有名であるが、これは例えであって、個人的には各々のレースを勝った馬がその時点で距離適正等を含めて最強であることは間違いがない。ただ、そのレース後の活躍があるや否やで総合的に強い馬と思われるか大したことがない馬と思われるか、である)

2008年 ディープスカイ
2007年 ウォッカ
2006年 メイショウサムソン
2005年 ディープインパクト
2004年 キングカメハメハ
2003年 ネオユニヴァース
2002年 タニノギムレット
2001年 ジャングルポケット
2000年 アグネスフライト
1999年 アドマイヤベガ
1998年 スペシャルウィーク
1997年 サニーブライアン
1996年 フサイチコンコルド
1995年 タヤスツヨシ
1994年 ナリタブライアン
1993年 ウイニングチケット
1992年 ミホノブルボン
1991年 トウカイテイオー
1990年 アイネスフウジン

リアルタイムの経験で私の記憶に残っているダービー馬は19頭。先述した「ダービー馬必ずしも最強馬ならず」は以下の指摘でじゅうぶん間に合うと思う。

1)日本ダービーを最後に一度もレースをすることができなかった馬3頭(アイネスフウジン、サニーブライアン、タニノギムレット)
2)ダービーの翌年以降に出走できなかった馬が3頭(ミホノブルボン、アドマイヤベガ、キングカメハメハ)
3)日本ダービーを最後に勝ち星がなかった馬が3頭(タヤスツヨシ、フサイチコンコルド、アグネスフライト)

何と半数はダービー後に大した活躍をすることなくターフを去っている。それに対して明け4歳(旧標記で5歳)以降にG1を制した馬となるとトウカイテイオー、スペシャルウィーク、ディープインパクト、メイショウサムソン、ウオッカの5頭だけである。

体の丈夫さ等、個体による差もあるから一概には言い切れないが、ダービーというレースそのものの過酷さに加えて、どこかでムリ使いしていることが原因であることは間違いない。顕著なのは某厩舎で、NHKマイルカップ→日本ダービーというヘビーローテーションで結果的に2頭のダービー馬をパンクさせてしまった。ダービーこそ勝っていないがクロフネもやはり同じローテーションで使って結局その年末にはターフを去っている。今年のダービーを制したディープスカイもこのローテーションだからちょっと気になるところではある。

さて、話が大きく脱線してしまった。

タヤスツヨシは大種牡馬サンデーサイレンスの初年度産駒(1992年産)である。同期にはフジキセキ(4戦4勝、朝日杯)、ジェニュイン(21戦5勝、皐月賞・マイルCS)、ダンスパートナー(22戦4勝、オークス・エリザベス女王杯)などのサンデーサイレンス産駒がおり、所謂サンデー旋風の内の1頭である。

1990年産はトニービンの初年度産駒が大暴れ(ベガ:桜花賞・オークス、ウイニングチケット:日本ダービー、ノースフライト:安田記念・マイルCS)、1991年産はブライアンズタイムの初年度産駒が大暴れ(ナリタブライアン:朝日杯・皐月賞・日本ダービー・菊花賞・有馬記念、チョウカイキャロル:オークス)といった具合で新種牡馬が2年連続して大活躍した翌年にサンデーサイレンスは登場した。

どこまで確かな話かは知らないが、新種牡馬にはA級の牝馬はあてないものらしい。実際トニービンにしてもブライアンズタイムにしても精々「まぁまぁの牝馬ですね」クラスと最初は交配していたらしい。サンデーも同様であったであろうことは、フジキセキ・タヤスツヨシ・ジェニュインなど、彼らの兄弟姉妹に大した活躍馬がいないことを思えば想像に難くない。

ただ、1990年代に現れた三大種牡馬にとってラッキーだったのはノーザンテーストを中心としたノーザンダンサー系牝馬の存在であろう。1975年から種牡馬入りしたノーザンテーストは1982年にテスコボーイからリーディング・サイヤーの座を奪い取り通算10度リーディングサイヤーに輝いたワケだが、その影響もあって日本ではノーザンダンサー系種牡馬が大流行した。その娘たちとの交配が新しく出現した三種牡馬の成功の影にあることは間違いない。三大種牡馬以前に長距離路線を中心に優秀な馬を輩出したリアルシャダイなども含め、母父マルゼンスキー(ノーザンダンサー系)は非ノーザンダンサー系種牡馬の相手として王道のひとつだったといっていい。
逆にノーザンテーストはノーザンダンサー系の血の飽和の波に巻き込まれていった。ノーザンテーストの血脈は父系ではアンバーシャダイ→メイロライアン→メジロブライトと伸ばしたのが多分最高でメジロブライトの死によりここで直系は途絶えそうだ。

