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ケルト・サーカス集団

唐突だが...、Leahy はカナダのバンド。フィドル3人、マンドリン、ギター、ピアノ、ベース、ドラムの8人編成でメンバーは全員兄弟姉妹という大家族バンドだ。(オフィシャル・ウェブ・サイトはこちら)
メンバー構成を使用楽器で紹介したものの、実はピアノのネエちゃんもフィドルがバリバリに弾けるし、メンバー全員ダンスも抜群に上手でちょっとしたラインダンスも組み込まれていてかなり上質なショーを提供してくれるグループだ。先日新橋のIrish Timesででお会いしたJim Edigar さんはよくご存知のようで、「曲の構成とかステージの見栄えとか、お父さんがいろいろと練り上げたショーなんだよ」と仰っていた。

バンド名義で以下の3作品(いずれもCD)があるらしい。
1)LEAHY(1996年)
2)Lakefield(2001年)
3)In All Things(2004年)

AllDancers.jpgChieftains の『Fire In The Kitchen』というカナダのミュージシャン達との共演盤に参加しているようだし(未聴)、Gael Force の映像でもChieftains との共演が収められている。因みに私はバンド名義の作品は今回買ったDVDが初めてであるが、Gael Force の映像にはホント、ビックリさせられた。あの映像を見ていなかったらRiverdance のビデオも買ってなかっただろうな...。それくらいの衝撃度だった。

Leahy_Natalie.jpg今回発売されたのは2006年4月6日のライブ映像だから約1年前のものだね(CD も同時発売されている)。たまたまNatalie MacMasterの作品を検索していたらヒットしたのだった。因みにLeahy のエース・フィドラーさんは彼女の旦那さんである。ということでNatalie さんもゲストで2曲ほど参加している。


本編のショーの模様は90分弱、プラス過去のプロモーション・フィルムやインタビューに本編に入らなかったショーの映像などが入ったてんこ盛りの内容だ。

Leahy_1.jpg全体的なステージの感じがこれ。高低差などのメリハリもあるし、どこから見てもミュージシャン同士が干渉しないような空間にしているという印象が強い。見せる要素をかなり意識したセッティングに思えますな。

MainFiddler.jpgこのバンドの主役は一応この方、ということになるのだろう。エース・フィドラーだね。
写真では分かり辛いかもしれないが、弓の持ち方はフィドラーというよりはヴァイオリニスト的で相当しっかりとした基礎を叩き込まれているのだろうな、というのが第一印象。所狭しと駆け回りながらフィドルを弾き倒している。

因みにフィドラー3人はいずれも男なのだが、そろいも揃って頭は薄くなりやすい体質のようだ。Gael Force のときの映像などは若々しくて丹精な雰囲気だったが、今回のは若干のオッチャン臭があるね...(爆)
そんなことはどうでもいい。3人が3人とも上手いのはいうまでもないことだが、恐ろしいのは弓順もほぼ一致しているところだ。普通この手の音楽では弓順どころか音列でさえバラバラなこともあるのに、見事なまでの調和だ。家族バンドならでは、かもしれないが、相当合わせ練習を積み重ねてきているのだろうね。

BeautifulFiddler.jpg今回一番ビックリはこの方。
一応ピアノ担当ということになっているのであるが、ちゃんと彼女がフィドルを弾くコーナーが用意されている...。ごく当たり前に上手だ。ハッキリ言ってこの方のフィドルを聴きにライブに行ってもじゅうぶん楽しめそうである。


しかも.........

