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音楽三昧の休日

まずは弦交換の備忘録。前回初めてスチール弦のフレクソコア・パーマネントに切り替えてみたが、結局今回またTonica に戻すことにした。理由は下記の通り。
1)調弦
同門の方が使っておられたフィドルに張ってあったヘリコアに比べたらアジャスタなしでも何とかなるレベルだと思ったが、やはりペグだけではちょっと厳しいと感じた。巻き方やペグの調整次第で改善される余地はあると思うが...。

2)耐久性 vs 価格
Tonica の倍とは言わないが決して安い弦ではない。アイリッシュ・フィドルの場合、ほぼ1st ポジションに限定されることもあって、A線は巻き線がボロボロになってしまった。わずか1ヶ月やそこらでこの状態になるようでは、決して安い買い物ではない。音質的にはまだいけそうだが...。

3)弦の太さ(細さ)
張り替えた時に書いたことだが(過去記事はこちら)、やはり弦の細さは気になる。カットやロールを引っ掛けにくい感じが消えないままだった。それと駒の溝に弦が食い込みそうな恐怖感も少しあったし...。

というところかな。弓を当てたときの音の立ち上がりなどはなかなか気に入ったのであるが、今の我がパントルのセッティングと私の力量にはちょっと合わないというところだ。昨日アップした「The Britches」はTonica の弦に張り替えた後のものだ。個人的にはTonica の方が楽器に合っていそうだと思うし、音色そのものも好みだ。



土曜日は珍しく早めに起床し弦交換。身の回りのことを簡単に済ませてからその場しのぎの練習をしてレッスンに向かった。
レッスン場の外で待っていると漏れ聴こえてくるヴァイオリンの音。どうやらピアソラの「Livertango」らしい。入室すると久しぶりにお会いする方(以下、Iさん)だった。今回、師匠にはお土産を用意していたのだが、これが想定外の脱線を生むことになった。お土産の内容は

Elderly から送られてきた楽器カタログ
筆者注:過去にKevin師匠がブログで紹介されている(こちらを参照ください)が、本当にこれは身体に目に、そして財布に毒である。

・『Music At Matt Molloy's』

・『Out Of The Wind Into The Sun』/The Bothy Band

だったのだが、Elderlyの楽器カタログを見て師匠の目が爛々と輝き始めた。最近レッスン日の調整でメールをやり取りするときに「何か別の楽器をやりたいですねぇ」とか言っていたので持って行ったのだが見事な物欲刺激剤になったようだ。めざとくテナー・バンジョーやバンジョー・マンドリンを見つけ出し早速$ → ¥換算を始めたりする師匠。その内何か買っちゃうだろうな(笑)。

Iさんとは入門した初期の頃からよく顔を合わせていたし、2月の発表会にも一緒に参戦したので師匠と3人でズルズルと脱線することは結構ある。土曜日は件の楽器カタログから師匠がなかなか離れる気配がなかったのでチョロっとマンドリンを弾き始めたら、Iさんが興味を示し始めた。ならばとBach の「Giga」を弾き始めたら師匠がヴァイオリンで被せてきた。師匠の煽りが強烈だ。どんどん速度アップしていく...(苦笑)。どうにかつまりながらもAパートを弾き終えると、Iさんが「何か凄いですねぇ、二人とも」と放心気味に仰る。ここはついでだ、Iさんにも物欲刺激を与えておこうとマンドリンを手渡す。

Iさん「いやぁ、他の楽器もちょっとやってみたいなぁ、とは思っているんですよね」

師匠「ですよねぇ。私も何か欲しいなと思っているんですよ」(まずは同調を示してます。これも煽りの技のひとつですな...笑)

「マンドリンはヴァイオリンとチューニングが一緒なので左手は覚えやすいと思いますよ」(楽器好きにはこういう勧め方が結構効果的であったりする...爆)

師匠「Iさんだったらマンドリンは大丈夫でしょうね。ちょっとサイズが大きいけど慣れたらいけるんじゃないですかね」(おぉ、師匠もなかなか煽りがうまい!...爆)

