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Moher meets Eagle

「第4回日本バイオリン製作研究会展示会」なるものが、池袋の自由学園・明日館であると聞き、出向いてきた。きっかけはいろいろあるのだが、私が時々ブログを覗きに行く菊田浩さんが出展されていることと、このブログによく遊びに来てくださるい~ぐるさんも顔を出されるというのが最大の動機である。

メールでの打ち合わせ通り遅滞なく集合完了。ま、当たり前か。マンドリン・フィドルを抱えた中年男に中身不明のギグバックを抱えた中年男、バイオリン・ケースを抱えた女性。こんな待ち合わせはいくら大都会といえどもそうあるものではない。
い~ぐるさんとは何度となくブログでやり取りはあったが、会うのは初めて。そして、本日はい~ぐるさんからcherry をnori さんへ贈呈ということでnori さんとも初対面。三人で昼食しつつ懇親。い~ぐるさんとnoriさんは既知の間柄だが、私は初対面。にも関わらず話は盛り上がる。う~ん、いいですなぁ。筆不精ながらブログを続けていた甲斐があるというものだ。
jiyu腹も満たし展示会場へ向かう。池袋の中心からわずか6~7分のところだが非常に閑静で都心にこんな場所があるのが不思議なくらいだ。この写真は展示会場対面にある施設だがなかなか風情があってよろしい。


kikuta展示会場に入ると既に試奏の音が充満している。所狭しと楽器が並びめまいがしそうだ。まずはやはりお目当て菊田さんの楽器を探さねばなるまい。い~ぐるさんが素早く発見された。2台展示してあるが、とにかく見た目だけでも十分満足できる美しさだ。


kikuta

恐れ多くも弾いてしまうい~ぐるさんと私。普段お互いのブログ汚しで遊んでいるが、遂に菊田さんのヴァイオリンまで汚してしまった(苦笑)。弾いてみて素直な印象、とにかく鳴る!しかも傍鳴りとは違う。どヘタが弾いても耳に気持ちよい音が出るのにビックリ。大きく鳴らそうとしないでも自然に鳴ってくれる気持ちのよい楽器だった。これは試奏会が楽しみだぞ。

試奏会で使われたのは午後の部だけで22台。1台だけ調整不十分なのか、指板が落ちてしまい途中で終了になってしまったが、それぞれ個性があって面白かった。私ごときの耳で聞き分けられるものか、と半信半疑だったが存外わかる(気がしている)。鳴りそうだな、と思う楽器はチューニングの段階で予感がする。隣のい~ぐるさんを見ているとプログラムにチェックされていて、やっぱり反応は同じだったりする(笑)。先入観があるかもしれないが、菊田さんのヴァイオリンは別格のような気がした。クライスラーの曲を是非聴きたかったが...。

試奏会終了後、菊田さんのお気遣いで別室に行き我々が持参した楽器のお披露目となった。我々以外に菊田さんの楽器のユーザーさんがおられて便乗する形となった。そのユーザーさんの楽器も素晴らしい。菊田さんが楽器チェックも兼ねて弾き始められると思わず聞き惚れてしまう。凄いな~。ダービーさえ当っていればその場で展示会場の楽器で手を打っていたところなんだが...(嘘)。い~ぐるさんが持参されたcherry(violin)にマンタ(A-Type Mandolin)、私持参のパントルにGIBSON。たどたどしいバッハはよいとして、アイリッシュ・ポルカあり、グリスマンあり、ついには菊田さんまでマンドリンでブルーグラスというおよそ場の雰囲気にそぐわない番外試奏会だったが、終始和やかでくつろげました。菊田さん、貴重なお時間を割いていただきありがとうございました!!

会場を後にし駅へ向かう3人組。想定外のありがたい出来事により当初予定していたダブリナーズ品川のセッション見学は間に合わなくなったので駅前のカラオケボックスへ。あまり時間はないが折角なので音出しだ。先ほどの番外試奏会でも思ったが、い~ぐるさんお手製のcherryもマンタも実に素晴らしい楽器だ。あの短期間でここまで仕上げる腕前と工夫と根性に改めて感動した。特にマンタの音はアイリッシュにあいそうだし、製作依頼をしたいくらいだ。
noriさんはまだバイオリン開始3ヶ月の若葉マークということだったが、弓の持ち方などなかなか堂に入ったものだし、道すがら「重音が難しくて」と仰っておられたが、結構ちゃんとできていたりする。開始3ヶ月時の私よりは遥かにデキがいいだろう。
さすがにバッハを合わせるなどという芸当を持ち合わせない我々は、手っ取り早く形になるものを志向する。そこで登場するのがアイリッシュ・ポルカだ!(うーむ、手前味噌ですんません。)開放弦・人差し指・中指だけで弾ける「Britches」、開放弦・人差し指・薬指だけで弾ける「Egan's」なんて最適なのでゆっくりと合わせて遊んだ。ついでに「Last Chance」を弾いてみたらnoriさんが「あ、その曲、いいですね!」ということでなぜか課題曲になった(笑)。何とここに貴重な音源が落ちていたりするから世の中は恐いね(爆)。

The Last Chance
因みにい~ぐるさんがマンドリンで私がフィドル。い~ぐるさんはこの曲は初見であるにも関わらずここまで弾ききってしまった。素晴らしい!!

