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初診から手術決定まで

大まかな流れはこちらをご覧いただければわかります。

1.初診まで四谷メディカルキューブは完全予約制なので、まずは電話で初診の予約を取らなければなりません。私の場合はゴールデンウィーク明けに電話しましたが、最短で6月22日(土)と随分先の予約となってしまいました。この辺は運もあるのでしょうが担当医が1名でもあり仕方がないところでしょうね。手術に至るまでで最も「待ち」が長かったのは結果的に初診の予約ということになりました。(このペースだと手術するとしても秋頃になるかもとヤキモキしてましたね)
電話予約の際には受付の方から色々と訊かれるので話したい内容をある程度整理しておいた方がよいですね。初診日にどんな検査があるかも確認しておくとよいでしょう。また前述の通りなかなか予約が取れない可能性があるので外来予定表を参考にある程度先まで外来がある日の予定を空けておいた方がよいと思います。

2.初診予約時間の15分前までに受付をすませます。まずそこで問診表に現在の症状や既往歴などを記入した上で診察科に行きます。そこにも受付があり逆流性食道炎(や食道裂孔ヘルニア)に関するより詳しい問診表を記入します。Fスケールの他、数ページにも渡るチェックシートの記入もあります。
私は既往歴や今の症状、その他気になることをまとめておいて直近の胃カメラの画像と併せて診察科の受付に渡しておきました。

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診察時にどちらも病院側がスキャナーでカルテに取り込んでいたので有効だと思います。問診は医師側のペースで進むので目を通してもらうことでこちらが伝えたいペースに持ち込むことができます。
医師の問診は非常に丁寧でたっぷり時間をかけて訊いたくださいます。このあたりは完全予約制の良さなんでしょうね。診察後に胃透視(バリウム)検査と胃カメラの予約、採血をして初診は終わりました。(他の病院での胃透視や胃カメラの画像を持ち込んでもこの二つの検査は避けられません)
胃透視検査はほぼこちらの要望通りに予約できますが、胃カメラの予約はやはり運があります。病院としては患者側の(来院)負担も考慮し、医師の診察日にあわせて胃カメラの予約を入れたい様子でしたので、初診日から二週間程度はいつでも受けられるようにスケジュールを調整しておいた方がよいと思います。私は「最短でできるところでお願いします」と希望しました。
結果、胃透視は初診の翌週、胃カメラはさらに翌週ということになりました。会計は3割負担で2230円でした。

3.胃透視と胃カメラ、そして手術決定
胃透視検査と書いていますがHP上では食道造影検査となっています(以前のHPでは違う表記でした)。食道裂孔ヘルニアの確認とかバリウムが逆流しているかどうかの確認も含めてする検査のようです。勿論胃の部分もちゃんと撮影されています。形態観察はバリウムの方が優れているそうですので。この検査を先に行った場合は検査が終了したらそのまま会計です。病院の指定する時間に行けばほぼ待ち時間も無く20分程度で終わります。(3割負担で1600円でした)

胃カメラは久し振りに口から入れるタイプ。嘔吐反射が強い私は毎年受ける検査では経鼻内視鏡+鎮静剤使用ですので緊張しました。こちらの病院では意識がなくなるほどの鎮静ではなく意識が割としっかりした状態でした。始まる前に思ったより意識が落ちないので心配でしたが医師の腕が良いのでしょう、何度かおえっとなっただけで終えることができました。
暫し休憩して医師の診察。食道造影検査と胃カメラの結果を説明していただいたけど食道炎は過去に見せてもらったより明らかに悪くなっていることは素人目にもわかりました。ロサンゼルス分類ではAだったものが今回は「Aかな、Bかな」というレベル。色々と医師と会話した結果、「胃酸を抑える薬が効かないんですよねぇ。手術しようか!」ということであっさり手術が決定しました。追加検査(24時間モニタリング検査)をした上でとなることを恐れていましたので安堵しましたね。明らかにバリウムが逆流していたことと胃酸を抑える薬が効かないことが決め手になったのだと思います。
診察室にいる医療コンシェルジュもまじえて手術までのスケジュール調整。医師の予定、手術するまでに必要な検査、手術室と病室の空きなど、調整する上で考慮することが多いにも関わらず比較的スムーズに調整が終了しました。この時も「可能な限り早い日程がありがたい」と言ってましたね、私。それ位、日に日に辛くなっていたんですよね。
その後は入院・手術に関する問診表記入、この日にできる検査(採尿、心電図、肺活量、採血8本)を済ませて会計へ。残る検査は10日後に腹部・胸部のレントゲンとCT、食道内圧検査となりました。この日の会計は3割負担で8340円。

