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Rマウントレンズという選択肢 〜〜同い年のSummicron〜〜

Summicron名のレンズは既に50mm(沈胴・固定鏡胴、いずれも初期型)とSummicron-C(40mm)を所有していて、Rマウントのものには興味を示していなかったのだが、ひょんなことから手元に来た。

Summicron(R)50mmF2
SummicronR50mm.jpg
第一世代で5群6枚構成、初めて私と同い年のレンズがやってきた(笑)


第二世代以降4群6枚構成に変更になるのだが、世評はこの第一世代がよいようで描写はMマウントの初期型に一番近いという話もある。絞り2〜16、先細の形状でフィルター径は43.5mm、最短撮影距離50cm。Rマウントのレンズにしてはコンパクト。欲を言えば最短撮影距離がもう少し短いとありがたいが・・・。

本品にはフロントキャップこそ欠けているものの、リアキャップ・純正フードとなぜかEFアダプタがついてきた。
実はこのレンズ入手に至ったキッカケのひとつがこのEFアダプタ(笑)。私はキャノンのボディを使っていないがWarrior Celtの常連Ryan氏がゴツいEOSを愛用されていて、先日のセッションで「今度アダプタを経由してライカのレンズ(Rマウント)を使ってみよう」という話になった。マウントアダプタくらい安いものと高をくくっていたが、調べてみるとなかなか立派な値段なので勿体無いなと思っていたら、このSummicron(R)が色んなオマケつきで出てきたのである。見かけた時点での値段は安く、入札したらあっさり我が手に落ちた。
(因みにMマウントでは高くてとても手が出ない35mmについては、Rマウントでもやはり高い。一度だけ限度額にちょいと足せば買えそうなものがあったが、なかなか難しそうである)

既に以前の記事で少し絵を出しているが、銀座のお散歩スナップから。
R0047541.jpg
歌舞伎座は大改装中。前の建物は実に風情があったが、改装後はどうでしょうか。

R0047542.jpg
銀座にあるリコーのショールーム。全く罪作りなユニットを作りやがって・・・、どうもありがとう(笑)

こちらは日本橋高島屋のディスプレイ。夏模様に衣替え直後にちょうど通りかかった。
R0047151.jpg

R0048197.jpg

R0048198.jpg

R0048199.jpg

八重洲にはこんなものもあった。初めて気がついたなぁ・・・。
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わかる人ならすぐ気がつくMaker's Markの瓶を模した樽。

八重洲地下街は、東北祭特集をやっている。
R0048210.jpg

R0048216.jpg
F5.6くらいまで絞ったこともあって凄い解像度を示してくれた。

R0048221.jpg
現物はもっと大迫力でしょうなぁ。

これは東京駅の大丸。ここはディスプレイのスペースがほとんどないのがもったいない。
R0047156.jpg
秋のグランドオープンでどういう雰囲気になるか楽しみにしておこう。

セッションでの本格活用はこれからだが、6月20日のセッションで少しだけ使った。
R0047737.jpg
私の指です(笑)。指先のタコまで描写するとは・・・。(フォトグラファーなかじ氏撮影)


これまで仕入れたSummicronの中で一番安価なレンズだが、描写はさすがSummicronでコストパフォーマンス抜群の寄れるSummicronだ。Mマウントの固定鏡胴よりはるかに安値の玉を結構見かけるので、手っ取り早く初期のSummicronの描写を楽しみたい向きにはオススメだ。


Rマウントレンズという選択肢、(まだ)つづく・・・
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[ 2012/06/26 01:04 ] Camera | TB(0) | CM(0)

大口径の広角レンズ

ちょいとRマウントレンズのシリーズは中断して、今回は広角大口径レンズをば・・・。
ついでにブログ・デザインも超久しぶりに変更してみた。3カラムでも真ん中を広く取ってくれているデザインがあったので、写真サイズも一段大きくしてます。

Ultron28mmF1.9(Aspherical)
Ultron.jpg
Ultron35mmF1.7と同様こちらも既に販売終了のレンズ。


7群9枚構成。絞りは1.9〜22。最短撮影距離は70cmでUltron35mmF1.7より20cm短いのはありがたい。
仕入れたのはブラックの方で、フィルター径は46mm。フードと保護フィルターつきのものを落札。容姿は35mmF1.7を一回り大きくして少し洗練されたデザインにした感じ。ヘリコイドや絞りリングは明らかにこちらの方が扱いやすいし、私の手にちょうどフィットする大きさで撮影時にレンズを支えやすい。NoktonClassic(40mmF1.4)の驚異的なコンパクトさには及ばないが、レンズ構成とか大口径の割にはコンパクトなレンズだと思う。

