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懐かしのジャズ・ロック

久々のアイリッシュ・ケルト系以外の作品紹介になるかな。
まぁ、こういう手のものをブログに書いているときというのは、大体楽器を弾きたくても弾けない状態でウズウズしているときと相場は決まっている...(苦笑)。

大阪は梅田の塔レコに寄ったらこんなものがあったので自爆した。
ROCKGOESTOCOLLEGE.jpgRock Goeas To College』/Bruford
1)Sample and Hold
2)Beelzebub
3)The Sahara of Snow (Part One)
4)The Sahara of Snow (Part Two)
5)Forever Until Sunday
6)Back to the Beginning

Bill Bruford : Drums, Percussion
Allan Holdsworth : Guitar
Jeff Berlin : Bass
Dave Stewart : keyboards
(Special Guest)
Annette Peacock : Vocal


大学生の頃にブートレッグ映像で部分的に観たことがあるBruford のライブ映像で、つい懐かしくて買ってしまった。

ディープ・パープル大好き、リッチー・ブラックモアが世界で一番上手いギタリストと信じて疑わなかった少年時代を過ぎて、ギターのテクニカルな面をもっと垣間見たいと突き進んで行き着いた一人がこのBruford でギターを弾くAllan Holdsworth だった。本人名義の作品がその当時(20年くらい前のことだ...!)は極端に少ない上に客演での名演とされる『Bundles(収束)』(Soft Machine)なんてまず中古屋で見かけることはなく、見かけたとしても万の単位のおじぇじぇが必要だったりした。そんな当時でもBruford の諸作、Gong 、Tony Williams のNew Lifetimeあたりは比較的容易に入手できたので専らBruford をよく聴いていた。

BillBruford.jpg無論、このグループのリーダーはこの方、Bill Bruford(ds,perc)だ。Yes やKing Crimson の大御所プログレ・バンドを経験した後結成したのがこのBruford だ。ここに至る前にはカンタベリー系ジャズロック作品にも参加したようで、このBruford もその影響が頻繁に顔を覗かせているのも私のお気に入りの要因のひとつだ。
因みに随分昔の話だが、渡辺香津美さんのSpice Of Life で来日した折に2度生で拝んだ。千手観音みたいと思うのは私だけだろうか...(爆)

Berlin_Holdsworth.jpgそして、Jeff Berlin(b) とAllan Holdsworth(g)。Bruford もそうだが、このご両人もやっぱり若いなぁ。手数多くブリブリとベースを鳴らすJeff Berlin は改めてカッコよいなぁ、と思う。このお方もSpice Of Life で一度生を見た。Holdsworth は速弾きだけでなく、かなりメロディアスで非常に聴きやすい印象だ。ピッキングのタッチもこの後の作品よりハッキリしていてどちらかというと好みだ。ホーさんについては神戸のチキン・ジョージ、大阪のamホールといずれもかぶりつきで見させていただいたことがある。シンタックスの使用は正直いただけない気がしたが、通常のエレキで弾いている演奏は見事だった。

DaveStewart.jpg実はちゃんと動いている姿を初めて見たDave Stewart(keyb)。カンタベリー系ジャズ・ロックになくてはならないキーボード奏者といってよいのではないだろうか。私が知るだけでもNational HealthHatfield & The North のメンバーだし、Steve Hillage(g)とも仲がよくGong や彼のソロなどにも参加している。昔LP で復刻されたシリーズでNational Health は初めて聴いたがそのライナーノーツの裏にカンタベリー系系統図が書いてあったのを今でも覚えている。なかなか詳細かつ面白い系統図だった。

AnnetePeacock_2.jpg個人的にこの映像でもっとも印象的だったのがこの方、Annette Peacock。Jazz 好きの方ならご存知の方も多いと思うが、Keith JarrettのStandards でベースを弾いていたGary Peacock のカミさんだった方でもある。
語り調の歌いっぷりで音高はあってるのか間違ってるのか微妙な感じの不思議なヴォーカルだ。タイプは違うがReturn To Forever のFlora Purimの存在を私は連想してしまう。パっと聴くと何ともいえない不思議な感じなのだが、慣れてくるとないと寂しい存在なんだね。因みにReturn To Forever に関してはECM のマフレート・アイヒャー(Manfred Eicher )がどうしてもフローラの歌というか声が邪魔だったらしくどうにかして録音音源から取り去ろうとしたがムリだったのでそのまま発表したという話を聞いたことがある(笑)。ないと絶対寂しいと思うのだが...。