おぉ、おぉ、何かまるでどこかの楽器屋で繰り広げたような煽り合戦ですな。そんなこんなでレッスン時間の1/3くらいはマンドリンばかり弾くことになってしまった。

気を取り直して、フィドルのレッスン。新ネタ「The Britches」から始めてここ数回じっくりやっている「Strayaway Child」に進み突如「Rose In The Heather」へ。
ここからは師匠が考える「Jig To Reel Set」となり、Reel の「Jackie Coleman's」へ。この曲は実は何度かレッスンでやったことがあるのだが、未完成のまま塩漬けになっていた曲だ。「Star Of Munster」へつなぐリール曲候補として今回から復活した。トリプレットが頻出するので結構ヘビーな曲だ。前にレッスンでやっていた頃には「Irish Fiddle Book」の模範演奏しか音源を持っていなかったが、先日仕入れた『Music At Matt Molloy's』という名フルート奏者Matt Molloy のお店でのセッションを収めたCDにSean Smith(fiddle)の演奏が入っており最近よく聴いて研究している。
10日に教室での練習会を兼ねたセッションがあるが、候補曲は「Rose In The Heather」(jig)、「Jackie Coleman's Reel」「The Star Of Munster」の3曲。どうも発表会でこれをセットにしようと師匠は目論んでいるようである。前途多難だ...(苦笑)



Fiddle_Mandolin_1.jpg土曜日はさらにこんな番外編も。レッスン終了後自宅近くの行きつけの居酒屋で食事を摂りつつ適度なアルコールで下地を作った私は、やはり行きつけであるスナックに顔を出した。先客はこのお二方。やはり常連さんだ。ヴァイオリンを見てみたい(聴いてみたいではない...苦笑)とのことで「じゃあ、見せるけど触ってみてね」という条件付きで取り出したら、即座にこの有様だった。店のマスターが「明日早速買いに行ったりしてるんじゃないの?」などと冷やかしていたが、本当にそんな勢いだった(笑)

Fiddle_Mandolin_2.jpg一応弓の当て方を簡単に説明すると二人とも難なく音はちゃんと出た。やっぱり嬉しいものらしい。カラオケなんぞそっちのけでひたすら音を出し続けるは、こんなポーズだけは決めてみたりと大騒ぎになってしまった。初めてのヴァイオリンの音というと「ギー」とか「ガー」とか、g系の音を連想するがあのイメージはどこから来ているのかなぁ。少なくとも私の周囲の人間は開放弦だけならそれなりに音を出すんだが...。

Fiddle_20061203.jpg何か弾いてくれ、とのことだったので久しぶりに「Planxty Irwin」を弾く。それなりに酔っているので難しい曲はムリだというのと、綺麗な曲でそんなに長くないからこんなときには最適の曲だね。
以降、マンドリンに持ち替えてカラオケに合わせてちょっとメロディを拾ってみたり、「神田川」「精霊流し」でちょっとマジメにバッキングしてみたり...。カラオケは歌いやすいようにキーを変えてあるから結構難しかったなぁ。

まぁ、みなさん、遅くまでお付き合いいただきありがとうございました!
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[ 2006/12/04 00:05 ] Fiddle | TB(0) | CM(7)

あはは~!

モハーさんの、お師匠みごとにモハーさんの術中に、はまられたみたいですね(笑)!!どうせだったら、マンドリン系であれば、WEBERかPetersenのOctave Mandolinを買っていただいて、モハーさんに試奏レポートを報告していただくってのが、実現したらいいなって思いますねぇ!!Elderlyのカタログは、拙者も物欲刺激されますが、民族楽器系のカタログでは、Lark in
 the morningもかなりなもんですよ。
世界中の民族楽器がなんでも揃います。・・・あれもほしい・・・これもほしい(爆)!! 
[ 2006/12/04 01:00 ] [ 編集 ]

ケルクリの日は、

モハーさん、ケルクリの日は、15:00から仕事を抜け出すので、夜は、いくらでもお付あい出来ますよ~!!
[ 2006/12/04 01:22 ] [ 編集 ]

罪なカタログ(笑)

>Kevin師匠

数ヶ月くらい前から師匠とはメールでやり取りする度に楽器の話をしていたんですよ。好奇心旺盛な方なので珍しい楽器を見かけると目の色が明らかに変わる、つまりワナに陥りやすい可愛い師匠です(笑)
ただ、値段には結構シビアな方でもあるのでいつぞやのカタパルト並みの押しを発揮しないと買わないかも、です(爆)
Octave Mandolin はいいですねぇ。ちょっとネックのサイズが引っ掛かるんですけどね^^;。ミイラ取りがミイラになりそうなんで危険です。

>15:00から仕事を抜け出すので、夜は、いくらでもお付あい出来ますよ~!!

