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黎明期の銘レンズと歩く・・・

ここ数日、昼間は暑いものの夕方からは涼やかな風も吹いてやや過ごしやすくなった。昔から景気が悪いとされるニッパチだからというワケでもないが、まだ夕陽があるタイミングで会社を後にすることができたので門仲界隈をブラついてみた。お供してもらったレンズは最後に記すことにして・・・。

前から不思議に思っていた別になくてもよさそうな橋・・・。
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Elmar5cmF3.5(L)

富岡さんのはずれ(木場側)にある。時折人が通りかかっているのは見かける。
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Elmar5cmF3.5(L)
旧弾正橋をここへ設置したらしい。何と国の重要文化財だそうである。

ちょいと回り道してみたら・・・
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Elmar5cmF3.5(L)
ネコがいる。

しかもカメラを構えているとこちらへ寄ってくる・・・笑。
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Xenon5cmF1.5
私に寄ってきたというよりは、どうも私がいたあたりがこのネコの定位置らしい(苦笑)

この界隈、ネコのための住環境が整備されている。
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Elmar5cmF3.5(L)
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Hektor5cmF2.5
一匹出てくると続けて何匹か現れた。どうやら、ネコの集会所も兼ねているっぽい。


イヌ派かネコ派かといわれたら間違いなくネコ派の私。イヌも好きですけどね。写真撮りはイヌの方が楽だし。
因みに「ネコの集会」についてはここのベストアンサーが丁寧で当を得ている。
自宅近隣の居酒屋あたりに縄張っているネコもそういえば女系集団だった。3世代徒党を組んでいたのだが、真ん中が一番先に、一番上が一昨年だったかに亡くなってしまったが・・・。

ここ一帯は「八幡堀遊歩道」というらしいのだが、これがどうも不思議な場所でございましてな。
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Xenon5cmF1.5
渡れない橋。展示物にしては無造作過ぎるが、「旧新田橋」を保存しているらしい・・・。
作りは結構最近のものっぽいが、置いているだけである。

なぜか人力車の像もある。
R0059557.jpg
Xenon5cmF1.5
ここにあらねばならない理由が全く思いつかない。

かと思えば、よくアパートなどにある門扉っぽいものが無造作に置いてあったりする。
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Hektor5cmF2.5
程よく草が絡んでいて、ここはラピュタか!?
これより奥へ行くと「油屋」が出てきそうな・・・、んなワケはないか・・・笑。

大都市東京とは思えない不思議な空間に出くわしたものである。

富岡八幡宮の中を横切る。
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Elmar5cmF3.5(L)
正面からは何度も見たが、横っちょにこんな通路があるのは知らなかったなぁ。

例大祭は11日からで準備も大詰めといった感じですな。
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Hektor5cmF2.5
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Hektor5cmF2.5

こうした横丁っぽいところもちょうちんが並べば、一気に風情が出てくる。いい眺めだ。
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Hektor5cmF2.5




この界隈をブラブラした2日間、お供してくれたのはライカ黎明期の銘玉ふたつである。
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Elmar5cmF3.5(L)Hektor5cmF2.5


Hektorはシリアルナンバーがないため製造年は不明。1931年発売開始のレンズで9,646本(これに加えてレンズ固定カメラ用に1,330本あるらしい)世に出たそうである。偶然だが既出のHektor2.8cmF6.3と似たような数である。
レンズ構成は3群6枚、3群すべて張り合わせレンズという珍しい変形トリプレット型。絞りは2.5〜18、最短撮影距離1m、フィルター径はかぶせ式36mm(A36)。このレンズに関してはニッケル鏡胴が主流である。
これもなかなか見かけない玉でほぼアキラメていた。30万本以上売れたElmarと比較すると圧倒的に数が少ないこと、バラしにくい構造でオーバーホールが難しいらしいこと、などがなかなか見かけない要因だろう。しかもこの玉、何とY整備品である。

Elmarもシリアルナンバーがないので製造年は不明だが、鏡筒ナンバーは「7」。30万本以上売れたレンズだからバリエーションも相当あるし、売値をあげるために「ニコイチ」「サンコイチ」で偽装したレンズも相当市場にありそうだ。本当はニッケル鏡胴の旧Elmarがほしいのだが、とても真贋を見極める自信はないので安値玉で我慢した。ライカ沼どころか、Elmar沼にはまり込むのがオチである・・・。

ガラス玉そのものといった風貌に時代を感じる。このレンズ達はどんな光景を見てきたのだろうか・・・。どちらも大切に使っていきたいよい玉である。
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[ 2012/08/11 00:29 ] My Favourite Things | TB(0) | CM(0)

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