因みにF2のVMマウント(Mマウント互換)、球面レンズのみの構成で後継レンズが用意されている。

実は何度も見かけたので高をくくっていたら、いざ本腰を入れて入手する段になって苦戦したレンズなので某オクで探す際の注意事項も書いておこう。

(1)キーワード検索はカナ・横文字の両方で。
どうもレンズ名称によってヒット率が異なるようで、Ultronはカナ検索でのヒット率がなぜか高い。万全を期すならカナ・アルファベット両方で検索するとよい。
(2)相場にかなりのバラツキあり
Ultron35mmF1.7と比べると相場のバラツキが結構あるレンズのようで、新品並みの価格で出品されている場合がある。また結構競るケースがあるのでそんなときは「見」した方がいい。実際、残り10分くらいから執拗に絡まれ嫌気がさして見送った直後に安価なこの玉が出てきた。
(3)オマケに注意
Cosina-Voightlanderのシリーズはフードやフィルターがオマケでついてくることが多い気がする。細かい点だが付属品有無をよく確認した方がよい。
(4)現行の28mmF2は見かける頻度こそ少ないが、値段は高くない(かもしれない)。
一度見かけたキリだが新品流通価格の6掛け程度だったから、現行品を狙うのも手だと思う。定価そのものも現行品の方が安い。

6月上旬は比較的天候が安定していて気温もそんなに高くなかったので会社帰りに結構試写できた。夕暮れ以降の暗くなる時間帯でも安心して使えるレンズで、これ一本で押し通してもいろんな楽しみ方ができそう、というのが第一印象。
R0047176.jpg
絞り開放だが、そんなにユルユルした感じにはならない。

開放だとちと厳しいが、少し絞り込めば遠景もよく撮れる。
R0047181.jpg

日本橋高島屋のショーウィンドウ。
R0047184.jpg
ここのディスプレイは好みに合うので通るたびに写真を撮っている。


6/19には台風4号が来襲したが、しばし地下街でスナップ。ブラブラしていると地下街でも被写体は結構あるもので、短い時間だったがなかなか楽しめた。
こちらは絞り開放。
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寄れるだけ寄ったので結構加速度的にボケている。

こちらは絞り4。
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若干緩い感じはあるけど悪くない。

丸の内北口の小さい展示スペース。今は紫陽花である。
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ボケも煩い感じはなく使いやすい。

季節に合わせた展示をしている場所だが、前回の菖蒲は無粋な人形が立っていてやや興醒めだった・・・苦笑
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この写真だけはSummaron3.5cmF3.5によるもの。

昨年の震災以降、都内の地下街は相変わらずやや暗めであるが、この明るさのレンズならISOオートで楽勝だ。
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こういう絵を見ると開放でもシャープで新しいレンズだなと感じる。

ブツ撮りは間違いなくよいレンズだと思う。
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セッションでの筆おろしは6/16(土)のMcCann'sにて。
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ここも結構店内照明は暗いので広角で明るいレンズというのは使い勝手がよい。

寝る子は育つ・・・笑
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@嬢から「起きないと○スするぞ」と脅されてました・・・爆



こちらは6月20日(水)のWarrior Celtには、超巨漢Concertina奏者が・・・驚
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アンドレ(・ザ・ジャイアント)とお呼びしたくなるこの方の楽器はYasukoさんのより一回り大きかった。

職場の歓送迎会があったので遅刻参戦だった私。
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盛況だったし、流れに乗り損ねて写真を撮ったりダベってました・・・苦笑。

ちょいと風邪気味だったのだが、本日はどうも症状がピークのようでお休みしております・・・。




まぁいろいろと撮ってみたが、これは使いやすいレンズだ。なんだかんだでCosina-Voigtlanderブランドのレンズも手許に揃い始めたけど、適価で優秀なレンズを供給してくれるありがたいメーカーですなぁ。
[ 2012/06/21 17:00 ] Camera | TB(0) | CM(0)

Rマウントレンズという選択肢 ~~番外編(東京の空)~~

本日6月13日(水)、東京の夕暮れ時は実に撮影が嬉しい空模様でございました。

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Elmarit(R)24mmF2.8
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Elmarit(R)24mmF2.8
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Elmarit(R)24mmF2.8
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Elmarit(R)24mmF2.8
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Summicron(R)50mmF2
R0047141.jpg
Summicron(R)50mmF2

