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古の和製レンジファインダー・カメラ

以前アップした銀塩写真はこのカメラによるものである。
R0060349.jpg
Minolta CLE


1981年発売開始のレンジファインダーカメラ(以下、RF機)で、LeicaとMinoltaが技術提携を結んで作ったコンパクトなRF機Leitz(-Minolta) CLの後継機種にあたる。ただし、このCLEはMinoltaからの単独発売で発売期間は1981年〜1985年という短命に終わり後継機種も出なかった。因みに前身のCLも発売期間が1973〜1976年という短命機種であった。

大きさは124.5(幅)×77.5(高さ)×32(奥行)mm、本体重量(レンズ・電池抜き)は375g。今のコンデジには遥か及ばないのは当然だが、コンパクトという点では他のライカM型のボディから比べればじゅうぶんである。ファインダー枠は後で詳しく書くが、レンズを交換すると28mm/40mm/90mmのブライトフレームが表示される仕組みになっている。
この当時のLeitz本家のM6にはない絞り優先モード採用、電子部品もふんだんに使われているという意欲的な機種だが、電子部品が多い故に故障即オシャカの可能性はかなり高い。あくまでも道具であるから、賞味期限が来るまで積極的に使うのがよかろうと思っている。電池はLR44を2個使用する。

CLEの前身であるCL用の標準レンズはライカが設計し製造は各々が行ったSummicron-C40mmF2とM-Rokkor40mmQFF2であった。CLE用には新たに広角レンズのM-Rokkor28mmF2.8、標準のM-Rokkor40mm、長焦点のM-Rokkor90mmがラインアップされている。

よく参照するサイトに当時の価格が出ていた。

CLE本体:94,000円
Rokkor28mmF2.8:56,000円
Rokkor40mmF2:30,000円
Rokkor90mmF4:54,000円

実勢価格がいくらだったかわからないが、今買うとしても40mmレンズ以外はとても手が出ない値段である。尤もこの当時ライカM6の定価が397,000円だったというから、今のM8、M9のトンデモ高いお値段も妙に納得感はある。今も昔もライカは桁違いの高嶺の花なのだ・・・苦笑。

因みにオークションだとCLE本体は1/3以下、28mmレンズは6掛けから7掛け、40mmレンズは同額より若干上、90mmは半値以下くらいでそこそこ見つかる。

と、ここまでえらそうに薀蓄を書いているが・・・、実はRF機を持つのは初めてである(苦笑)。

あくまでも撮影の中心はデジタルと考えているし、多分それは今後も変わらないだろう。ただ、これまで揃えたレンズのフルサイズ画像がどんなものかという興味はあり、実用で問題なく使えそうな安い本体があれば買ってもよいと思っていた。周囲をトリミングした絵になるAPS-Cサイズではなく、35mmフルサイズでの描写を見なければ本当の性能評価にはならない。
ただし、フルサイズ・センサー搭載のデジカメは到底買える値段ではないし、ミラーのある一眼レフだとライカマウント(L/M)のレンズは載せられない。唯一の候補である本家のM9はトンデモ高くもっと手が出ない。そこで浮上したのがCLEだった。製造販売が中止になってから人気が出たというカメラで、一時期かなり高値だったらしいが最近は落ち着いているようで1ヶ月くらい「見」に徹して価格動向を押さえた上で安く出たものを入手した。

先述したとおり、ブライトフレームが用意されているのは、CLE用レンズと合致する28/40/90mmの3種で、それ以外の焦点距離のレンズを搭載してもジャストサイズのフレームは表示されない。ただし、50mmや35mmを搭載する分には40mmのフレームは出てくるのでこれを目安に狙うことは可能。

二重像合わせが思ったよりやりやすかったのは嬉しい誤算だったが、せっかくの絞り優先モードもAEロックができず、マニュアルだと露出計が機能しないという弱点があり、オーバーやアンダーの写真を量産してしまったのはご愛嬌。シャッター速度の最高速度が1/1000なのでISO400のフィルムで大口径レンズを使うと露出オーバーになりやすい。

定禅寺SJFの模様は以前の記事でアップしたが、その後いろいろ試行錯誤している。本来ならジャストサイズのフレームが出るSummicron-CやM-Rokkorを使うところだが、ここはあえてSummitarでしばらく撮った。理由は簡単で、コート有無の違いはあるものの状態の良い玉を2本持っていて、CLEとGXR双方に載せることができるからである。

CLE導入とあわせて久しぶりにスキャナーも買った。Canoscanというフィルム読み込みもできる機種で評判の良いEpsonの半値という値段に負けた(笑)

こういう青空と白い雲なら大体プリント通りの発色で読み取れる。
IMG_0030.jpg

夜の光景もほぼプリント通りの絵が出る。
IMG_0007_20120928095938.jpg

ま、これくらい読み取れればブログで使う分には問題なかろう。ただし、

昼間のいろんな光景が入った写真を読み取るとプリントよりマゼンタ被りが強くなるのでこれは補正した。
IMG_0027_20120928100037.jpg


上記の写真はいずれもノンコートのSummitarだが、よく健闘していると思う。フルサイズならではの描写を垣間見て満足した。時々時間をかけて銀塩で撮ってみるのも楽しいものだ。

CLE導入初期は大半が失敗作品だったが、GXRでまず撮って適正露出を得られる条件を考えてからCLEで撮ることで歩留まりは随分向上した。ただ、時折CLEの露出計が怪しい動作をすることがあり、お亡くなりの兆候が見え始めているのが残念だが、使える間にドシドシ使おう・・・苦笑。

因みにこちらはTiffではなくJPEGでレタッチを加えた写真。ブログ上ならこれでも問題ないかも。
IMG_0002_20120928100808.jpg
Hektor2.8cmF6.3


フィルム代・現像代の問題があるのでバシャバシャ撮りまくるということはできないが、ノンビリとスナップを楽しむにはちょうどよいのかもしれない。如何せんデジカメの恩恵に甘えすぎているのでフィルムのセットに始まり撮り終わってからの巻き戻しまでの一連の動作もまだまだぎこちないが、現像するまで結果がわからないドキドキ感は久しぶりに味わった。
先述のとおり露出の判断が難しいほか、レンズから入ってくる像を見ることができないためボケ加減などは経験値が必要だが、そうしたことをイメージしながら撮れるようになると面白そうである。

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[ 2012/09/28 12:31 ] Camera | TB(0) | CM(0)

信州奇行(2) ~~南千歳スタンド編~~

私の旅路の大半は何某かのイベントがセットになっているが、今回もそうである。今年はいろんなレンズを持ち歩いてスナップすることも楽しみとして増えて、観光の時間も前より必要になった。

