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芸術の秋@与野本町

昨日10月7日(日)はちょいと遠出で与野本町まで・・・。一昨年以来の彩の国さいたま芸術劇場へ行ってきた。
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M-Rokkor28mmF2.8 with Ricoh GXR


庄司紗矢香さんは、私のお気に入りのミュージシャン。教育テレビ(今はEテレでしたっけ・・・)でたまたまショスタコービッチのヴァイオリン協奏曲をやっている映像を見てお気に入りになったヴァイオリニストである。後で調べて数多のコンクール・ウィナーだったことを知ったが、一音一音に思いを込めるような雰囲気と出音の素晴らしさに思わず唸ってしまったのだった。

生で拝見したのはサントリー・ホールでのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲が最初で、次がこのホールでのベートーヴェンのソナタ集、今回が三回目だ。もともとのプログラムは再びベートーヴェン尽くしだったが変更となった。結果としてはそれでよかったと思う。

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今回は敢えてこのホールのチケットを狙ってとった。このホールは5列ごとに段差が付けてあって前があまり邪魔にならないという作りの工夫が気に入っていたのだった。今回F列だったのでちょうど段が一段上がった位置であり大変見やすかった。e+での先行予約は最近なかなかあたりが悪く、今年の目玉だった五嶋みどりさんのバッハ無伴奏も敗退したから、この公演がよい席で拝聴できたことはせめてもの救いだった。


1.ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ
2.ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調作品96
3.ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
4.シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ニ短調 作品121

アンコール:
1.J.S.バッハ:上昇5度のカノン風フーガ BMV1079
2.シュニトケ:古典様式による組曲より第5番


クラシックは門外漢なので各々の楽曲の薀蓄は語りたくとも語れない・・・苦笑。ただ、今回も彼女の存在感の大きさに感嘆した。一音の重さが伝わってくる演奏が素晴らしい。楽章の切れ目もじっくり次の楽章に思いを馳せるように間をとっておられたのが印象的であった。心地よく拝聴しながら、華麗な弓捌きについつい見とれてしまった。

終演後はサイン会があったのだが、それを目当てにアンコールさえ聴かずに会場を飛び出す輩がいたのは、正直いかがなものかと思う。一度のアンコールで終わりと思って飛び出した輩もそれなりにいたが、これはもっといかがなものかと思う。次の予定があるなら仕方ないだろうが、やたらマナーにうるさいクラシックなのになんだかなぁ、と思ってしまう・・・苦笑。


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この日会場で入手した2010年発表のBach & Reger。2枚組の意欲作である。Bachの影響を色濃く受けたRegerとBachの曲を入れ子構造にするというコンセプトが面白い。彼女らしい一音入魂の切れが鋭いタッチを存分に楽しめるよい作品だと思う。
彼女のBachはサントリーホールでのアンコールで弾いたパルティータ2番のSarabandeを聴いたことがある。皇后陛下が会場にいらしていたときで、特別にアンコールを奏したのだろう。
あぁ、バッハ無伴奏のコンサートを観てみたいものである・・・。



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[ 2012/10/08 12:35 ] Concert | TB(0) | CM(0)

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