レンズ紹介は別途するとして、実によい被写体を用意してくれた空に感謝。



[ 2012/06/13 23:21 ] My Favourite Things | TB(0) | CM(0)

Rマウントレンズという選択肢 ~~Elmarit(R) 28mm F2.8

ElmaritはライカレンズでF2.8のものに付けられる名称である。読み方は「エルマリット」とする人もいるが「エルマリート」と読むのが一般的で、この柔らかい命名が私は好きで憧れてもいた。ところがこのElmarit、ライカの中では比較的新しいブランドということもあるのだろうが、Mマウントのものは長焦点を除き柔らかい印象とは正反対の力強いお値段のものが多い。豊富な画角を揃えているElmaritであるが、ライカの有名なブランドの中で唯一一本も所有していないシリーズであった。(NoctiluxやSummiluxなど法外といってもよい値段のものは除く)
そこで必殺Rマウント代用作戦である。どうせならMマウントだと高額な広角レンズでひたすら安値玉を捜し続けることにした。比較的安価なRマウントでも「一個のレンズにそんな値段を出せるかいな!」みたいなものが多い中、外ヅラはよくなくても光学系のダメージが少ないと思われるブツがやっと出てきた。

Elmarit(R)28mmF2.8
Elmarit-R28mm.jpg
外観は使用感があるが玉の状態はなかなかよい。

以前M-Rokkor28mmF2.8を紹介したときに、負け惜しみで「Elmaritなんて別にいいや」と言っておきながら、結局入手してしまった・・・苦笑。巷の評判はなかなかよいレンズで28mmならElmarit、みたいなイメージはある。

GXRに載せるとこんな感じ。
Elmarit28mmGXR.jpg

後述の通りフィルター径が48mmだから径はSuper-Angulon(R)21mmF4よりコンパクトだが、レンズ長が長くレンズばかりが目立ってしまうのは致し方ないところである。

レンズ構成は7群8枚、絞りは2.8~22。最短撮影距離は30cmでSuper-Angulon(R)F4ほどではないが、これくらい寄れればいろんな場面で活用できる。フィルター径が48mmだが、タイプによって異なるようだ。48mmのフィルター入手に苦労する場合は48-49mmステップアップリングで49mmフィルターをつけるのが手っ取り早い。

入手してからセッション(既出)だの、真昼間の外撮りだのいろいろ使ってみた。結果は概ね良好で寄ってよし、離れてよしの非常に使いやすいレンズというのが第一印象。レンズの個性を知りたいのでホワイトバランスはオート中心で撮っているが、概ね発色は見たままを忠実に出してくれていると思う。

5月31日、Diglight@高田馬場は恒例のT田さん祭(笑)
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こちらは某日の八重洲。オリンピックにかこつけたバスが目を引いた。
R0046098.jpg

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Super-Angulon(R)を持ち合わせていれば構図はもっと楽だったとは思う。ホワイトバランスはオートだが赤がちょっと淡い印象ではある。

おーめんセッションの別写真
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奏者席の横一列が綺麗に収まるちょうどよい画角である。


昨日は既出のSuper-Angulon(R)21mmF4と一緒に持ち出してスナップを楽しんだが、あれくらい撮影状況に恵まれると案外レンズの性能は比べにくいかもしれない・・・笑。川崎大師界隈を1周目はSuper-Angulon、2周目はElmaritで撮って回ったので出来栄えはともかく狙いはElmaritの方がよかったように思う。
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テーブルフォトは間違いなく楽によく撮れる。少し大きめのお皿で30cm近辺に寄るとちょうど綺麗に収まる感じで構図決めがしやすいサイズだ。小皿だと周辺が広く映りすぎるので難しくなる。
感度を少し上げて少し絞るといい感じになると思う。
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食べ甲斐のある黒鯛の頭。ちょっと青味が勝った色合いになってしまった。

こちらはほぼイメージ通りの色合いが出た。
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金目鯛の刺身。う~ん、美味しいです。


持ち出すレンズの組み合わせを考えてからスナップに出かけることが多いのだが、画角のバランスからもSuper-Angulon(21mm)とElmarit(28mm)の組み合わせは広角側としてはベストかもしれない。遠出するときはこれに40mm/50mm/90mmというラインアップがよさそうだと思った次第。カメラ以外の荷物の多寡で28mmはElmarit(R)かM-Rokkorか、という選択になるだろう。

