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Trad. Songs Vol.12 ~ Cooley's (Reel)~

伝統曲を採り上げるこのシリーズ、年末年始のイベント続きで随分間があいてしまったが、久々にやってみよう。これまではどちらかというとメロディー記憶主体の取組だったが、折角ブズーキも手許に来たことだし、可能な限りコード進行やバッキングのパターン等にも触れていきたいと考えている。

で、今回は「Cooley's Reel」だ。
セッションでもよく耳にする曲でいずれ覚えなければ、と考えていた曲だが先日John McGann の『A Guide To Octave Mandolin & Bouzouki』(過去記事はこちら)というオクターブ・マンドリンやブズーキ用の教則本での模範演奏を聴いて俄然やる気になった曲だ。

1.標記の種類
1)Cooley's( Cooleys )
2)Cooney's
3)Joe Cooley( Joe Cooley's, Joe Cooley's Fancy)
4)Luttrell's Pass
5)Put The Cake In The Dresser( Put The Cake On The Dresser)
6)The Tulla

あまりにも似たような標記が多いので、同類と思われるものはまとめ表示とした。お得意の「人名's」曲名であり、所有音源探索に当っては精査が必要だ。

2.曲のタイプ
Reel(リール)
キー:E minor
Aパート×2、Bパート×2の形式

3.所有している音源
1)『Celebration Of 50 Years』/The Tulla Ceili Band
(Set)Cooley's / The Cup Of Tea / The Wise Maid
2)『Live In Concert』/The Bothy Band
(Set)Micheal Gorman's / The Road To Lisdoonvarna / Cooley's
3)『A Guide To Octave Mandolin & Bouzouki』/John McGann
(Set)Cooley's
4)『Best of Irish Fiddle』/Florie Brown
(Set)The Girl that Broke My Heart / Cooley's Reel
5)『Irish Traditional Music』/Various
(Set)Morrison's Jig/Cooley's Reel/Boy of the Lough(Cuchulainn Traditional Group)

これも定番曲で、The Sessionで調べると収録されている作品がズラズラ出てくる。ただ、案外所有している音源は少なくて上記の通りだ。個人的には 5)のCuchulainn Traditional Groupのテイクがよい。マンドリン・ブズーキの撥弦楽器が揃っているし、曲の流れもなかなか変化に富んでいて味わい深い。
因みにタラ・ケイリー・バンドがやっている(≒ケイリーの定番セット?)からなのかどうか、「Cooley's / The Cup Of Tea / The Wise Maid」のセットはよく演奏されるようだ。確かにスムーズにつながるね。

The Session の譜面はこんな感じ。
Cooleys_Session_SheetMusic.jpgメロディは『Mel Bay's Complete Irish Fiddle Player』/Peter Cooperを参考に練習してみた。ごく一般的なカット・ロール・スラーが入った弾きやすい譜面だ。
因みにBパートの1小節目・2小節目・5小節目・6小節目の8分音符Bと4分音符Bが続く箇所をPeter Cooper はロール、Florie Brown はトリプレットで処理している。我が師曰く「ロールとトリプレットは置き換えが頻繁にある」から、当たり前だが両方対処できるようにするのが大事なんだろうと思う。

コード進行はJohn McGann によると「Em -Em -D -D」或いは「Em -Em -D -Bm」が主体のあまり動きがない進行であるために、伴奏だけを弾いていると変化をつけないとどこを弾いているか段々分からなくなってくるから困り者だ。John McGann は2度目Bパート後半には代理コードを用いてうまく空間を広げている。
大まかには

Aパート
「Em |Em |D |D 」
「Em |Em |D |D Em」
Bパート-1
「Em |Em |D |Bm Em」
「Em |Em |D |A Bm」
Bパート-2
「A |A |D |D 」
「C |C |Bm |D Bm」

の感じだ。

ヴォイシングは大体こんな感じでじゃらんとコードをかき鳴らしたりアルペジオ風を適当に使い分けた。
Cooleys_Chord_A.jpgAパート及びBパートの1回目は大体このヴォイシングで押し通している。Dコードのところは実際にはE音が入っているからD9 が正解かな。Emキーということでドローン的にEが鳴り続ける進行と考えていいだろう。進行感を安定させている感じがするね。

Cooleys_Chord_B_2.jpgこれはBパートの2回目。原型がほとんどないかのようなコード進行だが、やはりE音は鳴らし続けるヴォイシングばかりだ。因みにここで出てくるCコードは実際にはA音が入っているからC6が正解かな。Dコードはベース音の動きを出したいのでAパートでは省略したG線のA音(3度)を鳴らすようにしている。