長野にはúllaというアイリッシュ系のグループがあり、富山の某氏が入り浸っていることは知っていた。
R0080487.jpg
Elmarit(R)24mmF2.8


数年前のケルクリで一度軽くご挨拶した方もおられるがほぼ初対面に近く、富山の某氏の誘いがなければなかなか足を伸ばす気にはならなかった地でもあった。もともと人見知りが激しい方だし、基本的にバンド活動は向かないと自覚しているので、一度7月に誘われたときも弾く気満々で行くというよりは観光ついでにライブも見てこようか、くらいの気持ちだったのは事実である。
今回お誘いいただいたときも「ん~、9月は東北遠征もあるしなぁ・・・」とか思ったのだが、何せ冬の寒さは半端ではなさそうな地方でもあり、今年行くならこのタイミングかなと思って参戦した次第。

úllaのメンバーは定期的にライブを開催していて、ライブ当日は前回記事に出した「もんぜんぷら座」のスタジオで練習してからライブに臨むのが恒例のようで、私も遅れ参加で顔を出した。4時間枠でスタジオは押さえておられて前半がセッション、後半がライブに向けたリハーサルという構成だったが、こちらは善光寺をほっつき回っていたのでセッション・タイムは実質一時間程度だった。
もともと無精者で練習量が慢性的に不足しているのでライブの方は弾ける曲だけ参加し、専らライブ観戦を肴に飲んでいればよいという気持ちで伺ったから、リハーサルはじっくり聴かせてもらう方が多かった。途中いらぬ口も挟んだが、総勢8名いてリハーサルをやっていると各々の練習も多く、いろんな音が飛び交うのは正直疲れた(笑)。やはり、基本的に弾けるメンバーで「せ~の」と一緒に弾くセッションの方が私には向いているようだ。その割に変な曲しか弾けないじゃあないか、という冷静なツッコミは却下あるね。

19時を過ぎてからライブ会場の南千歳スタンドというバーへ。
R0080454.jpg
Summicron(R)50mmF2

R0080392.jpg
Elmarit(R)24mmF2.8
2フロアの店舗だが、1フロアの面積はあまり広くない。

úllaのメンバー4名と富山組3名+私という、性別は偏りがあるが合コンライブは・・・
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Elmarit(R)24mmF2.8
店先に陣取る形で、ライブも店内ライブというよりは路上ライブに近いシチュエーションである。

ライブ前にお薦めメニューを食したが、安価でなかなか美味しい。
R0080417.jpg
Summicron(R)50mmF2
ドリンクのみキャッシュオンで食べ物は割り勘にしたが、食べ物代は4桁いかない値段で上がった。

ライブが始まれば、こういう感じ。
R0080423.jpg
Summicron(R)50mmF2
R0080431.jpg
Summicron(R)50mmF2


譜面をあちらこちらに開く分、歩道を専有してしまうのでできる限りテーブル上に置くことで、通行人の迷惑にならないようにしたつもりだが、最後は路上で聴いている人もそこそこおられたのであんまりかわりなかったかもしれん・・・笑。

休憩中に写真を見せたら思いの外、好評だったので宣伝用写真も撮ることに・・・。
R0080473.jpg
Elmarit(R)24mmF2.8


ほぼ路上だから照明は厳しいが左手に明るいスポットライトがあったのは助かった。さすがに開放F値2.8だとISO3200まで上げざるを得ない分、粒子は荒くなるがどうにか見れる絵にはなった。この玉の特徴でもあるが、あっさりした色合いになるのでカラーで使う場合は少しレタッチした方が宣伝用としてはいいかもしれん。

終盤には先述のとおり、路上で聴いてくださる方も増えた。
R0080497.jpg
Elmarit(R)24mmF2.8

お店でのライブとはいえほぼ路上ライブ、の醍醐味かな(笑)


事前の話では19:30~/20:30~の2回セットということだったが、2回目のセットは結局なし崩しに閉店間際まで続いてしまった。その片棒を担いでしまった点をお詫びするとともに、生暖かく迎えてくださったúllaのメンバーと、通りがかりのお客様、そして一緒になって盛り上げて下さった南千歳スタンドの皆様に感謝申し上げます。



ちょいと試しに作ってみた。
JapanMap_20120922.jpg
緑はフィドルを弾いたことがある場所、小豆色は行ったことがある場所(通過だけのところは含まない)。



フィドルを弾く云々は別として、出身地に比較的近い四国に空きが目立つのは正直いかがなものかと思う・・・苦笑。(小豆島には行ったことがあるし、鳴門の渦潮も見たことがあるが香川・徳島は未踏の地として整理した。)

まだフィドルを弾いていないところで今後可能性があるところはいくつかあるが、どこかで渡りをつけないといかんですな。まぁ、焦らずノンビリと参りましょう。


[ 2012/09/25 00:23 ] Session & Event | TB(0) | CM(2)

信州奇行(1) ~~善光寺編~~

8月から今月にかけて、やたらイベントや旅が多い今年。今回は長野である。実は7月に、という話もあったのだが諸般の事情から取りやめとなり、今回訪れることになった。

長野県そのものは学生時代にクラブの合宿で訪れているので初ではない。ただし、
R0080288.jpg
Super-WideHeliar15mmF4.5
長野新幹線は初乗車である。

別にてっちゃんではないので、東北だろうが上越だろうが長野だろうが、あまり車体に違いを感じないが・・・苦笑

長野新幹線、営業上は東京−長野間だが、正確には高崎−長野間の高速鉄道路線の通称で本来は北陸新幹線に包含される路線である。(東京−大宮間は東北新幹線、大宮−高崎間は上越新幹線が正式な路線名)

因みに今回長野新幹線に乗車したことで、フル規格新幹線の車両には全て乗車したことになる。もっとも、九州新幹線については乗車区間が「姫路−新大阪」間で全く九州ではないのだが・・・苦笑。


前置きが長くなった。


やや雲行きが怪しい関東地方だったが、長野は全く問題のない晴れだった。ま、とりあえず何はともあれ善光寺参りだろう、ということでブラブラと歩いて向かった。

途中宿泊予定のホテルに立ち寄ってちょいと早かったがチェックインもでき、まずまずの滑り出しである。
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Summicron(R)50mmF2
再上場を果たした航空会社系列のホテル。今回の予定をこなすにはベストポジションだった。



捻挫癖がついている左足首を数日前にまた軽く捻挫したのでちょいと辛いのだが、幸い長野は涼しくなったとの情報も得ていたのでショートブーツにサポーター役を任せて歩き回ってみた。例によって突貫旅行なのでじっくりとは見て回れないが、日頃の運動不足解消にもじゅうぶんなお散歩であった。