こんなことを書いちゃって大丈夫ですか~^^;
んじゃ、9日はよろしくです。軽くブッシュミルズ・セッションでもしてからすみだトリフォニーになだれ込みますか♪
[ 2006/12/04 01:39 ] [ 編集 ]

煽り

I さんです。(師匠ではありません。)
モハーさんは楽器のセールス・マンになっていたら成績優秀だったでしょうね。(本業の成績も優秀でしょうが。)私、何か別の楽器やってみたいのは事実ですが、マンドリンはあまり考えていませんでした。クラリネットとかフルートとかの管楽器もいいなとか、鍵盤楽器もまるっきり弾けないからピアノも少しは弾けるといいな、とか思っていたのです。でも、師匠とモハーさんから激しく煽られてマンドリンにも少し心を動かされました。しかし、二兎追う者一兎も得ず、と言うしな~。のんびり型なので、モハーさんのように時間を捻出して、様々な趣味に走ることは無理っぽい。一日中音楽三昧できる身分になれたらいいですね。
今のところ、ちょっと興味が出てきた程度ですが、今度お会いするとき、マンドリンの種類について解説してください。
[ 2006/12/05 01:12 ] [ 編集 ]

いらっしゃいませ♪

>Iさん

いやいや、あまり商売の才はないように思います^^;。

管楽器は私も憧れがあるのですが、結構な音量なのが悩みですね。ピアノもいいんですが、あんな大きいものを置く場所はありませんし...^^;。同じ鍵盤楽器でアコーディオンという選択肢もありますが、あれも相当な音量なんですよね。
世の中、面白そうな楽器が結構存在するので興味は尽きません。Iさん向けに面白そうな楽器を探しておきますね(笑)
[ 2006/12/05 07:12 ] [ 編集 ]

Nozomiです(^.^)/

ここに書くのは初めてかな……。(^.^)/
京都市左京区在住 Nozomi です。
その筋では有名な「ウッドノート」のすぐ近くに住んでいます。

バイオリンにマンドリン、盛んに活動してますね~。
わたしは主にブルーグラス、フォークですが、マンドリンとギターを弾いてステージ活動をしています。
楽器の話を始めると止まらないのはモハーさんと同じでしょうか。
最近はウクレレもよく弾いています。
フィドルも持っています。ここのブログを読むと刺戟されるので、今夜あたり弾いてみよう……(近所迷惑)。
[ 2006/12/06 21:16 ] [ 編集 ]

いらっしゃいませ♪

おぉ、Nozomi さん、ご無沙汰しております。ようこそ、このむさ苦しい空間へ^^;。ウッドノートはいいお店ですよねぇ。なかなか顔を出す機会を作れないのが厳しいんですが、また寄ってみたいお店です。

Nozomiさんは何を弾いても上手いからなぁ。写真の方も相変わらず見事です。天龍寺の竹林は3番がいいですね。水面の紅葉が斜めに走っている感じがいいです。常寂光寺のは紅葉も勿論いいですが、6番の空へ向かっていく方向性に勢いがあっていいですね。最近1眼レフを使っていないのですが、ちょっと煽られてしまいました。ミノルタ・ディマージュも完全に手の内に入ったでしょうか。

そういや、Nozomiさんのフィドルはちゃんと聴いたことがなかったように思います。聴くまでもなく私より数段上だろうと思いますが♪。某店にあったエレクトリック・ヴァイオリンを煽りまくったことを懐かしく思います。あの当時は自分でフィドルを弾くなんて想像もしてませんでしたが^^;

久しぶりにその某店でまったり遊びたいですね♪
[ 2006/12/06 22:55 ] [ 編集 ]

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