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引退...

昨日9月15日、残念なニュースがひっそりと...。

ショウナンパントル号登録抹消(JRA発表)
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2004年(H16年)阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)に優勝したショウナンパントル号(牝5歳、美浦・大久保洋吉厩舎)は、9/15付で競走馬登録が抹消されました。なお、同馬は北海道平取町・スガタ牧場で繁殖馬となる予定です。
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PeintreRetire.jpg
ショウナンパントルの経歴は以下の通り。
父:サンデーサイレンス
母:バブルウイングス(母父 In The Wings)
成績:17戦2勝
重賞勝利:2004年阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
獲得賞金:92,888,000円(付加賞含む)

う~む、たった2勝か...。2005年9月の紫苑ステークス2着を最後に馬券対象になることもなく2桁着順を繰り返していたから、いつこの報が出るかと覚悟はしていたけど、やっぱり寂しい限りだね。
因みに異父弟のショウナンアクロス(父ダンスインザダーク)が今年デビューしており8月4日に未勝利戦で勝利している。

このブログ、フィドルやマンドリンを中心とした音楽ネタと競馬を扱う雑多な内容だが、「競馬で得たちょいと嬉しい配当で楽器を買おう」というのが主旨のひとつである。
しがない勤め人である以上、お給料でそうそう高価な買い物ができるわけではないから、ラッキーパンチであろうが、マグレであろうが、好きな競馬を研究して高配当にありついたらお小遣いだけではなかなかできない買い物をするというのが重要な到達点なのである。

ショウナンパントルはその到達点の極みであった。
フィドル或いはヴァイオリンというのは憧れの楽器ではあったが、2004年の阪神ジュベナイルフィリーズが当たるまでは購入することすら考えたことがなかった。多少ギターなりマンドリンなりを齧った経験から安物の楽器では満足できないだろうと思っていたし、かといって今まで一度も経験がない「フレットがない(=音程は自分で決める)、弓の毛で弦を擦る」楽器を本当にできるようになるのか、という不安から高額投資するには非常に勇気が必要だったわけである。

2004年12月5日の阪神ジュベナイルフィリーズ、ショウナンパントルは牡馬相手に新潟2歳S(G3、1600m)の2着があり大崩れなくきているにも関わらず8番人気の低評価だった。1番人気は後に桜花賞・NHKマイルカップの変則2冠を達成するラインクラフト。2番人気はフサイチエアデールの仔で武豊騎乗のライラプス、3番人気が函館2歳S馬のアンブロワーズとなっていた。阪神コースはまだリニューアル前だからフルゲートのマイル戦では外枠はハッキリ不利であり、ライラプス(17番)をバッサリ捨てたらあっさりと◎ラインクラフト、○アンブロワーズ、▲ショウナンパントルと決まった。他の馬は用ナシと即腹が決まった。
レースは終始アンブロワーズが好位でいつでも抜け出せる体制、ショウナンパントルは後方内で脚をためていた。直線に入り早めにアンブロワーズが先頭で押し切りに入ったところをラインクラフトが猛然と外から襲い掛かるが、内からショウナンパントルが見事に差し切った。5番枠を巧みに活かして終始内をついた吉田豊の好騎乗が光ったレースだった。

馬連(85.2倍)、3連複(54.5倍)、3連単(690.5倍)を見事に仕留めた私は早速その使い道を考え始めた。この年10月に人事異動があり遅れ馳せながらの取引先への挨拶回りで九州(豊前・戸畑)~関西(姫路・大阪)の出張途中、当ブログでも御馴染みの魔窟アコースティック・ハーモニーで私のメインフィドルであるパントルと運命の出会い。アコハモ店主のお勧めに従って即購入決定という、それこそ衝動買いの極みみたいな買い物ではあったが、本当によい楽器に出会えたと今でも感謝している。