善光寺へ向かう道筋は一部工事路線もあったが、それらしき光景は数多くあって結構盛り上がる。
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Summicron(R)50mmF2

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Summicron(R)50mmF2

スナップするならやはり徒歩に限るねぇ。
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Summicron(R)50mmF2

いかにSummicronといえど、ハロ気味なので絞って撮る場面は増えた。
R0080320.jpg
Summicron(R)50mmF2

ここの門前町はほどよい広がりで道幅もあってなかなか歩き心地が良い
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Summicron(R)50mmF2

R0080330.jpg
Summicron(R)50mmF2

しまったXenogonを持ってきておくべきだった、と後悔した青空・・・。
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Xenar35mmF4.5

XenarもSchneiderのレンズ。F4.5という地味な仕様の割に、こうしたフンワリした絵を出す。
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Xenar35mmF4.5

構図的には圧倒的に見上げる方が好きな私。よい加減で可愛らしい女の子が現れたのでパシャ!
R0080340.jpg
Xenar35mmF4.5

もう少しパリっとした絵が出せたらなぁ。と思いつつ・・・。
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Xenar35mmF4.5

せっかく超広角を用意しているので当たり前の構図だが一枚。
R0080355.jpg
Super-WideHeliar15mmF4.5

帰り道は久しぶりのSummarで。まともに逆光が多くさすがにちょっと酷な環境だった。
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Summar5cmF2

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Summar5cmF2

さはさりながら、モノクロの描写はさすがだ。ハロ気味でもじゅうぶん見れる絵を出す。
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Summar5cmF2

調子に乗って絞り開放で撮っていたが、もうひと絞りすればもっとよかったなぁ・・・。
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Summar5cmF2



本日お付き合いいただく面々はここで黙々と練習しているハズ・・・。
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Summar5cmF2

多分こんな方もいるハズ。というか、彼から出動要請をうけて長野入りしたのであった。
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Summar5cmF2


つづく・・・。
[ 2012/09/23 23:47 ] My Favourite Things | TB(0) | CM(2)

電車で散歩(1) ~~南武支線・鶴見線(その1)~~

唐突だがこれは川崎の海側地区及び鶴見界隈の地図である。
Rosenzu.jpg
まぁ、しかし何だ、便利な時代になったものである。

コピー&ペーストとかいうとかっこいいが、小学生の頃なんてレポートでどっかから借用したものを貼り付けようものなら「貼りズル」とか教師に叱られたものである(苦笑)。


それはさておき、話は一週間ほど前に遡る。某所で常連客と会話をしていて・・・

F「東京23区の東西南北の隅っこをおさえる旅シリーズとか、バカバカしくて楽しい企画があるんだよね」

M「へぇ、どこを隅っこと定義するか結構難しいですよね」

F「そうそう、大田区の南の隅っこなんて、果たして行けるかどうかも怪しいんだけどね。」

<中略>


F「そういえば神奈川県も鶴見線とか、渋そうな路線があるよね。浜川崎へ行くやつ。」

M「恥ずかしながら詳しくないんだけど、南武線の尻手からも浜川崎へ行けますよ。あれは何線かな?」

J「地図によると南武支線になってるなぁ。」

F「う~ん、これは面白そうな路線だねぇ。」

M「一度、行ってみますよ(笑)」


というわけで、時折通り雨があったので断念しかかっていたのだが恒例の整体を終えてカメラ屋で物色後に外へ出たらピーカンだったので勢いでまずは偵察してみることに・・・。ライブの翌日16日のことである。

京急で八丁畷まで移動して南武支線へ乗り換える手もあるのだが、始発駅から乗るのが流儀だろう・・・。
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ダイヤの過密度の違いが物語るとおり、実に不便極まりない路線である。因みにこの日は30分待ちだった・・・。
R0080147.jpgR0080148.jpg
そもそも南武線も今でこそ快速電車があるが、昔から全駅停車の気が遠くなるような路線である。

川崎に向いて撮った絵。
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一番左の線路が川崎方面行き、電車が見える線路が立川方面行き、その右が南武支線である。

尻手のホームあたりの線路はこうして乗客用(停車用)の線路と貨物用の線路にわかれている。
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客車用の路線としては寂びているが、貨物用としては重要路線らしい。

今回はあくまでも偵察なので途中下車せず浜川崎へ。というかあの本数ではなかなか途中下車できん。
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草茫々だし、妙に廃墟っぽい佇まいの地味な駅である。

ところが浜川崎に着いた直後にこんな団体が・・・。
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信じられぬ。およそこの妙に時代がかった駅の佇まいには不釣り合いな登場人物たちである(笑)。

浜川崎では少しお散歩もした。もうお彼岸も近いというのに猛烈な暑さで長時間行動はまだムリだ。
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この絵で見える一番先までは行ってみた。

便利なもので位置情報もこうして切り貼りできる。
Hamakawasaki.jpg
これより奥へ入るには大陸人なみの大群と扇動が必要である(爆)。地図で見てもこの奥が面白そうなんだが。

離れた位置から駅を見るとこんな感じ。
R0080171.jpg
電車が停まっているから生きている路線と思うが、なければどう見ても廃線だろう・・・苦笑。

時折こうしてスナップしながらレンズの具合も確かめて遊ぶ。
R0080172.jpg
本日はSummitar5cmF2(BC)にお付き合い願った。

ガード下を人工的な自然(?)駐車場にしていた。
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そのガード下、何がしかの侵入防止柵なのだろうが・・・
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木製の実に古びたものである。

高架も場所によってはこうして蔦系が伸びている。
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傑作はこれ、「鋼管通り5丁目ふれあい緑地」。平成20年3月竣工となっているのだが、
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これは誰が見ても緑地ではなく空き地である(爆)。

生命反応を感じない家屋だったが、横へ回ってみると生活臭はある。
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いつから干してあるのか・・・、パリパリに乾いておりましたが・・・。

ほんの小一時間の散策で駅へ戻った。
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これは南武支線の改札。

南武支線の改札を背にして斜め右へ向かうと鶴見線の改札につながる。
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突き当りを右折、
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階段を降りれば鶴見線のホーム。
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南武支線とタメをはれる運行本数である。
R0080208.jpg

なかなか古ぼけた駅舎だ。横なぐりの雨だとびしょ濡れになること必至である。
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今回は偵察で駆け足になってしまったが、秋らしくなったらじっくり探訪したいものである。

以上、GXR+Summitar5cmF2でお送りしました。
[ 2012/09/19 01:10 ] My Favourite Things | TB(0) | CM(4)

みんなで何か楽しいことをしよう!

