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いざ、フィドラーの聖地へ

11日夜8時40分頃、残業で疲れた身体に大きな荷物を背負った私は四ツ橋に降り立った。妙に緊張している。ついに憧れの地に立つことができた喜び、これから1時間強続く催しへの期待感と不安感がゴチャゴチャに入り混じっていた。

その憧れの地とはフィドル倶楽部だ。ブログ仲間のせばすちゃんさん、194さん、よしさんhiroさんなどが何度となくブログで報告されてきた「フィドルの会」に初参加なのである。

せばすちゃんさんの過去記事に非常にわかりづらいところにあると書いてあった記憶があるので覚悟していたが、電車で行けば大丈夫だね。ビルの中に入ると会場は3階だというのに、アイリッシュ・ジグがしっかり聞こえてくる。「Willy Coleman's」だね、これはと思いつつ部屋の扉を開く。入り口近くで背を向けて座っているのはせばすちゃんさん、そのお隣には194さん、逆の隣にはhiroさんがいて...、やっぱりほぼ年末年始に顔合わせした方たちが多いですな(笑)。円座になってまったりと演奏がなされていた。
Willie Coleman's の後半にマンドリンで参加。マンドリンでは普段滅多に弾かない曲なので結構チョンボったが、速度的にはじゅうぶん対応可能だった。

終了後、せばすちゃんさんが大森ヒデノリさんに紹介してくださった。見事な人格者という噂は本当だった。実に気さくな方で「よくいらっしゃいました。モハーさんですか。名前はよく見かけますよ。楽しんでいってくださいね」と先制攻撃を浴びてしまった。
(せばすちゃんさんのブログ・ネタは多分にデフォルメされているのではないか、と常日頃から疑っていたのだが、どうやらそうでもないことを実感した。)

暫くは先ほどやっていた「Willy Coleman's」を各々復習といった感じだったが、頃合を見て大森さんが「何かやりたい曲があったら言ってください」と仰る。横からせばすちゃんさんがすかさず「モハーさんもいるし、是非Cliffs Of Moherがいい」と発言。ぬぬ、裏切ったな、貴様!こちとら、まだフィドルはチューニングが終わったばかりで指慣らしさえしていないのに...。とはいえ、すごすごと逃げてしまったのでは情けないので受けて立つ。困ったことに「Cliffs Of MoherRose In The HeatherOut On The Ocean」なんて順番で弾いたことがないのだが、周囲が何とかしてくれるだろうと開き直って、少しゆったりと「Cliffs Of Moher」を弾き始める。少しこちらへ顔を向けて音を聞きながら伴奏を入れ始める大森さん。みんなの楽器もメロディを弾き始め...。あぁ、至福だね。大好きな曲なだけに何度となくセッションでも弾いてきたけど、こんなに気持ちよかったのは初めてかも。案の定、「Rose In The Heather」も「Out On The Ocean」も入り損ねたが、周囲の方がキッチリとフォローしてくださった。大森さんが「Cliffs Of Moher の後半で音が段々下がっていって、Rose In The Heather の前半で音が上がっていく対比がすごく気持ちいいセットなんですよね」とコメント。なるほど、確かにその通りだ。このセット、ちゃんと練習しよう。

以下、ポルカの定番「Britches Full Of StitchesEgan'sThe Last Chance」「Ballydesmondo Polka」(#1~#3まで)など雑多に。

軽く休憩タイムとなりタバコをふかしコーヒーを飲みつつ大森さんとお話もできた。やはり東京のアイリッシュ音楽シーンのことに関心がおありのようで、セッション場所や出演者のことなどをいろいろと尋ねられた。せばすちゃんさんやenaさん、昨年ウッドノートでお会いしたアコーディオン弾きの方などとも歓談後、楽器の許へ戻った。

指慣らしで軽く「Strayaway Child」などを弾いていたら、何と大森さんが近くまで来られて「何か合わせましょうか。何でもいいですよ」と仰るではないか。暫し考えたが、やはりこういう機会に巡り会うきっかけとなったせばすちゃんさんに敬意を表してこれしかあるまい。「せばすちゃんセット」の異名をとる「Blarney PilgrimConnaughtman's RambleKesh Jig」だ。メロディ奏者を包み込み、時には少し煽る素晴らしい伴奏に参加者全員の合奏。何度も書いてしまうが、ほんとに気持ちいい。

ジグやポルカ以外では、「The Cup of Tea ~ The Banshee ~ Hand me down the Tackles」(reels)、「The Harvest Home ~ Boys Of Bluehill ~ Cronin' Hornpipe」(hornpipes)、「The Rights Of Man」(hornpipe)、「Eleanor Plunkett」(O'Carolan's)、その他多数。
最後は「Banish MisfortuneKesh Jig」で〆。このセットも初めての組み合わせだったけど、結構相性がいい。これも練習しておきたいね。

途中参加だったこともあって本当にあっという間のセッションだったが、いい経験になった。さすがに参加する機会はそうそうないだろうが、是非また顔を出したくなる素晴らしいセッションだった。参加者の皆さん、ありがとうございました。そして、大森さん、本当にありがとうございました。今後のご活躍を祈念いたします。是非、東京にもライブでお越しくださいませ。
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[ 2007/01/12 01:07 ] Fiddle | TB(0) | CM(8)

うぉーー!