Bruford は通算4枚の作品を出しているがもっとも好きなのはこれ。やっぱりAnnette Peacock が入っているというのはポイントが高いでしょ。曲も変化に富んでいるし、紹介したDVD にも入っているけど、ラストの「Adios A La Pasada (Goodbye To The Past) 」におけるアネットとホーさんの絡み合うような泣きのバラードは何回聴いても絶品ですわ。
Feels Good To Me』/Bill Bruford
FeelsGoodToMe.jpg

1)Beelzebub
2)Back To The Beginning
3)Seems Like A Lifetime Ago Ⅰ
4)Seems Like A Lifetime Ago Ⅱ
5)Sample And Hold
6)Feels Good To Me
7)Either End Of August
8)If You Can't Stand The Heat
9)Springtime In Siberia
10)Adios A La Pasada (Goodbye To The Past)

Bill Bruford : Drums, Percussion
Allan Holdsworth : Guitar
Jeff Berlin : Bass
Dave Stewart : keyboards
Annette Peacock : Vocal
Kenny Wheeler : Flugelhorn


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[ 2007/03/15 23:52 ] Others | TB(0) | CM(10)

くっ、くわしい(汗)モハーさんやはり変態ですな。Allan Holdsworthはエノさんもライブ行ったらしいのですがそのときピックを一枚拝借してきたとか・・・
[ 2007/03/16 13:29 ] [ 編集 ]

モハーさん、こんにちは!
私はディープ・パープルが大好きな少女でした。
思わず遠い目になっちゃいます(笑)
[ 2007/03/16 23:50 ] [ 編集 ]

ほとんどビョーキ?!

> KAZZ さん

毎度です~。
ほとんど支離滅裂といってよい音楽遍歴なので唐突にこんなものがブログに登場してしまうんですね(爆)
Allan Holdsworth は最初聴いたときにはキーボードかと思いましたねぇ。和音はクローズなヴォイシングだしピッキングの数より遥かに多い音数。ギターの奏法的観点からはDjango Reinhardt とかJohn McLaughlin とかとは対極にいる方のように思います。
エノさんも好きそうですよね、Holdsworth。私は拾い損ねた記憶がありますよ、ピック。『Road Games』というミニLPにサインを貰ったのが記念ですね。

そういや、ブリティッシュ・ジャズ・ロックの夕べ、なんて幻の企画があったような...笑。
[ 2007/03/17 00:27 ] [ 編集 ]

Deepな話題でんな!

Deep Purpleには、拙者も反応しちゃうよ(笑)
Black Nightは、レコードの溝が擦り切れるほど
聴いたでござる。この頃は、アコースティック系は、ジェームス・テイラーとかゴードン・ライトフットを聴いていましたね。ウェストコースト系では、ドゥービー・ブラザースとかグレイトフル・デッドでしたね、中学生のころのジェファーソン・エアプレインも忘れられませんな。ついでにキャロル・キングもよかったね!!
[ 2007/03/17 00:35 ] [ 編集 ]

おぉ、そうでしたか^^

> reiさん

明日はreiさんのお師匠様のライブがIrish Times @新橋であるんですよね。レッスン終了が19時前なので微妙ですが久し振りに行ってみたいと思っています。

私はリアルタイムでは聴けなかったディープ・パープルなんですが(Rainbow の『Down To The Earth』あたりからリアルタイムです)、ほんとによく聴きましたねぇ。LPのノイズが入る場所まで覚えていましたよ(笑)。

ハードロック好きは大別するとパープル派とツェッペリン派でした、高校時代。私はコウモリでどちらもよく聴きましたが、ブリティッシュ・フォークやアイリッシュにはツェッペリンの方がつながりやすいかもしれませんね。

因みにリッチーのブラックモアズ・ナイト、最初は「ついにリッチーも若いネェちゃんにウツツを抜かすようなっちまったか」とガッカリしたんですが、最近聴きなおすとなかなか面白い。先日ライブDVDを観たんですがなかなか楽しんでます^^;。
[ 2007/03/17 00:37 ] [ 編集 ]

