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神々しい音楽の宴

Way Of Beauty / Remember Shakti
4月末だったかに一度店頭で見かけたが、Remember Shakti ボックスにボーナスとしてついていたBombayの映像がダブることもあって購入は見送った。その後この作品の情報が聞こえ始め、既出の2000年Bombayに加えて2004年Parisの映像、Shaktiのドキュメンタリーとオリジナル Shakti の映像も入っていることが確認できたので早速入手した。個人的には今のRemember Shakti よりオリジナルのShakti 好きなので、以下はボーナス映像のオリジナルShakti について書くことにする。

shakti.jpgオリジナルのShakti は1975年に『Shakti with John McLaughlin』を発表、以後『Handful Of Beauty』『Natural Elements』と3枚の作品を残している。音楽スタイルは平たくいえば、インド風アコースティック・フュージョンという感じ。John McLaughlin(g)、 L.Shankar(vln他)、Zakir Hussain(tabla他)、T.H.Vinayakram(ghatam他)のメンバー構成で丁々発止のインプロヴィゼイションにキメ・フレーズてんこ盛りの何とも神々しい音楽で、もともとMahavishnu Orchestra好きだった私だが、むしろこちらの方がお気に入りになってしまったくらいだ。

2003年に発売された『John McLaughlin Montreux Concerts』(17枚組CD!!)により、Shakti のモントルーでのライブ音源があることはわかっていたが、今回入手した『Way Of Beauty』のボーナス映像は正しくその模様だろう。「Joy」一曲のみ収録というのが今後の貴重映像小出し販売を予感させて悩ましいところだが、こんなものを拝めるなんて実に嬉しいですな。ファンとしては素直に喜ぶしかあるまい。

mclaghlin_1.jpgマクラフリンがこの時期使っていた変なギター!指板がスキャロップド、共鳴用だかなんだか分からない斜めに交差する弦。映像を見ているとこの弦を時々指先でジャランと鳴らし独特の広がりを効かせている。高速フレーズの合間に聴こえる不思議な和音はこれだったのか!


shankar.jpgL.Shankarの動いている姿は初めて見た。ヴァイオリンをかなり低い位置で構えてますね。胡座をかいてヴァイオリンを弾くのは相当難しい気がするのだが、平気の平左で弾きまくってます(笑)


hussain.jpg何度見てもビックリのZakir Hussain。今もRemember Shakti の一員として抜群の存在感を示している。Bombay の映像でも感じたことだが、この人の指先は一体どうなっているのかと思う。腕ごと振り下ろして叩いたり、指先だけで叩いたりで、音色・音程・リズムのヴァリエーションは正に神業デス。


cap007.jpg個人的にもっとも面白かったのはこの人、というかこの人の持っている楽器だったかも。手許に楽器がなかったから仕方なく音が鳴りそうなものを探したら手頃な玄関用の花瓶がありました、みたいな感じがする楽器だ(爆)。このような身なりのものからは想像できないリズムが刻まれていてさらに驚くわけだが(笑)。



「Joy」一曲のみというのがもったいないが、何せ14分もある熱演だから、喰い足りないどころか、これ以上続けれられたら見聴きしている方がもたないくらい内容が濃い。ほんと、よいものを買いました。
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[ 2006/06/01 01:33 ] Others | TB(0) | CM(0)

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