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新たな相棒と会話を

ここ2回、競馬関係で暗い話になってしまったが、そろそろ音楽の話に戻そう。

フィドラー巡礼の旅は一部の方々に随分見ていただいたようでありがたい限り。御礼申し上げます。

巡礼の旅において何某かを自爆したのが私を含め2名、未遂だが危険な状態の方が1名である。その内、フィドルそのものを自爆し悦に入っておられるのがせばすちゃんさんであることはいうまでもない。多分、このブログを見てくださっている方の大半は彼のブログも見ておられると思うが、彼の新しいパートナーの音が発表されているから是非聴いていただきたい。音を楽しむ、という音楽の原点を感じさせてくれる音源だからから楽しめることと思う。

別にせばすちゃんさんに対抗するつもりではないが、こちらも新たなパートナーを手に入れた以上、いろいろ弾いて楽しんでいることはいうまでもない。やっぱりモノが違うのだ。この土日で随分弾いたが、弦に弓が吸い付くと俗によく言われる感覚が今手許にあるのである。つべこべ言わず(書かず?)、唐突ながら音源を公開しよう。

Boys Of Bluehill ~ Cronin' Hornpipe

Mountain Road ~ Drowsy Maggie

いつも通りやん、などと無粋な突っ込みはしないように。
ホーンパイプとリールの音源であるが、いずれもこんなテンポで弾けた試しがないのである。冷静に聴けば(普通に聴いてもか...)かなり酷い内容だが、間違いなく弓が弦に吸い付いている感覚があるのだ。これまで使っていた弓も決してヘンテコなものではないが、弓が暴れないようにするためいつの間にやら右手、特に人差し指に力が入りすぎていたのだが、今回のデルフラー君はその必要がないのは現実である。楽器に関しては「弘法、筆を選ぶべし」という表記をよく見かけるがこれはやっぱり正解だと思う。こんなに楽に弓を扱えたら少なくとも上達したような錯覚を味わうことができる。




順序が入り乱れてしまったが、土曜日はレッスンだった。デルフラー弓購入の話とともに弓を師匠に見せたら、「あぁ!誰だったかな、値切り倒したような話を聞きましたよ」とゲラゲラ笑っておられる。いやいや、私は他人の背中を押していただけで、自分の購入品は値切る前にじゅうぶん値段が下がっていたんですけど...、値切り倒したのは私の友人で...、なんて話は既に眼中になかったりする(苦笑)。

師匠に少し試していただいたが、Bach の Gigue の冒頭と二つのヴァイオリンの為の協奏曲の出だしを少し弾いて「うん、これはやっぱりいいですね」と満面の笑みである。私の買値を聞いて驚愕の表情を浮かべておられたが...(笑)。

レッスンは前回師匠から手書きの譜面をいただいた「Maudabawn Chapel」から始まる。音源フェチである私はKevin Burke & Micheal O'Dohmnaillの『Portland』だけでなくEilenn Ivers もチェック済みであり、メロディ・フェイクのパターンもいくつかは用意していったのであるが、何回か弾いたら師匠が「はい、次行きましょう」みたいな感じであくまでも『Portland』のセット曲を進めてしまう。

『Portland』の冒頭のセットでは「Maudabawn Chapel」の後に「The Wild Irishman」~「The Moher Reel」と続く。これがまた覚えにくいんだな。「The Wild Irishman」の方は少し音とりもしていたのだが、ボウイング・パターンがどうにも決まらない。何度となく師匠が譜面を取り上げてはボウイング・パターンやら装飾音を書き込んでくださるのだが、やればやるほど消化不良が進んでしまう。それでも無理矢理「Moher Reel」まで持っていってしまうのだ。ロールが全然うまく行かず四苦八苦している弟子をゲラゲラ笑いながら見ている。ただ、アイリッシュ・フィドル特有のフレーズが出た瞬間は何故かボウイングもピッタリ決まったりして、そんなときは師匠も「あぁ、ここは楽勝ですね」なんて声がかかる。手癖フレーズみたいな感じなのだろうが、下手でも3年もやれば(まだ2年経たへんやろう、という無粋な突っ込みは却下だよ)何がしか染み付いたものがあるのだろうね。

結局そんなこんなでレッスン終了。どうも師匠は私に自分でボウイング・パターンを考える訓練を課しておられるように思えたレッスンだった。確かに星の数ほどあるアイリッシュ・トラッドをいつまでも出来合いの譜面に頼っていたのでは先が知れいているわけで、ありがたいことだがピヨピヨにはちっと早過ぎるのではないか、とも思ったのであった。
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[ 2006/08/20 23:51 ] Fiddle | TB(0) | CM(9)