おぉ、貴方もですか!^^

> Kevin 師匠

そうでしたか、貴方も(爆)^^
やっぱし、Deep Purple って一度は通る道なんですね。いまだに『Deep Purple In Rock』を聴くと燃えますよ^^;。個人的には名盤とされる『Machine Head』より好きです。

私の場合どちらかというとフォークの影響が希薄でJames Taylor は随分後になってから聴くようになりました。確かJohn McLaughlin が客演で1曲入っているのもありましたよね。ジャジーな側面もあって結構楽しんでますよ。

ウェスト・コーストだとやっぱりDoobie は外せないですよね。デッドは確か中学生くらいのときにFM で昔のライブを放送していたのが初体験でしたが、延々垂れ流しでよくわからなかった記憶があるなぁ(爆)。その当時、Jerry Galcia とDavid Grisman に強い繋がりがあるなんて露とも知らず(苦笑)。そういや、Galcia はWoodstock のジミヘンの映像にもステージ脇で映っているんですよね。

Carol King も比較的最近です、聴き始めたのは。月並みですが『Tapestry』はやっぱりいいですね。名曲揃い、名手揃いで何度聴いても新たな発見があります。
[ 2007/03/17 00:54 ] [ 編集 ]

ないしょ!

へえ~Jerry GalciaとDavid Grismanの繋がりって知りませんでした。

キャロル・キングは、当時つきあっていた東京音大ピアノ課の彼女も好きで耳コピで弾いていましたっけ・・・・彼女のアパートで、ユーミンなんかも教えてもらったっけ・・・・って、いまのかみさんには、内緒の話だ(爆)!!
[ 2007/03/17 02:16 ] [ 編集 ]

青春の裏話

> Kevin 師匠

Galcia → Garcia、でしたね...。
ガルシアとグリスマンは仲いいですよ。Jerry & Grisman 名義の作品も結構出てますし。『Grateful Dawg』という映像作品もあります。

キャロル・キングにはそんな思い出話があったんですね。「恐縮ですけど、その彼女とはどれくらい付き合われたのでしょう」みたいなワイドショー的突っ込みはこの場では自粛させていただきます。恐縮ですがゆっくりセッションのときにでも...(爆)

ユーミンは「荒井由美」時代がいいですね。
[ 2007/03/17 07:20 ] [ 編集 ]

モハーさん、昨日はありがとうございました~♪

そういえばパープル派とツェッペリン派、ありましたねえ。
なんとなく、ツェッペリンのほうが高尚な感じに扱われてた感がありますが。
私はキーボードの入ったバンドのほうが好きだったのと、イアン・ギランの声が好きだったのでパープル派。
ツェッペリンのロバート・プラントは声が高くてあんまり好きじゃなかったです。
今聴くとどっちも良いですけど(^-^)

リッチー・ブラックモアが抜けてからは、聴かなくなりましたけど、ディープ・パープルって、いまだに存続しているんですね。しかもヴォーカルがイアン・ギラン(笑)
うううん、聴きたいとは思わないけど、すごい。

ユーミンはやっぱり荒井由美時代が良いですね。
[ 2007/03/18 11:28 ] [ 編集 ]

こちらこそ^^

>reiさん

こちらこそ昨日はありがとうございました♪

今思えばツェッペリンって、ハードロックだけどフォークや民族音楽の要素もかなりあってガキには少し難しい部分があったかもしれませんねぇ。パープルはハードロックだけどクラシックの素養があったように思います。実際オケと競演した作品もあるし。
ロバート・プラントはちょっと甲高い感じの声ですね。聞き始めたころはイアン・ギラン→デヴィッド・カヴァーデール→ロバート・プラントの順に好きだったかなぁ。ロバート・プラントは何年か前に出た黄金期のZeppelin のライブ映像を見て改めて惚れ直しました。

リッチー脱退後のDeep Purple、Tommy Bolin が参加していた頃のスタジオ盤『Come Taste The Band』は結構好きですよ。今はギターがSteve Morse でしたっけ?あ、あれも脱退したかな...。さすがに聴いていないですね、私も^^;。

>ユーミンはやっぱり荒井由美時代が良いですね

猛烈に賛成です!
[ 2007/03/18 12:12 ] [ 編集 ]

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