前回記事で宣伝したKimiさん企画のイベント、無事に終了。

企画及び進行&要所でギター演奏、大活躍でした。
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サウンドチェック中


思えばKimiさんと初めて会ったのも実はここDiglight。ケトケルと対バンで出演されていた。柔らかく綺麗な音色でメロディやコードを紡ぎだす人だなぁ、と感心したものだった。

私が彼から今回のイベント出演の打診を受けたのが9月3日。軽い気持ちで2セットほどやればいいだろうと思って確認すると「30分くらいになる構成で」ということで慌てて「あぁでもない、こぅでもない」と演目構成をいじくり倒して、ようやく決まったのが前日だった・・・苦笑。

定禅寺SJFのときに音合せの日時場所を取り決めて・・・
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久しぶりの代々木公園で16時から2時間ほどリハーサル。


2時間とはいえ、いつになく入念に音合せをしたのでなかなか密度の濃い練習にもなった。たまにはこういう真剣な音合わせも必要だなぁと痛感した次第。



このブログの告知以外におださんのライブボードやらツイッターなどで告知があったこのイベント、ごく一部で「濃ゆいメンツによる正体不明のイベント」として話題になっていた。そして・・・、実際そうだった、かもしれない(笑)

以下、出演順に。

エノくん
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ハーモニカとボーンズ(or スプーンズ)とダンスを同時に、という器用なお方。

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見よ、この組み合わせ。既に濃ゆいことこの上なしである(笑)
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最強のメロディ隊でバックアップである。

お次は私。
KimiMoher.jpg
さすがに携帯では解像度が厳しいが、雰囲気は伝わるかと。(の師、写真提供ありがとうございました。)


セットは以下の通り。
(1)The Tar Road To Sligo/Cliffs Of Moher/Mooncoin/O'Rourke's/Torn Jacket/Sligo Maid (3 Jigs & 3 Reels)
(2)The South Wind/The Blackbird/Liverpool (Set Dance & Hornpipe)
(3)Salmon Taling Up The River/Finnsih/Britches Full Of Stitches/Ballydesmond #1/Bill Sullivan's(in A) (Polkas)
(4)Jenny's Welcome To Charlie/The Girl That Broke My Heart/Exile Of Erin (Reels)

初出の曲はひとつもない分、最後のリールセットを除いて新たにセット構成をいじくり倒してみた。当然ながら(1)のセットは大トリの「すらいごめいと」と対をなす意味を含めている。The South WindはKimiさんにソロギターをお願いした。

構成はよかったのだが、肝心の演奏はイマイチだった。セッションで出すことも念頭に置いて練習がいる。やはり小編成でやるときは誤魔化しが効かないから日常からもっと丁寧に弾くことを心がけなければと反省した次第。

お次はこの二人に
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ピアノによる
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トダッチとトモダチ。普段あまりお目にかからない組み合わせ。このトリオは今回の中で一番セッション色が強い構成で勝負してきた。

記録係のたけすけさん。
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そして予定になかった「熊とマタギ」(笑)
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演目になかったが、突如登場の熊さんにも出演いただいた。相変わらずの爆音フィドルでした。

最も凝った構成をしてきたのは「かおりと青年」
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かおりさん曰く「このネーミングはかおり青年みたいでキモくてイヤ」だそうだが・・・(爆)

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普段もこの二人+たけすけさんでライブをやっておられるのでさすがに息があっている。

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スウェーデンの伝統曲、誰もが「千と千尋?」というくらい酷似している箇所があり、「あれのネタ元はこの曲だなぁ」と妙に納得したのでした。

Lop Nur
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周囲からは「キミンティ」と呼ばれておりました(笑)

Kimiさん曰く「予定していたセットが先食いで歯抜けだらけになったので寄せ集めました」。
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セッションではないので、あまり気にすることもないと思うが、セッションではたまにこういう修羅場に出くわす(笑)

お待ちかね、すらいごめいと。
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すんません、どのアングルでもマイクが眼帯になってしまいました・・・(謝)


という流れで予定通り23時で演目終了。見事な進行でございました。Kimiさん曰く「これからもこういうイベントを企画するのでまたよろしく」とのこと。身内大半のライブではあるが、聴かせることを考えた練習のためにも時折こういう企画に参加してみよう、と思うのであった。

以上、GXR+Summicron50mmF2(3rd)でお送りしました。




[ 2012/09/17 12:25 ] Session & Event | TB(0) | CM(2)

やっと見ることができた充実のアナログ動画

昨日アップした写真はいずれも銀塩のレンジ・ファインダー・カメラで撮って、ネガフィルムをスキャン、リサイズしたもの。この辺はまだいろいろ試行錯誤がありそうなので別途報告する予定デス。それよりも・・・、まぁ、実に久しぶりに銀塩で撮って現像に出したのだが、ふとそのときに思い出したのだった。

Kevin Burke and Micheal O'Domhnaill In Concert
10972539_det.jpg
海外から中古で仕入れたビデオ。到着前にVHSプレイヤーが急逝、結局そのまま放ったらかしになっていた。


久しぶりに銀塩に触れたお陰でこのビデオの存在を思い出し、フィルム現像と一緒に依頼してみた。結果、ありがたいことに悪しきコピーガードもかかっておらず待つこと約1週間で無事に上がってきたのだった。

多分1992年発売で、収録時間は59分。今の時代だと短い部類に入るだろうが、あの当時のライブ・ビデオだと普通にあった収録時間だと思う。さすがに映像は全体的に紗がかかって時代を感じるが音質はまずまず。演奏内容はやはり素晴らしい。このビデオの模様はまだYou Tubeでは見掛けないが、何か制約でもあるのだろうか。DVDで再度発売、ってのはなさそうだ・・・。

(1)The Pigeon On The Gate/Lafferty's/The Morning Dew (Reels)
(2)The Reverend Brother's/Sean Ryan's/The Cliffs of Moher (Double Jigs)
(3)Calum Sgaire (Song)
(4)Paddy's Return/Willy Coleman's/Up In The Air (Double Jigs)
(5)Lord Franklin (Song)
(6)Barrel of Bricks(Song)
-------------------------------------------------------------------
(7)The Promenade (Slip Jig)
(8)Fionnghuala/Sweeney's Buttermilk/The Musical Priest/Jenny's Chicken(Song & 3 Reels)
(9)(?)/Salmon Tailing Up The River/Britches Full Of Stitches (Polkas)
(10)Mason's Apron/Laignton's/?/Michael Kennedy's/Farewell To Erin (Reels)