FiddleUragaeshi.jpg曲芸フィドルとでも言えばいいだろうか、何と恐ろしい弾き方を次々と繰り出してくるんである。
これはその第一弾。フィドルが逆様である...。しかも笑いながら弾いている...。出てくる音は...、普通に構えて弾くのと何ら変わりがない。んな、アホな...。

FiddleNanjakorya.jpg曲芸フィドルはまだ続く。第二弾はこれだ。
以前は柔らかい身体の持ち主だったが加齢とともに着実に硬直化している今の私の身体ではこのポーズを取ること自体が困難かも...、という姿勢でこれまた見事にフィドルをお弾きになる。しかも普通に立っている状態からこの構えに入るまでが瞬時である。有り得んだろ、普通...。

FiddleDance.jpg曲芸フィドルの最終はこれ。
さすがに写真では分かり辛いだろうけど、ステップダンスを踊りながらフィドルを弾いている。Gael Force で見たAshley MacIsaac ほどのぶっ飛び方ではないものの、かなり凄い。ダンスもフィドルも見事な切れ味だ。

GreatParents.jpg写真のようにご両親が出てきて盛り上がってみたり、ゲスト・ダンサーが客席内にある小さいステージで踊ったりと、少々造り過ぎの感じはあるのだが、まぁ見て損はないというか、一度は見ておきたいと思う楽しいショーであることは間違いない。楽器隊を縮小したリバーダンスより余程面白いんじゃないか、と意味もない比較論が頭に浮かんだ映像だった。興味ある方は一度見てみてはどうだろうか。


『Leahy Live From Gatineau, Quebec』Leahy
(CDのタイトルは『Live: Casino Du Lac Leamy Quebec』です)
1)B Minor: Jenny's Chicken/Glasgow Reel
2)Seamus: Eamon Coyne's/Longford Collector
3)Cape Breton Medley(☆)
4)Moment
5)Wedding Day Jig
6)Orange Blossom Special
7)For the Love of Tara
8)The King's Dance
8)Mission(☆)
9)Borrowed Time
10)Czardas
11)Novelty Act
12)Ragtime Medley: 12th Street Rag/Maple Leaf Rag/Black & White Rag
13)Natalie's Medley
14)Banks
15)Zerlin Waltz
16)Love Never Known(☆)
17)Call to Dance: The Westburne Reel/Andy Renwick's Ferret

(☆)はCDのみ収録。因みにDVDのみ収録もあって、売り手側の散在させよう意識はかなり強いことを申し添えておく(爆)
(→すんません、補足します。☆印の曲はDVD本編には入っていませんが、付録の箇所に収めてあります。)
それと...、この映像は美味しいところを写そうとし過ぎているのか、やたらと画面の切り替えが早い。折角のDVDなのだから、何曲かはマルチ・アングル搭載でやってみてほしいモノだ。Leahy に限らずその辺は突込みがみんな少な過ぎると思う。手間はかかるだろうが、製作側に苦言を申し上げたい。
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[ 2007/05/14 23:40 ] Irish & Celtic | TB(0) | CM(4)

うちにも、こうたってぇ~!!

モハーさん、ご無沙汰ですね~、うちもDVD見たいどすえ~!!
[ 2007/05/15 02:40 ] [ 編集 ]

なに~~!?

何ですか、このヒトを焚きつけるようなDVDは(爆)

つ~か、フィドル弾きならば、いつかは曲弾きは
通らねばならぬ道。研究素材として是非ゲットした
い所です。大好きなOrange Blossom Specialも入っ
てますしね~♪

ところで、肝心のDVD名がないんですけど?(笑)
「Live: Casino Du Lac Leamy Quebec」でいいん
ですかね?
[ 2007/05/15 08:31 ] [ 編集 ]

あ...おねだり姫

>萩田さん

久しぶりに出たな~。
何か、噂では女性フィドラー大集合映像を仕入れたとか...??
[ 2007/05/15 12:40 ] [ 編集 ]

ちょっと遅かったか...^^;

>せばすちゃんさん

いよいよ秒読みっすね。
曲芸弾きを披露できたら尚よかったのでしょうが、ちょっと遅かったですね、この映像^^;

>「Live: Casino Du Lac Leamy Quebec」

先ほど加筆いたしました。
このタイトルだとCDの方になってしまうので、『Leahy Live From Gatineau, Quebec』で発注されるのがよいか、と思います。耳だけで聴いてもじゅうぶん素晴らしいでしょうが、映像を見てしまうと物足りないような気がしますね(笑)。目の保養にもなかなかいいです。
[ 2007/05/15 12:45 ] [ 編集 ]

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