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Double Jig 、ボウイングのあれこれ

唐突だが練習してみようと思った曲の譜面である。譜面の出所は過去にも触れたことがあるが『Learing The Irish Fiddle』/Kevin Burkeだ。

The Strayaway Child
20061015204451.jpg

The Strayaway Child というダブル・ジグの曲だ。アイリッシュ曲にしては随分長い曲で写真を見れば分かる通り何と6パートもある。ある種威圧感を感じる譜面で私の場合こんな長い曲は見た瞬間に後回し、というのが定番である(爆)。が、阪神フィドラーズネストの194さんは何ともう暗譜してしまったらしいのでちょっと練習してみようと思ったのだ。ホームスパンの教則モノにしては珍しくボウイングパターンも書いてあるし、たまにはこういう大曲もいいだろう。

この譜面のボウイングパターンは結構変則的だ。最近ジグの新ネタを覚えるのは随分早くなってきたのであるが、ボウイング・パターンが定型化し過ぎてしまったいること、スリップ・ジグがうまく弾けるようにならないといった問題を感じているので、この際新たなボウイング・パターンを習得し幅を広げようという目論みだ。

覚えてもいない曲で慣れないパターンを試すのは時間のムダなので(爆)、弾きなれているジグの定番「Connaughtman's Ramble」を使って試してみる。

ピンボケ写真&ドヘタ音源では分かりづらいだろうけど、冒頭箇所を例にボウイング・パターンの違いを見てみよう。
普通ジグのボウイングだと大体こんな感じが多いのではないかと思う。一音一弓のダウン・アップを基本に、時折1ボウで3音をスラーで弾いたりする。勿論ロールやカットなどを入れればパターンがいろいろ変わることはいうまでもない。こういうボウイングで弾くと大体こんな感じになるね。
Connaughtman's Ramble Aパート(その1)



片や、変則的なパターンで時折見かけるのがこういうヤツだ。
Jig_2.jpg1拍目の3つ目の音から2拍目の1つ目の音をスラーで弾く仕様になっている。ダブル・ジグのアクセントは1セット3音の内、最初の音を最も強く、2つ目を一番弱く、3つ目を少し強めに弾くというのが基本なのだが、肝心の1つ目の音をスラーで繋いでいるから少し雰囲気が変わる。不慣れだがこんな感じになる。
Connaughtman's Ramble Aパート(その2)



このパターン、全くやったことがないというわけではないのだが、慣れないとなかなか難しい。うまくいけば、少し浮遊感がある独特のノリが体得できそうやね。こういうボウイングの切り替えを自然にできるようになったら、かなり表現の幅が広がるだろうと思う。

この変則ボウイングができるようになったところで、6パートもある譜面が覚えられる保証はどこにもない、というのが大きな問題なんやけどね...(苦笑)。
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[ 2006/10/15 21:44 ] Fiddle | TB(0) | CM(9)

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[ 2006/10/16 00:59 ] [ 編集 ]

おひさどす♪

モハーさん。おひさどす。
コレ、とってもわかりやすかったです。
勉強になります。(と、仕事中に熟読☆)
ケリクリ、Lunasa出るんですねー。いいなぁ。。。
もうそんな時期なんですね。
あっ。そうそう。
モハーさんのことは、とても熱心なお方だと
いつも師匠と話してるんですよ。
決して冷蔵庫がどうとか~の話はしてません。(笑)
早く、セッションしたいですー。
[ 2006/10/16 12:36 ] [ 編集 ]

まいど~♪

>はるさん

実はこのボウイング・パターンは昨年の今ごろに一度レッスンでやったことはあったのですが、塩漬けにしたままだったんですよ^^;。ほんの微かにカットの音を入れたいときくらいしか使っていなかったんですが、さすがに「Strayaway Child」の譜面を見ると本腰入れないとムリっぽいので...(苦笑)
そういや、教室でセッションの話ってあの後どうなったのかな。