モハーさん。
また楽しそうなセッションに参加されてましたねー。

大森さん、本当に素敵な方ですよね。
私も先日のライブで初めてお会いしましたが
とっても気さくで優しい雰囲気が漂っていました。
いいなー。モハーさん。
[ 2007/01/12 11:38 ] [ 編集 ]

モハーさんが来られる前、すでにWilly Coleman'sの入っているセットを演ってたのですが、Willy Coleman'sの苦手を少しでも克服したいがため(今後のため)に、しつこく練習していたら「もう一度、演りましょう。」ということでモハーさんが入ってこられたときは再びのWilly Coleman'sでした。
レッスンをやめてからも、フィドルの会で大森先生のアドバイスを受けれるのは、とてもありがたいです。
それにしても、どこにいっても、ほとんど同じ顔ぶれなのでモハーさんもすっかり顔馴染みになりましたね。
[ 2007/01/12 17:57 ] [ 編集 ]

お疲れ様でした~

昨日は楽しかったですね~(^^)
大盛り上がりであっという間に10時になってしまった感じでした。
おかげで今朝はねむねむ。。。
明日はまたまた新年会&セッション、よろしくお願いしますー
[ 2007/01/12 22:21 ] [ 編集 ]

お疲れ様でした~

昨日はお疲れ様でした♪

まったく初めての会でグイグイとリードを取っていく
モハーさんの腕前と度胸に改めて感服いたしました^^
194さんも仰ってますが、モハーさんかなりこちらでも
顔見知りが増えていそうなので、アウェーってわけでも
ないでしょうけど(笑)

師匠ほんとにいい人だったでしょ♪ でも今回はもう
ひとつの顔は見れていないかと思います。次回は是非
師匠の必殺技「褒め殺し」を堪能して下さいませ(笑)
[ 2007/01/12 22:26 ] [ 編集 ]

素晴らしきフィドラー

>はるさん

年末、KNGさん観戦で含め京都に行かれたのでしたね♪

残念ながら大森さんのフィドルは聴くことができなかったのですが、ギターの伴奏が凄く気持ちいいんです。音や演奏スタイルに人間性がにじみ出ている感じがしましたねぇ。

楽しいイベントの裏には地獄の仕事があったわけですが^^;
[ 2007/01/13 00:28 ] [ 編集 ]

Willy Coleman

>194さん

いい曲ですよね、これ。音の跳躍が結構あるので難しいですが、凄く気持ちのよいジグです。ゆったりテンポでカットやロールを入れているとトランスします♪
雑談で出たロング・ジグ・セットにチャレンジしましょう。

>どこにいっても、ほとんど同じ顔ぶれなのでモハーさんもすっかり顔馴染みになりましたね。

お陰さまで随分気楽に参加できるようになりました。感謝しております。194さんもたまには東京観光がてら、遊びにいらしてくださいね♪
[ 2007/01/13 00:32 ] [ 編集 ]

うらやましきかな

>hiroさん

ほんと、昨日は楽しかったです。
あんな感じの会は、新橋の会を除いてまだ知らないのでうらやましい限りです。何となく参加した昨日でしたが、みなさんのレパートリーの多さに改めてビックリしました。

>明日はまたまた新年会&セッション、よろしくお願いしますー

こちらこそよろしく、お手柔らかにお願いいたしますね~。
[ 2007/01/13 00:35 ] [ 編集 ]

感謝感謝!

>せばすちゃんさん

昨日はありがとうございました。

1)グイグイとリードを取る腕前は...

自分が弾ける曲は弾けるスピードで弾くため

2)グイグイとリードを取る度胸は...

生来の態度のデカさ

デス...^^;

いきなりCliffs Of Moher を言われたときには心臓が止まるかと思いました^^;。好きな曲だけど弾くのは苦手な曲だったりするのです。心の準備がいるわけですね...。

顔馴染みになってもアウェイ感はやっぱりあるんですよ。今回はたまたま時期が集中しているのでいいんですが、やっぱり微妙にレパートリーが違うし、何回繰り返すかとか風習も結構違いがあったりしますからね。

でも、こうやって普通ならあり得ない場に居合わせることに幸せを感じますね。筆不精ながらブログを続けていてよかったと思う次第です。いつの日か、せばさんのお師匠さんに誉め殺しされることを期待しつつ...^^;

明日もよろしくです。
[ 2007/01/13 00:45 ] [ 編集 ]

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