んじゃ、ということで悪ノリして「Carolan's Draught」も(爆)。

Carolan's Draught
私の音程が悪いところを除けば(それがすべてという説もある)、既に結構いい感じなのではなかろうか。

この2曲はい~ぐるさんのみならず、noriさんも気に入っていただけたようなので、次回チャンスがあれば練習ですね。また機会があったら遊んでください。今日はありがとうございました。
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[ 2006/05/29 01:54 ] Fiddle | TB(0) | CM(14)

いつの間に!

録音されていたんですね~
全然気がつきませんでした ^^;

とても楽しく、有意義な1日でした。
どうもありがとうございました。

(やはり、こうやってセッションやるときには、弾ける曲が多いほうが楽しいので、私はもっと練習がんばらねば・・・趣味に使える時間の配分が難しいんですよね~ 私の場合 笑)
[ 2006/05/29 02:14 ] [ 編集 ]

初見

>い~ぐるさん

昨日はありがとうございました。
「これから録音するよ」というシチュエーションにすると弾くのをやめてしまったり、緊張感が増すだけだと思い流し録りにしてました^^;。思ったより綺麗に録音できていたので抜粋しました。

趣味への時間配分は難しいですが、い~ぐるさんは初見が利くのでうらやましい限りです。

また遊んでください♪
[ 2006/05/29 07:23 ] [ 編集 ]

確かに

さあ、録音するぞなんてなったら、緊張するかも?

でも、逆に、ちゃんと譜面を読もうという気になってミストーンは減ったかも(^^;)

アイリッシュのようにほとんどポジションが動かないものは、何とか読めますが、五線の上のほうにたくさん線があるような楽譜はお手上げです(笑)

でも、ゆっくり、きっちり練習されるモハーさんのやり方が、王道だと思います。あれもこれもと、色々手を出す私は、もしかしたら落ち着きがないのかもしれないと、最近、うすうす感じつつあります 爆
[ 2006/05/29 21:07 ] [ 編集 ]

微妙ですよね。ただ、自分で録音しているときのことを思うと緊張感が過ぎる感じはあります。アイリッシュは勢いで押した方が気持ちがよい音楽ではあると思うので失敗を恐れず楽しんでいる音の方がよいかもしれませんねぇ。

きっちりかどうかは別としてゆっくりしか弾けないのが今の私の現状です^^;。セッションにそれなりに参加できるレベルを目指しているので結局あれもこれも手を出しています。本当は一曲をじっくり仕上げるべきなんでしょうが、いろいろ手を出しても何がしか役に立っているハズだと開き直っていますね。飽きっぽい性格だから、手出しが多い方が長続きするというのも事実だし^^;

また遊びましょう。みんなで音を出すのは本当に楽しいです。楽しみながらいずれはバッハ挑戦ですかね♪
[ 2006/05/29 23:43 ] [ 編集 ]

あっ、書き方悪かったですね~

ゆっくりというのは、演奏スピードではないです。
数小節ずつ、きちっと丁寧に練習でマスターしていくというやり方を褒めていたんですよ。

私は、せっかちなのと、何となく、まとまった曲に聴こえるように弾きたいって気持ちがあって、出来もしないのにすぐに通しで弾こうとしてしまいます 笑

バッハの無伴奏パルティータ、複数のメロディラインを一人で弾くところをみんなで分担して弾けば、案外何とかなるかも。
それと、追いかけパターンは、交互に弾くとか(^^;)、ステレオ録音しちゃうと、案外聞いた感じも楽しいような気がします。

また、よろしくお願いします。
[ 2006/05/30 01:24 ] [ 編集 ]

あぁ、勘違い

数小節ずつ練習のことでしたか^^;
アイリッシュなんかは比較的短い曲が多いので一気に通しで練習することも結構ありますが、さすがにバッハは小分けしないと厳しいです。

無伴奏曲の合奏化、面白いかもしれませんねぇ。少しは負担が減りますし^^;。ステレオ録音も面白い。しかし、間違えずに弾くのはやはり難しいかも^^;。ちょっと研究してみようかな~。
[ 2006/05/30 06:49 ] [ 編集 ]

ありがとうございます

先日はお会いできてとても嬉しかったです。
私の楽器を褒めていただいて恐縮です。

モハーさんのバイオリンとマンドリンの腕前はさすがですね。
感動してしまいました。
い~ぐるさんも!ですよ。

F12は弾き込まれてとてもいい味わいでしたし、(欲しい、、、)、ストラディヴァリ?もいい音でした。

あの後、セッションでしたか、、、、。
とてもうらやましいです。
アップされた音を聴いて、ギターで伴奏を付けたくなりました。

ぜひぜひ、機会を見つけて、合奏できたら嬉しいです。

ところであの丸いピック、削れて角が取れたのでしょうか?
ギブソンの音色にとても合ってました。

あ~、もう少しじっくりと弾いてみたかったです、、、、。

これからも、よろしくお願いいたします。
[ 2006/05/30 20:04 ] [ 編集 ]

こちらこそ、ありがとうございました!