(2012/9/14追記:某所に動画をアップしたのでリンクを追加した。版権等の問題があるので削除されるかもしれないが、過去の資産を活用せよというメッセージくらいにはなるだろう。エンコード段階でのノイズは除去できなかったが、それでも興味ある方ならじゅうぶん楽しめると思う)

真ん中あたりでKevin BurkeとMicheal O'Domhnaillの喋りがあるが、英語はよく聞き取れないので私にはあまり有用ではない・・・苦笑。演奏テイクはありがちな客席写りまくりパターンは少なく、演奏本位のカメラワークだと思う。

選曲はこのデュオで発売した2枚のアルバムと同じ構成のもの、一部構成を変えたもの、このライブならではの構成という大別して3通り。Kevin Burkeの歌も1曲あるほか、BothyでもやっていたFionnghualaをMichaelが歌っている。どのセットもよいが、最後のリール・セットは圧巻で、最後を「Farewell To Erin」で締めるというBothyのファンなら狂喜乱舞の世界ですな(笑)。

『Promenade』の印象もそうだが、Kevin Burkeは今と比べると弓の返しが少なく一弓でかなりの音数を弾いている印象。この方のボウイング(弓順)は「全て逆弓」という極端な話も聞くが、私はそうではないと思う。確かにアップボウ好きだなとは思うが、フレーズによって「普通は弓を返す場所で返さず、普通は弓を返さない場所で返す」という箇所がある感じで、Sweeney's Buttermilkあたりは割とこちらが思っていたような箇所で弓を返しているのが確認できた。
私は弓を返す動作はある種ブレスみたいなものだと思っていて、フレーズの切れ目を意識するポイントのひとつにしている。なかなか実践は難しいが、そういうことを意識しながら聴くだけでも得られるものはあると思う。

デジタルものは簡単にポシャってしまうこともあるのでHDDともう一枚DVDにバックアップを取って・・・。もし、欲しい方がおられましたら連絡くださいませ。合間を見ての作業になりますがゴニョゴニョいたします(笑)



ついでに演奏告恥・・・苦笑。
たまにT田さんのライブにゲストで参加することはあるが、久しぶりにまとまった時間の演奏をやります。

アイリッシュギター弾きの「きみさん」企画
みんなで何か楽しいことをしよう!


日時:9月15日(土)19:30~23:00
場所:Diglight@高田馬場
出演:
(1)エノくん
(2)Lop Nur
(3)Kimi & Moher
(4)Kaori & 青年
(5)トダッチとトモダチ
(6)すらいごめいと

出演順は変わる可能性がありますが、大トリはすらいごめいとで決まっているようです。
No Charge(投げ銭歓迎)ですが、飲み物要オーダー。ひところDiglightと近所のチェーン店が提携関係になって食事もいろいろオーダーできたのですが、チェーン店撤退につきフードがありません。私は何か持ち込むか宅配ピザでしのごうと考えています。

おヒマな方は冷やかしにいらしてください。


[ 2012/09/13 01:33 ] Irish & Celtic | TB(0) | CM(6)

定禅寺SJF2012奇行(4) 〜〜Another Side Of Lenses〜〜

今回の奇行、今まで出していない写真を並べてレンズの雑感としたい。


IMG_0007.jpg
Elmar90mmF4(Triplet)

IMG_0006.jpg
Elmar5cmF3.5(M)

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Hektor2.8cmF6.3

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Elmar5cmF3.5(M)

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Elmar5cmF3.5(M)

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Super-WideHeliar15mmF4.5

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Summilux50mmF1.4


種々、不慣れな作業でアップしたので妙に色味が思わぬ方へ被ったり、もともと白飛び気味でもあったので、満足できる画像ではないが、取り急ぎ手許にある画像をアップする速報性重視で羅列してみた。詳細は別途このブログで報告することにして・・・、

定禅寺SJF2012奇行、脱稿である。

おわり
[ 2012/09/12 00:45 ] Camera | TB(0) | CM(0)

定禅寺SJF2012奇行(3) 〜〜Session Night〜〜

ジャズフェス恒例のBarm's Sessionは9月8日(土)。参加者37名という大所帯で店を借り切ってのセッションである。セッション前の食事→セッション前に出演グループが2〜3セットお披露目→セッションという流れである。結果的にレンズはSummilux50mmF1.4で押し通した。
余計なことをグダグダ書くより、画像でこの場の雰囲気を感じていただけるのではないかと思うので、手抜きと言うなかれ。

本日のお料理
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寛ぐ面々
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(サムネイルにしているのでクリックで拡大表示できます)

かんぱ~い!
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TRAD
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ぼち〜ばんど
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Takumi & Toshi
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すらいごめいと
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「これでお金を稼いだ」?

あいりっしゅ
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出演してないけど(爆)、Wild Geese
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指の負傷で今回は欠場・・・
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GeraldさんとKimiさんのデュオも聴き応えがありましたなぁ。
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新潟組もお元気そうで何より。
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ダンスもあるし。
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盛大に騒いだ楽しい一夜でございました。毎度ながらいつも暖かく迎えてくださるBarm'sさん、ありがとうございました。

そして・・・
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マスター、誕生日おめでとうございます!




つづく・・・・・・・・・
[ 2012/09/11 21:05 ] Session & Event | TB(0) | CM(0)

定禅寺SJF2012奇行(2) 〜〜ジャズフェス本編〜〜

今回の定禅寺ジャズフェスは前回触れたとおり、アイリッシュやケルトの系統が11:00〜13:20までの間に全て違う場所で5グループが出演するという、全部観て回るためには「どこでもドア」が必要な過密スケジュールであった。11:50からのCEOL ADUWAIDH@榴岡公園→12:30からのぼち〜ばんど@西公園、などは絶望的な距離感である・・・苦笑。

というわけで、私はTRAD→Takumi & Toshi→すらいごめいとと流れることにした。Takumi & Toshi の後半とすらいごめいとの前半は犠牲になるが已む無しである。

TRAD夫妻@仙台市ガス局ショールーム
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昨年は地震発生時刻に「A」を鳴らして黙祷であったが、今年は一番最初に「A」を鳴らして黙祷でした。その黙祷直後に「Neil Gow's Lament for the Death of His Second Wife」を持ってきたのはお見事。多少手違いもあったようだが、総じて快調にTRADノリが炸裂してましたね。

ことのついでにWGのK隊長。
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来年は迷彩服姿で撮影してくれるそうです(嘘)。



TAKUMI&TOSHI@金蛇水神社(三越アーケード側)
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可愛い闖入者たち(笑)
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(サムネイルにしているのでクリックで通常の大きさ表示できます)

