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レッスン風景描写

今日はフィドルのレッスン。とにかく蒸し暑い。原宿駅を降り竹下通りを通過し教室へ向かうのだが、真昼間で人が多いこと甚だしい。ただでさえ不快指数が高い上に大嫌いな人ごみをかきわけて進まねばならないから不快度はピークだ。

汗だくになりつつようやく到着。
いつものことだが、特に課題曲や宿題がない不思議なレッスン(爆)なので私が「どれにしましょうか」と譜面をめくり始めると師匠も「はいはい、どれからでも...」という感じで、テキトー感たっぷりに始まるのである。
(あくまでもこれは私のレッスンでは、の話であり、他の方々はちゃんとカリキュラムがあるハズです。一応念のため)

前回「Doctor Gilbert」をみっちりやったから、一応話の続きとしてはこれから始めるのが妥当だろうと思い弾き始める。弾く前から「もう大体覚えちゃったんじゃないですか?」と冷静に突っ込まれたりする。さすがに1年半以上も教えていただいているとこちらのパターンが完全に読まれているようだ。動揺を隠しつつ何度か弾く。Kevin Burke のフェイク(重音)も披露した。師匠「わざわざ難しい風にやりますねぇ。そっか、重音ねぇ」と笑っておられる。Aパートが覚えにくいと言うと「確かにちょっと冴えない部分ですから」と意に介していない様子。結局数回弾いて終わり。別に合格・不合格もないのである(笑)。

さらに譜面をめくっていくと師匠が「そういえば、ホーンパイプはあんまりやってなかったですよね」と仰り急遽ホーンパイプを弾くことになった。これもまた日常茶飯事である。とりあえず覚えているものをと「Liverpool」から弾き始め「Boys Of Bluehill」「Cronin' Hornpipe」「King Of The Fairies」と続ける。新たにIrish Fiddle Bookの譜面もいただいた。結構ホーンパイプやリールが出ている箇所のコピーだ。譜面をいただいたからといって、これが宿題や課題に直接なるわけではない(笑)。次回レッスンまでに私が弾きたいと思ったものがあれば練習していき、師匠に見ていただくのである。

最後は趣向を変えてKevin Burke の『Learn To Play Irish Fiddle(2)』にもある「Breton Gavottes」。
詳しくは別稿とするが、3曲1セットとなっておりわずか数時間で覚えるには不適な素材なんだが、やりたいと思うととにかくやってみないと気がすまないのである(笑)。案の定全然モノになっていなかったが、師匠と何度もゆっくり弾きながらお勉強。

私「ここの箇所、余計なものがいっぱいついている感じで覚えづらいんですよね」
師匠「ははは、確かに。普段弾かないリズムだから身体に馴染みませんね」
私「ここのボウイング・パターン、すぐにアップ・ダウンが引っくり返ってしまって覚えづらいです」
師匠「いいんじゃないですか、メロディが弾けていれば。大体Kevin Burke は一般的なボウイングと逆が多いし」

などと会話をしつつお勉強は進む。

そう、師匠は多分この曲は弾いたことがないのである。それでも終始笑顔を絶やさず弟子のやりたいことに付き合ってくださる。

何度か弾いている内にだいぶん頭にも身体にも馴染んできたので通しで弾いてみた。何度目かで曲がりなりにも弾ききったのだが、残り時間もわずかだったからもう一度チャレンジ。最後の最後で大崩壊したら師匠が「完全に電池切れですね~」とバカ受け。仰る通りだ...。二人で大笑いしているところに次の生徒さんが来られて今日のレッスン終了。多分あの生徒さん、不思議だったことでしょう(爆)。

あら、これまで散々弾いてきたJig は一曲も弾かなかったなぁ。
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[ 2006/07/16 19:59 ] Fiddle | TB(0) | CM(8)

レッスンのかたち

モハーさんのレッスン風景を読ませていただいてとても面白かったです。
クラシック街道の私は教本に沿って進めていくので、目から鱗のレッスン風景でした。
楽しいレッスンですね。
教室が原宿だなんて、歩いていてスカウトされちゃうかも・・?
[ 2006/07/16 21:39 ] [ 編集 ]

コレでよい

モハーさん
個人レッスンはこれが良いのですよね。
楽しくやらなくちゃ~
で、知らないうちに上達しているもんです。
[ 2006/07/16 22:49 ] [ 編集 ]

それぞれのレッスン

今まで学校教育以外で音楽を習ったことがないので一般的なレッスン風景って、想像がつかないんですよ。楽しくレッスンを受け続けているのでこれでよいと思っているんですが、ふと他の人はどんな感じでレッスンを受けているのかなぁ、と。

勿論クラシックとポピュラーでも違うでしょうし、一度他人のレッスンを垣間見てみたい気がしています。

いずれにせよ、我が師匠、ありがたい存在です。これだけ楽しく楽器を弾かせてくれているわけですからね。教えつつ聞かされる方は大変だろうな、といつも思います^^;
[ 2006/07/16 23:47 ] [ 編集 ]

個人レッスン

ガホーさん、ご無沙汰ですね。お忙しいようですが体調は大丈夫ですか?

楽しくやる、大事ですよね。練習をレッスンのためのノルマにしたくないと思っているんですが、その心を師匠はわかっておられるようです。あまりにも練習不足で申し訳ないとうことは多々あるんですが、その点は諦めていただいているようです^^;

>知らないうちに上達しているもんです。

これは保証しかねますけどね...。勿論師匠のせいではないです(笑)
[ 2006/07/16 23:52 ] [ 編集 ]

このスタイルは、

自分でしっかりとやることがわかっている大人ならではですよね~

楽しいことが、とにかく大切なんで、楽しく出来る先生との出会いは貴重ですね♪
[ 2006/07/17 09:46 ] [ 編集 ]

よき師との出会い

確かによい師との出会いは貴重ですね。相性の問題もありますし。

私がレッスンに通い始めた頃、まだ師匠も教室に参加されてそんなに時間が経っていなかったこともあって、カリキュラムはないに等しい状態だったようです。今のレッスンのスタイルはその名残みたいなものですね。
[ 2006/07/17 10:08 ] [ 編集 ]

これまた個性豊かなお師匠さんっぽいです
ねぇ…アイリッシュ教えるような人はみな
こんなのなんですかね(笑)

それにしてもモハーさん、レッスン時間は
どれくらいしておられるのでしょう? な
んか推察するにかなり長時間やられている
気もするんですが…
[ 2006/07/18 15:04 ] [ 編集 ]

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せばすちゃんさん

明日・明後日と尼崎で仕事です。

アイリッシュに限らずフィドルはバイオリンより教える側も教わる側も個性が強いかもしれませんねぇ(^_^;)

入門当初はセブシックっぽい基礎練習がありましたが、スケール練習でさえレッスンでははほとんどしていません。4度目くらいのレッスンでスケールをトリプレット+スラーで弾かされてさすがに面食らいましたけど(*_*)。
調弦も最初の5~6回までは師匠にお願いしてましたが、自分でやろうと試み始めたら慈悲深い眼差しで「高い低い」を指示され、いつの間にか自力でできるようになっていました。
私のレッスン時の基本は曲を弾くことにレッスンの大半を費やしていますね、最初から。
時間は一回一時間です。ひたすら師匠と合わせて曲を弾いているので時間軸のイメージが合わないかもしれませんねぇ(^_^;)。

せばすちゃんさんのレッスンはどんな感じでしょう?
[ 2006/07/18 17:01 ] [ 編集 ]

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