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Trad. Songs No.9 ~ Strayaway Child ~

今回は「The Strayaway Child」を採り上げてみた。既にDouble Jig 、ボウイングのあれこれで少し紹介したが、ちょっとマジメに取り組んでみた。

1.標記の種類
1)The Strayaway Child
2)The Breakaway Child

「The Breakaway Child」でクレジットされている作品は持っていないのでよくわからない。

2.曲のタイプ
Double Jig(ダブル・ジグ)
キー:E Minor
Aパート×2、Bパート×2(変形あり)、Cパート×2、Dパート×2、Eパート×2、Fパート×2の形式。アイリッシュ曲にしては相当な大作である。一応Trad. Song のカテゴリーにしているが作者はハッキリしていて、Michael Gorman という名フィドラーだ。

3.所有している音源
1)『Sweeney's Dream』/Kevin Burke
(Set)The Strayaway Child
2)『Out Of The Wind Into The Sun』/The Bothy Band
(Set)The Strayaway Child
3)『Learning The Irish Fiddle』/Kevin Burke
(Set)The Strayaway Child

要するにKevin Burke 参加のものしか所有していない、というのが現状だ。純粋にフィドルを聴きたいということなら『Sweeney's Dream』が最適。研究ネタにはHomespun から出版されている『Learning The Irish Fiddle』がいいだろう。相変わらずKevin Burke はボソボソと喋っているので聞き取り辛いが参考にはじゅうぶんになる。
勿論、Bothy Band のテイクもいいことは言うまでもない。

The Session の譜面はこんな感じと書こうと考えたが、曲が長すぎて一画面に収まらないので過去記事からの引用だが、譜面のピンボケ写真でご勘弁。



さすがに6パートからなる曲ともなると覚えるだけでも大変。通常の3倍は手間がかかるという計算になるからね。一応音源も出しておこう。変則的なボウイングやら曲が長いやらいろいろ言い訳のネタは尽きないのだがこんなにヘタなのか、と人を失意のどん底に叩き落すような感じだ。

The Strayaway Child

Kevin Burke はもっと快活なテンポで見事に弾き切っているが、そんなことをマネした日にゃ、曲を覚える前に身体が壊れるのでゆったりと弾いてみた。これ以上遅くするとさらにリズム感がメタメタになってしまうという恐ろしい破滅のジグだ(爆)

現時点での個人的注意事項...
(Aパート)
A線E音とD線B音を人差し指の頭で押さえるときの音程がヒドい。後に人差し指基点のロールがあるだけに狂いやすいようだ。G線を結構使うので弓圧のかけ方にももっと注意が要る。
(Bパート)
最後のG線B音とD線E音(4度音程)の重音が外れやすい。全般的にそうだが、拍の頭をスラーで処理する関係で突っ込みやすい。
(Cパート)
弓順が狂いやすい。最終的には自分の気分で弾き分けたらよいと考えているが、今は従順に行きたい。Dパートへの出だしとなるB音を飛ばしやすいから要練習。
(Dパート)
何と言っても3小節目最後のB音へのシングル・カット→4小節目最初のA音が難しい。最初4小節はアップ・ボウのスラーで頭につなぐパターンが頻出するので個別練習は避けられない。
(Eパート)
後半のスラーの嵐が難所。いかにジグのノリを維持しつつ浮遊感を持たせるかがポイントかなぁ。
(Fパート)
スラーがかなりあるが、前半4小節は結構ボウイングが忙しいのでセコセコした感じが出ないように気をつけねば...。

まだ暗譜が完全でないのも問題だ。譜面を見つつ、チューナーで音程も気にしていたのではこれが精一杯というのが悲しくも厳しい現実やねぇ。こういう曲を意識せずにしっかりしたボウイングができるようになったら、相当な進歩だと思うが前途多難な我がフィドルである...。自戒。
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[ 2006/11/03 23:26 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(4)

個人的注意事項、とても参考になります。
次のパートのメロディはなんだっけ?というように
模索しながらなので、注意点まで考える余裕がなかったです。
『Learning The Irish Fiddle』で修行します。

次のメロディはなんだったかな~と考えつつ弾いてると、まさに自分が「Strayaway Child」(迷い道の子供)になった気分です。
[ 2006/11/04 09:00 ] [ 編集 ]

座布団5枚!!

>194さん

>自分が「Strayaway Child」(迷い道の子供)になった気分です

うまい!まさにそんな感じですね(苦笑)。ひょっとして曲名はMichael Gorman ではなくこの曲を弾こうとしてハマった他の人が付けたのかもしれませんね~^^;

さすがにこれだけ長い曲になると個別パートの練習に時間を割かないと覚えられないんですが、通し練習もちゃんとしておかないと「ここはどこ?私は誰?」になってしまいます。『Learning The Irish Fiddle』は比較的テンポもゆったりだし、各パートで説明してくれているので良心的な教則モノといえます^^;。私も修行を続行しますので、一緒に弾きましょう!
[ 2006/11/04 10:12 ] [ 編集 ]

長い。。。

これで1曲ですか~。
しかもややこしくて理解不能です。。。

ところでCOME WEST ALONG THE ROAD購入しました。
動くBothy Band, De Danann, Tommy Peoples, etc.
だけでなく、ダンスもセッションもすばらしい!
かなりお得ですね♪
[ 2006/11/04 23:18 ] [ 編集 ]

Come West Along The Road

>konさん

おぉ、遂に入手されたんですね。おめでとうございます♪確かにお得で美味しい映像集ですよね。著名なミュージシャンやケイリーバンドを観るのも楽しいですが、ダンスがなかなかいい。スリップ・ジグのダンスやLiverpool Hornpipe のダンスなんて何度観ても飽きませんね。続編を期待です。

>しかもややこしくて理解不能です。。。

Strayaway Child は長いですね。今日もレッスンで弾いてきたのですが、前途多難です。こういうのを弾きなれたらジグの世界は無敵になれないかなぁ、という願望も込めて暫く修行します^^;
[ 2006/11/05 00:41 ] [ 編集 ]

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