Rマウントレンズという選択肢、つづく・・・まだつづくのか(笑)
[ 2012/06/12 00:12 ] Camera | TB(0) | CM(0)

Rマウントレンズという選択肢 ~~Super-Angulon(R) 21mm F4~~

Rマウントレンズというのはライカが発売していた一眼レフ用のレンズ。GXR MountA12などMマウントのボディにはフランジバック長(レンズマウントからフィルム面までの距離)調整とマウント部変換のためのアダプタをつけて搭載することが可能である。
実はレンズを集め始めたときから広角に限らず、高嶺の花圏内のレンズについてはRマウントで代用するのがリーズナブルかなと思ってリサーチを続けていた。Rシリーズのレンズには他に最短撮影距離が短いというメリットもある。デメリットはやはりレンズがかさばるというところだろうか。
最初はどのマウントのレンズについても相場感がよくわからずじっくり様子見していたのだが、ある程度の感触がつかめた頃にSuper-Angulon(R)21mmF4を入手した。既に画像はこのブログでも出しているが、改めて紹介しよう。

Super-Angulon(R)21mmF4
SUperAngulonR.jpg
パッと見はそう大きくなさそうに感じるが・・・

実際にGXRに搭載すると・・・
AngulonGXR.jpg
ぐ・・・、カメラ本体より嵩張るなぁ・・・苦笑

F値:4~22。最短撮影距離20cm。フィルター径は一般的にある72mmである。明るさをムリしていないせいか、スッキリと抜ける絵を出してくれるよいレンズだと思う。

これはもともとMマウントで出されていたSuper-Angulon 21mm F3.4のRマウント版、この当時、ライカでは21mmレンズは作れなかったのでSchneider社から供給されたレンズである。Rマウント版もこれより前にF値3.4という一段明るいレンズが最初で、これはその後継レンズ。
評判がよいレンズでお値段は張るが、丹念に探せばMマウントタイプの半値くらいで買える。コストパフォーマンスや持ち運びという点で考えたらColor Skopar21mmF4でいいじゃん、というツッコミはご尤もだが却下・・・苦笑。趣味とは経済合理性に反するものなのだ。

既に何枚か写真をアップしたが、そこからまた使っているので作例を紹介。

東京駅八重洲口。
R0045031.jpg
明るいレンズではないが、夜景もISO400で撮れる。


以下、本日午前中のお散歩スナップから。午前中は天候がよい上にアクセントになる雲も都合よく出ていて絶好のスナップ日和であった。

もう一絞りしてもよかったなぁ、という感じだが・・・
R0046894.jpg
この色合はいかにもらしい感じで気持ちがよい。

まだ参拝客もいない川崎大師の参道。これならゆっくりスナップできる。
R0046898.jpg
空の青、グラデーションが美しい。奥行き感もいいね。

大師公園にある球場。大人、子供、試合盛りでしたなぁ。
R0046916.jpg
あくまでも空の青と雲が主役デスが・・・。

中国庭園「瀋秀園」の池。
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たまたま鯉が通りかかったので狙ってみた。

Schneiderの青の表現は好みにあう。
R0047009.jpg
因みに右上にある黒い点はゴミではなく鳥デス。


先述の通りRマウントのレンズは最短距離が短くかなり寄れるがこのレンズは何と20cmまで寄ることができる。これは大きなメリットでテーブルフォトにも花の大写しにも対応できるというのがありがたい。
R0047014.jpg

R0046886.jpg


Rマウントレンズという選択肢、つづく・・・のか?(苦笑)
[ 2012/06/10 16:37 ] Camera | TB(0) | CM(2)

おーめんセッション

6月6日(水)はダミアンの誕生日Warrior Celtの定例セッション日でした。ここのセッションにほぼ毎回参加するようになってもう4〜5年になることもあって、常連の奏者はもちろんだが奏者以外の方とも結構顔見知りになっている。奏者がまだ揃わないセッション開始前にカメラ「ヲ」、レンズ「ヲ」な話題で既にセッションのような賑わいになってしまったのは公然のナイショ話・・・。

セッション開始前からWarriorの常連さん達でRyan氏の写真を楽しむ。
R0046368.jpg
Color-Lanthar38mmF2.8

さらに盛り上がったキッカケはこれ。可愛すぎるだろう・・・笑
IMG_3467.jpg
某所にMTO氏が載せていた「日食を溶接面越しで眺める姉妹」(笑)

