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多忙で濃密な休日(その二)

前日記事の予告通り、今回は多忙な休日二日目の模様を・・・。
27日(日)は久し振りに新宿マンドリン研究会へ出席。様々な事情により欠席が続いてしまったが、今回は久し振りに出席できた。その今回、この研究会では最も貴重な機会であった。

MandolinClinic.jpg特別講師に何と有田純弘さんをお招きしての研究会である。バンジョー、ギター、マンドリン等、弦楽器は何でもござれのミュージシャン、私自身『Whale Dance』(CD)やら『ジャンゴ・ラインハルト奏法 ジプシー・スウィング・ギター』(教則本)で馴染みがある方で、1999年のDavid Grisman Quintet 来日公演でゲスト出演された際に生演奏も拝聴した憧れの方である。
研究会の2時間、その彼の講義を受けるというのが新春研究会である。

研究会メンバーには彼と既知の方もいらっしゃり、真剣にしかし和やかに有田先生の講義が続いた。主題は「マイナーコードでのフレーズ作り」ではあるが、合間合間にいろんなアイデア、練習方法の実例盛り沢山で「目から鱗」的発見があった。
個人的には

1)コードからスケールができているのではなく、スケールがコードの柱
一応ジャズ関連でこの辺りの知識は理屈としてはわかっていたことなのだが、コードにスケールをあわせるよりスケールからコードを考えるアプローチの方がシンプルだと感じました。コペルニクス的転回ですね。

2)マイナースケールの種類
これも概念的に「ナチュラルマイナー(エオニアン)」「ハーモニックマイナー」「メロディックマイナー」、それから教会旋律(モード)の「ドリアン」などがあるのは知っていたが、どのような違いがあって、何故そうなるのか、といった理屈をじっくり教えていただいた。これも新鮮。

3)スケールを2分割するメリット
これは初めて聞いた話でした。特にマンドリンやフィドルなど、5度調弦の楽器には有効そう。
例えばGメジャースケールを弾く場合、G線の「0(G)-1(A)-2(B)-3(C)」とD線の「0(D)-1(E)-2(F#)-3(G)」は半音の位置が同じ、つまり「ドレミファ」を2回繰り返す状態である。(体験的にはわかっているんだけど、アプローチの仕方としてスケールを2分割するというところがミソですね)
この特性を活かすことで、たとえばの話どの場所にどの音があるかといった情報も把握しやすくなるし、応用次第で可能性が広がりそうな予感。

あたりが座学的要素では印象に残ってます。後、フレーズ作りの実演でも、短いパッセージを作って、3度や4度や5度で動かしていく練習とかアイデアの宝庫でしたね。

あっという間の2時間でした。麹さんも仰っていたけど、音楽って案外数学的でうまく整理をつけていければ謎が一気に氷解する瞬間がありそうですね。

MandolinAnalyze.jpg研究会場のスタジオを後にして有志による第二研究会は某居酒屋で。
スタジオでの研究会でも、教え方の上手さだけでなく、有田先生の熱意を存分に感じたわけだが、お酒が入ってさらにその熱意はグレードアップされた。音楽に取り組む姿勢、人と音を合わせるときの心構えなど、音楽以外にも通用する話が数多。プレイヤーとしては勿論のこと、指導者としても超一流の方でした、ほんと。


居酒屋を後にしてさらに楽器屋→ライブハウス→イタメシ屋と流れた方も数名。最後まで有田先生は付き合ってくださり、さらに熱い音楽談義が続きました。どこかでお暇しようと思っていたのですが、あのパワーを存分に受けたくて結局私も最後までお付き合いさせていただきました。

有田先生、そしてマンドリン研究会の皆様、ありがとうございました。これまでとは違うヒントが得られたと思います。本当に貴重な機会でした。後は自分でどう工夫していくか、という大きな問題が残っていますが、頑張ります・・・。

「士農工商ミュージシャン」、これも衝撃的ひと言でした、有田先生・・・^^;
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[ 2008/01/28 23:34 ] Mandolin | TB(0) | CM(2)

お疲れ様でした

正直、私には難しい内容でしたけど(^^;)、ぼんやりながらでも意識していれば、演奏に幅が出ると思いました。中身の濃い2時間でしたね。
有田さんは魅力のある方ですね。中身がなくて偉ぶる人が多い世の中ですけれど、見習ってほしいですよね。
[ 2008/01/29 20:30 ] [ 編集 ]

セッティング、お疲れ様でした♪

>okashigeさん

昨日はありがとうございました。素晴らしい研究会でしたね♪

>有田さんは魅力のある方ですね。

ほんとにそう思います。音楽的な講義で得たことは勿論ですが、彼の人間的魅力がさらに凄かったなぁ、と思い返しています。諸氏に見習って欲しい前に自分がもっとちゃんとしなければ、と思った一日でもありました。

また次回もよろしくお願いいたします。有田さんの講義内容をレジュメにまとめています^^;
[ 2008/01/29 23:22 ] [ 編集 ]

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