今充実した音楽生活を過ごせているのも思えばこのフィドルのお陰である。初めて扱うフィドルに戸惑い約1ヶ月のリサーチで今の師匠と出会いテキトー感たっぷりながら(爆)親切な手ほどきを受け、アイリッシュ音楽のセッションにもちょくちょく顔を出すこともできて仲間も増えた。飽きっぽい性格ゆえにいつまで続くかは神のみぞ知る世界ではあるが(苦笑)、引き続き今のような良好な音楽環境に身をおけるならそれはひとえにショウナンパントルからの贈り物だと思う。物欲を満たすだけでなく、無形の恩恵まで与えてくれたショウナンパントルに感謝感謝。競争生活、お疲れ様。よい仔を出してね。応援するから!

因みに競馬の配当で楽器を買うということ、非常に不謹慎というか動機不純なわけだが、なぜか大受けすることが多い。我が師匠も目が飛び出んばかりにビックリされながらもゲラゲラ笑っておられたし、一方的に私淑している森元志乃さんもメールでのやり取りで白状したら
「(フィドルの)きっかけが競馬っていうのが 最高です。
馬もヴァイオリンも 奥の深さは同じですもの(笑)。
配当金で始めてもらえたフィドルは巷の多くのものの中から選ばれた訳ですから
きっと 幸せだったでしょう。」
と実に心温まる返事をいただいたりした。

不幸な事件で一度もセッションで使うことなく廃用になってしまったアロンダイトみたいなこともあったけど、今後も「競馬の配当で新たな楽器を我が手に」のスローガンは変わらない。
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[ 2007/09/16 13:46 ] 競馬日誌 | TB(0) | CM(4)

書き込みは初めてです。グリーンシープではお世話になっています。馬もフィドルも愛してやまないモハーさん! また是非お立ち寄りくださいね。私のフィドルは習っていた先生が選んでくれたものです(当時は小学生)。私もいつの日か自分で楽器を選んでみたいですね。
[ 2007/09/17 06:12 ] [ 編集 ]

いらっしゃいませ♪

>pipe☆rine さん

ようこそ雑多なむさ苦しいブログへ^^;
横浜ビアフェスティヴァルは如何でしたか?

グリーンシープのセッションは立地条件や日程が非常にいいですし、モリスの
お勉強にもなるのでまた伺います。今月30日はレッスンがあるので早退する
ことになりますが、顔を出す予定にしています。

pipe☆rine さんのフィドルもよい音が出る素敵な楽器ですね♪。
また素晴らしいアンサンブルを聴かせて下さい!
[ 2007/09/17 08:44 ] [ 編集 ]

No title

初めて拝見しました。やはり都会は近くにフィドルを楽しむ場所があって、うらやましいです。
私はヴァイオリンはやりますが、フィドルは未経験です。
アイリッシュハープとティン・ホイッスルでアンサンブルはやっていますが、今度フィドルも挑戦してみます。
またいろいろ教えてください。
ブログも初心者です。
[ 2010/04/13 22:48 ] [ 編集 ]

いらっしゃいませ♪

>漂泊のオケマンさん

むさ苦しいブログへようこそ♪

開設されているブログは

http://nstudio.blog129.fc2.com/

ですかね?。残念ながらfc2お得意の「アクセスが集中しています」のコメントでブログは拝見できませんでした。

首都圏はやはり人口が多いので何かイベントを企画すれば動員も比較的うまくいったりすることもあるのですが、こと自宅で練習となると決して環境がよいとはいえませんけどね・・・苦笑。

ヴァイオリンの経験がお有りならフィドルへの入口も比較的楽なのではないかと思います。楽器に慣れること自体がなかなか大変なシロモノですから。
ハープやホイッスルもやっておられるとのことなので、ケルト系の音楽にも慣れ親しんでおられるでしょうし、キッカケひとつだろうと推測します。

本日はブログを拝見できませんでしたが、また機会を見つけて覗いてみます。こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
[ 2010/04/13 23:40 ] [ 編集 ]

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