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コンサート2題

本拠地に戻った日曜日も月曜日も引き続きイベントがある。正直に言うと、火曜日もあるんだが...。(まぁ、だからこそ数日前に怒涛の11日などと記事をあげたわけだけど...)。

14日(日)はアイリッシュ系のライブ。Rivendell とオオフジツボのライブがあるというので、秋葉原のdress Cafe まで出かけてきた。
ここはエレクトリック系メインと思われる地下1階(dress Tokyo)とアコースティック系メインと思われる地上1階(dress Cafe)という構成になっている場所だ。
知らない人がRivendell とオオフジツボのライブと聞くと対バン形式を想像されるだろうが、実態はいずれもアコーディオン奏者藤野由佳さんの主催されているグループであり、ヴァイオリン奏者壺井彰久さん曰く「藤野祭り」というべきライブである。藤野さんがMCで話しておられたが「Rivendell と壺井さんの共演はあるけど、ギターの太田光弘さんもまじえて一度やってみたかった」ということから成立したライブだった。
写真はアンコール時のものだが、左から3人でオオフジツボ、右から2人でRivendell となる。


ライブの1部はRivendellから。アイルランドやスコットランドの伝統音楽だけでなく、オリジナル曲も散りばめた実に美しく深い音楽だ。ハープの奏でる美しく神秘的な音にアコーディオンも鍵盤型・ボタン型を適宜持ち替えて綺麗に絡んでいく。そして、木村さんのヴォーカルがまた、実にやさしい包み込むような感じで聴いていてすごく気持ちがいい。心をすっかり洗濯されたような感じだった。全体的にまったりとした雰囲気の演奏が多かったが、そんなゆったりずむの中にもリールが入ったりメリハリもきいていた。

2部はオオフジツボ。こちらは一昨年のブルードラッグ以来の観戦だ。あの頃より、伝統音楽色が薄れ新たな方向に向かっている感じがした。1部と対比してアップテンポで弾き飛ばす曲も多く実に美しく刺激的だ。何といっても超絶ヴァイオリンの壺井さんがいらっしゃるのでどうしても目線が壺井さんに行ってしまう。余裕綽々で弓毛をビシバシ切りながら高速リールを弾き倒す姿は何度見てもカッコいい。
そういや1部も2部もリールかバラードだなぁ、と思っていたら最後にジグ・セットをやってくれた。元々Rivendellの『Aeolian』に入っているセットだが、「Butterfly ~ Morrison's ~ The Cliffs Of Moher」だった。めっちゃ、かっこえぇね。

アンコールは先述の通り、Rivendell + オオフジツボによる熱演。段々と超高速リール化する「Farewell To Erin」が凄かったなぁ。



日が替わって、15日は虎ノ門のJTホールでクラシックのコンサート。私自身、今回で3度目の観戦であるが、JTアートホール室内楽シリーズの「音楽家からの年賀状」である。

こちらも2部構成。1部はソロやデュオ中心でヨーロッパ各地の舞踏曲を中心とした構成。仕事が終わらず序盤の「カルメン(前奏曲&ジプシーの踊り)」を聴けなかったのは残念だった(涙)が、「チャルダッシュ」を初めて生で聴けたのは収穫だった。徳永さん(vln)が途中で仰っていたが、このホールの音響は響きが優しくて実に聴きやすい。小編成だと各々の楽器の音もよく聴こえるのが嬉しいね。

休憩タイムは出演者からのお年玉、振る舞い酒をいただいて2部へ。
2部は季節モノであるウィンナ・ワルツ特集。1曲目の「ウィーンはウィーン」(J.シュランメル)を除きすべてJ.シュトラウスⅡ世の曲で固める徹底振りが実に潔いですな(笑)。小ぢんまりとした編成で、むしろこんな感じの方が私は聴きやすい。

やっぱりヴァイオリンが気になるので、ヴァイオリニストばかりに目が行ってしまうのだが、バックに徹しているヴィオラとか2nd ヴァイオリンのバック時の弓使いに妙に目線が行ってしまった。2列目というよい席だったのでしっかりと弓を弦に咬ませている様子をじっくり目に焼き付けてきた。何がしかよい効果が出てくれば幸いだね。

随分極端なコンサートを連日で観たわけだが、どちらも存分に楽しめた。新年早々、こと音楽に関しては順調なスタートだ。
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[ 2007/01/16 01:38 ] Concert | TB(0) | CM(0)

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