サンデーサイレンス亡き後、種牡馬の覇権争いは混沌とするかと思われたが、どうやらここ数年は一応アグネスタキオン(父:サンデーサイレンス)で落ち着くのではないかと思う。勿論競走馬としても種牡馬としても優秀な馬であるが、出てきたタイミングもちょうどよかったと私は感じている。父サンデーサイレンスと繁殖生活で重なった時期が短いからである。しかも毎年のようにサンデーサイレンスと種付けしてはハズレを出さないノーザンダンサー系のA級牝馬も高齢ながらまだ繁殖生活を送っているのである。サンデーの初年度産駒だったフジキセキにしても翌年のダンスインザダークにしてもなかなか国内G1馬を輩出できなかったのは彼らの偉大な父の存在が大きかったハズだ。あくまでもサンデーサイレンスの代理的な位置づけであったことだろう。

その点アグネスタキオンはサンデー亡き後、サンデーと交配していたA級牝馬との交配が多い。昨年大活躍したダイワスカーレットの母スカーレットブーケはサンデーサイレンスとの配合が定番だったし、ディープインパクトの母ウィンドインハーヘアもやはりサンデーサイレンスが定番だった。

そうなるとディープインパクトはどうか・・・。言わずとも知れているサンデーサイレンスの最高傑作であるが、種牡馬としては少々出てくるタイミングが遅かった可能性がある。何しろ母父サンデーサイレンスというのがA級牝馬の証みたいなご時世なのである。これまでサンデーとの配合で成功してきた牝馬達はもうみんないい歳だ。早期によく走る仔が出なければアグネスタキオンによい相手を奪われるかもしれないし、種付けする相手がまともに揃わないなどという憂き目がないわけではない。

日本には3冠馬が5頭いる。セントライトはさすがに知らないが、シンザンとシンボリルドルフはG1ホースを、しかも3冠馬に手が届きそうな仔を出した。ナリタブライアンはあまりにも早くに生涯を終えてしまったのが残念だが、ミスターシービーは遂に一頭もG1ホースを出すことなく繁殖生活を終えてしまった(皐月賞で彼の息子シャコーグレイドがトーカイテイオーの2着だったのはあまりに象徴的でシービーのファンとしてはちょいと寂しいが・・・)。当然ながらホースマン達はディープインパクトにあいそうなA級牝馬を捜し求めておられるであろうが、今回タヤスツヨシの死を聞いて「そう楽なことではあるまい」と感じ、敢えてブログにあげてみた次第だ。
[ 2008/08/10 23:03 ] 競馬日誌 | TB(0) | CM(0)

レッスンこんにゃく物語・・・

2日(土)はフィドルのレッスンだった。先週怒涛の日程を過ごした反動で今週のお休みはまったりモードな私、目覚ましをかけることもなくひたすら惰眠を貪ってしまって目が覚めたらお昼前という体たらく・・・。いかん、仕上げるべきネタも新たなネタも全然手付かずだ・・・。
原宿駅から教室までは、普通の速度で歩ける道なら10数分という距離だが、汗かきな私はこの季節、極力歩く速度を落とすことにしている。さらに今年の夏は、普段より10分早い電車に乗って早めに現地入りして近隣のコンビニでお茶なりコーヒーなりを飲みつつ寛いでから教室に向かうことにしている。

生徒の都合並びに師匠の考え次第で決まっているレッスン順序、いくらか変動はあったものの大体は私の前か後ろにクラシックを習っておられるIさんが入っておられるのだが、今回教室前に立つと聴こえてくるのはジグ。おぉ珍しいと思ったら、フォースライトニングなpadawanさんの元お弟子さんであるKおりさんであった。習う本人の希望がない限り、アイリッシュ・フィドルを習う場合は「Irish Fiddle Book」(Matt Cranitch)を師匠は薦めておられるようで、Kおりさんもこの教本のDouble Jig からやっておられるようだ。