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ここで2セット聴いて移動開始。



すらいごめいと@クリスロード2(ダイエーアーケード側)
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彼らの十八番にして名チューン、「My Heart's Tonight In Irelandの途中で合流できました。
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外野にも役者が揃い始めました(笑)
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クリスロードのアーケードは風情があって好みにあう。
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毎回すらいごめいとは曲解説も含めた小振りで粋なチラシを自作されているのだが、今回は表裏ともに私が撮った写真が採用された。望外の喜びでお二人に感謝いたします。



すらいごめいとの演奏が終わってから一度ホテルへ戻って汗を洗い流し、今度は勾当台公園へ。ここは四方八方から音が飛んでくるのがちょいと厳しいが、個々のバンドを目当てに行けばあまり気にならない。要するにこんなとこで酒飲んでクダまいているのが悪い、っつうことですな(笑)。

いつも愉快なすらいごめいとのお二人。何やってるかは想像に任せます(笑)。
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(サムネイルにしているのでクリックで通常の大きさ表示できます)



ブログ進行の都合上、翌日のあいりっしゅ@アジュール前もここで掲載。
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Rレンズは24mmか60mmで悩んだのだが、結果的には60mmで正解だった。
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実は7月に仙台へお邪魔したときにTRAD夫妻やToshiさんあたりと「あいりっしゅはいつも音の通りが悪いから、いい演奏しているのに勿体無いねぇ・・・」なんて話をしていたのですが、今回はTRAD夫妻がマイクとの距離感をかなり縮めるセッティングに変えたことも奏功して、クルマの通行量が多いこの場所でもよく音が通っていました。トップバッターだったこともあってサウンドチェックに時間が割けたのもよかったかな。

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満員御礼、ってとこですね(笑)


今回はどの会場もPAがよく頑張っておられて、音の通りもよく聴き応えのあるよいパフォーマンスでした。
ただ、9月とはいえ夏のような環境で、仙台市ガス局ショールームや金蛇水神社(三越アーケード側)、アジュール前は暑さとの戦いでもありましたな。例年雨に祟られることも多いジャズフェスだが、2日間好天で何よりでした。

みなさま、お疲れ様でした。



つづく・・・・・・。

[ 2012/09/11 12:47 ] Concert | TB(0) | CM(6)

定禅寺SJF2012奇行(1) 〜〜たびれんず&松島〜〜

本題に入る前に、どうやら当ブログ、累計18万アクセスに到達したようです。ご覧いただいている方々に御礼申し上げます。ブログ開設してからもうすぐ丸7年、最近とみに「ヲ」度と「変態」度が濃くなり題名にないモノが主題になりつつありますが、おヒマなときには覗いてみてくださいませ。



9月第二週の土日といえば、定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバルである。
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Macro-Elmarit(R)60mmF2.8


昨年は大震災に見舞われ開催そのものが危ぶまれたが、アイリッシュな仲間たちのパフォーマンスにはさすがにホロリとなった。今後もこのフェスを訪れるたびに思い出すことになるだろう。

今年は地元組・遠征組あわせてアイリッシュおよびケルト系の出演は6組、なぜか土曜日の特定の時間帯に出演が集中しているのが残念だが、ジャズフェスだけでなく旅そのものも満喫するべく金曜日から仙台入りすることにした。

現地の方々には申し訳ないが、昨年は私個人の精神衛生上よろしくないと思いスルーした海岸沿い・・・
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Hektor2.8cmF6.3
日本三景のひとつ、松島へ行ってみることにした。かれこれ20数年振りである。


一応日本三景といわれる松島・天橋立・厳島はすべて訪れたことがあるが、天橋立は幼少の頃だったのでタイミングを見計らって今一度観ておく必要があると思っている。

旅する前には事前にご当地をおさらいしないと・・・。

松島は、松島湾(仙台湾の支湾、他に狭義の仙台湾と石巻湾)内外にある大小260余りの諸島のこと、または、それら諸島と湾周囲を囲む松島丘陵も含めた修景地区のこと。日本三景のひとつ。なお、松島湾はさらに狭義の松島湾(北側)と塩竈湾(千賀ノ浦、南側)に区分される。
何といっても特徴はリアス式海岸がさらに進行した沈降地形で、大地震のたびに少しずつ沈下してできたとされている。天橋立もそうだが侵食による地形変化は今も進んでいるので将来が少々心配な名勝である。
昨年の震災で被害を受けたが他の地区より軽度ですんだのは有名な話で、浅い海で津波のエネルギーが急激に落ちたことと湾内に点在する島々が緩衝材になったためといわれている。ただ、形そのものが変わり果ててしまった島もあるようだ。
観光地区としては塩釜・松島・奥松島の3ブロックに大別できるそうだが、今回は観光船で島々を眺めることを主眼においた。「たびれんず」の選択はジャズフェスや夜のセッションとの兼ね合いもあるので悩ましいが、下記の通りとした。

Super-Wide Heliar 15mm F4.5
Elmarit(R) 24mm F2.8
Hektor 2.8cm F6.3
Xenogon 35mm F2.8
Ultron35mmF1.7
Summicron50mmF2(Rigid)
Summilux 50mm F1.4
Elmar 5cm F3.5(M)
Macro-Elmarit(R) 60mm F2.8
Elmar90mmF4(Triplet)

嵩張るRレンズが2本あるので残りは極力嵩張らないレンズを中心に選んでみた。普段使っているカメラバッグ(カメラ専用ではなく汎用品)だとこの中から必要なレンズを7〜8本が限界で、昼間専用と昼夜兼用の組み合わせで持ち出すことにした。今回はちょいと試したいこともあったので大げさな荷揃えになったが、普通なら15/28/50/90mmか、24/35(or 40)/60/90mmのシリーズでじゅうぶんである。(まるでゴルフクラブの奇数番手と偶数番手みたいだ・・・笑)

当然ながらレンズ情報の事前登録は欠かせない。GXRは常用の3種類以外に、カメラ本体のマイ・セッティング・ボックスに6種類、SDカードに6種類、あわせて12種類のレンズ情報を登録できるので、後の整理のためにも極力事前に準備することにしている。レンズ名だけでなく露出補正・ISO・WBなどもあわせて登録できるのは便利である。(とはいえ、よくセッティング変更を忘れてしまうのだが・・・)

松島観光では、常用にHektor(28mm)、Summilux(50mm)、Elmar(90mm)を置いておき、カメラ本体のマイ・セッティングにも先述3本とElmarit(24mm、60mm)とXenogon(35mm)を登録、残りはSDカードへ登録しておいた。

仙台へ向かう車中からiPhoneで撮った絵がなかなかで、顔本で「いいね!」をたくさんもらった。
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レンズをいくつも持ち歩き、細々と設定を登録するという手間がバカバカしくなる・・・、こともある(苦笑)。


