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あなどれねぇ・・・

世の中、「コイツぁ、あなどれねぇな」という事象は数多ある。勤め人生活においても然り、プライベートでも然りである。
私が勤務する会社、1年半ほど前に事業統合と称して合併している。それまで競争相手ではあっても会話の機会は極一部の人達以外なかった世界が気付けば同じ会社の社員になっていたりする。当然ながら企業文化も違えば、人となりや育ち方もマチマチだ。そんな渦中で仕事をしていると毎度思うのである、「あなどれねぇ・・・」と。
片やプライベートであるが、こんなアホウなブログでも欠かさずチェックしてくださる奇特な方々も増え、いろんなイベント事に誘っていただいたりで、これまた「あなどれない」方々とお会いすることもままある。
そんな今日この頃、プライベートで象徴的な大暴走が起きてしまった。21日(土)は元々フィドルのレッスンが入っていた。本当はこれだけの予定だったハズなのだが・・・。

で、まずはフィドル・レッスンである。例によって私の前はI さんが入っておられる。噂には聞いていたが、遂にヴァイオリンの名曲、はたまた一発屋モンティの最大傑作である「Czardas」に取り組み始めておられる。哀愁をそそるメロディ、人工的ハーモニクスに跳ばし気味のボウイングによる速弾き、見所満載な名曲である。入室したら師匠と一緒にガツガツ弾いておられる。うーむ、既に形が出来上がっておるがの。すんごいなぁ、と思いながら聴かせていただく。まだまだ不満点はおありなのだろうが、最後までちゃんと弾き切ることができるだけでも尊敬の眼差しあるね、私。思わず拍手喝采してしまいもした。あなどれねぇ・・・、I さん。
そんな流れで私のレッスンになったのであるが、まずは譜面情報並びに音源情報を駆使して(音源、こめぐさんにお世話になりました。凄く助かりました、ある♪)Jerry Holland の「Cutting Ferns/Alex Dan MacIsaac's/Brenda Stubbert's/Mutt's Favorite/Bernadette's/Lady Gordon Of Gordonstown」(Strathspey × 2 / Reel × 4)のビッグ・セットの譜面を用意して師匠にお渡し。ついでに音源も聴いていただいてどう弾くべきか相談する。聴きながらところどころニヤつく師匠、聴き終わるなり「う~ん、かなり弓を跳ばしてますねぇ。弓の元を使ってコントロールしないとこの感じにはならないですねぇ。スピードも相当速いし・・・ブツブツ」と仰りながら譜面とにらめっこしてあぁでもない、こうでもないと弾き始められる。アルペジオのナンチャッテ・スピッカートは何度となく披露したが、実はスケール的なフレーズでは弓が跳ばせない私なんだが、師匠が短いフレーズをモチーフに「こうやって弾けば弓が跳ねやすくて・・・」と解説を始められる。師匠の演奏を凝視する私。mmm、「あなどれねぇ、やっぱり。スンゴイわ師匠」と思いながら見ていると、「これならできるはずですよ」とゆっくり弾き方を教えてくださる。見よう見真似でやってると「ギャハハ、そうそう、そんな感じですよ」といつものお笑いモード+脱線モードである。(因みに某女史から「いつもブログ見ていて不思議に思ってたんですけど、モハーさんのお師匠さんって、レッスンでいつも笑っておられるんですか?。凄く楽しそうなんですけど」と尋ねられたが、真実である。)
何度か繰り返すと「あ、それでOKですよ。それができたらモーツァルトもいけます」だの、「あぁ、それができるならCzardas も大丈夫ですよ」だの、お世辞とも煽りとも取れる唆しモードである(笑)。個人的に弓を使うことに関してはかなり比重を置いてやっているつもりなのだが、ここまで褒め殺しにあうと危ない・・・苦笑。気付いたら「Czardas」の一節を見よう見真似で何度も弾いていたりして・・・笑。あなどれん、我が師匠。すっかり当方をその気にさせている・・・。