>勉強になります。(と、仕事中に熟読☆)

まさか、職場で音出して聴いたりしてませんよね(汗;)
[ 2006/10/16 12:44 ] [ 編集 ]

さすがに。

音出しは無理ですー。(笑)
でも昨日はおうちでモハーさんの
”The Lights of Man”でしたっけ?
聴かせていただきましたー☆
あの曲、よく功刀さんがライブで演奏されるんです。
なので、そのあと大森さんのところから
楽譜引っ張り出して練習しました。
来月11/1に原宿クロコダイルで
功刀さんのライブありますよー!!
(既に予約済み☆)
[ 2006/10/16 13:11 ] [ 編集 ]

ですよね^^;

「The Lights Of Man」だと男の光=○ゲになっちゃいますので(笑)、正しくは「The Rights Of Man」ですね。いい曲ですよね。De Dannan という著名なバンドが超高速ホーンパイプでやっています。Eileen Ivers もやってたかな。
はるさんは大の功刀さんファンでしたね。師匠から「熱心な追っかけみたいですよ」と聞いております♪多分ここだろうと思われるブログを発見しているのですが、人見知りな性質なので挨拶はまだです(爆)。
平日のライブは予約するのにちょっと躊躇しているんですよね。仕事の都合でおジャンになる可能性も結構あるので...。一度行ってみたいと思っているのですが。
[ 2006/10/16 13:29 ] [ 編集 ]

普通のボーイングパターンで曲を覚えたので、
変則的ボーイングに変えるのに、かなり手間取ってます。
楽譜見ながらでも、気を抜くと普通のボーイングになっていたり。。。
変則的ボーイングじゃないと、ケビン・バークのノリは出ないんでしょうね。。。
それ以前にケビン・バークらしいところ、全くないんですけど・・・(^^;

城田さんのCDの「Above and Beyond」「History Man」も練習してます。
どちらもスローリールなので、息抜きになりますが
滑らかさが出せない。。。
[ 2006/10/16 17:57 ] [ 編集 ]

Kevin Burke の個性

>194さん

ちょっと譜面を送るのが遅すぎましたかね^^;
Kevin Burke のボウイングって、ちょっと変ですよね。教則DVD を見てもやっぱり変。私の師匠も最初見たときに「ウソ~、全部逆みたいに見えますよ」と言っていたくらいですからね^^;。
彼独特のノリはあれの賜物なのかもしれませんね。どういうきっかけであのボウイングになったのかはわかりませんが、リールの独特のウネリもあの変なボウイング・パターンならではかな、と思ったりします。最近のものよりも古い録音のものを聴くと顕著な気がしますね。

城田さんのやっているものも練習されているんですね。いつもながら研究熱心さに感服いたします。スローなリールって、雰囲気を出すのが難しいですね。速いテンポなら勢いで押し切れるんですが、ゆったりだと滑らかさが要求されますし。いかに弓使いを安定させて自由に弾けるかがポイントになりそうですね。私もまだ「Maudabawn Chapel」で試しただけなので重要課題のひとつです。
[ 2006/10/16 23:38 ] [ 編集 ]

ちなみに。。。

モハーさん、こんばんは。
かなり研究してますね~。
ちなみに、以前K師匠のレッスンで習いましたが、この曲の『ラファレレファラ』のように同じ音が続く場合に、カットと組み合わせてこのボウイングパターンを使うことが多いみたいです。
Paddy's Return(Kilfenora)
http://www.thesession.org/tunes/display/948
[ 2006/10/17 01:51 ] [ 編集 ]

ナイス・フォロー♪

>konさん

ありがとうございます。
そうですね、同じ音が続くときはカットを組み合わせると雰囲気が出やすくなりますね。リールでもよく使われますね。カットの音を強めに出したり、ほんの僅かにしたりでも雰囲気が随分変わります。
[ 2006/10/17 07:37 ] [ 編集 ]

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