何はともあれ無事に仙台入り。お昼をすませてから行動開始である。

仙石線の仙台駅ホーム。
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Summilux50mmF1.4

これを見れば明らかな通り、まだ全線復旧には至っていない。
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Summilux50mmF1.4


出立前は松島周遊プランを考えていたのだが・・・、数時間しかない上に松島海岸駅まで行く電車とタイミングが合わなかったので、まずは本塩釜まで。
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Summilux50mmF1.4

本塩釜駅から徒歩10分程度で観光船が出るマリンゲートに到着する。
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Super-WideHeliar15mmF4.5

地震の爪跡がまだ生々しいですな・・・。
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Summilux50mmF1.4


以下、「芭蕉コース」の写真を羅列で・・・。

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かもめも多数飛来するので狙ってみるが、なかなか思うに任せない・・・。
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「おっしゃ」と思うとシャッター・タイミング、早過ぎ・・・orz

頭にきたので絞ってノーファインダーで・・・。
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28mmのHektorはこういうときに重宝する。

こちらはちゃんとファインダーを覗いて撮れた図。
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15時発の観光船で松島着が15時50分。そのまま松島泊ならかなり歩き回れるが、再度仙台へ戻るとなると時間の余裕はあまりない。16時34分松島海岸発の快速に乗れないと仙台着が1時間近くずれてしまうというローカル線ならではのスピード感なので止むを得ない。次回訪問時はじっくり松島界隈を歩き回る計画にしよう・・・。

つづく・・・。
[ 2012/09/10 23:49 ] My Favourite Things | TB(0) | CM(0)

レンズのあれやこれや(1) ~~Elmar50mm(5cm)F3.5~~

ぼちぼちレンズヲタの領域も集める段階から、使い込む段階へ移行してきたと思う今日このごろ。使い込むとともにレンズそのものの情報もそれなりに揃い始めたので、不定期連載で手許にあるレンズのあれやこれやを採り上げてみることにした。第一回目はElmar50mmF3.5である。

私が最初に手にしたライカのレンズはMマウントのElmar5cmF3.5であった。いまどきのレンズからみると開放F値3.5はいかにも地味な印象だが、その描写にハマったのが運の尽きであった・・・苦笑。以下、長くなる上にかなり「ヲ」な話なので興味がない方はスルーしてくださいね。

手許にある3本のL39スクリューマウントのElmar50mmF3.5
Elmar50mm_1.jpg
左からElmar50mmF3.5(X)、Elmar50mmF3.5(Y)、Elmar5cmF3.5(Z)

後に続く文章を楽にするため( )内にアルファベットを付した。

50mmレンズのElmarは、歴史が長く販売本数も半端ではないため色んなヴァージョンがあり、販売がいったん中止された1960年頃まで製造されたものを大別するだけでも

(1)F3.5スクリューマウント
(2)F3.5スクリューマウント(Red Scale)
(3)F2.8スクリューマウント
(4)F3.5Mマウント
(5)F2.8Mマウント


となる。
上記写真のElmarたちは(1)である。L39スクリューマウントのバリエーションについて、ネット上を中心に情報収集を行った結果、ある程度わかったので書いてみることにした。ネット上の情報は真贋不明なものも多いが、よく目に付く話には極力触れることにした。もし内容に不備があれば連絡いただけると幸いです。

まず、手持ちのスクリューマウントのElmar3本でハッキリわかる違いを順にピックアップしてみる。

(a)表面仕上:XとYはニッケル鍍金、Zはクロム鍍金である。
(b)レンズの長さ:3本とも微妙に長さ(高さ)が違う。

(a)、(b)、いずれも一目瞭然である。(a)は写真ではわかりづらいが、現物を見ればすぐわかる。電解法によるクロム鍍金技術の開発は1937年ドイツで、ということのようだから、クロム鍍金の鏡胴は1937年前後以降の製造である可能性が高いだろう。(a)は直接写りに影響がない見てくれの違いだが、(b)は何の予備知識もなければピント合わせに不安を生じる違いである。これについては詳細を後述する。

次は上から眺めてわかる違いがある。並びは上の写真と同じにしてある。
Elmar50mm_2.jpg


(c)銘板の表記:XとYの焦点距離表記は「50mm」、Zは「5cm」である。
(d)絞り表記:XとYは大陸絞り、Zは国際絞りである。
(e)距離表記:写真ではわからないが、XとZはメートル(mtr)表記でYはフィート(feet)表記である。
(f)シリアルNo:ちょっと見辛いがXだけシリアルNoの表記がない。Zはかなり不鮮明だがシリアルNoらしきものが見え、それを意図的に削ったような感じがある。

(c)はすぐわかる。「cm」表記より「mm」表記の方が、古い玉である可能性が高い。(d)(e)もすぐわかる。(f)のシリアルNoは製造年の特定に最も簡便な目安で、表記がないXは不明だがYは1932年製造、Zはルーペで拡大しても数値の特定はできなかった。故意に削り取ったものだろう。

最後に裏面からインフィニティストッパーを見てみる。
Elmar50mm_3.jpg
(g)Xは「1」、Yが「4」、Zが「7」。それぞれ違うナンバーが刻印されている。


分解せずに素人判断でわかる違いはこんなところだろう。

と、ここで歴史のお勉強・・・。

1849年 Ernst Leitz社創立
1911年 Oskar Barnack(1879~1936)がLeitzへ入社
1912年 Max Berek(1886~1949)がLeitzへ入社
1914年 小型カメラ(Ur Leica)を試作
1920年 3群4枚Elmarタイプのレンズで特許を取得
1925年 レンズ固定式カメラ「ライカA型」発売(~1931年)
1926年 レンズ固定式カメラ「ライカB型」発売(~1930年)
1930年 レンズ交換式カメラ「ライカC型」発売(~1933年)、ライカスクリューマウントL39を規定
1931年 フランジバックを28.8mmに規定
1932年 レンズと連動する距離計内蔵カメラ「ライカDII型」発売(~1940年)
1933年 スローシャッターを備えたカメラ「ライカDIII型」発売(~1939年)
1935年 1/1,000秒を備えたカメラ「ライカ IIIa」(~1948年)

ざっくり拾っていくとライカ黎明期の歴史は上記のような流れである。

本稿はあくまでもElmar50mmF3.5に関するものなので端折って書くが、レンズ固定式カメラであるライカA型の搭載レンズには

・Anastigmat50mmF3.5(3群5枚)
・Elmax50mmF3.5(3群5枚)
・Elmar50mmF3.5(3群4枚、Görz社製ガラス使用)
・Elmar50mmF3.5(3群4枚、Schott社製ガラス使用)
・Hektor50mmF2.5(3群6枚)