Ryan氏も同様の写真を見つけていたようで、「ダースベイダーみたいだね」とごぉーごぉー言いながらエラく盛り上がった。

因みに私が本日用意したレンズは本邦初公開のElmarit(R)28mmF2.8Color-Lanthar38mmF2.8と既出のSummicron50mmF2Elmar90mmF4(Triplet)の4本。
R0046414.jpg
Elmar90mmF4(Triplet)


Elmarit(R)28mmF2.8は別企画で採り上げる予定なので、Color-Lanthar38mmF2.8だけまず紹介しておく。
往年のVoightlander のレンズで、出自はよくわからないが、恐らくTriplet型でMマウント改造品である。以前に紹介したXenon35mmF2とよく似た形状で内側にある小径部分(多分ϕ25.5mm)も同じ。Color-LantharにはこのϕにあうレンズキャップもついてきたのでXenonと共用できるのがありがたい。思わぬ副産物だった。

Color-Lantharは日中の撮影にはあまり問題はなさそうだが、照明のような強い光源には滅法弱くフレアが盛大に出るのでハレ切りは必須かな。写り映えはさすがTriplet型で、なかじ氏撮影のこれなんかビックリする抜けのよさである。
R0046390.jpg
Color-Lanthar38mmF2.8


すっかりお気に入りになったElmar90mmF4(Triplet)もお試しいただく。なかじ氏もBarn氏もその抜けのよさやディテールも潰れないカミソリ振りにはさすがに驚いたようである。
R0046406.jpg
Elmar90mmF4(Triplet)


セッションが始まって序盤はSummicron50mmF2で・・・。最近、Warriorの店内照明は少し明るくなったことと何の躊躇いもなくISO感度を3200まであげていることもあって、本日は絞りを4〜8くらいまで絞って撮ってみた。

絞り開放の絵もよいが一絞りすると凄い絵を出してくれる。
R0046435.jpg
一絞りしているとはいえ、これが半世紀前のレンズというのだから恐れ入る。
Summicron50mmF2


Ryan氏を始めとする撮影部隊にもこのSummicronは味わっていただいた。
R0046444.jpg
R0046443.jpg
酔っ払っているとはいえ、させぼプロである。雰囲気があっていいなぁ。

セッション中盤からはElmarit(R)28mmF2.8で。
R0046464_20120608013007.jpg
R0046483.jpg
R0046497.jpg
R0046505.jpg
Summicronより一段暗いレンズだが、実に心地よい絵を出してくれる。

しかもRシリーズのレンズはかなり寄れるという有難味もある。
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被写体に寄れるお陰でちょいと可愛げのある面白い絵も撮れる。


セッションでの盛り上がりは勿論のこと、カメヲタ的盛り上がりもあって非常に楽しい一夜でした。

次回はEFアダプタを用意してRyan氏にもライカレンズをお試し願おう・・・笑
[ 2012/06/08 02:01 ] Session & Event | TB(0) | CM(0)

90mmのElmar二種

やっと紹介する気になった長焦点レンズ、Elmarの90mmレンズ。GXRに搭載すると実質135mmという立派な望遠サイズで取り回しが厄介だなぁとか思っていたのだが、街撮りを中心としたスナップでも結構いける感触をようやく最近掴んだので紹介してみる。

Elmar9cmF4(M)
Elmar9cm.jpg

Mマウントの沈胴タイプで、3群4枚のTessar型。絞りF4〜F32、最短撮影距離1m。フィルター系は39mmである。沈胴とはいえ胴を沈めると見た目はコンパクトだがかなり重たいレンズである。メカとして見ると沈胴型の完成形といってもよい実に精巧な作りで見事というしかない。

沈胴時の大きさはこんな感じ。Elmar5cmと並べてみた。
IMG_1981.jpg

同じくElmar5cmとの比較で、こちらは使用時の大きさ。
IMG_1982.jpg


90mm(実質135mm)の画角なので、遠景を撮るとか近寄れない被写体を大きく写すという点では使いやすいのだが、それ以外の場面での用途がなかなか思い浮かばなかった。そうはいっても折角入手したのだから遠景を大きく写すだけでは芸がないので「いかに撮りたい部分をうまく切り取るか」を意識して最近よく持ち出すようになった。何せピント合わせのヘリコイド回しも相当量回すことになるのでシャッターチャンスを何度も逃しているのが実態だが・・・苦笑。
スナップ撮り中心なのでもどかしさはまだまだあるのだが、こういう長焦点のレンズの扱いに慣れればフレーミングに幅が出るのではと淡い期待を抱いている。


