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お龍さん

それは突然の出来事だった。青天の霹靂とはこういうことをいうのだろう・・・(爆)

そろそろTonica 弦のストックも切れるころだし、例によってオークションで安く仕入れようといつもの場所で楽器→ヴァイオリンとカテゴリーを絞ってキーワードに「弦」と入力したらこんな画面が登場してしまったのである。

auction.jpg

チョイと見辛いかもだが、これがその画面。何と5弦バイオリンが、
出品価格1万円???。んなアホな・・・。


この世界、オークションなどで「高級バイオリン、何と100円から!!」みたいな世の中の消費者をナメ切った文句が堂々と並べ立てられることも珍しくないワケだが、この5弦フィドルの1万円ってどうよ・・・。ゲテモノとはいえ、希少価値の5弦フィドルであることに加え、意味不明なインレイ多数ヘッドは龍を模した彫り物つき。いくらパッチモン得意の某第三国製とはいえ、どう考えても1万円では作れないと思うんだが・・・。

使い道もよく考慮せぬままオークションで5弦フィドルを取りに行って敗北した過去を持つ私、全く想定外の経緯であったが即参加したのはいうまでもない。締め切り前日くらいまではクールな展開だったのに、終わり間際にホウヨウボーイとモンテプリンスの壮絶な叩き合いのような展開になったのは誤算だったが・・・。
まぁ泡銭があったのでその誤算とて誤差の範疇ではあるしよしとしよう・・・。(因みに今回の泡銭はカッコよいモノではないので一応秘匿しておく・・・苦笑)

落札後数日を経て前回記事の通りブツが届いたワケだが、その記事でも触れた通り調整に関しては難ありというか手付かずのままで、駒はほとんど削っていない状態である上にナットも高過ぎて左指で弦を押さえると見事に他の弦を擦ってしまう状態であった。但し出音の雰囲気は悪くないし、まぁ荒っぽい造りではあるけれどよく出来ているんじゃないかな、という感触は得た。とんでもないシロモノが届くのではないかという不安も多々あっただけにこれは大当たりともいえる。後は実用化の進め方であるが、これは今のところ心配要らない。

というワケで9月7日、例によってのぞみを乗り回して新神戸に降り立った私は「あれ」なあの場所へタクシーを走らせる・・・。

そう、言うまでもなくアコースティック・ハーモニーである。

予めメールでやり取りしていたから早速ブツの診断である。彼の判断次第でどこまで手を入れるか決めようと思っていたのだが・・・

「へぇようできてるやん(爆笑)。こんなん、あるんやなぁ。値段聞いたら尚のことやねぇ。面白いもんってまだまだあるんやなぁ」

AcoHamoMasterWithFiddle_0907.jpg


とエラく受けておられる。それだけですまないのがこのお店の素晴らしいところで、「実は既に5弦フィドル用の駒があったりするねん(笑)。」と出てきたのはピックアップまで仕込んである実に気の利いたシロモノだったりする。たまたまお店の掃除をしていたら出てきたらしいのだが、普通あり得んだろう、そんなこと・・・笑

外観検査から始まりボディ内部もザっとご覧になられたマスター、やおら弓を取って音を鳴らし始められる。「おぉ、立派な音がするやん、これ。絶対お買い得やねぇ」と悦に入っておられる。出品価格が1万円であるにも関わらず付いてきたケースは角型のそれなりにしっかりしたケースだし、付属の弓も別にどうしようもないような弓ではない。魔窟にあるお徳用の角型ケースでさえ12,000円はするというのに何というコストパフォーマンスなんだ・・・。


いつになく商談は早く、最低限の修正箇所並びに「こんな感じにした方が使いやすいんちゃうかな」という提案も出していただいて方針は即決だった。

というワケで新たなマイ楽器に加わったこのフィドル、ちょっと安易ではあるが、「お龍さん」(おりょうさん)と命名した。勿論イメージは坂本竜馬のカミさんだったお龍である。竜馬が愛したとされる自由奔放さに加え、寺田屋事件の際には入浴中だったにも関わらず裸のままで風呂から出て龍馬に危機を知らせて救ったという豪胆さ、そんなチョイと型破りなフィドルになってくれたら最高だね♪

