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Summar 5cm F2 No.354047

Summar 5cm F2
Summar354047.jpg
前々回記事で紹介したElmar 5cm に続いて入手したレンズ。35mm換算で焦点距離50mmは標準レンズと呼ばれていて様々な種類のレンズが豊富にあり、そこそこ撮れれば状態は問わないということなら比較的安価で入手できる。
Elmar 5cm はフロントキャップもリアキャップも付いてきたが、Summarはレンズだけの入手となったので後日キャップを入手した(フロントキャップはかぶせ式の36mm口径、リアキャップはVoightlanderのL/Mアダプタを買えばセットで付いてくる。こういう細々したアクセサリ類の情報は案外情報が入手できず苦労したので、極力書いておくことにした)。
SummarもElmarと同様に最短撮影距離が1mなのでクローズアップレンズで寄れるようにしたいと思っているのだが、ネジコミ口径34mm、又はかぶせ口径36mmのステップアップリングもクローズアップレンズも今のところ入手できていない。但し、かぶせ口径36mmのフードはオークション等で丹念に探せば適価で入手できる。別記事で採り上げる予定のSummaron 3.5cm F3.5もかぶせ口径36mmなのでフロントキャップやフードは流用できる。

Summar は1933年に登場したレンズで私が所有しているものはシリアルNo.から1937年のものと推定される。様々な仕様があるElmarなどと違って、Summarはひとつの仕様しかないライカでは珍しいタイプだ。ラテン語のSumma=「最高のもの」に由来した命名らしい。Lマウントのレンズなので、GXRにはL/Mアダプタを介して搭載する。
この当時にF2という明るいレンズを製造できているというのは驚くべきことだが、私の親より年上のレンズ、しかもフロントレンズはやわらかい素材が使われているということもあって細かなキズや若干のクモリがあるのは止むを得ないところだ。「ボケ玉」の異名を持つこのレンズ、あまり人気がないという評価や、デジタルカメラには案外相性がいいという評価も聞く、個性派レンズといえるだろう。

例によってこのレンズも慣れるために集中的に使ったので画像を紹介。

GXR Mount A12 の紹介記事でも訪れた中国庭園「瀋秀園」。
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快晴で絞り開放だと夢見心地のような雰囲気になる。


入り口付近が何やらにぎやかだなと思ったら、白昼堂々のコスプレ大会だった(笑)
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とにかくこのレンズは逆光に滅法弱く、絞り開放だと盛大にフレアが出る・・・苦笑。ただ、これも味だと善意に解釈し、むしろフレアが出ることを想定してフレーミングできるようになったらなかなか面白そう、というのが第一印象。順光でも絞り開放だとフレア気味で、レンズ面のキズ・クモリの影響もあると思うがどことなくモヤがかかったような写り方をする。

しかし、少し絞ったり光の量がやや少ないところで撮影すると輪郭がはっきりしてきてこのレンズの別な姿が現れてくる。
R0025106.jpg
水しぶきの描写も結構はっきり出ていい雰囲気だ。


これはもう少し前に日本橋で。東京マラソンの垂れ幕を狙ってみた。
R0024673.jpg
モヤが目立たず輪郭がはっきりした独特の質感が現れている(気がする)。


いろんな状況下でたくさん撮影したわけではないので慣れるのには時間がかかりそうだが、独特の質感は気持ちよく、比較的描写が想定できるElmarよりこちらのレンズをよく使っている。
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[ 2012/02/18 08:43 ] Camera | TB(0) | CM(0)

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