ゆっくりセッションが、ますます・・

早弾きセッションになりゆく予感が・・^^;
音色豊かにきれいに弾かれていますね~
せばさんとこの音源もそうですが、皆さん上手だし、音もいい。う~ん、見習わなくては・・

弓、違いは先日、私もはっきりわかったのですが、自分の弓でも、先生は豊かに楽器たちを鳴らしていたので、弾き方の問題という思いも捨てきれないところであります ^^;

同じ音が出せるなら、金は出したくないという、貧乏性のい~ぐるでした(笑)
[ 2006/08/21 08:00 ] [ 編集 ]

モハーさんのレッスン

書き忘れ(^^;)

自分で考えろとか、90分走れとか、どこぞの監督のような師匠ですね♪
[ 2006/08/21 08:06 ] [ 編集 ]

まだまだ

>い~ぐるさん

私ごときでは速弾きセッションにはならないでしょう^^;。
弓をアップグレードして楽に弾けるようになったのは間違いないですね。余計な力が入る悪癖も少しは解消されそうです。

既に熟練した方達は安い楽器と弓を使ってもちゃんと楽器を響かせますね。腕前が第一なのはわかっていますが^^;、道具ひとつで少しでも助けになるなら、と考えています。もちろん、価格次第ですけどね^^;

>自分で考えろとか、90分走れとか、どこぞの監督のような師匠ですね♪

そこまで厳しくないですよ^^。
土曜日は事細かにボウイングと装飾音を譜面に書き込んでくださったのですが、その通りになかなかできず...。
アイリッシュの常套フレーズだけは勝手に手が動く状態ですが、相変わらず新しいことを覚えるのには時間が掛かりますね^^;
[ 2006/08/21 09:41 ] [ 編集 ]

なんだか違う方向性で私の知名度が上がっ
ている…^^; そのうち「すーぱー値切
りフィドラー」とか呼ばれていそうで怖い
です(笑)

確かに今回の録音はボゥイングがこなれて
いる感じがしますね~。実際弾きやすかっ
たもんな~アレ。どれだけ後ろから鈍器で
殴りつけようかと思ったことか…(爆)

虎徹もどうやら、今までよりも軽めの弓圧
の方が良さそうなので、例のカーボン弓が
気になりだしています^^; でもこれ以
上の散財は危険すぎるしなぁ~。どこかに
落ちていませんかねぇ…いい弓(笑)
[ 2006/08/21 13:23 ] [ 編集 ]

>せばすちゃんさん

まぁ、見た感じはごく普通の価格交渉だったと思いますが、「7掛け当たり前」みたいな土地柄ですから、経験のない方には衝撃は大きいかもしれませんね~^^;
楽器を買う行為は実に楽しいことなので、楽しみを持続させるためにはあの手この手を使うのも大事なことだと思います。

今回の録音、音程の不安定さなどはまったく無視してとにかく極力速く弾くことをテーマにしています。リールは頑張ればもう少し速く弾けそうですが、ホーンパイプは現状ではこれ以上はムリですね。右手のコントロール力を鍛錬する必要があります。さすがにここからは弓の更新だけでは間に合わないと思いました^^;

虎徹(どうも小鉄になっちゃうんですよね^^;)、やっぱりよい音を出していますね。よい楽器にはよい弓を!多分虎徹も願っていることだと思います。この際ついでだから買っておしまいなさい。そうすることで私も背後を気にせずに街を歩くことができますしね^^;
[ 2006/08/21 21:40 ] [ 編集 ]

軽快ですね

とってもいい感じです。
上達されましたね。
私も頑張らなくちゃ。

時を同じくして、私も新しい弓に出会い、モハーさんの気持ちがまるごと理解できます。
不思議です。 弓。
[ 2006/08/22 23:34 ] [ 編集 ]

>noriさん

ありがとうございます。もう少し軽快に弾けている感覚があったのですが、録音しているとどうしても縮こまって弾いてしまう...^^;。

弓は演奏面でかなり影響が大きいと思います。noriさんもよい弓に巡り会えてよかったですね♪
[ 2006/08/23 07:33 ] [ 編集 ]

お邪魔します

すごい、カッコいい。
リズムカルでテンポよく踊れます。

素人の私が言うと笑うんだろうな~、メリハリ利いて楽しいです。
[ 2006/08/26 04:33 ] [ 編集 ]

ありがとうございます

>ネネさん

速度を上げると多少モッサリ感は薄まる
のかもしれませんね^^;
ゆっくり丁寧に弾く練習と速度アップの
練習を並行して進めようと思っています。
[ 2006/08/26 11:21 ] [ 編集 ]

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