早ければ来月あたりのセッションでお目見えか、と。
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[ 2008/09/08 20:04 ] Fiddle | TB(0) | CM(20)

ほほう

すごい。
龍頭琴(笑)ですねえ。
しかもなかなか美しい装飾が施されているのですね。
なかなかいい買い物されましたね。

しかし、5弦ばよりん用の駒が、たまたま、しかもPAつきで出てくるとは(爆)

お披露目、楽しみにしています♪
[ 2008/09/08 22:37 ] [ 編集 ]

ふふっ

>reiさん

ははは、確かに龍頭琴ですねぇ^^
なかなかネタとしてはいいでしょ?(笑)

私も仕上がりが楽しみです。

そ、そ、関西へ行く機会があれば是非魔窟にも足をのばしてみてくださいね。たまたま入荷した面白いものが見つかるかもしれませんよ(笑)
[ 2008/09/08 23:26 ] [ 編集 ]

10月に

サイト拝見したんですが、面白そうですね~。
10月に大阪に行くので、帰りの日に寄って来ちゃおうかな(笑)
たまたま何かあるかもしれない。。。
[ 2008/09/08 23:50 ] [ 編集 ]

是非是非!

>reiさん

喫茶店併設になってます(コーヒーも紅茶も美味しいですよ)ので気楽に入れますよ。

タイミングがあえば背中を押して差し上げるのですが(笑)
[ 2008/09/09 00:08 ] [ 編集 ]

あらま!?

それ、ちょっと前からオークションに出ては消え、出ては消えしてた代物ですよ。まさかモハーさんが入手なさるとは(笑)

見せてください! 楽しみにしてます!
[ 2008/09/09 00:29 ] [ 編集 ]

そうだったのか・・・!?

>みかたろうさん

へぇ~、チョロチョロと以前から顔を覗かせていたんですね、お龍さん・・・(笑)

勿論、是非弾いてやってください。私も楽しみです♪
[ 2008/09/09 00:37 ] [ 編集 ]

中国娘

中国娘を札束にものをいわせて、テゴメにして・・・・
神戸まで連れて行って、身体検査をさせて・・・・
偽装結婚で帰化させて・・・・
日本名まで、つけちゃうとは・・・・・

おぬしも、ワルやの~!! 笑

拙者も、つくば市で、働いてもらっている「楊貴妃」という名の
中国娘がおるよ!!  笑
[ 2008/09/09 01:37 ] [ 編集 ]

>Kevin O’Hagi さん

札束になるほどの値段とちゃいましたで(笑)

貴殿のように買って早々に他所で働かせたりしてないから、それほどワルではござらんよ(爆)
[ 2008/09/09 07:37 ] [ 編集 ]

うは

うは、そんな出品価格で出てたんですね!

私も時々思い出したように5弦を検索はしてたんですけどね~。いいなぁ(笑) 結局は御幾らで落札されたんでしょ?

弾かせて頂ける機会を楽しみにしてます♪


[ 2008/09/09 09:11 ] [ 編集 ]

ぶっちゃけ

>せばちゃん

片手でした。ちょっと手こずりましたが、じゅうぶん見合う価値はあったと思います。こういうのも運ですかねぇ。

ご本家パントルに伸び盛りのペールギュントもいる豪華布陣なので(笑)、遠征の友をどれにするか悩ましいところです。
ま、機会あらば弾いてみてくださいね。
[ 2008/09/09 12:16 ] [ 編集 ]

5弦

マジで仕入れます!!