菊田さん、先日は貴重な時間を本当にありがとうございました。素晴らしいひとときを過ごすことができて嬉しかったです。
菊田さんの楽器は展示されているものと、ユーザーさんのものを弾かせていただきましたが、本当に素晴らしい楽器でした。自分の楽器以外はなかなか触れる機会がこれまでなかっただけに実によい経験が出来たと思います。これからも素晴らしい楽器を生み出していただきたいと思います。いつかは、菊田ヴァイオリンのユーザーに!

我がF12、菊田さんに弾いていただいて喜んでいることと思います。さすがに供与できませんが^^;、これからも慈しんでいきますので、お会いできる機会があればまた持っていきますね。我がフィドル、ストラディウアリウス^^;もこれからまた弾いていくうちに変化があるでしょうから、これもまたお会いするときに見ていただきたいと思っています。

菊田さんもお忙しいでしょうから、なかなか合奏の機会はないかもしれませんが、チャンスがあれば是非お願いいたします♪

丸いピックはグリスマン・モデルの形状とほぼ同じです。マンドリンを始めた頃に友人からグリスマン・モデルのピックをいただいて以来愛用している形状で、先日使っていたのはWegen から出ているピックです。エッジの加工が丁寧なのと素材的に磨耗が少ないようで、弾き込んでもジャリついた感じがなくタッチが安定するので今のところ浮気できないピックとなっています。
http://item.rakuten.co.jp/ishibashi/a150/

そういえば、今日行った焼き鳥屋で朝日新聞に出ていた菊田さんの記事(ヴィエニアフスキーコンクール1位のこと)を見ました。折角菊田さんが日本滞在中なのにまったくそのことに触れていないことに寂しさを覚えましたが、一般紙にも紹介されたことが嬉しかったですね。ますますのご活躍をお祈りしています。こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
[ 2006/05/30 23:54 ] [ 編集 ]

ありがとうございました

こんにちは。
先日は楽しいひと時を、ありがとうございました。

人見知りの私なのに不思議と会話が弾んだのは、音楽の力でしょうね。
モハーさんの指、衝撃的でした。
私、マンドリンはやめときます。 
っていうか、痛くてできないです。 根性無しです。。
(マンドリンの音は大好きですよ)

課題曲、楽しく練習しておきますね。
「鈴木メソッド」だけだと煮詰まるので、ああいった曲は嬉しいです♪
これからも、よろしくお願いします。
[ 2006/05/31 22:41 ] [ 編集 ]

お~っ、こんな楽しい催し&Meetingがあったのですね!
小生、仕事でした・・・うらやましい~!!
[ 2006/06/01 00:35 ] [ 編集 ]

こちらこそ

>noriさん

先日はありがとうございました。カラオケボックスでの音出しは楽しんでいただけましたでしょうか。
フラットマンドリンの弦のテンションは慣れないと確かにつらいかもしれませんね。でもヴァイオリンに慣れてきたら大丈夫かもしれません。可能性は捨てない方が先々楽しみがあるかも^^
アイリッシュの合奏はユニゾンが基本ですが遊び方はいくらでも応用可能だと思いますので、次の機会にまた楽しみましょう♪
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
[ 2006/06/01 01:13 ] [ 編集 ]

おぉ、Kevin 師匠!
なかなか楽しい催し & Meetingでしたよ!次回ゆっくりセッションへ向けて、よい刺激も得られました♪
6日、楽しみにしております。例によって仕事帰りの参加なので我が楽器は持参できませんが^^;
[ 2006/06/01 01:20 ] [ 編集 ]

6日も政吉、2挺持って行きます~!!
フィドルは、めちゃくちゃへたなので、モハーさんの弟子にしてくださいませ!!(^。^)
[ 2006/06/01 01:33 ] [ 編集 ]

政吉フィドル

楽しみにしています。この間初めて弾かせていただきましたが、実に味わい深い楽器でした。また弾かせていただけると思うとわくわくしますねぇ♪
フィドルの弟子っすか~?下手な人間に付くより熊五郎師匠の方が適任と思われますが^^
[ 2006/06/01 01:55 ] [ 編集 ]

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