の5種類があったとされている。

AnastigmatやElmaxなどはまずお目にかかることもないだろう。この2つは名称が違うだけで同じレンズであるとされ、Triplet型の変形でElmarとの違いは後玉が2枚ではなく3枚張り合わせという構造らしい。Anastigmatというのはサイデルの5収差(球面収差、コマ収差、非点収差、湾曲、歪曲)が補正されたレンズの総称みたいなもので他社製品にもこの名前を冠するものがあったため、Elmaxと命名されたようである。
真贋はわからないが、つい先日Elmax付のライカA型が出品されていた。売出価格2ミリオン超えだったがあんなものをネットのセリで買う人っているのだろうか・・・苦笑。
ElmaxとElmarのレンズ構成
elmax50f35.jpg
Elmax

elmar50f35.jpg
Elmar

ElmaxからElmarへの設計変更は後玉3枚張り合わせの手間が営業生産に向かなかったからだとされている。

問題はA型についていたElmarで、使用された光学ガラスが途中で変更になっている。これは経営危機に瀕したGörz社が1925年9月、LeitzのライバルであるCarl Zeiss等と利益共同体契約を締結したことにより光学ガラスが入手できなくなったからである。従ってA型のElmarには光学ガラスの違いから2種類があることになる。
(ガラス変更に伴いレンズ設計も見直したとどこかで見かけたので、GörzとSchottが混ざったElmarはないものと思われる。また、Görzガラスの在庫状況次第ではライカB型のElmarも2種類あるかもしれない。)

ネット上で新旧Elmarについて諸説見かけるが、レンズが写真を撮るための道具である以上、描写性能に違いがあるであろう「旧Elmar=Görzガラス・新Elmar=Schottガラス」という区分が最も適切な表記だと現時点では思っている。なお、後述するが、旧Elmarは実焦点距離がLeitz標準の51.6mmより少し短いことからShort Elmarとも呼ばれる。以下、ここでの記載は「旧Elmar・Short Elmarは旧Elmar、新ElmarはElmar」として話を進める。

年表からも明らかな通り、旧Elmarは本来レンズ固定式カメラにしか存在しないものである。ところが例外がある。ライカはレンズ交換式カメラの普及を進めるために固定式カメラのレンズを交換式に改造するサービスを行っていたことから交換式レンズにも旧Elmarが存在することになったのである。中にはElmaxが納まっているElmarもあるそうだが、そんなものにぶち当たったら即死だろう(笑)。
この改造の際に用いた鏡胴はカスタム鏡胴と呼ばれ、インフィニティストッパーの裏にある番号をみることである程度わかることになっている。番号は「0」~「7」まであり(時折セリで「9」も見かけるが・・・)、「0」「1」「3」がA型から改造されたElmarだと言われている。番号にもそれぞれ意味がある。

「0」:カスタム鏡胴。実焦点距離が50.5mm
「1」:カスタム鏡胴。実焦点距離が49.6mm
「3」:カスタム鏡胴。実焦点距離が48.6mm

ということらしい。それ以外の番号は以下の通り。

「4」:ニッケル鏡胴。ピントノブが全回転。無限遠ロックなし。DⅡ時代のElmar。最も手間のかかる作り方をされているらしい。実焦点距離は調査中。
「5」:ニッケル鏡胴。実焦点距離51.3mm。ピントノブが全回転。無限遠ロックあり。Ⅲ型時代のElmar。
「6」:ピントノブが半回転。鏡胴はクロムもニッケルもあり。最も多いとされる。実焦点距離は調査中。
「7」:殆どクローム鏡胴でピントノブ半回転。セリではこれもよく見かける。実焦点距離は調査中。

ライカの50mmレンズは実焦点距離を51.6mm狙いで今も製造されているらしく、初期のElmarのころは精度も出なかったからこういう細かい違いがあったらしい。

さて、ここで旧Elmarの製造期間は1925年~1926年とした上で、旧Elmarであることの外観条件を整理してみた。

・鏡胴はニッケル
・レンズの長さが標準的なElmarより短い
・フィルターネジのピッチが細かい
・ピントノブ裏の番号が「0」~「3」(カスタム鏡胴であること)

銘板の表記や絞りの違い、「mtr」と「feet」表示についてはあまり重要性がないのではないかと現時点では考えている。とはいえ、上記の条件も肝心の光学レンズに関わるものではないから、すべて満たしたからとて旧Elmarである保証はない。

因みに手持ちのElmarであるが・・・。

Xは一応上記の外観条件はすべてクリアしたので旧Elmar候補である。旧Elmarなら前玉が小さく球面カーブがややキツいのが特徴らしいが、どうも目視ではその辺がよくわからない。ライカA型に搭載されたSchottガラスのElmarである可能性もあるので、オーバーホールへ出したときの楽しみにとっておこう(笑)

8月二度目の満月、Blue Moon。よく健闘していると思う。
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少し絞ればさすがにビシっとする。
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ただ、玉の状態はクモリとキズが目立つのでこういう眠たい絵になりやすい。
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シャドー部の描写はさすがで潰れそうで潰れない。


Zはノンコートレンズっぽいので戦前製の数が多いごく一般的なElmarだと思う。ヘリコイドの動作が重い部分があるが玉の状態は悪くない。Hektor5cmF2.5と一緒に紹介したのがこのElmarである。

これもやはりBlue Moon。
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測光さえ気をつければ勝負できるよい玉である。


よくわからないのがYで、シリアルNoからもDⅡ型の時期と合致するしすんなり「4」のElmarといいたいところなのだが、ピントノブが半回転である点が引っ掛かる。前玉中央付近に少しキズが目立つが全体的な作りや操作感はこの玉が一番優れている。

こういう絵を見ると古き佳きレンズだなぁと思う。
R0060254.jpg


そうそう、忘れていた。旧Elmarを自力で分解して検証しているブログがあったのでリンクを張っておく。普段なかなか見ることのできないレンズの構造もよくわかる貴重なブログだ。

http://tele-pulse.cocolog-nifty.com/hibiomoukoto/2009/02/elmax-72ac.html

http://koten-n.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/2_dbf4.html

私のような素人でさえ見抜けるような「偽装玉」も多くセリに出ているので、変なものを高値で掴まされないよう調べ始めたことだが、調べている内に面白くなって随分長文になってしまった(笑)。手の込んだものになると後玉にわざわざ3枚張り合わせの別レンズを仕込んでElmaxに偽装しているものまであるらしいから、この手の骨董ネタはほどほどに付き合うのがよいだろう。
[ 2012/09/04 12:45 ] Camera | TB(0) | CM(0)








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