以前NoktonClassicで出した川崎大師の亀池。
R0044754.jpg
これだけいると若干気持ち悪さもあるなぁ・・・(苦笑)。

これはこのレンズが、というよりはElmarが、という方が正しいかもだが
R0045505.jpg
少し絞ると時々こういう乾いた感じの変わった描写をすることがある。

Diglightでも何度か使っている。
R0024420.jpg
まだ扱いに全く慣れていない頃で、奏者の手元アップが主になっていた・・・。

建物の描写もよく撮れる。
R0045490.jpg
こういう被写体は絞った方が切れ味が良くて概ね結果がよい。


因みにライカは35mmや50mmと並んで90mmには力を入れていたらしく、Elmarの90mmレンズにはかなりのバリエーションがあるようだ。マウントの違い(Lマウント、Mマウント)もあれば、沈胴か固定鏡胴かというのもあるが、ライカでは珍しい3枚玉(トリプレット)仕様のものがある。

トリプレットは凸凹凸の3枚構成、レンズ収差を補正できる最低基本構成のレンズのこと。このタイプはズームレンズを搭載しないコンパクトカメラのレンズにも採用されているようだ。重量・コストを抑えることができる反面、大口径化・広角化が難しいらしいが、レンズ枚数が少ないゆえに抜けの良いクリアな画像が得られるらしい。Elmarなどに採用されているTessar型はTripletの発展型という理解でよいと思う。

トリプレットという語感がよいし(アイリッシュ系、フィドル系のネタでは何度も使っている言葉)、「カミソリエルマー」の異名もあるこのトリプレット・レンズがどんな写りなのかという興味はあったのだが、先述の通り普段使いの用途がなかなか思い浮かばない画角であることに加えて6,000本程度しか生産されていないという希少価値(≒なかなか見かけない、見かけても高価)が難点だった。
ところが実に偶然というのは恐ろしいもので(笑)、ある日手を出してみようかという値段で、しかも2本、セリに出てきたのである。この2本の即決価格は倍ほど違うが、セリで見かけた時点では似たような値段で推移していた。当然ながら即決価格が安い方で、しかも即決価格のちょいと手前で張っておいたら、あっさり我が手に落ちたのだった。(もう1本は出品者の希望額に到達せず流れたようで、再度セリに出ていたがどうなったかまではフォローしなかった)

Elmar90mmF4(Triplet)
TripletElmar.jpg
Mマウント、フィルター径39mm。重量は沈胴式より軽く見た目もスマートだ。

GXRに搭載するとこんな感じ。
IMG_3390.jpg
細身な分、レンズがより長く感じられるが重量のバランスは悪くない。


3群4枚Tessar型から1枚減らすに当たり、その当時の新種ガラス(ランタン系?)を用いたらしく、モノによってはこのレンズが黄変しているものもあると聞くが、入手したものは大丈夫そうである。外観はさすがに半世紀以上経過したなりの使用感があるものの、実用的には全く問題ない。
(この「実用的に問題ない」というレベルを見極めるのが安値で入手する最大のポイントだと思う今日この頃・・・)

TessarでもTripletでも絞って撮るのがよいとされるレンズだが・・・
R0045551.jpg

R0045585.jpg
絞り開放でも別に悪くない。というかなかなかいいじゃん。

画角的にムリがあるかと思っていた中国庭園の回廊も
R0045567.jpg
なかなかいい感じで撮れるじゃないか・・・笑

ムリを承知で人物も狙ってみたがなかなかよく撮れる。
R0045520.jpg
後日本人にお渡ししたらお酒をご馳走してくれました(ゴチソウサマ)

F8くらいまで絞るとかなり鮮明な絵を出してくれる。
R0045654.jpg
スカッと鼻が抜ける(?)心地よさだ。

セッションでもISO感度さえ注意しておけばじゅうぶん戦力になる。
R0045878.jpg


まだそんなに枚数を撮ったワケではないが、確かに素晴らしい描写をするレンズだ。3群4枚玉の写りも好きだし、大きく性能が異なるとは今のところ思えないので沈胴タイプとの棲み分けが微妙になった気はするが、「ライカの90mmにハズレなし」というのは言い得て妙だと感じた次第・・・苦笑。
[ 2012/06/05 00:18 ] Camera | TB(0) | CM(0)








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