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レンズ与太話(その1) ~~Hektor 2.8cm/f6.3~~

無謀ともいえる憧れのご本家の入手からはや1年が過ぎた。可能な限り手許にある玉を載せ換えて撮り続けてきたが、いまだレポートという形で何かを書くという気分にはなっていない。というか、ご本家の本体を持つのはこれが初めてだからとても参考になるようなレビューになるはずがないという思いが実は強いのだった。
ただ、何がしか書いておきたいという気分もあるし、ダラダラとレンズごとに写真を並べてみるのも一興かと思ってとりあえず書いてみることにした。せっかくご本家とSONY、二つのフルサイズ・カメラがあるわけだから多少なりとも比較の参考になれば幸いである。

因みに正確な統計は取れないが、ご本家の撮影では

Summicron50mm/f2(1964)
Summilux50mm/f1.4(1961)
Summilux35mm/f1.4(1968)

この3本が群を抜いて多い。
逆にSONYのAlpha7の方はばらつきが大きく、強いてあげればMacro-Elmarit(R)60mm/f2.8の出番が多い。SONYはR玉活用の母艦機として最適解のひとつで、広角・標準を問わずR玉を載せる機会は多い。

ひねくれているブログ主なので今回採り上げるのはご本家最初の28mm玉であるHektor2.8cm/f6.3である。このレンズの細かい情報はここがいいだろう。入手したときにこのブログでも採り上げているが、ご本家純正のレンズで最も小さい玉である。

Hektor 2.8cm/f6.3
DSC09235.jpg


開放F値が6.3という現代では考えられないくらいに暗いレンズなので基本は昼撮り用。従って休日の予定が埋まっているとなかなか出番がないわけだが、夏頃にはご本家に搭載して頻繁に持ち出した。広角+F値が暗いということで開放からかなりシャープな玉だが、光量があるところならF9〜F12あたりまで絞ると抜群のスナップシューターである。
L1000698_2.jpg
Hektor2.8cm/f6.3 + Leica M Typ.240

古い玉の割にはカラーバランスは思ったほど悪くなく、多少時代がかった印象はあるがなかなかパリっとした絵が出る。

当然ながらモノクロだと特によい印象。レンズ・本体ともにしっかりしているからか、暗部は粘り強くなかなかつぶれない。これはデジカメそのものの特性かもしれないが、ハイライトは飛びやすいのでアンダー気味で撮っておけば露出面の失敗は高確率で救うことができそうである。
L1001418.jpg
Hektor2.8cm/f6.3 + Leica M Typ.240


モロに逆光だと火線が飛ぶなど計算外の事態も起きるが、齢80になろうかという玉を扱うときは万事緩い気分で行くべし。
DSC01523.jpg
Hektor2.8cm/f6.3 + SONY Alpha7


広角では周辺が落ちやすく場合によってはマゼンタ被りがひどくなるというSONYでも相性は悪くない。
DSC01434.jpg
Hektor2.8cm/f6.3 + SONY Alpha7


但し、この玉は気をつけないといけないことがある。上の写真もちょっと観ればわかるだろうが、玉が小さすぎる故に油断すると指が写り込んでしまうのである・・・苦笑。似たような大きさである35mmのElmarでは経験したことがないので、そこは28mmか35mmかの画角の差なのであろう。

因みに今年の定禅寺St.ジャズフェスでは久しぶりにR-D1xにこの玉を載せて撮ってみた。焦点距離が約1.5倍になり崩れやすい周辺をトリミングしているわけだから、標準レンズに近いかなり使いやすい玉となる(笑)。
EPSN3895.jpg
Hektor2.8cm/f6.3 + Epson R-D1x


画素数などのスペックが恐ろしく古いR-D1xであるが、作画は実にいい。ご本家やSONYよりレンズの古臭さをうまく表現してくれている気がしてこれこれでやはり捨て難い魅力があるのであった。


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[ 2014/11/09 19:25 ] Camera | TB(-) | CM(0)

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