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音の立ち上がりと余韻

備忘録で弦交換の記録である。今回もいつも通りG、D、A線はTonicaとし、E線はGold Brockatである。いろいろと弦を試してみたいとは思っているのだが、昨今弦も値上がりし何となく勿体無いなという気がして安全牌でいってしまう。




この土日は体調が最悪だった。水曜頃から喉が痛いと思っていたのだが翌日は咳が出始め首筋は痛くなり、土曜日からはクシャミ連発のハナ水ズルズル、見事に夏風邪である。日曜日は音源普及活動をしつつ、外出して風邪薬購入。少しマシになったので練習を開始した。鼻が詰まり気味だから耳の感覚も普段に増して鈍いようだった。

いろいろ弾いて楽しんでいたのだが、久しぶりにKevin Burke の教則DVD(過去記事はこちら)ネタでもやってみよう、という気になった。速度は上限一杯くらいのところを狙ってやってみたのがこの音源。

Bill Sullivan's Polka ~ Britches Full Of Stitches

弾いているときはそれなりにできたと思ったのだが、メトロノーム音を外すと何ともリズムの頭がハッキリしない演奏だ。以前にせばすちゃんさんが「エンベロープを支配せよ!」で分かりやすく解説されているが、擦弦楽器の難しさのひとつである。弓の毛で弦を擦って音を出すという構造上の問題なのだが、弓を引き始めて暫くは無音の状態ができやすいと考えると理屈はわかりやすい。
雑音を減らそうとすると毛が弦に噛むアタックが消えてしまい、音の頭がハッキリしない音になってしまうし、かといってアタックをちゃんと出そうと力をこめると「ガリッ」という不必要な汚い音が出てしまう。

私自身せばすちゃんさんの先ほどの記事にコメントを残しているが、柏木真樹さんの音の立ち上がりにそのあたりの考え方や練習法が出ている。最初の頃は全く意味が分からなかったが、確かミルシテインのCDを聴いていたときに柏木氏曰くの「コツン」という微かな音が聞こえるようになって実に嬉しい気分になったものだった。

どうもここ最近、少なくともアイリッシュをやるには「コツン」というより「カチン」というか「ガチッ」という感じの音が出た方がよいのではないかと思い始めている。ひょっとするとちゃんと「コツン」という音が出せていないだけなのかもしれないが、DVD上の師であるKevin Burke の音を聴くとそんな感じがしてならない。

あと、例えば「Bill Sullivan's Polka」の冒頭「D - D」と続く2音目、Kevin Burke はD線開放とA 線3指の重音で「ボン」と余韻を残しながら弾いていたりするんだが、どうしてもこの余韻を残した「ボン」という音が出せない。これも立ち上がりの問題なんだろうと思う。

まだまだ暗中模索であるが、アイリッシュ曲をらしく弾くにはこのあたらいが重要な気がする。もとはダンス曲なのだからもっと切れ味よくいきたいものだね。
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[ 2006/08/28 01:23 ] Fiddle | TB(0) | CM(4)

おお、また音源だ! 頑張っておられま
すね~。でもリンク間違ってますよ(笑)
これもMaudabawnにつながってますね。

私も問題点には気づいていても、なかな
か上手くはいっていません。でもちょっと
ずつコツンも出てくるようになってきまし
た。先ほどの私のお披露目音源も、結構ち
ゃんと鳴っていると思います。ポルカなん
かでは、あれがゴースト・ノートとなって
リズムを産んでいるようで、かなりノリが
変わってきますよね~。
[ 2006/08/28 05:55 ] [ 編集 ]

失礼致しました^^;

リンク、訂正いたしました。大ボケかましてましたね^^;

頑張っているというか、平日はほとんど弾けていないのでネタだけ漁っておいて土日で勝負です。

「コツン」は油断すると出なくなったりしますね。あれがあるとないでは随分メリハリが変わってくるようです。弓から右手に感じることもできますね。意識せずにできるようになればいいんですが...。
[ 2006/08/28 07:34 ] [ 編集 ]

土日だけで、ここまで上達するのだから、さすがです。

私は1日20分は朝練しようと、時間を工夫していますが、思ったように指が回ってくれません。

あと、アプローチは全く違いますが、私も弓の使い方に悩む日々です。
目指す良い音色 のイメージが ようやく何となく つかめたかなと思い始めていて、練習の方向性をようやく見出した感じです。

今まではネットの情報を色々漁っていても、定性的な説明があっても、じゃ、それでどんな音を出したらいいんだい ってのが 今ひとつつかめていませんでした。

今はグリュミオーの無伴奏の音色を目指そうと、志は天より高く・・^^;
[ 2006/08/28 20:11 ] [ 編集 ]

朝練は私も考えてはいるのですが、やり始めると20分なんてあっという間で多分やめられなくなるだろうと思ってあえてやっていません^^;

弓の使い方は難しいですね。ネットの情報も玉石混交ですしね。どうすればよいのか、という問いに対する解は私もわかりませんが、録音などで少しでも客観的に音を聴いてその音が求めている音かどうかを地道に確認していくしかないのかもしれませんね。

>今はグリュミオーの無伴奏の音色を目指そうと、志は天より高く・・^^;

大事なことなのではないかと思います。理想の音を目指してお互い頑張りましょう!
[ 2006/08/29 00:30 ] [ 編集 ]

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