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私の逆流性食道炎・食道裂孔ヘルニアのタイプ

さて、逆流性食道炎といえども症状や炎症の度合いなどでいくつかの分類法があるようです。
ひとつは「炎症の有無」と「自覚症状」の組み合わせによる分類です。
(1)食道炎(食道粘膜のただれ)がなく自覚症状のみがあるタイプ
(2)食道炎があり、なおかつ自覚症状があるタイプ
(3)自覚症状はなく、食道炎のみがあるタイプ
(1)は「非びらん性胃食道逆流症」、(2)と(3)は「逆流性食道炎(びらん性胃食道逆流症)」と呼ばれます(https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/gerd.htmlを参照)。
私の場合には今年(2019年)4月が来るまでは(3)、4月以降は(2)が当てはまるということになります。

もうひとつは炎症の程度による分類です。ロサンゼルス分類というのが一般的なようで、炎症が無いNから始まり炎症が悪くなるごとにM、A、B、C、Dの6段階に分類されるようです(http://www.jikeisurgery.jp/diseasegroup/upper-dig/esophagus/reflux/index.html) の診断方法の項を参照)。
私の場合は今年4月が来るまではA、7月に行った胃カメラではAとBの中間くらいかな、というのが医師の診断でした。但し、これはいろんなところに書かれていますが、炎症の程度と自覚症状には相関関係はあまりないとされているようです。

また、食道裂孔ヘルニアにも種類があります。最も多いとされる滑脱型、に次いで傍食道型、混合型の3種類に分類されるようで、私の場合は一般的な滑脱型でした。(https://www.onaka-kenko.com/various-illnesses/esophagus/esophagus_07.htmlを参照)
食道裂孔ヘルニアの診断自体には驚かなかったものの、時間経過とともにこれが諸悪の根源かもと考えたのが症状が顕著に出始めた今年(2019年)の4月。横隔膜の上に胃の一部がはみ出ている状態は何か手を入れないと元に戻らないことはよくわかるし、その状態である限り胃酸は必ず逆流することも理屈として分かる。たとえ薬で胃酸を抑えたところで根本的な解決にはならない(しかも胃酸を抑える薬で効果がない)し、外科治療を選択してもいいかと考えたのでした。
となれば、手術のメリットとデメリットや、手術するならどこの病院がよいかとなり、情報収集に時間を費やすこととなったわけです。次項に続きます。

#逆流性食道炎
#食道裂孔ヘルニア
#噴門形成術
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胃食道逆流症(逆流性食道炎)、食道裂孔ヘルニアという病気

最後の更新から長い年月を経て、久し振りに書いてみることになったこのブログ。今回は不定期的ながらシリーズものとして書くことになるが、当ブログのもともとの主旨とは全く異なるものなので、過去の流れを期待されていた方には申し訳なし。

暫く扱うネタは病気の話、お題の通り「胃食道逆流症(逆流性食道炎)」と「食道裂孔ヘルニア」についてである。尚、私は医師ではなく患者なので適切でない記述がある可能性をご理解の上お読みください。

結論から先に書くと今年2019年7月30日に「腹腔鏡下噴門形成術」という手術を受けて現在に至っており、病気の症状、手術に至るまでのこと、手術後のことなどについて纏めておこうというのがこのシリーズの主旨。この病気に対する「手術礼賛」目的 ではなく、内科治療でなかなかよくならなくて途方にくれている方や手術を検討されている方の参考になればという目的で書きます。

なかなか情報が少なくて私自身が苦労したので少しでも纏まった情報をお伝えできればという気持ちで書いております。
コメントは鍵コメントでも構いません。レスは問題がないと私が判断する範囲で引用した上で致します。また、私が不適切と判断したコメントは削除させていただきます。その辺りは大人の対応を。

最初は手術(外科治療)を考え始めたあたりまで。
逆流性食道炎については2007年に胃と大腸の内視鏡検査を受けたときに指摘されて以来、毎回指摘されてきた実に付き合いの長い病気である。私の場合、時折胃の調子が悪いなぁ、というのがある程度で今年に至るまでこの病気でつらい症状に陥ったことはなく、真面目に投薬治療を続けたのは2016〜2017年の1年だけ。結局それでも炎症が消えることは無かった。ただ単にこの病気で著しく困ったことがなかっただけ。
内視鏡検査で逆流性食道炎に加えて食道裂孔ヘル ニアを指摘されたのが2018年1月。聞き慣れない病名と思ったけれども特に症状がなかったので放置していたが、今年(2019年)4月頃から胸焼けが四六時中続くようになる異変を感じた。
当初は胸焼けというよりはハッカの飴をなめ続けているようなスースーした感触が食道を中心に胸に広がる感じ。日が経つごとに所謂焼け付くような感触も出始めた。5月初めに胃酸を抑えるプロトンポンプ阻害薬(ラベプラゾールナトリウム10mg)を1ケ月分処方してもらったが嘲笑うかのごとく全く効かない。薬を飲み始めて1週間くらいでこれは洒落にならないと思い外科治療も視野に入れて根治させようと考え始めた。
因みに逆流性食道炎という病気やこれを外科的に治療する方法があることは、自分が逆流性食道炎になる前からたまたま知っていた。確か海外の医療番組だったと思う。その当時は「まぁ確かに合理的だけど、そこまでして治すものなのか」程度で見ていた。それが今や自分がそうした治療を受けようと考えている。不思議なものである。
問題は、この外科治療は欧米では普通に行われるのに対し日本では極めて実施例が少ないこと。例えばYoutubeで「逆流性食道炎」と検索すると出てくるのは内科的な説明(真面目なもの)か怪しげな接骨院ばかりなのだが、「Hiatal Hernia」だと多数の手術映像が出てくる、といった按配である。最終的には、治療例が多い病院、外科治療の適応判断、手術までの経過、治療のメリット・デメリット等が大体わかったものの、それなりに骨が折れる作業でもあったので、次項以降で極力リンクを貼りながら記していきます。

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