♪ Cooley's (Reel) ♪

ちょっといくら何でもすっ飛ばしすぎたか...(苦笑)。MRS-8 のテンポで二分音符=95のテンポなんだが、拙いバッキング以上にフィドルのフレーズは相当苦しそう、というかかなり苦しい...。師匠曰く「二分音符=100のところに大きな壁があるんですよね~」というのは本当だ。まぁ、スパルタを兼ねた練習ということでくれぐれも覚悟して聞いていただきたいですな。
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[ 2007/02/11 16:03 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(9)

毎度★

お世話になっております。笑
んー。
モハーさんの音源参考にちょこっと練習しましたが
どーもボーイングがしっくりきませんv-40

明日のセッションで時間があったら
教えてくださーい♪
[ 2007/02/11 20:05 ] [ 編集 ]

明日はよろしくです☆

>はるさん

ボウイング、結構乱れているので参考になるかどうか、ですが...^^;。全部は面倒なのでAパートの4小節だけとりあえず書いておきますね。

(1小節目)
1拍目は↑から入ります。Bが続くところは↓のスラーでカットを入れ、A→B は↑スラー、Eを↓でBを↑で2小節目のB へスラーでカットを入れます。
(2小節目)
基本的に↓↑。
(3小節目)
2小節目の最後のG からF#・E・Dの3連符まで↑でスラー。後は↓↑。
(4小節目)
3小節目の最後のD からF#・E・Dの3連符まで↑でスラー。
後は↓↑。

まぁ明日は師匠もいらっしゃるので私より師匠に尋ねる方が確実か、と思いますが...^^;
まぁ、明日は楽しみですね。お手柔らかにお願いいたしまするv-278
[ 2007/02/11 20:34 ] [ 編集 ]

かっこいいですね~

フィドル・ブズーキともにいい感じですね~
フィドルのAパート3小節目で『ファミレ』とするだけで
大分感じが変わるもんですね。ブズーキもBパート最後の
ベース音が効いてます。
さっそくいただきます♪
[ 2007/02/12 11:06 ] [ 編集 ]

ありがとうございます♪

>konさん

着実に活動拠点が増えていっているようですね。道後湯けむりセッションを何とか実行に移したいと思います^^

>フィドルのAパート3小節目で『ファミレ』

『Mel Bay's Complete Irish Fiddle Player』そのままの弾き方なんですが、この3連符を軽やかに入れられると浮遊感が得られて気持ちいいですね。

>Bパート最後のベース音が効いてます。

複弦楽器独特の豊かな響きが増幅されて結構気持ちいいです。CやBmのコードは低音部を5度で弾いているので差音のCやBが微かに鳴っているのでしょうね。
DコードからCコードへ行くときはG線上を滑らせる感じでBを経過音的に弾いてやると動きがあって気持ちいいです。
[ 2007/02/12 11:26 ] [ 編集 ]

゚- マ??  ?胚

?萵纈.
[ 2007/12/06 19:49 ] [ 編集 ]

またか・・・

>謎の方々へ

たいていはこの手のコメントを片っ端から削除しているわけですが、特徴的なことに気付いたのであえて、コメント返ししますね。

せめて読める言葉で書きましょうね。何を書いているのだか、全くわかりませんえ。ま、その分スパム・コメントということがよくわかるありがたみをあるわけですけれど。

で、あなた方、なぜこの記事にだけコメントなさるのかも不思議なことで・・・。そんなに引っ掛かりやすい文言でもあるのでしょうか。どうせこれに返信されたとしても読めない文字満載なんでしょうけど・・・。

以後、再び削除し続けますのでよろしく。
[ 2007/12/06 22:47 ] [ 編集 ]

これは?

これは、中華人民共和国か中華民国(台湾)のアイリッシュ・ミュージック好きが、曲名の英語に反応して、メッセージを送ってきているのかもしれませんね。
これは、一度プリントして、拙者の弟に持っていけば、
翻訳してくれるので、謎が解けると思いますよ。
[ 2007/12/07 00:23 ] [ 編集 ]

そんなヤツは・・・

おらへんでしょう・・・^^;

>Kevin さん

リンクの4行目なんて、「adultvideo」に「hotsexyfriends」でっせ・・・。
大体、文字化けばかりでっせ。翻訳以前の問題と思うあるが・・・^^;
[ 2007/12/07 00:52 ] [ 編集 ]

そっか~!

確かに、adaltvideoなんて文字が出てきた時点でスパムですね。
容赦なく、一刀両断、ゴミ箱ですね(笑)!!
[ 2007/12/07 01:06 ] [ 編集 ]

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