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道後温泉湯けむりツアー

SIOKAZE_20070816.jpg8月16日正午頃、私はこんなところにいた。真夏の太陽カンカン照りの岡山駅である。とにかくその暑さはハンパではない。立っているだけでもジワーっとどころか、ドバーっと汗が滴り落ちる炎天下、しかも電車が止まっていれば暖気が漂う駅である。人一倍汗かきな私はタオルで汗を拭きつつ、乗るべき電車の扉が開くのを待っていた。

SIOKAZE_20070816_11.jpg乗ろうとしていたのは、これ。
特急しおかぜ、である。未だ踏んだことがない地へ導いてくれる電車である。
何度か当ブログでアホな遠征企画に触れたが本日がその決行日。そう道後温泉湯けむりツアーである。移動中の写真はスペースの都合上省かせていただいたが、海の上を走る橋を渡っていく爽快感はなかなか旅を楽しくさせてくれる。
今回同行していただくのはKevin 師匠。彼とは岡山で合流だ。


ESpace_20070816_1.jpg今回のミッションは松山で孤軍奮闘アイリッシュ音楽普及・発展に頑張っておられるこのお二人にエールを送るというドサンピンには荷が重い、しかし身勝手に楽しもう(爆)という目的である。
konさんとは東京で会い見えること既に四度、mayuさんとは代々木公園セッション後の新宿エンジェルでのセッションでお会いしているわけで、今回は関東軍からの逆襲撃である。
写真の場所は彼らの本拠地E-Space。彼らは関東軍迎撃のために実に大袈裟な企画を用意されていたので事前打ち合わせに使わせていただいた。

DougoHonkan_20070816.jpgその大袈裟な企画の第一弾の会場がここだ。
何と、道後温泉本館前でのライブである...。湯治客に人力車での観光客など人通りがかなり多いところである。しかも、少々不釣合いな紅白の横断幕に赤絨毯敷きという出で立ちである(笑)
konさんとは何度かセッションでご一緒したものの、mayuさんのハープとは初顔合わせの上、事前にkonさんとやり取りしていての実感が「お互い、全然曲が被っていないですねぇ」だったから大変だ。ジグやポルカはそれなりにセッションできそうなのだが、リール曲が全然被らない。見事なまでのすれ違い状態である。果たして数時間の合わせ練習でこんな大舞台にあがってよいものなのか、どうか...。

NorthernLights_20070816.jpgなどとボヤいてもどうにもならないわけでライブは定刻通り19:45から開始である。まずは、Northern Lights のお二人で開始。彼らのレパートリーである「Fanny Power」、「Blackberry Blossom」、「Inisheer」と続く。
その後、Kevin 師匠と私が乱入して普段Kon さんが飢えているらしいダンス音楽へと...。綿密かつ大雑把な打ち合わせの末選択したのは「Blarney Pilgrim / Connaughtman's Ramble / Kesh Jig」と「Dennis Murphy's Polka / John Ryan's Polka」の2セット。最後にmayuさんのハープも交えて「Down By The Sally Garden」で本編終了。幾分やらせっぽい(爆)アンコールはNorthern Lights のお二人にお任せで「Si Bheag, Si Mhor」で閉幕。
ま、自身の不満点を挙げたらキリがないわけだが、とりあえず無事に終了。司会の方にも感謝感謝!

Raijin_20070816.jpg対バンというか、我々の後はこの太鼓の方々。時間の都合で全曲を聴くことはできなかったが、息の合った見事な打楽器アンサンブルである。特に2曲目の「雷人」は構成も含めて素晴らしい。凛とした雰囲気で見ている側の気も引き締まる思いだ。ふと「アイリッシュの曲を被せても面白そう」と思った...。


KeepOnSession_20070816_1.jpg試練の場はさらにここで。kon さんが「セッションをできる場を」と用意されていたのはバー Keep On さん。Northern Lights のお二人もセンパトの一環でライブをされた場所だ。
お店に到着すると...、手狭ながらちゃんと演奏者用の席がセットしてあり、マスターからも歓迎を受ける。ありがたいことにこのセッション目当てでお越しになられた奇特な方々もいらっしゃる
暫し水分&アルコール補給していたが、kon さんから「ボチボチ始めましょうか」ということで21:30頃からセッション開始。軽快にスタートしようということで「Bill Sullivan's / Britches / Egan's」のポルカ・セットから。以降適当に間を置きながら「Blarney Pilgrim / Connaughtman's Ramble / Kesh」だの「Mountain Road / Drowsy Maggie」だの...。合間にはNorthern Lights の持ちネタでまったり感を醸し、今回用に即席で作った「Blackberry Blossom(Northern Lights Version) / Blackberry Blossom (Bluegrass 風) / St.Anne's Reel」も。


KeepOnSession_20070816_2.jpg曲間はゆっくりお客さん達と会話を楽しんだり、mayuさんのハープソロをじっくり聴いたり、緩急混ざったセッションらしい雰囲気が少しは出せただろうか。kon さんとは被っているネタが少ないので、彼からはBothy もやっているカッコいい「The Tar Road To Sligo/Paddy Clancy's」のジグ・セットを、私からはコケることを承知で「Laird Of Drumblair」(Strathspey / Reel)をソロで弾いたり。
予定通り1時間ほど弾いたあたりでKeep On のマスターから「ボチボチ最後に盛り上がるので〆ましょう」と声を掛けていただいたので定番「Dennis Murphy's / John Ryan's」のポルカ・セットで締め括り。
セッションの場を提供くださったKeep On のマスター、そして盛り上げてくださったお客さん達、本当にありがとうございました。


