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Trad. Songs Vol.11 ~The Britches ~

今回は「The Britches」である。
何を今更、という風に思われた方、最後まで目を通していただければ幸いデス。

1.標記の種類
1)The Britches
2)The Britches Full Of Stitches
3)The Breeches Full Of Stitches
4)O The Britches Full Of Stitches
5)Oh The Breeches Full Of Stitches
6)Oh! The Breetches Full Of Stitches
7)Oh! The Britches Full Of Stitches
8)Withces' Britches
9)Oh Those Britches, Full of Stiches!

えぇ加減にせぇよ、というくらい似たような標記があるね。
「つぎはぎだらけのズボン」といった感じの意味かな。

2.曲のタイプ
Polka(ポルカ)
キー:A Major
Aパート×2、Bパート×2の形式

3.所有している音源
1)『Learn To Play Irish Fiddle』/Kevin Burke
(Set)Bill Sullivan's Polka / The Britches Full Of Stitches
2)『Martin Hayes』/Martin Hayes
(Set)The Britches

ポルカの定番中の定番ともいえる曲だが、収録されている作品はあまり存在しないようだ。私自身、上記2種類しか持っていない。

大森ヒデノリさんの譜面はこんな感じ。
Britches_Polka.jpgフィドルの場合、左手は開放弦・1指・2指だけで弾けるので入門編として最適な曲のひとつだろう。シンプルながら美しい曲で、高速ポルカとして弾いてもゆっくりポルカとして弾いてもサマになる便利な曲やね。


と、ここまでならいつも通りの展開だが、今回はさらにオマケがつく。というか、ここからが今回の本編だ。
The Session の譜面はこんな感じ



何とリール(Reel)標記である。Martin Hayes がソロ・デビュー作『Martin Hayes』で演奏しているヴァージョンで、リールといえどもゆっくりまったりとやっていて、Martin Hayes節炸裂といった趣である。キーはからに変更され、テーマの変奏を2パート加えた4パートの構成だ。聴けば「あぁ、なるほど」という感じなのだが、こういう発想が出ることが凄いなぁ、と思う。曲の魅力を知り尽くしている名手ならではのスーパーアレンジですな。

Martin Hayes の実際の演奏は強弱・装飾音とも実に多彩で何度聴いても飽きない。ゆったりテンポなので曲の表情付けの練習にもなるので最近の練習課題のひとつだ。

♪ The Britches ♪

こんなゆったりだと、粗ばかりが目立つ。音程の不安定さはかなりのものだし、ロールもいい加減な練習しかできていない事実が見事に再現されている...。こういうのがサマになれば、相当な進歩だろうね。
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[ 2006/12/02 13:48 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(4)

お邪魔します

これだけゆっくりとした音だと、リズムでなく船をこぎそう。
癒されました。
土曜日は虚脱状態になるからよけいにね。
[ 2006/12/02 17:42 ] [ 編集 ]

P.J.Hayes

こんばんわ。アイリッシュフルートD菅、キーレスと6キーを吹いています。Martin Hayes は先がある楽しみなFiddlerですから、彼の父、P.J.Hayesと比べるのはまだ早いかも知れませんが、随分違うように思います。大脳新皮質的と旧皮質的?。世の中の変わりようが早過ぎます。二年で骨格のあるしっかりした演奏をされますね。
[ 2006/12/02 22:05 ] [ 編集 ]

毎度どうも

>ネネさん

弓を使うのは難しいので、こういうゆったりしたのは本当に苦手です。ビブラートをかけるつもりがないのに、弓が震えてかかってしまったりします。舟をこいでいただけたなら、忙しい週末の貴重な休養時間の足しになったでしょうからよかったですが...^^;
[ 2006/12/03 02:40 ] [ 編集 ]

民族の血

>Eaves さん

是非一度フルートを聴かせて下さい♪

P.J.Hayes はまだ息子Martin と比較できるほど聴いていないのでわかりませんが、少し聴いた感じでは印象が随分違うと私も感じます。
Martin Hayes のアプローチはまだ私自身よくわからない部分がありますが、アイリッシュ・フィドラーの中では随分雰囲気が異なりますね。なのに、アイリッシュ音楽の風味が色濃くあるところが好きです。やはり血なのでしょうか。

骨格がある演奏というのは本人にはわからないのですが^^;、少なくともこの曲に関しては「こういう風に弾きたい」というイメージははっきりある方かもしれません。弾きたいイメージがある曲は覚えやすいのは確かだと思いますね。
[ 2006/12/03 02:51 ] [ 編集 ]

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