次回は残りの検査、麻酔と手術の説明、その他手術までの諸々を記します。

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手術のあれこれ

果たして手術をすることのメリットやデメリットは気になるものなのであちらこちら情報を探しました。医師側からの情報はそれなりにあるものの、手術を実際経験された方からの発信がやはり少なかったですね。長らく覗いていなかった某SNSの掲示板も参考にさせてもらいました。

1.病院選び
候補選びはあまり難航しませんでした。私は関東エリア在住ですが、四谷メディカルキューブか、東京慈恵医大の手術件数が抜けて多く、結果としては入院期間が短くこの手術の主治医がお一人である四谷メディカルキューブにしました。手術担当医が一名ということは全件をその医師が手術されている=手術医としての経験は今現在では四谷メディカルキューブの医師が最もあると考えたわけです。他には板橋中央総合病院メディカルトピア草加病院には四谷メディカルキューブに居られた医師がいらっしゃるようですね。この病気に対する情報は南大阪病院の医師のサイトをよく見ました。非常にわかりやすかったですね。関西の方だと南大阪病院も検討に値する病院かもしれません。いずれにしても、特に食道裂孔ヘルニアを伴ってしんどい思いをされている方は消化器内科と消化器外科の連携が密な病院をあたってみられたらどうかと思います。

2.手術に関すること
心配だったのは手術の適応があると医師が判断されるかどうかでした。胃食道逆流症(GERD)診療ガイドラインによるととこんなフローチャートが一般的なようです。

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私の場合は図1で既に内視鏡検査で食道炎があることは確定しており、図3で臨床評価(内服薬)で改善なしなのでPPI抵抗性GERD戦略となり、図4の専門治療の領域になるだろうと思っていました。
ただ、素人判断できないとは思っていて、例えば自分の苦しんでいる胸焼けや吞酸が別の病気が原因になっている可能性がないかどうかとか、食道炎が胃酸の逆流によるものと断定してよいのかなど様々な情報に接しても確信に至れないもどかしさがあったのは事実でした。

3.実際に手術をされた方々のご意見はほぼ某SNSの掲示板で拝見しました。インターネット前のニフティあたりからこの手の掲示板は栄枯盛衰ですが、今のFBやツイッターより突っ込んだネタが盛り込まれているように思います。今回の自分自身の決断に至る過程で非常に役立ちました。最も参考になった掲示板で総コメント数が50件ほどでしたが、大まかに

「手術すれば絶対に楽」
「術後すごく痛いけど(あるいはそれに類する辛さ込み)、胃酸の逆流による症状は消える」
「術後の状態が思わしくなくて手術には慎重になるべき」

という3パターンの意見に分かれていました。特に術後につらい思いをされた方のご意見には横隔膜にある緩んだ食道裂孔を締めること+胃の一部を食道に巻き付けて噴門形成したことが起因となって、気分が悪くなってももどせない、ゲップが出ない、が多いようでした。食道炎がないけど症状がある方(NERD)のほうが術後のつらさを訴えられている気がします。この手術では術後にほぼ100パーセントの方が飲食で食道と胃のつなぎ目あたりにつかえる感じを訴えるとあり、私自身も身をもって経験したのでそのつかえ感のつらさやいつそれが治まるかは私自身相当心配したことではありました。あと手術体験記ではこのページがほぼ網羅されている感じで参考になりましたね。ここで出てくる柏木先生はこの手術で有名な方のようです。今は富士市立中央病院にいらっしゃるようですね。

次回以降は実際に受診して手術に至るまでを記そうと思います。