ここからは元々無かった予定。
Sibutabu_20080621_1.jpg場所は渋谷ダブリナーズ。先週ゆっくりセッションの後に渋谷ダブリナーズのセッションに立ち寄ったら偶然本日のセッション開催を聞いた次第で立ち寄ってきた。セッションの主旨というか、なぜこの日にセッションという運びになったか、というのが個人的には「胡散臭ぇ」というイベントの影響からなのだが、土曜日のセッションなら顔を出したいと思って立ち寄った。この写真を見る限りなら普通のセッションだが・・・

Sibutabu_20080621.jpgフラッシュ抜きで撮影するとこうなる。真っ暗でっしゃろ?
そのイベント事というのが政府推奨のライトオフ・デイである。セッション開始の20時から2時間、店は電灯をすべて消して蝋燭の明かりだけで営業である。電気モノは使わない原則に従い、それならセッションがよかろうとなったようである。

しかし、どうでもよいが蒸し暑い。しかも場所は渋谷、人が多いのである。

初めて上京して渋谷に顔を出したとき、田舎モノな私は何の疑いも無くこう思った。「今日はこの街で祭があるに違いない」、と。それくらい人が多い街なのである。

そしてこのセッションが開かれた21日もご他聞に漏れずとにかく人が多いのである。テメエのことをうっちゃってもとにかく、雨天でジメジメして不快指数300%なこんな日になんでこんなに人がいるかなぁ、というくらい大盛況である。あなどれねぇ、渋谷・・・。

ここまでならまぁ、脱線でもなんでもないのだが、実はこの後がまだある。
前日の金曜日、突然こんなメールが舞い込んだ。

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突然なんですが、明日の夜埼玉県熊谷市の我が家でオールナイトセッションなる
ものを企画しております。

もしもお暇でしたら遊びにきませんかー?
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な、な、な、何ぃ~・・・。。ホンマに突然やなぁ・・・苦笑
まるでこちらの予定を見透かしたようなスケジュールである。多分、後ろでこんな方が手を引いていたりするんだろうな、とか思いつつ・・・、熊谷って実は未踏の地でございまして、この未踏の地という言葉に以上に弱いわけで・・・。

というわけで、シブダブのセッションがハネてから移動を開始するこめぐさんと私。渋谷から山手線・埼京線・高崎線を経由して・・・。高崎線では予期せぬ「ライト・オフ」イベントもあり、それより立錐の余地が無いほどではないものの、やたら多い乗客に「あなどれねぇ」と驚嘆するこめぐさんと私。そして一致したのは「そりゃ、この移動距離じゃ、セッション後に彼も帰る気がなくなるのは当たり前よねぇ」だった・・・苦笑
それでも道中順調で午前0時過ぎに熊谷へ到着。某小学校前までタクシーで乗りつけそこへなかじさんに迎えに来ていただく。

お宅に着くとYuta さん、まゆさんの御馴染みメンバーにその他多数で思い思いに楽しんでおられる。何しろ触れ込みがオールナイトというこの企画である。最初からエンジン全開では持たないし、ゆっくり場の雰囲気を見ながらと思っていたのだが、どうもそれを許してくれない空気だ。グタグタながら多分初お披露目の「Walsh's Hornpipe/Old Torn Petticoat(hornpipe)/Old Torn Petticoat(reel)/Bank Of Ireland」だの、何度もやった「Strayaway Child/Kesh/Arthur Darley's」だの、とりあえず思いつくものを合間合間に出す私。苦し紛れに出したこれもお初の「Dionne/Mouth Of Tobique」はこめぐさんとYuta さんの息の合った演奏が見事でした。
他にはお初の方々だが、FさんもそれからD夫妻も素晴らしい方々だった。あなどれん、この集まり。皆さん、何がしか道を究めておられるようで大変な刺激を受けた。D夫妻のギター&マンドリン、そして歌声のデュエットは見事でした。あなどれねぇ

後片付けをしつつ、一人去り、二人去り、と戦場から消えていく愉快な仲間達。やはりというか、最後まで起きていたのは、辺境の名士ユタ・ミラルダ氏、あれをひた隠しにされる何気に鉄ちゃん気質のこめぐさんに主催者なかじさん。「Aly's Waltzはこれでしょ」「え”~、絶対それじゃない」なんて争いもしつつ明け方スズメちゅんちゅんまで遊んでおりました。