AmericanFiddleMethod2.gif私は習い始めの頃、この教則本を使っていた。パントルを購入した際にアコハモマスターがセットで付けてくれたものである。今はDVDも付いているバージョンがあるらしいが、カントリー系からアイリッシュまで含んだ幅広い選曲になっていて、それなりに楽しめるシロモノだった。(因みにこの本は最後まで終わらせていない。途中から先述の「Irish Fiddle Book」でアイリッシュ・フィドルに的を絞ったレッスンに移行したからだ。さらに余談だが、その「Irish Fiddle Book」も最後まで終わらせたわけではない・・・苦笑)
但しこれは教則本といっても明らかに練習曲集であって、師匠に最初お見せしたときも「うん、練習曲集はこれでOKですよ。結構よくできているし」と仰ったものの、基礎練習も必要ということで、最初は師匠がクラシックならセブシックみたいなものだろうか、ひたすら指を回して弓を弾いて、みたいな譜面を用意されていた。以前にも当ブログに書いた気がするが、私が習いに行き始めたころはまだ生徒さんも少なくて、師匠自身これからのこの教室なりのメソッドを模索されていたようである。私のレッスン風景が全然レッスンらしくないのは、メソッド確立前の生徒だったからという要素も多分にある・・・ハズだ・・・。

AerobicsForFiddlers.gif思い出しついでに懐かしい教則本。
如何にも、というタイトルだが、セブシックのフィドラー版という位置づけなんだろうと思う、この本。師匠が「確か、エアロビクス・フォー・なんたら(この時点で今現在も笑いの種になる名前記憶障害がちゃんとあった・・・笑)という基礎練習の本がありました。よろしければ買ってみてもいいかも、です」と薦められて買った代物だ。
フィドル初期にはいくつかこの本から宿題もいただいてやったものである。3回目くらいのレッスンでいきなり3連符嵐の課題を「じゃぁ、次はこれですね」とサラっと言われたときには心底ゾーっとしたものだが、まぁ落ちこぼれることもなくとりあえず今もフィドルは続いているからまぁよかったんだと思う(笑)。
因みにこの本、結構ナメた本で(爆)この本の著者だと思うのだが、エクササイズ・マシーンに乗っかってフィドルを弾いている写真まで載っている(苦笑)。どんなシリアスな映画でもギャグが入っているアメリカ映画みたいな雰囲気に思わず苦笑いしたものである・・・(笑)
いつの間にやら基礎練習なんてそっちのけで変なネタばかり披露しつつ、師匠から「こんな曲はどうですか(爆笑)」みたいな流れでずっと続いているレッスンなんだが、肝心な場所では横道にそれ過ぎず、かといって移り気な私の好奇心を飽きさせないレッスンには本当に感謝している。

何の話をしているのか書いている本人もわからなくなってしまったが(爆)、要するにKおりさんのレッスンを後ろで拝見していたら、「あぁ、こんな時期が自分にもあったなぁ。あのときにもう少しマジメに基礎をやっておけば今苦しまずにすんだだろうなぁ」と懐かしさ半分、後悔半分で見ていたということを書きたかったに過ぎない(苦笑)
(本日のレッスン、私の後ろは以前教室の発表会でご一緒した方だったのだが、「Irish Fiddle Book」を今も丁寧にさらっておられた。フィドルの音色も弾きっぷりもあの当時とは雲泥の差で素晴らしいと思った。地道に続けることの大切さ、これはやっぱり大事だ!)

私のレッスンはまぁいつも通り、と言いたいところだが最初に出した「Dingle Regatta」から既に不穏な雰囲気に・・・。弾き始めるやいなや、師匠もCパートでは立ち上がりながらフィドルを弾き始めてしまった(笑)。さすがよくご存知だが、レッスン後に残って見ていたKおりさんはどう感じただろうか・・・苦笑。師匠も弟子もレッスンなぞそっちのけで、いきなりパブ・セッションのノリになってしまっているのだから・・・。
因みに「Dingle Regatta」は某嬢は「酒が呑めるスライド」と覚えていたりするくらい「All Japan Drinking Slide(≒日本全国酒飲み音頭)」と似ているのだが、師匠曰く「Bibbidi Boddibi Boo」もいける、と。うむ、それはいただきました・・・(爆)。

以降、個人的課題の「Windmill / The Guns Of Magnificent Seven」やら「Brenda Stubbert / Mutt's Favorite」やらを弾きつつ、新ネタの「Down The Broom / Gatehouse Made」(後者は過去にも何度か・・・)では「これと混ざる」話で盛り上がりつつ、でございました。

帰り道、久方振りにCeltic Fiddle Festival を聴いていて思いついた3拍子セット・・・。

・Leaving Brittany(D Minor)
http://www.thesession.org/tunes/display/4170
・Promenade(D Dorian)
http://www.thesession.org/tunes/display/409 →これはE Dorianです
・Sonny's Mazurka(D Major)
http://www.thesession.org/tunes/display/5476
・Louis' Waltz(D Major)
http://www.thesession.org/tunes/display/2862

ムチャかなぁ・・・。
[ 2008/08/04 01:20 ] Fiddle | TB(0) | CM(8)








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