近日入荷予定・・・・

[ 2008/09/10 23:51 ] [ 編集 ]

ゲッ・・・(笑)

>アコハモマスターさん

マジっすか・・・笑

う~ん、それは楽しみですねぇ。ニヤニヤ(^.^)
[ 2008/09/11 00:38 ] [ 編集 ]

素敵ですね♪

どうもこんばんはです。
おおっ!素敵なフィドルですね。しかもお名前もいいです!
5弦のフィドルなんですね♪5弦なんてライブでしか見たことなかったです。私もいつかお龍さんにお会いできるの楽しみにしてます、5弦にはちょっと憧れありますし。でもこれで奇襲作戦もばっちりですね!
[ 2008/09/11 22:57 ] [ 編集 ]

あらら~~~

ナット・ブリッジ補正
指板調整
弦交換
Pegすり合わせ
などなど・・・を施工したところ

弾き易く、結構鳴りますね
C弦も「朗々と」唄いますよ~
[ 2008/09/11 23:56 ] [ 編集 ]

おぉきに♪

>かおりさん

毎度です。命名をお褒め頂きありがとうございます♪

5弦はエレクトリックではよく見かけるのですが、所謂バイオリンらしい形をしたものではなかなか見かける機会がないですね。壺井さんなんかに見せたら即「頂戴!」とか言うかもしれません(笑)

>でもこれで奇襲作戦もばっちりですね!

最近は奇襲されることが増えてしまったようで・・・苦笑

来月4週目あたりに帯で東京へお越しになるようですぜ、貴女の以前のお師匠さん。詳細がわかったらまた連絡致しまする。
[ 2008/09/11 23:58 ] [ 編集 ]

ほほほ~♪

>アコハモマスターさん

毎度お世話になります。

さすが匠の技ですねぇ。ありがとうございます!

>弾き易く、結構鳴りますね
>C弦も「朗々と」唄いますよ~

自分の持ち物ながら、こういうのを聞くと萌えますね(笑)
再会が益々楽しみになりました。入荷の噂がある5弦も含め楽しみがまた増えました。

因みに弦は何に替えたのでしょう?
[ 2008/09/12 00:05 ] [ 編集 ]

5弦といえば

そうなんですよね、5弦はエレクトリックというイメージです。なのでここまでヴァイオリンの形したのは色合いも含めて初めてかもです。でも最近見るのは5弦が普通な感じになってきました。そしてまたこの日曜日に5弦を見に行きます♪


お龍さんもいつしか壷井さんのライブでお目見えする日が・・・(笑)それもまた楽しみかも!ですが、まずは主のモハーさんが弾くところを見ないとですね。


あらら・・・先生いらっしゃるんですか?それは楽しみですね。モハーさんはお龍さんで奇襲に備えるですか?

[ 2008/09/13 00:05 ] [ 編集 ]

弦は

とりあえずヘリコアで試してみました
C弦がヘリコアなので、他もバランスを考えて
ヘリコアにしましたが・・・・

ナットとブリッジは、あと微調整

アジャスタは、1・2弦に付けましたが
C弦にもあったほうが便利みたい
(見栄えが問題なんだけどね)
[ 2008/09/13 00:05 ] [ 編集 ]

壺井ワールド

>かおりさん

すっかり壺井ワールドどっぷりのようですね。
Era は君津で何度か観ましたが、如何にエフェクトを使おうが、あの小編成であの音の広がりは見事ですね♪

ま、私が弾くより彼が弾く方が遥かに有益ではありますが・・・苦笑

>先生いらっしゃるんですか?それは楽しみですね。モハーさんはお龍さんで奇襲に備えるですか?

間に合えばカノンをビオラ・パートで迎撃なんてカッコいいのですが、多分ムリあるね。自然体で臨むある。
[ 2008/09/13 01:48 ] [ 編集 ]

ヘリコア

>アコハモマスターさん

ヘリコアでしたかぁ。
これはあくまでも数少ない体験による勝手な想像なんですが、パッチモン第三帝国の楽器ってヘリコアと妙に相性がよいように思います。
私自身ヘリコア自体は好きな部類です。耐久性で劣る気がするのでちょいと離れてますが・・・。これは私が今居る業界の観点からの考えなのですが、ヘリコアの表面が剥がれやすいのは芯線の柔らかさと表面のコーティングの硬さのミスマッチのような気がします。

アジャスタ、A線もとお願いするのを忘れていたのでありがたいです・・・苦笑。全弦につけるとなると重過ぎますし、でもC線にはあった方がいいといわれると欲しい気がするし・・・。この辺は偉大なるマスターの美的機能的観点からの判断にお任せします♪
[ 2008/09/13 01:55 ] [ 編集 ]

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