昼前に予定がある私は不眠のまま帰路へ。シトシト雨が降り、ジトジトな気候に汗だくになりながら駅まで歩きました。荒川の幅の広さ、蛇行具合、あなどれんと思いながら・・・。

皆様、ありがとうございました♪
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[ 2008/06/22 23:55 ] Session & Event | TB(0) | CM(6)

土曜日、かなりまいっていたので、すこし絡みモードだったかもしれません。すいませんです。
でもおかげさまで少し復活。
ありがとうでした。

そのスケジュールをこなしあの距離を歩いて帰った貴殿こそ
あなどれねぇ-。のホームラン王でしょう(笑)
またぜひあそんでください~。
[ 2008/06/23 11:37 ] [ 編集 ]

お疲れ様でした~

おーるないと企画、お疲れ様でした。
少々私も愚痴吐きしたやもしれませぬ。ま、寝不足+呑んだくれの所業っつうことで平にご容赦を・・・苦笑

く・・・、予期していた突っ込みではありましたが(爆)、あなどれねぇーのホームラン王って・・・、喜んでいいのでしょうか・・・(笑)
また楽しい企画も考えましょう♪
[ 2008/06/23 12:20 ] [ 編集 ]

ぶったまげました

レッスンの時、モハーさんがiPODでマンドリン・バージョンを聞かせてくれましたが、ネット情報によると、Czardasは元々マンドリンのために書かれた曲なんだそうですね。知らなかった。
ところで、モハーさんこれ見ましたか?
http://jp.youtube.com/watch?v=wIqBtKJ2T_M&feature=related
ヴェンゲーロフが超人なのは周知だけど、ダブルベースであんな高速Czardas、ありえない!!!
[ 2008/06/23 23:13 ] [ 編集 ]

あなどれねぇ・・・♪

>Iさん

お聴かせしたのはDave Apollon という奏者です。ハッキリいってバケモノです。あなどれねぇ、のレベルを遥かに超えております・・・笑

で、ご紹介の映像、凄いですね。ハーモニクスは低音楽器の特性でしょうか、凄く綺麗です。ヴァイオリンではあそこまでクリアに出せないですね。
あと、画像を見ながら考えていたのですが、速弾きはやはり右手に依存しますね。右手がそれなりに動いて、左手とタイミングがあうようになれば大丈夫なのだろう、と。ま、そこまで左手を回すこと自体も大変なのですが・・・苦笑

Dave Apollon の動画、古いながらYou Tube にあります。残念ながらCzardas ではありませんが、素晴らしい精度です。

http://jp.youtube.com/watch?v=qwOZjFvjKUA

Czardas がマンドリン用だったというのは初耳ですが、土着音楽の延長という路線で考えたらあり得る話ですね。勉強になりました。次回また聴かせていただくのが楽しみです♪
[ 2008/06/23 23:53 ] [ 編集 ]

くぬぎさん、来福でした

先週くぬぎさんが来福されて一緒にセッションして頂いたんですが、Czardasに挑戦されていましたヨ(しかも私のフィドルで^^;)。
途中で「ムリ~」といって止められましたが、モハさんの日記よんだばかりだったので、なんだかすごいタイミングで嬉しかったです^^
しかし、リンリン師匠の爆笑指導、懐かしいなぁ♪
師匠が笑われるたびに、「え?そこ笑いどころですか?!」と最初戸惑ったんですが、途中から「これこそがリンリン師匠の指導法」と思えるようになりました。
久しぶりにお会いしてまた教えて頂きたいです~~><
[ 2008/06/30 01:38 ] [ 編集 ]

ご無沙汰です

>りょうこんぶさん

いかがお過ごしでしょうか。

くぬぎさん、福岡へ行かれたんですね。padawanさんのブログにもありましたが、盛り上がった様子で♪

くぬぎさんの演奏ってまだ生で聴いたことがないんですよね。Czardasにも挑んだんだ(笑)。お茶目ですねぇ。

>リンリン師匠の爆笑指導、懐かしいなぁ♪

ははは、そうですか♪
あの爆笑は最初は面食らいますよね、確かに。相変わらずレッスンでは随所で爆笑されてますよ♪。上京の際には是非お立ち寄りください(笑)
[ 2008/06/30 07:40 ] [ 編集 ]

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