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3連符の嵐より厄介なこと・・・

AnIrishEveningChieftains.jpg写真はChieftains の『An Irish Evening』というグランド・オペラハウスでのライブ映像。1992年発売のライブ映像で(CDも発売されている)、なかなか映像が入手できなかった頃でも量販店に置いてあったビデオだ。今は当然ながらDVD として安価で売られている。
数人いるゲストの内、Roger Daltreyは余計だとか仰る方も結構いらっしゃるようだが、全体的によくできているライブ盤で一時期よく見ていた映像だ。因みに最近歌モノをちょろちょろとセッションで出される某オヤジさんはこの中からNanci Griffith が歌う「Red Is The Rose」を最近よく出されているようだ。Nanci の可憐な歌声とオッサンの歌声では比べるべくもないと思うが(爆)、まぁよしとしよう。

本件の表題からしても、カテゴリからしてもこの作品を紹介するための記事ではない。セッションでよく一緒になる楽器ならなんでもござれのT田さんが以前からたまに吹いていたホーンパイプがこの作品の中に出てくるので習得したいなぁ、と久々に眺めていた。
その曲名は「Damhsa」。果たしてどう読むのかも意味も知らないし、残念なことにアイリッシュ音楽の情報ならなんでもござれのThe Session にも譜面がない。Traditional なのか、誰かが最近作ったものなのかもわからん。
因みにこの映像ではChieftains をバックに若かりしというよりあどけなさの残るJean Butler が見事なステップダンスを披露している。さすがに違法性タップリなのでリンクは貼らないけど、映像がタンマリある某サイトで関連用語を入れて検索してみれば映像が引っ掛かるであろう。

The Session に譜面はないし、サーチエンジンでも引っ掛からないので仕方なくマンドリンで慣れない耳コピを敢行してみた。数箇所まだおかしい部分があるのだが、なんとなくは音もとれた。しかし、マンドリンならともかくフィドルで弾くにはヒジョーに面倒な問題がある曲と判明してしまった。

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(筆者追記 2008年3月3日)
何のことはない、就寝前にもう一度映像を観ていたらPaddy Moloney がちゃんと曲名言ってんじゃん
Independent Hornpipe という曲らしい。The Session もこれならちゃんとヒットする。若干Chieftains の音列とは異なるけどこちらからどうぞ・・・。
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以下、適当に譜面に起こしてみたものである。ガッツリとコピーしたわけでなく、「こんな感じ?」的なテキトーなコピーなのでおかしい箇所が散見されるかもしれないけど、悪しからず・・・。サムネイルにしておりますので、ご覧になりたい奇特な方は画像をクリックしてくださいね。(おかしな箇所を指摘していただけたら適宜修正して再度アップします。)

Damhsa_1.jpgこちらはAパート。2小節目から9小節目までの8小節を2回繰り返す。
このパートに関しては弓捌きをどうするか、という問題はあるが特に大きな問題はないだろう。

Damhsa_2.jpg問題はこのBパート。こちらも2回繰り返してAパートへと戻る。(Chieftains の作品ではBパートは1回だが、2回の方がセッションなどでは使いやすいハズ)
最初から最後まで3連符の嵐、これだけでもじゅうぶん威圧感がある譜面である。最近よく弾く Laird Of Drumblair より音列は複雑だし、Chieftains のライブでの2回り目はピヨラーには不可能な速度になっている。
しかし、それよりも俄かピヨラーには厳しい点が1点ある。クラシックの基礎をちゃんとされた方には大した問題じゃないんだろうが、14小節目の3拍目にある「C」だ。1st ポジションで弾ける曲がほとんどなこの世界、この音というか、5線から高い方へはみ出た本数が2本以上になるとピヨラーには大きな障壁となってしまう。ポジション・チェンジが必要になるんだよね・・・orz

今週末にフィドルのレッスンがあるので師匠にもポジション取りを相談するつもりだが、一応マンドリンもフィドルも2拍目から2nd ポジションに移動するパターンとした。他には強引にポジションチェンジなしで3拍目の「C→B」を小指でシフトして弾く手もありかもしれんが・・・。

♪ Damhsa ♪
(ブログ上で添付しているので多分再生できると思います。いつにもましてヒドい音源であるが故、あなたの健康を著しく害する可能性があります。取り扱いにはじゅうぶんご注意ください。)
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[ 2008/03/02 23:02 ] Trad. Songs | TB(0) | CM(0)

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