実は、この演奏ハシゴをしている間、食事らしい食事を全然していない...(苦笑)。日付変更線手前にえん家へ。4人で軽く打ち上げである。普段聞くことの出来ないハープにまつわる話(弦の交換頻度、弦の材質、お値段)とか、Northern Lights の活動の裏話とか。あっという間に歓談の時間は過ぎる。
E-Space の主催M井さんからお誘いがあったので軽くご挨拶だけでもと立ち寄った「かよ」でさらに打ち上げになってしまった。Kevin 師匠の加山雄三攻撃にM井さんのハモリも含めて見事な歌声。乗せられるように「冬の稲妻」を歌うフィドラー二人。あっという間に数時間を経て...。「こんな不良したのは生まれて初めてかも」と帰り際にしょげる方、約一名。暑い中遅くまで本当にお疲れ様でした。



明けて17日。11時頃から行動開始。何をとち狂ったか、このクソ暑いのに公園セッションである(笑)
KoenSession_20070817.jpgいくら木陰とはいえ、いくらたまに涼しい風が吹き込んでくるとはいえ、真夏の太陽の下である。汗みどろになりながら、それでもセッションをする4人。Northern Lights のお二人の歓待を本当にありがたく頂戴した。昨日やった曲以外にも彼らが現在仕込み中のネタも聴かせていただいた。完成度はまだまだご不満のようだが、よさげなセットもいくつか。次回拝見するときには是非聴かせていただきたいですな。
因みに...、やっぱりハープの存在感は内外に相当大きいようで通りすがりの方から声が掛かることしばしば。すべてハープ目当てだった。頻繁に問いかけで出てきたのが「アルパ」と「ライア」。ご丁寧に立ち止まって聴いてくださった方も何組かいらして素直に嬉しかったですな。


SunsetSikoku_20070817.jpg夕刻、再び特急しおかぜに揺られて本州へ。写真は瀬戸大橋から見えた夕焼け。雲に太陽が抱き込まれているかのようで光線が綺麗に見えたので撮影してみた。
四国をあとにして、いよいよ関西へ乗り込みだ。


2日間、貴重なお休みを潰して至れり尽くせりの歓待をしてくださった、kon さんとmayu さん。本当にありがとうございました。素晴らしいアンサンブルに大いなる刺激を受けただけでなく、素晴らしい松山の初旅を堪能させていただきました。Northern Lights の今後益々のご活躍、そして松山でアイリッシュ音楽が根付くことを祈念しております。
そして、どこの馬の骨ともわからぬオッサン2名ごときを歓迎してくださった、道後温泉の方々、Keep On のマスターに、E-Space M井さん、そしてラウンジのかよさん、本当にお世話になりました。また機会あらば再度伺いたいと思います。

え、どこに湯けむりがあるのじゃ?ってか。貴様はどの写真にも写っていないではないか、ってか?。そんな不粋な突っ込みにはせばすちゃんさん風に「知らんな、そんなことは」とお返ししておこう(爆)

(珍道中松山編 了)
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[ 2007/08/17 23:37 ] Session & Event | TB(0) | CM(4)

お疲れさまでした!

湯けむりのかけらもない(爆)ツアー、お疲れさまでした。
関西セッションとはだいぶ違いますが、それなりに楽しんで
もらえたみたいでよかったです^^
しかしモハーさんのリールすごかったですね~。
大いに刺激受けましたよ。Dinkey'sで対抗ぢゃ。
関西の皆さんにもよろしく。
[ 2007/08/18 02:08 ] [ 編集 ]

お疲れ様でした♪

炎天下の中、遠路はるばるお疲れ様でした
不良(爆)してしょげた人…^^;です
でも、モハーさんの素晴らしい演奏を幾つも聴かせて頂けた
ので、とても良い二日間でした
ありがとうございます
まだまだ暑い日々ですから、体調には気をつけて下さいね
[ 2007/08/18 07:16 ] [ 編集 ]

ありがとうございました♪

>konさん

物好きの道楽に色々とお付き合いいただき本当にありがとうございました♪
あまりに楽しかったので帰りの電車内で「もうじゅうぶん堪能したから関西は飛
ばそうか」とのたまう方約1名でしたよ(笑)
セッションの雰囲気はご当地風というか、開催場所ごとに特色があっていいですよね。
リールは...、ちょっと弾き捨てみたいな雑な演奏だったと...。練習しておきます。
Dinky's、今度一緒に弾きましょう♪
[ 2007/08/18 08:14 ] [ 編集 ]

お世話になりました♪

>mayu さん

暑い中、貴重な時間を潰してまでお付き合いいただきありがとうございました。
ちょっと初日は悪ノリして不良させてしまいましたね^^;
ハープ、特に初日に聴かせていただいたサイズのものとなるとなかなかお江戸
でもお目にかかることがないのですごく新鮮でした。音色も演奏もとても綺麗でしたよ♪
また松山まで足を伸ばしますので、そのときはよろしくお願いいたします。
まだまだ酷暑が続くようですので、お身体ご自愛ください。
皆様にもよろしくお伝えくださいませ。
[ 2007/08/18 08:25 ] [ 編集 ]

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